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2024.07.31 心理学

トラウマを克服する心理学とは?克服するために必須3ポイントも解説

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「トラウマを克服したい」

そう思っていても
なかなか踏み出せずにいる方、
いらっしゃいませんか。

トラウマは、
過去の辛かった経験などを思い出すため、

克服にまでなかなか至らないことも
多くあります。

そして、トラウマの内容によっては、
根本的な治療のアプローチが
必要不可欠です。

しかしながら、

どんなアプローチが効くのだろうか」

トラウマを克服する心理学はないのか」

このように疑問をお持ちの方は、
多いと思います。

そこでこの記事では、
セラピーの分野で生まれた

トラウマを克服するために効果的な
心理学
を記事の後半でご紹介します。

トラウマを克服するために
必要な基礎的な知識も
ご紹介していますので、

ぜひ克服の手立てにご活用ください。

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目次

    1.トラウマとは

    トラウマとは、心に傷を負い、生きていく上で今後の人生に影響を及ぼすようなものをいいます。

    トラウマが作られるきっかけとしては、

    • 自然災害によるトラウマ
    • 自動車による事故のトラウマ
    • 暴力によるトラウマ

    など、人によって様々です。

    ここでの大切なポイントは、トラウマとは、

    ある出来事に対する反応の結果、心の中で作られたもの

    ということです。

    どんなきっかけであれ、

    もう二度と同じような苦しみを味わいたくない」

    と、あなたの本能が判断した場合に、同じような出来事から身を守るための防衛装置として、「トラウマ」が作られるのです。

    ですから、トラウマが作られるかどうかは、その方における人生の生き方や選択、考え方などが大きく影響しています。

    そのため、トラウマの大きさや症状も人によって違うため、本人が感じているトラウマの深さなどは、推し量ることは可能ですが、

    すべてを理解することは非常に難しいという側面があります。

    また、子どもの頃にトラウマになったものを、

    • 大人になっても治らない方
    • 時間が解決してくれた方

    など様々なパターンがあります。

    そのため、一人ひとり克服方法や特徴が異なる場合がほとんどです。

    1-1.トラウマの主な種類

    下記の病気は、トラウマによる精神病となるものです。

    トラウマの種類 症状
    PTSD(心的外傷後ストレス障害) 自分の意思に反して、トラウマとなった記憶がフラッシュバックしたり、悪夢が続くような障害
    急性ストレス障害 PTSDの前段階で、トラウマとなる現象から1ヶ月未満で消失する障害
    うつ病 一日中気分が落ち込んでしまったり、やる気が起きなくなってしまうような症状が続く障害
    パニック障害 強い不安や恐怖が訪れ、手足の震えや動機などパニック発作が起こる障害
    解離性障害 複数の人格が同一人物の中にコントロールされた状態で交代して現れる障害

