「ぶれない生き方」ができたら、
かっこいいですよね。
もしも一流選手、例えば野球のイチロー選手や
サッカーの本田圭佑選手のように
自分のやりたいことやミッションを見つけて、
真っ直ぐそれに向かって
生きていくことができたとしたら・・・。
そういった生き方にちょっと憧れませんか?
私自身、ぶれない生き方に出会うまで
時間がかかりました。
大学卒業後には整体師となり2年半働きましたが
次に学校の教員を目指し勉強を始めました。
しかし最終的にはどちらの道とも
関係のない企業に就職しました。
現在はやっと腰を据えて、
その企業で4年目を迎え、
自分のやるべきことに邁進できていると
感じています。
ぶれぶれだった私が、
いかにしてぶれない生き方を
実現していくことができたのか。
この記事では、
人間の深層心理や実践心理学NLPの知識を交え、
一流選手に学ぶ「ぶれない生き方」をする人の
共通点や実践法をご紹介していきます。
目次
1.ぶれない生き方をする人の2つの特徴
ぶれない生き方をする人は、自分の行うことや発言することに一貫性を持っています。
多少の困難や苦しい局面を迎えても、変わらず前進し続けることができます。
そういったぶれない生き方をする人には、共通して次のような特徴が見られます。
- 明確な目標がある
- セルフイメージが高い
それぞれについて、事例を含めて解説していきます。
1-1. 明確な目標がある
ぶれない生き方をする人の特徴の1つは、明確な目標があることです。
「最高の人生」や「望んでいる状態」、「欲しい結果」などを明確にしているので、困難な局面に立ち会っても自分の行うことに迷いが出ません。
アメリカの心理学者で目標設定理論を提唱しているロック(E.A.Locke)とレイサム(G.P.Latham)も、
「人は目標を持つことで、たゆまぬ努力をし続けることができる」
と言っています。
ここで、メジャーリーグで長年活躍してきたイチロー選手が小学6年生の時に書いた作文を紹介します。
僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3歳の時から練習を始めています。
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは365日中360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中で友達と遊べる時間は5、6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
(中略)
そして、僕が一流選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。
そして次に、サッカーの本田圭佑選手が小学校の卒業文集で書いた作文をご紹介します。
ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには 世界一練習しないとダメだ。
だから今ぼくはガンバっている。
今はヘタだけれどガンバって 必ず世界一になる。
そして 世界一になったら大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そして レギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は、40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り世界中の人がこの僕が作ったスパイクやジャンバーを買っていってくれることを夢みている。
一方 世界中のみんなが注目し 世界中で一番さわぐ4年に一度のW カップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ 世界の強豪をうまくかわし、いいパスを出し合って得点を入れることがぼくの夢です。
イチロー選手も本田圭佑選手も、すでに小学6年生の時に、このような明確な目標を掲げていました。
明確な目標があることでぶれずに練習をコツコツ重ねることができ、イチロー選手はメジャーリーグで、本田圭佑選手はヨーロッパの有名チームで活躍できるようになりました。
何も目標を持たずに過ごすのは、タクシーに乗って行き先を伝えずにフラフラと道を進んでいくことと似ています。
イチロー選手や本田選手のように、壮大なものでなくてもいいのです。
大きさや期間は関係ありません。
明確な目標があることが、ぶれない生き方に影響を及ぼしているのです。
1-2.セルフイメージが高い
ぶれない生き方をする人の特徴の2つ目は、セルフイメージが高く、自分に自信を持っていることです。
セルフイメージとは、『自分が自分に抱いているイメージ』のことです。
言い換えると、自分のことをどんな人間だと思っているか、です。
NLPでは、このセルフイメージが人生のさまざまな面に影響を及ぼしていると考えられていて、人生をもっと充実させていくにはとても大事なキーワードなのです。
持っているセルフイメージ次第で、人はそのセルフイメージ通りの言動を行うようになるだけではなく、年収や就いているポジション、どんな人と付き合うか、どんなコミュニティに属しているか・・・
こうしたことにまで影響を及ぼしていきます。
例えば、ほぼ能力が同じで、
- Aさん 「私は優秀な人間だ」
- Bさん 「私は才能のない人間だ」
このように違うセルフイメージを持っている2人がいます。
1年後に同じ仕事でより優秀な成績を残すのはどちらだと思いますか?
