「賢い人」と聞いたとき、
あなたはどのような人を
思い浮かべるでしょうか？
頼られている人、頭の回転が早い人など、
イメージは人それぞれだと思います。
周囲から賢いと言われる人が
もしかしたらあなたの周りにも
いらっしゃるのかもしれません。
そんな賢い人達は、状況や場面によって
様々な特徴を発揮していますが、
実は、賢い人には共通する、
「ある特徴」があるのです。
そこで、この記事では、
賢い人に共通する７つの特徴と、
賢い人になるための方法を５つ
紹介します。
目次
１．賢い人に共通する７つの特徴
賢い人は、頭の回転が早かったり、いつでも冷静だったり、物事の本質を捉えられたり、状況や場面に合わせた行動が取れるなど様々な特性があります。
この章では賢い人に共通する７つの特徴をご紹介していきます。
- 先を見据えた行動ができる
- いつでも冷静
- 努力を惜しまない
- 物事の本質を捉えられる
- 理解が早い
- 機転が利く
1-1．先を見据えた行動ができる
賢い人は、１手２手も、先を見据えた行動をすることができます。
具体的には、自分は次に何をしたら良いのか、今後何が必要になるのかといったことを常に考えています。
そのため、今の自分がするべきことが明確になり、その考えに基づいて行動をします。
反対に、先のことを考えずに行動をしている人は、眼の前のことに精一杯で、余裕がなくなりやすいです。
常になにかに追われている状態では、先を見据えて行動することは難しいのです。
1-2．いつでも冷静
賢い人はいつも冷静でいることが多いです。
いつも冷静でいるためには、眼の前の出来事に囚われすぎず、視野を広げて、なるべく多くの情報をキャッチする必要があります。
そうすることで、次に何が起こるのか、ある程度の予想を立てることができ、周囲の状況を把握することができるようになります。
人はある程度、先の事が予測できると、慌てることなく冷静でいられます。
このように賢い人は、「視野を広げる」「状況を把握する」の２つを意識して、冷静でいることが多いです。
1-3．努力の方向が正しい
努力の方向が正しいことも、賢い人の特徴の１つです。
残念ながら、いくら頑張っても、結果に結びつかないような努力をしてしまう人もいます。
努力の方向性を間違ってしまっているのです。
それに対して賢い人は、先ほどお伝えしたように、先を見据えて行動しているので、自分になにが求められているのか、どうすればいち早く成長できるのかを理解しています。
そういった、状況を把握できるからこそ、賢い人の多くは、正しい方向で努力をしているのです。
1-4．相手に合わせた伝え方ができる
ここで言う相手に合わせた伝え方とは、相手の知識レベルや特性に合わせた伝え方のことを指します。
人はそれぞれ、持っている知識の量は異なります。
ですから、その知識の差を埋めるために、相手に合わせて、伝え方を変える必要があります。
また、人の特性はその人の「言葉」に現れます。
賢い人はそれを瞬時に判断して、より相手にわかりやすく伝わるように、言葉の使い方や話し方を変えて伝えているのです。
「脳と心の取扱説明書」と呼ばれている実践心理学NLPには、「LABプロファイル」というスキルがあります。
LABプロファイルは、言葉と行動から、思考や行動パターンをプロファイリングするスキルで、「人を動かす言葉の魔術」とも言われています。
LABプロファイルを活かすと、相手に伝わりやすい言葉を選んで、コミュニケーションができるようになります。
例えば、新しい情報を処理するときに、物事の全体像をを先に伝えられた方が、内容を理解しやすい【全体型】の人と、
順を追って詳細に伝えられた方が理解しやすい【詳細型】の人がいるとされています。
【全体型】の人に対して、物事の詳細から話してしまうと、伝わりづらく、話の途中で興味を失ってしまう可能性もあります。
一方で【詳細型】の人に物事の大枠のみを伝えてしまうと、細かな部分を理解できず、ストレスに感じる場合があります。
賢い人の多くは、人によって知識に差があったり、人によって特性が異なることを把握しているため、相手に合わせて話をすることができます。
LABプロファイルについて、より詳しく知りたい方はこちらで紹介しています。
↓
【人を動かす影響言語】LABプロファイル。内容・活用事例・学び方を徹底解説！
1-5．物事の本質を捉えられる
賢いと言われる人は、物事の本質を捉えることができるという特徴があります。
なぜなら、賢い人には、考えるクセがついているからです。
具体的には、
- 自分に今必要なことはなにか
- 相手の意図していることはなにか
- どうやったら分かりやすく伝えられるか
など、ここまでの章で触れてきたような内容です。
考えるクセがついていると、その物事の見えない部分、いわゆる本質を捉えられるようになるのです。
1-6．理解が早い
理解が早いことも賢い人の特徴です。
賢い人は、色々な物事に対する経験値が豊富なことが多いです。
そのため、その場で説明されたことであっても、過去の似た経験と結びつけることができます。
また、賢い人は新しい知識をインプットして終わらせるのではなく、自分の言葉としてアウトプットをしています。
そうすることで、新しく得た知識であっても、すぐに自分の知識として活用することができるのです。
1-7．機転が利く
機転が利くことも賢い人の特徴と言えます。