    次の章では、多い症状や特徴についてここからは下記でお話ししていきたいと思います。

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    2.トラウマによる症状

    トラウマの症状には、主に3つの症状が挙げられます。

    トラウマの症状は、病気によっても異なるため、このような症状でない方もいらっしゃいます。

    そのため、トラウマになった方に起こる主な症状をここでは、1つずつお話ししていきます。

    2-1.感情・思考の変化

    トラウマの症状は、「感情・思考」に変化を与えます。

    例えば、

    • 現実を受け止められない
    • 恐怖や不安に駆り立てられる
    • 大切な人やものを失ってしまった喪失感を感じる

    このような症状が現れます。

    自分の感情をうまくコントロールできなくなってしまう傾向があります。

    また、過去の辛い記憶がフラッシュバックしてしまい、頭の中がパニックになってしまうといったパニック症状もあります。

    2-2.身体の変化

    トラウマの症状は、「身体」に変化を与えます。

    例えば、

    • 呼吸困難
    • 腹痛、頭痛などの痛み
    • 吐き気
    • 倦怠感

    このような症状が現れます。

    このような症状は過度の緊張や、不安な気持ちから起こることが多くあるとされています。

    「病は気から」ということわざがあるように、心と身体の状態は密接に関係していると心理学では言われています。

    トラウマをお持ちの方は、時として、心の状態が不安定になってしまい、身体にも悪影響を及ぼす可能性があります。

    2-3.行動の変化

    トラウマの症状は、「行動」に変化を与えます。

    例えば、

    • 怒りのコントロールができない
    • 塞ぎ込んでしまう
    • 出来事を思い出すような場所を回避する

    このような症状が現れます。

    1章でもお伝えしましたが、トラウマは「自分の身を守る防衛装置」のような役割を果たしています。

    そのため、無意識の内に行動にも変化を及ぼしているのです。

    しかし、トラウマによる影響は無意識に出てしまう場合が多いです。

    中には「怒りがコントロールできない」といったような、望まないケースも反応として表れます。

    3.トラウマになりやすい方の特徴

    トラウマになりやすい方は、主に3つの特徴があると言われています。

    冒頭にもお話した通り、この特徴に当てはまらない方でも、トラウマが作られてしまうケースもあります。

    あくまで一つの参考として、ご覧ください。

    3-1.大きなストレスや負荷のかかる環境にいる

    トラウマになりやすい方の特徴として、「大きなストレスや負荷のかかる環境にいる」という特徴があります。

    例えば、

    • 幼い頃、虐待を受けた経験がある
    • 育った環境が過酷

    といった傾向があります。

    このように幼い頃やこれまでの人生で、大きすぎるストレスがあると精神が正常を保てなくなってしまい、自分が自分で入れなくなってしまいます。

    そのような状態は、幼少期のストレス耐性がうまく育っていない状態の中で、ストレスを感じてしまう恐れがあります。

    このことから、トラウマが植え付けられてしまう可能性が高いと考えられています。

    3-2.感受性が豊か

    トラウマになりやすい方の特徴として、「感受性が豊か」という特徴があります。

    「感受性が豊か」とはどんなことを指すかといいますと、周りからの刺激や印象を感じ取る才能が優れているようなことをいいます。

    例えば、

    • 周りからの影響を受けやすい
    • 察しがいい

    といった傾向があります。

    このように、感受性が豊かな方は、些細な出来事から大きなダメージを受けてしまうこともあり、トラウマが生まれやすい傾向にあるとも言えます。

    3-3.安心感の欠如

    トラウマになりやすい方の特徴として、「安心感が欠如した環境に長く身を置いた」という特徴があります。

    例えば、

    • 発達障害がある家庭で育った
    • 親から暴力を振るわれている家庭で育った

    といった方は安心感が欠如している傾向があります。

    安心感は、生きていく上で欠かせない大切な感覚です。

    この安心感は、

    • 自分がいる環境が安心できるかどうか
    • 周囲から支援を受けられるか
    • 居場所が複数あるか

    といった要素も影響しています。

    安心感が欠如している場合、誰かに助けを求めるという選択肢がないため、下記のようなことが起こります。

    自分に危険やストレスがあったとしても、それを周りや家族に相談することができない

    助けが求められず、第三者が関わらない限り、支援を受けることができない

    安心できる環境がないことから、安心感が欠如し、状況は悪化の一途をたどるため、トラウマが形成されやすいとされています。

    4.トラウマを克服するためのポイント

    これまでは、

    • トラウマによる症状
    • トラウマになりやすい方の特徴

    についてお話ししてきました。

    ここからは、トラウマを克服するための基本的なポイントを3つご紹介していきます。

    ここでお伝えする手法は、トラウマが軽度な場合、効果を発揮しやすい内容です。

    抱えているトラウマが深刻なものだった場合、効果が出にくくなってしまう可能性があります。

    5章では、根本的に効果のある手法もご紹介していきますので、併せてご覧ください。

    4-1.休息・睡眠

    休息・睡眠をとることは、疲労の回復に1番効果的だと言われています。

    休息・睡眠は当たり前に行っている方が多いかもしれませんが、トラウマの回復には欠かせない、大きな効果をもたらしてくれます。

    例えば、

    • 心身の修復や記憶の整理
    • ストレスの回復・耐性
    • 生活習慣病の予防

    このような効果があります。

    まずは、今悩んでいるトラウマやストレスによって、傷ついた内面をしっかりと休めることが大切です。

    最初は難しいかもしれませんが、心身を修復させ、ストレスの回復に努められるよう、ぜひ実践してみてください。

    4-2.笑うこと

    近年では、「笑うこと」に秘める可能性について議論が行われるほど、注目されています。

    笑うことは簡単ですが、大きな効果をもたらします。

    例えば、

    • 人間関係の改善
    • 「エンドルフィン」というストレス解消効果がある脳内ホルモンが分泌される
    • 血糖値の上昇を抑える
    • 倦怠感を和らげる