「Aさん」と答える人が多いのではないでしょうか。
実際、Aさんのように高いセルフイメージを持っている人は、それに見合った高いレベルの人とより長い時間を過ごしたり、難しい仕事も、「自分は仕事ができる」ことを信じて疑わずに積極的に取り組んでいきます。
すると、自然と自分のレベルも周囲に引き上げられ、高いパフォーマンスを発揮できるようになり、「やっぱり自分は優秀だ」と自信を上書きし、セルフイメージもより高くなっていくのです。
逆に、Bさんのようにセルフイメージが低い人は、難しい仕事に対して「自分にはできない」という思考が生まれて、行動を制限してしまいます。
プライベートで関わる人も、「あんな仕事押し付けるのどうかと思うよね」といった愚痴をこぼすような人と集まるようになり、それに慣れていってしまうのです。
そしてうまくいかないことがあった時、「やっぱり自分はできない人間なんだ」と諦め、さらに自信を無くしてしまうのです。
1-1.で紹介したイチロー選手と本田圭佑選手の文集を振り返ると、それぞれがとても高いセルフイメージを持っていることがわかります。
イチロー選手は、「一流のプロ野球選手になる人間だ」というセルフイメージを持ち
本田圭佑選手は、「世界一のサッカー選手になる人間だ」というセルフイメージを持っています。
セルフイメージが高いので、関わろうとする人のレベルも高くなったり、一流のプロ野球選手として、「365日中360日の練習を行う」ことができたり、「世界一になる選手として世界一練習をする」ことができるのです。
セルフイメージの高い人は、自分に自信を持っています。
そして、そのセルフイメージに見合った行動をするようになり、ぶれることがなくなるのです。
あなたのセルフイメージの状態が分かる簡単な診断テストもございます。
もしご興味をお持ちでしたら、以下のリンクから試してみてください。
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2.ぶれないために取り組むべき3つのこと
この章では、具体的にぶれない生き方をするための3つの実践法をご紹介します。
2-1.紙に具体的な目標を書き出す(明確な目標を持つ)
ぶれない生き方をするためには、紙に具体的な目標を書き出しましょう。
ハーバード大学のある授業での調査によると、
- 3%の学生が、目標を持っていてそれを紙に書き出している
- 13%の学生が、目標を持っているが紙に書き出していない
- 84%の学生が、目標を持っていない
このような状態でした。
そして、10年後にこの授業を受けた学生がどれくらいの年収になっているか調べたところ、
10年前の当時に②の目標を持っているが紙には書いていなかった13%の人の平均年収は、③の目標を持っていなかった84%の人たちの約2倍でした。
さらに驚くべきことに、①の目標を紙に書いていた3%の平均年収が、残り97%の人たちの10倍以上という結果になっていたのです。
①の紙に書いていた人の平均年収は、②と③の書いていない人々の10倍であるなら、これは紙に書くべきですよね。
目標を紙に書き出すことで、潜在意識に目標の達成を刷り込むようになり、モチベーションを保ちやすくなります。
そのためぶれずに行動ができるようになるのです。
2-2.ネガティブな人との距離を置き、ポジティブな人との付き合いを増やす(セルフイメージを高めていく)
ぶれない生き方をするためには、ポジティブな人との付き合いを増やしましょう。
私たちの脳にはミラーニューロンというものがあって、
見たものに共感をし、模倣し、頭の中で再現したり、同じような行動を取ったりしています。
つまり、無意識に脳がミラーニューロンの働きによって、周りの人と似たような言動や行動、考え方に変化していくのです。
もし、周囲にネガティブなことを言う人が多い場合、知らず知らずのうちに自分のセルフイメージを下げてしまっているかもしれないのです・・・。
ぶれない生き方をしていくためには、ポジティブな人との付き合いを増やすこと、自分の理想像だったり、それに近い人といる時間を増やすことです。
そうすると、自分がポジティブでいることが心地よくなり、当たり前になり、セルフイメージをあげていくことにつながっていきます。
2-3.目指したい人をモデリングする(セルフイメージを高めていく)
ぶれない生き方をするためには、目指したい人の真似をしましょう。
例にあげた、イチロー選手や本田選手。
- 「自分は一流のプロ野球選手になる」
- 「世界一のサッカー選手になる」
という目標を持った時点で、おそらくトップレベルの選手が理想のモデルになり、彼らがどんなことをしているのかをたくさん調べて、真似していったのでしょう。
この記事をご覧の皆さんも、憧れの人の言動を真似したり、髪型や服装を真似するといったことはおそらく日常的に経験があるかと思います。
実践心理学NLPには、本田選手がやっていたようなことを、より効果的に体系化した、『モデリング』と呼ばれるスキルがあります。
『モデリング』とは理想の上司だったり憧れの人の中に入り込むようになり切り、五感を通して本当にその人になったかのように振る舞うスキルです。
このように自分の理想とする人物を徹底して真似することで、自分の行動や考えに迷いが生じてしまったとしても、
「〇〇さんならこうするだろう」
という基準が生まれ、ぶれずに行動できるようになります。
ぶれない生き方をするために、目指したい人を真似て「その人ならどのように振る舞うか」という状態になれることが大切です。
まとめ
ぶれない生き方をしている人には、明確な目標を持っていることと、セルフイメージが高いことという2つの特徴がありました。
そしてそれらを身につけるためには、3つの実践法があることを紹介しました。
もしあなたが現在、 明確な目標を持つことができていなかったり、セルフイメージが低いと感じていたとしたら、
自分のやっていることに自信が持てず、これから先もぶれぶれの人生を歩んでいく可能性は高くなります。
ぶれない生き方をしていくためには、 自分が目指したいと思える目標を持つこと、そしてセルフイメージを最適なものにしていくことです。
私自身、NLPという実践心理学を通して、ぶれない生き方を実現できるようになりました。
あなたもまずは、自分のミッションややりたいことを見つけるために自分の内面と向き合ってみたり、今自分がどんなセルフイメージを持っているのか、現状を知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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