HSPという言葉を、
どこかで聞いたことがあるかもしれません。
HSPとは、
「とても敏感な人、とても繊細な人」
といった言葉で知られています。
HSPは、外からの出来事に対して、
一般的な人より敏感に反応する性質があり、
日常の中のあらゆる強い刺激から
自分を守らなければいけません。
そんなHSPは、HSPではない人から
理解されることが難しく、
よく誤解されてしまうことも多いので、
HSPの悩みの種でもあります。
そこで、この記事では、
【HSPあるある】を紹介していこうと思います。
自分がHSPかもしれないと思う人や、
HSPのことを知りたい人にとって
役に立つと思います。
目次
1.HSPあるあるを12個紹介
HSPあるあるを12個紹介していきます。
HSPの世界観は一体どんなふうになっているのか
知ることができます。
またHSPにとってはここに書かれていることで、
心の負担を少しでも軽くできるかもしれません。
1-1.他の人の感情に引っぱられる
HSPは他の人の感情や気持ちに寄り添うのが
非常に上手な特徴があります。
人のあらゆる情報を瞬時に察知して、
考えることができるからです。
その分他の人の感情がわかりすぎてしまい、
感情に引っぱられてしまうこともしばしば。
自分に全く関係ないことなのに、
少し離れたところで怒鳴り声が聞こえたら、
まるで自分に危害を加えられているかのように、
身体が固まり、耳を塞ぎたくなったり、
その場から離れたいと思ってしまいます。
他にも呼吸の深さ、話の中の沈黙の意味、
目の開き具合、頭を触るしぐさ、姿勢など。
相手から得られる情報が何を意味するのか
断定すると言うことはありませんが、
なんとなくそれらの情報から
相手の心の状態を予測できるので、
カウンセラーやセラピー、コーチングなどで
良い結果を出せる可能性もあります。
つまり、繊細な力をもつからこそ、
強いエネルギーにも過剰に反応してしまうのです。
HSPは感情にも敏感なので、
こういったところに気を配ってくれた人のことを
とても信頼することができます。
1-2.人と会ったあと疲れが一気にくる
HSPはたとえ昔から仲の良い友人であっても、
会った後に疲れることがあります。
これは、相手が好きとか嫌いとか関係なく、
無意識に相手の反応や距離感を維持し続けることに
エネルギーを使い続けているからです。
こういった傾向に対処しようとしても、
コントロールがなかなか難しいと言われています。
また、相手に誤解させたくないのと、
傷つけたくないという思いから、
何とかしてそばに居続けることも。
1-3.大勢の人と会うのが苦手
HSPは、大勢の人と会うのが苦手です。
多くの情報を処理しなければいけないことと、
空気を読むことに全エネルギーを使うので、
とてつもなく疲れるのです。
最大でも4人ぐらいが限度だと考えて、
無理しない程度で付き合うことが大切です。
1-4.自分の本音を人に言うのが怖い
HSPは本音を人に言うのが怖いことがあります。
本音を言うことで嫌われるんじゃないか
という恐怖があるからという人もいます。
他にも、相手の反応がよくわかり、
反応で傷つくのがイヤで争うのは嫌いなので、
本音を言うのは避けようとすることもあります。
その分、信頼できる人にだけ本音で話します。
1-5.聴き上手だとよく言われる
HSPの多くは、聴き上手です。
なぜ聴き上手なのかというと、
話している人の感情や気持ちを感じ取れる力があるからです。
HSPも無意識に話し手のあらゆる情報を
汲み取ることができるようです。
これらの特徴も、
生まれつき繊細だからこそ起こることです。
1-6.タイミングを見計らいすぎて結局話せない
HSPは空気を読む傾向が強いと言われています。
この傾向は、良いときもあれば、
反対にエネルギーを奪ってしまうこともあります。
例えば、急な要件を伝えなければならないとき、
HSPにとっては緊急事態です。
なぜなら、話すタイミングを見計らうのに
膨大なエネルギーを使うからです。
どういうことかというと、
忙しそうにしている相手に対して、
要件を伝えなければいけなくなったとき、
伝えなければいけないとわかっていても、
話をしたときの相手の表情や声の特徴で
機嫌が良いか悪いかわかってしまうので、
怖くて仕方ないのです。
それでも伝えなければいけないので
話をするのですが、
こういった経験は
できるだけ避けたいと考える人も多く、
その後に自分の心を落ち着かせるのに、
またエネルギーを使うといった悪循環です。
ですが、HSPは悩んでいる人に話しかける
タイミングが絶妙に上手いときもあります。
