この本は、ホールネス(全体感)について書かれています。
ホールネスワークとは、抱える問題や課題を心だけでなく、身体、そして意識を含む全体へ働きかけ、短時間で解消していくアプローチです。内面で作られたネガティブな分離を、再び境界のない、ホールネス(全体感や一体感)へ戻すことを目的としています。
もし、
- 心を強くしたい
- 感情のやり場がない
- 気楽にいきたい
- 喜怒哀楽を感じにくくなっている
- 本当の自分の気持ちがわからない
- もっと地に足のついた感覚を持ちたい
- 睡眠に課題がある
- 身体の不具合を解消したい
- 自分を変えたい
- 瞑想をしたい
- 人生の質を高めたい
- 修行の末に獲得するという覚醒に興味がある
といった何らかの改善に、
新たな一手を求めている方にこの本をおすすめします。
ここでは、書籍に掲載のホールネスワークのベネフィットやポイントを、事例と共に紹介していきます。
なお本書は、読んだだけで変化・変容を感じられるものではありません。載っているワークに取り組むことで、徐々に変化・変容を感じられることでしょう。
もしも、体験に興味があればこちらをご覧ください。
ご紹介する書籍はこちらです。
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【補足情報】
ここでのホールネスは、組織の「全体性」というのとは違います。
人の知覚や在り方に関するホールネスのため、「全体感」として話を進めていきます。
目次
1.このような皆さんにおすすめします
感情、心、精神性に関心が高く、自身の能力向上や、本質的な課題の発見、物事の根源的な解決に関心がある方に、この本をおすすめします。
この本では、「全体感」としてのホールネスを扱っていますので、組織というよりも、一人の人間を対象としてお話を進めていきます。自分や他者との関係性、自分との向き合い方などの人間関係や、自分の能力向上などに効果が期待できる内容です。
ホールネスワークで得られる成果としては、このような事例が挙げられています。
- ビジネスとマネジメントでのレジリエンス・トレーニングに成果を出しました。
想像するだけでパニックに陥っていたマネージャーに、ホールネスワークを実践してもらい、傍目にも辛い1週間を、問題なく乗り切ることができました。
まるで、紐付いていたストレス要因とのつながりが、不活性化したような感じなのです。
- 友人は素晴らしい人ですが、予期せぬ悲しみと怒りの感情が湧き上がって、苦痛や怒りに打ちのめされてしまうことがありました。ですが、ホールネスワークによって不安定さが消えていくのがはっきりと見て取れました。
また、私は瞑想を50年以上に渡り日常的に行っており、今では瞑想の一部としてホールネスワークを習慣的に使っています。
- 身体の不調がほとんど消えてなくなりました。
特に背中、肩、腰に繰り返し起こる痛みに、ホールネスワークを取り組み、どんなにストレッチをしても元に戻っていた不調が、今では、ほとんど消えてなくなりました。
- リハーサルで初見の楽譜を即読できました。
聖歌隊で歌を担当しているのに、急遽ピアニストの代役になり、リハーサルでのオーダーに、突然あちこち間違えてしまい、演奏が止まってしまいました。
萎縮した『私』に気づき、それとほぼ同時に、周囲に広がる豊かな『気づき』へ招かれ、リラックスを取り戻したのです。
- 物理の学習と、フェンシングの上達に効果がありました。
ホールネスワークに取り組んだ後は、嫌いだった物理の学習速度が早くなり、やる気と興味が出てきました。
フェンシングの上達を妨げている身体の動かし方も、変えたいと思い、ホールネスワークを実践し、コーチが言っていることを理解できるようになりました。
- 偏頭痛の前兆が消えていきました。
通常は前兆を感じたら、自然に症状が消えるのを待つのですが、ホールネスワークを実践したところ、痛みは消えていきました。
※重い頭痛や、いつもと違う感覚の際は医師の相談のもとに進めてください。
- 疲れて不満を言っていた子どもが、笑顔を取り戻しました。
車で学校へ送っていく間にホールネスワークを実践し、宿題のせいで寝不足だった子どもが、穏やかさと笑顔を取り戻し、とても嬉しかったです。
- 姑との関係性が改善されました。
これまで、義務感だけで行動していたのに、ホールネスワークを実践してから、姑と一緒に笑ったり冗談を言い合い、帰り際にはお互い名残惜しく感じたのです。
やればやるほど、こんなことにも効果があるのか!こんなふうにも使えるのか!という発見があるでしょう。
では次に、ホールネスワークのトレーニングの場で、よくあるやり取りをご紹介しておきます。
- 質問:「こういう問題にも使えますか?」
