ストラテジー4:共感覚
※下記の内容は、タッド・ジェームス氏から許可を得て、文献を使用しています。
翻訳の文章のため、若干内容がわかりにくい箇所があるかと思いますが、ご了承ください。
すべての行動は、無意識の働きにコントロールされています。
ある特定の無意識の働きが発生した場合、特定の行動が発生します。
無意識の働きが発生しない場合、その行動も起きません。
一般的な無意識の働きは、次の基本プロセスのどちらかの結果です。
(1)共感覚パターン
(2)ストラテジー
共感覚パターンとは、1つの反応に対して、2つの感覚が合わさる事をいいます。
共感覚とは
共感覚とは、2つのサブモダリティへのアクセス(例:視覚-身体感覚)が強くリンクし、
その2つが合わさり、ひとつの反応として無意識下で発生する感覚の事をいいます。
例えば、目を閉じて何かに触れ、その映像が自動的に頭の中に浮かんだ場合にも発生します。
典型的に発生する共感覚パターン
見て-感じるというパターンの場合:
学校などで教師に厳しい口調で何かを言われて落ち込んだことがある場合、
同じような口調で誰かに何かを言われ、
発言の内容に正当性がない(自分に落ち度がない)場合でも、
極端に落ち込んでしまう。
このように、見てー感じるというパターンが自動的に呼び起こされている状態、
それが共感覚なのです。