それは、相手の様子を観察して、
今行くべきかそうではないかを
正確に判断できる能力があるからです。
HSPの優れた力はコントロールするのに
エネルギーを使ってしまいますが、
いざというとき非常に役に立つ力でもあるのです。
1-7.気持ちの切り替えが難しくて引きずりがち
HSPは、深く物事を考える傾向があります。
その分、一つのことに没頭するので、
コロコロ気持ちを切り替えるのが
むずかしいことがあります。
他にも一度落ち込んでしまったりすると、
そこから立ち直ったり、切り替えるのができず
引きずってしまうこともあるそうです。
HSPではない人から
「切り替えが大事だよ!」
と言われたとしても、
そう簡単に切り替えることができないのです。
さらに、それは気持ちが弱いからだ、
もっと気合を入れなさいと言われたら、
自分が悪いんだと思い込み、
さらに落ち込んでしまうことになります。
1-8.他の人の考えや気持ちを深読みすることが多い
HSPは他の人の感情を読み取るのが上手です。
そういった性質を持っているからか、
もっと人の気持ちや考えを
深読みすることもあるそうです。
深読みすればより相手の心の奥深くに
共感することができる反面、
深読みしすぎてHSPが
エネルギーを枯らしてしまうこともあります。
深読みしすぎていることに気付いたときは、
話を聞いてあげたり深読みしすぎないように
様子を見てあげるのが良いでしょう。
1-9.いつも場の空気を読みすぎて疲れる
HSPは外からの刺激に敏感なので、
自分の身を守るためにできるだけ
身の回りの状況に警戒心をもつことがあります。
空気を読むことも、
刺激から自分の身を守るための防衛反応のようなものです。
その分、常にエネルギーを使い続けているので
とても疲れてしまうのです。
HSPもある程度刺激を求めたりはしますが、
自分の容量を超える刺激に直面すると疲れてしまいます。
1-10.ひとりの時間やスペースが必ず必要
HSPは自分が思う安全エリア以外は、
全て神経を張り巡らせているので
エネルギーの消費がかなり激しいです。
誰かといるだけでも
相手の様子を伺い続けるので、疲れてしまうのです。
そんなときひとりになって
エネルギーを充電したくなります。
ひとりの時間や空間こそ至極のひとときなのです。
例えば、自然を感じられるところ、
静かなカフェ、海の近くの浜を歩くなどです。
こういった場所にいったときのHSPは、
エネルギーがどんどんと充電されていきます。
1-11.ペースを乱されると物事が進まなくなる
HSPは、一度ペースを乱されてしまうと、
物事がなかなか進まなくなってしまいます。
なぜそうなってしまうのかというと、
集中力の高さによるものです。
HSPは深く考える力に長けているので、
集中力も半端なく高いです。
つまり、1つのことに没頭すると、
あるときは時間感覚を失うまで高みに昇ります。
ですが、途中でペースを乱されると、
穏やかな心がガタガタになってしまうのです。
1-12.自分を後回しにしてしまう
HSPは、優しい人が多いとして知られています。
それは、人の気持ちがわかるので、
寄り添うのに長けているからです。
ですが、相手の気持ちがわかる反面、
相手を優先して自分の気持ちを押し殺したり、
後回しにしてしまうこともあるそうです。
2.HSPあるあるの注意点
ここまでHSPのあるあるを紹介しましたが、
1つ注意しなければいけない点があります。
それは、HSPの中でも個人差があることです。
すべてのHSPが同じ特徴だと判断するのではなく、
あくまで傾向として意識しつつ、
人それぞれ反応に違いがあることを
意識することが大切になります。
3.HSPと上手に付き合うためには?
ここまでHSPあるあるについて紹介してきました。
HSPの世界を
少し知ることができたのではないでしょうか。
HSPあるあるを知り、
これからどう向き合っていけばいいのか
まだ漠然としている人もいるかも知れません。
そこで1つご提案があります。
自分のことを活かし、
卓越したコミュニケーションスキルを
身につけることができる心理学「NLP」を
学ぶのはいかがでしょうか。
NLPは、天才と言われた3人のセラピストの
卓越したコミュニケーション能力を誰でも
身につけられるようにまとめられた心理学です。
NLPは通称「脳の取扱説明書」と呼ばれていて、
五感の使い方も学ぶことができます。
HSPは五感が鋭いので、五感の使い方を学べば
もっと生きやすくなるかもしれません。
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