- 回答:「それであれば、失うものは何もありませんので、試してみてくださいね」
ぜひ、様々なことに取り組んでみてください。
そして多くの方が、多かれ少なかれ問題に気づいても、解消しない場合があるでしょう。特に人間関係では、どうにもアプローチできない事象も存在しますね。
そんなときに役立つのが、このホールネスワークです。
ホールネスワークは、相手に何かを求める必要がありません。あなたが、あなた自身の知覚と向き合うことで進められますので、やってみて損はないでしょう。
さて、これだけではわからないと思いますので、ホールネスワークに期待できることなどを、続けてご紹介していきます。
2.なぜ、いまホールネス(全体感)なのか
ホールネスとは、全体性や全体感を意味する言葉です。
生まれたばかりの頃は、自我がなく、自分と周囲との境界線が無いと言われています。
成長過程で自我が芽生え、自分を認識し、どれが自分ではないのかを徐々に認識していく中で、周囲と分離していくのです。
そして、周囲との分離だけではなく、自分の内面でも分離が起きるようになっていきます。
例えば、大人であればすぐに思いつくかもしれません。『やりたいことがあるのに、失敗はしたくないからやらない。でもこのままは嫌だ』などの葛藤も内面での分離の一例です。
ホールネスワークでは、内面で作られたネガティブな分離を、再び境界のない、全体感や一体感へ戻すことを目的としています。
振り返れば2020年4月、初めてコロナによる緊急事態宣言が発令されて2年が経ちます。
その間に、仕事も生活も、人との距離も大きな変化を余儀なくされ、気づけば新しい生活スタイルにも慣れてきました。
そして、新たな問題として、孤立や孤独が課題となっていることは、よく目にされる方も多いでしょう。加えて、自分の内面にも分離した想いを感じる場面も、増えているのではないでしょうか。
それでも、新しい生活スタイルの中で、皆で健やかに生きていきたいと考えています。
そのようなときにできることは、自己の改革が最も手早く安全だと考え、分離からホールネスへ、ということでこの本をご紹介していきます。
3.ホールネスワークの本の中で、私が選んだ3つのポイント
ここでは、ホールネスワークの中でも、興味深い以下の3つのポイントに触れておきます。
今回紹介の書籍の副題は、「人生の質を変える癒やしと覚醒」となっており、覚醒は怪しいとか、癒やしなどのスピリチュアルに良い印象はないという方にも、今後の人生に知っておきたいポイントと言えるでしょう。
【3つのポイント】
- 最初のブレイクスルー(私を見つける)
- 拳のメタファー
- スピリチュアリティの実践でよく語られる誤った九つの通説
1つ目は、最初のブレイクスルー(私を見つける)です。
これは心理的に小さく切り分けられた自己に気づくことであり、エゴを見つけることでもあります。
身体の感覚を見つけるというのが、最初のステップです。
身体に意識を集中させてみると、何かに気づくでしょうか?いま、私がやってみたところ、「目の辺りがキュッとする」感覚がありました。
これがスタートになります。
「目の辺りがキュッとする」感覚に気づいている『私』は?『私』の場所は?と探求し、さらにその『私』に気づいている『私』は?と探求を進めるのです。
そうやって、知覚が広がるようなプロセスを体験するのがホールネスワークであり、これを繰り返していくことで、エゴがとけていくと考えられています。
2つ目は、拳のメタファーです。
ホールネスワークで言う小さな『私』とは、私達の意識が収縮したものであり、拳を握るのと似ています。
いま、グッと拳を握ってみてください。それをやり続けている内に、握ったことを忘れてしまったとします。
それが、無意識の習慣になっていくと考えると、必要以上の疲れを感じることに気づくかもしれません。
さらに何日も続ければ、ストレスを感じ、痛みが生じることもあるでしょう。さらに何十年もこうしていると、その状態が自然であるかのようになっていきます。
なんか疲れるな、肩が張るなと思って、拳を握ったままストレッチをしたり、整体に通ったり、セラピーを受けたりしても、解消しないでしょう。
このように、自分で無意識の内に原因を作っていることがありますので、この拳に気づき、収縮から解放し、全体性を取り戻すことを、ホールネスワークで行っていくのです。
3つ目として、スピリチュアリティの実践でよく語られる誤った九つの通説も紹介しておきます。
ここでご紹介する誤った九つの通説は、著者のコニレイさんが、スピリチュアリティの先生たちから教わったことなどを元に書かれているので、日本では馴染みがないものもあるかもしれません。
- 私たちは、意図して覚醒することはできない。覚醒への手順など存在しない。