    このような効果があります。

    辛い時に、笑うことはもちろん難しいと思います。

    しかし、少しでも自分が楽しいと思えることを行い、笑顔を増やしてみてください。

    そうしたら、自然と口角が上がるような「笑うこと」ができるようになるかもしれません。

    4-3.マインドフルネス

    まず、マインドフルネスとは、今の状況や物事を体験し、雑念や先入観を取っ払い、今に集中することをいいます。

    「今に集中する」ことができれば、方法は何でも構いません。

    例えば、文字を書く時に、

    マインドフルネスを意識する前

    ただ文字を書く

    マインドフルネスを意識した後

    • 文字を握る手の感覚
    • 文字を書くときの音を感じながら、
    • 集中すること

    このように、マインドフルネスを行うことで大きな効果をもたらすことができます。

    例えば、

    • 本来感じるはずでなかった不安やストレスからの解放
    • 集中力が高まる
    • 血圧を下げる

    このような効果があります。

    この方法は、すぐに全てを改善してくれるわけではありません。

    しかし、実践してみることで少しずつ、変化を得られる方法です。

    継続して、挑戦してみてください。

    5.トラウマを根本的に見つめ直すアプローチ3選

    これまでもお伝えしてきた通り、トラウマの克服方法は病気によっても異なるため、一概にこの方法が効くとは限りません。

    ですが、少しでも多くの方に活用していただける方法や、すぐに立ち向かうための克服方法をここでは順番に紹介していきます。

    5-1.紙に書き出す

    トラウマを克服する1歩目の手段は、「紙に書き出す」ことです。

    周りに相談したら、引かれるのではないか」

    人に相談する勇気が出ない」

    このような方におすすめの方法です。

    例えば、上記のような方は、

    まずネガティブな感情を捨てて、自分の思うがままの感情を書いてみる。」

    これが大切です。

    紙に書き出す手法は、自分を客観的に見ることができ、ストレスを解消するために有効的な方法なのです。

    実際に、「ジャーナリング」という手法で知られており、書く瞑想とも呼ばれています。

    この手法は、ストレス軽減やメンタルヘルスを高める方法として多くの場所で用いられています。

    ただし、紙に書き出していく中で、気分が悪くなった場合はすぐに止めてください。

    この方法の最も大切な目的は、自分の気持ちを客観視することです。

    ネガティブな記憶に集中してしまいそうな場合は、逆効果となる恐れがあるため、注意が必要です。

    5-2.リフレーミング

    トラウマを克服する2歩目の手段は、「リフレーミングをする」ことです。

    リフレーミングとは、出来事に対する枠組みを変え、違う視点から捉えられるようになるための考え方のことを指します。

    例えば、

    • 経験がないことに挑戦するのは怖い
      →新しいことにチャレンジできるチャンス
    • 上司に怒られるのが嫌だ
      →期待されているから色々言ってもらえる

    このように捉え方を変化させると、ネガティブだったものもポジティブな捉え方に変えることができます。

    大きなトラウマ体験をリフレーミングで良かったものにすることは難しいと思います。

    しかし、自分が負担だと思っていることを、変化させることはできると思います。

    そのことから、リフレーミングはトラウマを克服するための第一歩としてぜひ活用してみてください。

    リフレーミングをさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。

    リフレーミングで世界が変わる|効果、実践方法、事例を詳しく解説!

    5-3.瞑想をする

    トラウマを克服する3歩目の手段は、「瞑想をすること」です。

    昔に比べて、瞑想に興味を持つ方が増え、今では有名な方や一般の方にも愛用されている手法となっています。

    瞑想には、色々な種類があります。

    いずれも心を落ちつかせて、自分の持っている感情や思考を手放すようなことを行います。

    このように瞑想を行うことでトラウマに対し、新しい客観的視点が得られたり、ストレスから開放することができます。

    例えば、

    • 何もせずにじっとする
    • 深呼吸をして自分の呼吸に意識を向ける
    • 見えるもの、聞こえるもの、感じるものに集中する

    などの手法があります。

    これらの方法以外にも、瞑想にはたくさんの方法があります。

    6.トラウマを克服することに役立つ心理学

    この章では、トラウマを克服することに役立つ、NLPという心理学についてご紹介します。

    心理学NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の頭文字をとったもので、

    元々はメンタルセラピーを効果的に行うための研究から始まった学問です。

    1970年代のアメリカでは、ベトナム戦争から帰還した兵士のPTSDによる心身の病が、深刻な社会問題でした。

    そうした中、「三人の天才」と称される優秀な心理療法家が、次々とベトナム帰還兵の病を治し、非常に高い結果を多く残しました。

    この天才的な結果を誰もが出すためにはどうすればいいのだろう?」

    と好奇心に駆り立てられたカリフォルニア大学の教授ジョン・グリンダ―は、リチャードバンドラーとともに、再現できるよう学問として体系化しました。

    そこで『脳と心の取扱い説明書』と呼ばれる心理学NLPが誕生しました。

    心理学NLPは、

    • 卓越したコミュニケーション
    • 他人や自分の内面の変化
    • 目標達成や問題解決

    などにも応用され、治療分野だけでなく、交渉、セールス、教育、健康面などの分野で、幅広く活用されるようになりました。

    NLPは近年、日本でも学ぶことがブームとなっていて、幅広い年代層に受け入れられ、学ばれる方が増えています。

    当メディアサイトを運営するNLP-JAPANラーニング・センターでは、心理学NLPを学ぶことができるスクールを運営しています。

    心理学NLPでは、4章に紹介したNLPの技法などを用いることで、

    • トラウマやコンプレックスを克服させたい
    • 自信やセルフイメージを高める
    • 高い目標を達成するための手法
    • 問題解決能力を高める
    • モチベーションの維持といったメンタル面の学び
    • 足かせとなっている心理的マイナス面の解消 など

    人生を豊かにする内容をバランスよく学ぶことができます。

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    最後に

    ここまで、トラウマを克服するため、症状や特徴、改善方法までをご紹介してきました。

    いかがでしたでしょうか。

    トラウマを克服させるためには、

    • まず自分の状態を知ること
    • 変わろうとする勇気

    が必要です。

    ただ、トラウマの克服は、心の深い部分を扱うデリケートな取り組みです。

    ご自身のタイミングもありますので、自分自身と相談をしながら、無理のない範囲で進めていくことが大切です。

    この記事でご紹介した内容が、克服のきっかけとなれば幸いです。

    参照

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