何事においても、機転を利かせるには、基礎がしっかりしていないといけないことがほとんどです。
この基礎があることで、たとえ異変が起きたとしても、その異変にすぐに気づくことができ、さらなるトラブルを未然に防ぐことができます。
このように、基礎を完璧にして機転を利かせることは、容易なことではないため、周囲からは賢いと思われるのです。
２．賢い人になる方法５選
この章では、賢い人になるための方法を５つ紹介していきます。
2-1．様々な経験を積む
賢い人の大半は、様々な経験を積んでいます。
誰でも初めてやることは、知識も経験もないので、うまくいかないことがほとんどです。
何事にも言えることですが、経験を積むことで、知識やコツを得ることができます。
知識やコツを得ることができれば、次に同じことを経験したとき、大体のことを予測できるため思考や行動に余裕が生まれます。
その結果として、不測の事態にも対応でき、周囲からは賢い人と思われるようになります。
2-2．計画的な行動をする
計画的な行動をすることも、賢い人になる方法の１つです。
計画的な行動をすることで、目標までの進捗状況を把握することができるようになります。
そのため、今何をすることが最適か判断することができ、目標の達成に直結する行動ができます。
計画的な行動をするようになるには、まず、目標を明確にします。
長期的な計画から、中期、短期と行動を細分化していくことで、日々やるべきことが明確になります。
また自分の現状を把握することで、どのように進めていくかの見通しも立てられるようになります。
2-3．他者への理解を深める
他者への理解を深めることができれば、1-4でお伝えした、相手に合わせた伝え方ができるようになります。
例えば、人によって物事の認識の仕方には差があります。
自分が新しい仕事を覚えようとしたとき、どのようにすると覚えやすいですか？
誰かがやっている姿を「見る」と覚えやすい場合、説明を耳で「聞く」と覚えやすい場合、教えてもらった内容を紙に書いたり、実際にやってみて「体験する」と覚えやすい場合るなど、人によって覚えやすい方法は異なります。
こうした違いは、実践心理学NLPでVAKと呼ばれる、優位感覚の違いから生まれます。
私たちは、五感（視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚）を使って物事を認識していますが、人によってこの五感の中でよく使う感覚は異なります。
Vは視覚（Visual）、Aは聴覚（Auditory）、Kは、触覚、嗅覚、味覚をまとめた体感覚（Kinesthetic）のことです。
先程の新しい仕事を覚えるという場合も、「見る」「聞く」「体験する」とVAKに応じて方法が異なっていたのです。
このように、物事の認識の仕方だけでも、人によって様々な違いがあります。
この、「物事の認識の仕方には差がある」ということを知っているかどうかで、周りの人への接し方も大きく変わっていきます。
ぜひ、他者への理解を深めて、賢い人への第一歩を踏み出してみてください。
※VAKについて、詳しくはこちら。
↓
仕事や恋愛、そして人生に活用できるNLPのVAKとは
2-4．客観的に物事を見る
賢い人は客観的に物事を見ることができます。
どうしても、忙しくなったり、何かに追われている状態だと、視野が狭くなってしまい、客観的に物事を見ることが難しくなってしまいます。
客観的に物事が見れない状態だと、普段であればしないようなミスをしてしまったり、作業の質が落ちてしまうことが増えてしまうでしょう。
そんなとき、一呼吸置いて、意識を目の前の物事以外にも広げることで、客観的に物事を見ることができるようになります。
このように、落ち着いて冷静に振る舞うことができれば、賢い人になれるでしょう。
2-5．知識を増やす
賢い人になるには、知識を取り込む時間を作ることが必要です。
中でも、読書は特におすすめします。
2-1で様々な経験を積むことが大事というお話をしました。
ですが、中には仕事などで、その経験を積む時間を作ることが難しい人もいると思います。
本は著者が経験したことが沢山詰め込まれているので、読むだけで、経験から得た考えや結果を得ることができる、最も効率の良いツールです。
さらにその増やした知識をアウトプットすることで、「知識として知っている」だけではなく、自分のものになっていきます。
このように、少しの時間でも良いので、本を読むことで賢い人に近づくことができます。
３．賢い人と人間の心理の関係
ここまで、賢い人の特徴や、賢い人になる方法についてお伝えしてきました。
今回ご紹介した方法を少しずつでも取り入れていけば、賢い人になることができるでしょう。
中でも、2-3「他者への理解を深める」ことは大切です。
他者への理解が深いと、信頼関係も築きやすくなるため、仕事や人生で結果を出している人の多くは、人の心理を押さえています。
もし、人の心理を学ぶことに興味をお持ちの方は、実践心理学NLPを学ぶことをオススメしています。
当サイトの運営元NLP-JAPANラーニング・センターでは、心理学NLPを学ぶことができるスクールも運営しています。
心理学NLPには、先にお伝えしたLABプロファイルやVAKといったスキルだけでなく、
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