- 小さな『私』など幻想である。そのようなものは存在しないので、「大きな自己」にだけ意識を向けよう。
- 覚醒とは、自分自身を「広大さ」として体験することである。よって、広大であればあるほど良い。
- 『気づき(awareness)』は至高の体験である。
- 「覚醒」は一度きりの出来事であり、ドラマチックな体験であればあるほど良い。
- マインドをだまさなくてはいけない。
- 「覚醒」とは、今この瞬間に集中して存在することである。
- 「覚醒」を体験したければ、外側の世界から内面の世界へと、意識を「方向転換」する必要がある。
- 「覚醒」するには、スピリチュアリティの先生など、他者の助けが必要である。
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確かに、覚醒には何十年もの修行が必要なイメージがありますが、そうではないとのことです。
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よく、大きな自己や大いなる自分などの表現で、それが素晴らしいようなことを、私は耳にしてきましたが、限定的な考え方自体が、ホールネスとは合わないと思います。
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覚醒とは、自らを広大な存在として体験することだ、という制限的な考え自体が、収縮した自分を表現していることに気づかれるかもしれません。
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ここまでにもあるように「これは、こういうものである」と決めつける考え自体が、自然な体験を制限することにつながってしまいます。
ありのままを感じることが、最善の方法です。
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スピリチュアル体験の本などでは、ドラマチックなストーリーが描かれていることが多いので、こういったイメージを抱きやすいですが、これらは誤解と思っておいたほうが良さそうです。
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ホールネスワークでは、沸き起こる雑念を積極的に受け入れていきますので、知的なマインドに現れる雑念を、だます必要はないのです。
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マインドフルネスを否定してはいません。
ホールネスワークでは、過去や未来に関する思考が浮かんできたときには、それを統合していくので、今この瞬間にこだわることはない、というだけのことです。
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ホールネスワークでは、内面に意識を向けることは必要ですが、内面だけに方向転換することは、統合から遠ざかると考えています。
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先生に師事しているかたもいると思いますし、学びに様々なサポートをしてもらえることは、とても励みになることです。
そして、それらは「覚醒」に必須ではないことは、知っておくと良いでしょう。
ここに載っている9つのことは、スピリチュアルに関心があって、そういった学びを試したことがある方は、耳馴染みがあるかもしれませんが、多くの方は、そもそもの通説すら目新しく感じられるかもしれません。
これらを読んで気づくのは、「限定的であったり、断定的な教えには、疑いを持っても良さそうだ」、「人にはそれぞれの世界があって良さそうだ」ということです。
ぜひ、おおらかな気持ちで、ホールネスワークに取り組んでみてくださいね。
4.ホールネスワークのプロセスについて
問題に取り組む際の、ホールネスワークの基本のプロセスはシンプルです。
【ホールネスワークのプロセス】
- 探求したい体験を選ぶ
- 感情の反応にアクセスする
- 『私(知覚)』を見つける
- 二つ目と三つ目の『私(知覚)』(私の連鎖)を見つける
- 『気づき』にアクセスする
- 最後の『私』が『気づき』との統合を受け入れるかどうかを感じ取る
- それぞれの『私』が『気づき』と統合するよう招く
- 最初の感情の反応を『気づき』との統合へと招く
- 最初に扱った状況を今、どう感じるのかを確認する
※ここで言う、『私(知覚)』とは、特有な意味で使っています。
文字だけですとプロセスはもちろん、ホールネスという概念自体が、想像しにくいかもしれませんが、本の中には体験者の事例が詳しく載っているので、イメージしやすいでしょう。
