NLPの前提
NLPの前提は、
あなたの思考・感情・発想・行動に影響します
NLPの前提とは、NLPが開発されたときに、
最初に設定したNLPの考え方の事をさします。
NLPを学ぶときには、この「NLPの前提」を基本として、
学ぶことができると、効率的な学びをすることがます。
そして、日々の思考・感情・発想・行動に影響します。
さらに、NLPの前提を活用することで、望んでいるゴールに対して、
よりよい選択をして、よりよいアクションを起こすこともできるようになります。
■NLPの前提とは?
- 相手の世界観を尊重する。
- 行動と変化は、状況(コンテクスト)とエコロジーの観点から判断(評価)される。
- クライアントからの抵抗は、ラポールが不足しているということ。
(反抗的なクライアントなどいない。あるのは柔軟性がないコミュニケーターだけ。 効果をだせるコミュニケーターはすべてのコミュニケーションを受け入れ、活用する。) - その人の行動がその人自身ではない。( 人を受け入れ、行動を変化させる)
- 人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。
(行動は適応するための調整。今、とっている行動はその人にとって最良の選択である。
すべての行動は肯定的意図によって起きている。) - 問題、制限とは「チャンス」である。
(そこから学ぶことは大切な意図を知ること。) - 行動をキャリブレートする。
(その人に関する最も重要な情報は、その人の行動から得られる。) - 地図(マップ)は領土(テリトリー)ではない。
(私たちが使う言葉は、それが象徴する出来事や事象そのものではない。) - あなたの心/ 精神を管理しているのはあなた自身。よってその結果もあなたの責任である。
(私の心/ 精神を管理しているのも私自身。よってその結果も私の責任である。) - 心と身体は1つのシステムである。
(心と身体は相互に作用し、影響を与え合います。一方に影響を与えないで
もう一方を変える事はできません。考え方が変われば身体(行動)も変わります。
行動が変われば考えや感情も変わります。) - 人は、成功や自分が望むアウトカムを達成するために、必要なリソースを全て持っている。
(リソースを持たない人はいない、リソースの足りないステート(状態)があるだけ) - すべてのプロセスは、全体性を広げるためにある。
- 失敗はない、フィードバックがあるだけ。
- 相手の反応が、あなたのコミュニケーションの成果である。
(そこから学ぶことは大切な意図を知ること) - 必須多様性の法則:
最も柔軟(フレキシブル)な行動をとることができる人/ システムが、
システムをコントロールすることができる。
(うまくいかなかったら、別のことを試してみる。柔軟性があれば、可能性は無限に広がる) - すべてのプロセスは、選択肢を広げるようにデザインされている必要がある。
- 誰かに出来ることなら、自分にもできる。
(あとは、そのやり方を知るだけ) - 意識が向いているところにエネルギーは流れていく。
これらが、NLPの前提です。
当たり前の事のように思いがちですが、
当たり前を大切にすることには、
2つの意味があります。
- 頭で分かっていても、意外と出来ていないことが多い
- NLPの前提を知ることで、より質の高い思考・発想を
することができる。
そして結果が変わる。
つまり、何を前提にして考えるかで、ゴールまでのプロセスも結果も変わります。
例えば、何かに取り組む際に「できる」ことを前提にしているか
「できないかもしれない」ことを前提にしているかで、導き出される
思考・感情・発想・行動が変わります。