そして、先にご紹介したように、人は生きていく中で、たくさんの心理的な分離を自分の内面に作り出すと考えられています。
その一つ一つが、小さく切り分けられた自己であり、それを『私』と表現することと、『私』の場所を特定することで、その存在を顕在化させ、再び全体へと戻していくことができるというのが、ホールネスワークです。
このプロセスを続けていくことで得られる、さらなる変化について、続けてご紹介していきます。
5.『在り方』の変化に気づく
自己探求や自己啓発に関心がある方は、「どう在りたいか」について考えたことがあるかもしれません。
ホールネスワークを実践していくと、問題の解消だけではなく、自分と周囲との関係に違いが生まれてくると言われています。
特筆したいこととして、ホールネスワークを習慣としている人の体験で、「自分の物理的な身体と【生きた存在】であるという感覚が生まれる」と表現されていました。
さらに著者は、「かつて、聖者ラマナ・マハルシが弟子たちに説いた、『自分が本当は何者なのかを見つければ、あなたが問題だと思っていたものは消える』という言葉は、ホールネスワークによって、問題解決を超越した、在り方そのものの変化を意味しているのかもしれない」と続けています。
わたくし自身は旅の途中ですので、まだ、そこまで達観した感覚は得ていませんが、自分の内面に小さな自分があることの発見や、それが世界にとけだす感覚などを味わう中で、この本にあることは、きっと真実なのだろうと考えています。
そして、実生活においては、例えば眠りにつく前に皆がこのホールネスの状態に返れれば、眠りは深く質が高まり、少しずつ、不調や不和が解消していくことが期待できると思いますので、本や動画学習、またはセミナー参加をオススメしたいと思います。
ご紹介した本はこちらです。
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動画学習はこちらから。
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https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=BXD3nsFc&ai=lm_8056
セミナー参加はこちらからどうぞ。
↓
https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=BXD3nsFc&ai=lm_7992
ホールネスワーク -人生の質を変える癒しと覚醒-
【目次】
第1部ホールネス・ワークの根幹を理解する
- 1章 最も難しいクライアント 効果のある新たな手法の発見
- 2章 最初のブレイクスルー 『私』を見つける
- 3章 分離からホールネスへ 二つの重要な原理を探究する
第2部ホールネス・ワーク基本プロセス 実際の問題でワークをする
- 4章 基本プロセスのデモンストレーション 問題が自然に溶けていく
- 5章 基本プロセスの概要 各手順の説明
- 6章 手順ガイド 自分で基本プロセスをやってみる
- 7章 意義ある結果 ホールネス・ワークの恩恵を受け取る
- 8章 人間関係の改善 感情のトリガーから感情の選択へ
- 9章 ヒントと質疑応答 見解を得る
第3部さらなる原理・理解を広げる
- 10章 ホールネス・ワークのメタファー 自然な語法に身をゆだねる
- 11章 「名前付け」を越えて 意味から感覚の質に意識を移していくこと
- 12章 基本のホールネス・ワーク九つの鍵 「魔法」を理解する
- 13章 統合の三つの方向 内部構造に調和する統合への招き
第4部瞑想フォーマット その瞬間に変化を起こす
- 14章 二つのデモンストレーション 瞑想フォーマットのシンプルさを体験する
- 15章 瞑想フォーマットの概要 手順に沿って歩んでいく
- 16章 手順ガイド 瞑想フォーマットの実践
- 17章 瞑想フォーマットQ&A よくある質問
- 18章 スピリチュアリティの実践でよく語られる 誤った9つの通説 本当に効果を出す新たな方法を求めて
- 19章 よくある質問と回答 さらに深いホールネス・ワークの探求
第5部上級編 ホールネス・ワークを最大限に生かす
- 20章 実際に起きていることを取り込む 反応でワークする
- 21章 『在り方』の変化 『自分』が何者なのか、およびその在り方の変化に気づく
- 22章 条件づけが溶けていくと「ストーリー」に何が起こるのか
- 23章 三つの小さなステップ ホールネス・ワークを日常の一部にする
第6部リソースとルーツ 分かりやすい手引書+α
- 『私』を見つけるためのコツ
- イージーガイド ホールネス・ワーク基本プロセス
- ワークシート:ホールネス・ワークの基本プロセス
- イージーガイド ホールネス・ワーク瞑想フォーマット
- ホールネス・ワークのルーツ
ではこの後、著者についてご紹介していきます。
6.著者について
コニレイ・アンドレアス氏(Connirae Andreas)
コニレイ・アンドレアス(PhD)氏は、数多くのイノベーションを通してNLPの分野に多大な影響を与え続けてきた方です。NLPトレーナーの一人として、世界中でトレーニングやコンサルティングを行なってきました。
「コア・トランスフォーメーション」や「アライニング・パーセプチュアル・ポジション」といった画期的な手法の開発や、「上級言語パターン」、「タイムライン」、「グリーフワーク」、「恥の解消」などにおける独自の研究によって、NLPの世界に革新をもたらしてきました。
コニレイさんはまた、NLPを一般社会に紹介し、普及させる上で重要な役割を果たしてきました。
彼女は、共著者あるいは監修者として、『コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ』(タマラ・アンドレアスとの共著)
『心の扉をひらく―神経言語プログラミング実践事例集』(夫、スティーブ・アンドレアスとの共著)など、国際的に絶賛された書籍やマニュアル9冊の発刊に携わっています。
彼女の本や、編集した本は、14カ国語に翻訳されています。
【コニレイさんからのメッセージ】
心身の一体性(一体感)、心の豊かさ。
欠けたもののない、満ち足りた状態(全体性)へと向かうための シンプルなメソッドが、ホールネス・ワークです。
私たちを導き、人生を変えてしまうような重大な問題でさえも変容することを可能にしてくれるでしょう。
このメソッドは、私自身が人生の困難に直面したことで生み出されていきました。
悟りとは何か?
人はどのようにその境地にたどり着くのか?
そして、悟りや覚醒の境地という体験を、一般的な人々にも手が届くものにするためには、どうしたらいいのか?
このような問いから生まれていきます。
この問いに答えるという点で、ホールネス・ワークはスピリチュアリティや個人の変容という分野において、私たちに突破口を与えてくれるものです。
仏教、ヒンズー教の思想や、東洋のスピリチュアリティを基盤にし、そしてNLPや心理セラピーの様々な手法により、体系化したものですが、
この、人生を変えるような恩恵は、スピリチュアルな世界への興味や信心がなくても得られるものなのです。
このように、コニレイさん自身の探求心と、長く深い心理学NLPの経験と洞察から、ホールネスワークは誕生しています。
書籍には、体験者の話も多く記されているので、時折、自分の心に触れる部分があり、先を読み進められなくなることがあるかもしれません。
こういった、事例が多い本ではよくあることです。
忘れていた出来事を思い出したり、そこに今まで気づかなかった意味を見出すこともあるでしょう。そして、自分の心、感情と向き合うことは、今後の人生をより良くする助けになってくれることと思います。
まとめ
ホールネスワークは自分の内面に、小さな『私』が存在することに気づき、それをイメージワークで溶かしていくことで、ホールネス(全体感)を取り戻すということでした。
ホールネスワークは、無意識へのアプローチですので、明日からすべての問題が片付く!というよりは、効果をじわじわ感じられる場合が多いようです。
そして、慣れてくると事例にもあったように、短時間で効果を出せるようになっていきます。
このホールネスワークを社内研修で最初に体験したとき、そこにいた体験者の20名ほどの全員が、何らかの温かさや、表現できない「違い」を感じると言っていました。
具体的に何度体温が上がったとか、どのくらい肩の痛みが取れたとか、どのくらい親しみが増したとか、計れないのが残念ですが、人生に違いをもたらすことが期待できる1冊だと思いますので、ぜひ一度手にとってみてください。
当サイトの運営元NLP-JAPANラーニング・センターでは、心理学NLPを学ぶことができるスクールも運営しています。
心理学NLPには、人生の方向性を明確にするスキルや、目標達成・問題解決のスキル、自信やセルフイメージの向上、マイナス面の解消など、人生とビジネスで使える学びが豊富にあります。
その効果の高さから、経営者をはじめ、会社員、コーチ、コンサル、カウンセラー、教授、弁護士、主婦、学生の方など、幅広い方に学ばれています。
NLPについてご興味をお持ちの方は、下記をご覧ください。
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