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2024.08.05 人生

やりたいことの見つけ方|効果の高い心理的アプローチ5つの質問

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一度きりしかない人生。

だからこそ、「後悔したくない」
そんなふうに思うのが
私たちではないでしょうか。

極端かもしれませんが、
この世から旅立つとき、

「最高の人生だった。
やりたいことができて、
毎日が楽しかった。」

と思えるために、

やりたいことを見つけ、
やりたいことをやり続けていくことは

豊かな人生を送るために
非常に重要なのです。

この記事では、そんな
やりたいことを見つける方法を

心理学NLPの視点から
お伝えしていきます。

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目次

    1.やりたいことは、見つけられる

    箱の鍵を空ける

    今現在やりたいことが、なくても問題ありません。

    著者である私も以前、「自分は何がしたいんだ」と、自問自答していたことがありました。

    少し私の話をさせていただきます。

    私は学生の時、「何で大学に行く必要があるのか?」と考えたことがありました。

    その当時、自分が納得した答えは、「やりたいことがわからないから、探すために大学に行く」でした。

    ですが私の場合は正直、大学でやりたいことは見つかりませんでした。

    むしろ、当時やっていた塾のバイトがとても楽しく、そのまま塾の講師として就職しました。

    塾の講師は、例え困難なことがあったとしても嫌だとは思わず、

    むしろどうこの状況をクリアしていくのか、「やってやるぞ」といった、モチベーションや、やりがいに繋がり、毎日が楽しく過ごすことができていました。

    当時の自分は、そこまで深く考えてはいませんでしたが、まさに「やりたいこと」をやっている時に得られる恩恵を受けていたのです。

    ですが、そんな中でもどうしてもうまくいかない、試練というものが人生では必ずあります。

    人生に行き詰り、どうしていいかわからないとき、自分を成長させるため、私は心理学NLPを学ぶことを始めました。

    そこで学んだことの1つとして、やりたいことを意識的に見つけることができる方法があり、

    そんな私が本当にやりたいことは、職業という枠を超えて「人に何かを伝え、人の役に立つ」ということでした。

    つまり塾の先生は、やりたいことではなく、あくまでもその手段の1つであるということだったのです。

    そのことに気づいた後、試練を克服し現実的にも役職や給与を大幅に上げることができました。

    そして現在は、NLPトレーナーとして心理学NLPを人に伝えるということを行っています。

    数年後はもしかしたら別の形でやりたいことをやっているかもしれません。

    今でも塾の先生は好きですし、嫌だから転職したわけではありません。

    自分が本当にやりたいことに集中した結果、今はNLPトレーナーとして、やりたいことをやっているに過ぎないと考えています。

    この記事では、私がやりたいことを見つけたその具体的な方法をお伝えします。

    皆さんが自分が本当にやりたいことを見つけ、手段としての選択肢を広げるお手伝いになればとても嬉しいです。

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    2.なぜ、やりたいことが見つからないのか

    やりたいことが見つからず悩む人

    現在私には、1歳になる子供がいますが、その子供を見ていると改めて、

    「私たちは本来、世界に対し様々な興味を持っており、興味のあるやりたいことをとにかくやっていた」と感じずにはいられません。

    また、前職塾の講師でしたので、小学校4年生ぐらいの生徒に「何をするのが好き?」や、

    「大きくなったら何になりたい?」と聞くと、直ぐに答えが返ってくることが多いです。

    ところが、小学校高学年や中学生になると「わからない」や「別にない」と言った答えが圧倒的におおくなります。

    では、なぜそのようになってしまうのか。

    一言でいえば、「自分のことが分からなくなってしまう」からです。

    幼いころは、本能に赴くまま毎日を生きているので、自分が何が好きで、何が嫌か。何がやりたいのか、やりたくないのかがわかっているのです。

    ところが大きくなるにつれて、「親や周囲の期待に答えなくちゃ」や、「何が得で何が損か」という感情が優先してしまい、

    いつの間のか「自分が本当にやりたいこと」や「大切にしたいこと」を見失ってしまうのです。

    成功したスポーツ選手が幼少時に既に将来の夢を卒業文集などに書き、そのまま夢がかなったという話を聞いたことがあると思いますが、

    幼少期から続けて、何が好きで、何が大事かということを常に意識できる環境に身を置くことが多いので、夢や目標を達成しやすいとも言えるのです。

    そして、私たちが本当にやりたいことを見つけるためには、

    自分が人生で何を大事にしていて、何が好きなのかを改めて思い出し、その上で何をしたいのかと考える必要があるのです。

    つまり、「自分のことを知る」ことがやりたいことを見つける上で、非常に大切な初めの1歩と言えるのです。

    3.やりたいことを見つけるための5つの質問

    5つの星を示す人

    この章では、やりたいことを見つける、自分のことを知るための5つの質問をご紹介していきます。

    これらの質問は、心理学NLPで扱う「自己探求」をベースに作成しています。

    この5つの質問を通して、自分のことを知り、自分が本当にやりたいことは何なのかに気づく土台としていきます。

    5つの質問は以下の通りです。

    まずは、この質問にできればノート等に自分の回答を箇条書きで記入して頂き(複数回答可)、

    次の解説に進んで頂ければより効果的に自分のことを知る可能性が高まります。

    1. 幼い時に好きだったことは何ですか?
    2. 幼い時に時間を忘れるくらい集中して行ったことは何ですか?
    3. 過去に人の役にたったと思う体験は何ですか?
    4. 自分が人生で大切にしたいことは何ですか?
    5. お金を気にしないとしたら何をやりたいですか?

    いかがでしたでしょうか。

    それでは、1つ1つの質問について詳しく見ていきましょう。

    質問①幼少期に好きだったことは何ですか?

    この質問は、自分の過去に焦点を当てる準備運動のようなものです。

    「好き」という感覚があればなんでもかまいません。

    • サッカーをするのが好き。
    • 絵をかくのが好き。
    • アニメの主人公が好き。
    • ポケモンのゲームが好き。
    • 犬が好き。
    • ボーッとするのが好き。

    なんでもOKです。

    もし何も思い出せないときも、安心してください。

    必ず何かしら、「好き」という感覚は持っていますが、忘れてしまっているだけです。

    もし自分で覚えていないのであれば、自分の小さいときのことを知っている親などに、聞いてみるのもいいでしょう。

    思い出すことが難しければ、この質問は飛ばしていただいても構いません。

    または、これを機会に過去の友人に会ってみたり、過去住んでいた場所や思い出の場所に再度訪れてみると思い出すきっかけになるかもしれません。

    質問②幼少期に時間を忘れるくらい集中して行ったことは何ですか?

    この質問は、質問①と似ていますが、ポイントは、時間を忘れて行った内容とともに、それの何が好きだったのかを抽象化することです。

    例えば、絵を書くことの何が好きだったのかを抽象化すると

    「想像したものを、表現することが好き」なのかもしれませんし「物事の細かいところを観察することが好き」といったようにです。

    私で言えば、工作がそれにあたり、引っ越すクラスメイトがいる時には、粘土や紙で何かプレゼントを作って渡していました。

    つまり、工作の何が好きだったのかというと、「何か作り出すこと」と、それで「人に喜んで貰うこと」が好きだったのです。

    質問③過去に、人に貢献した体験は何ですか?

    この質問は、どういう貢献の仕方が自分にとって合っているのかということを探る質問です。

    過去に何か人の助けになることがしたいと思ってしたことや、そのように考えずとも行動した結果、

    人のためになって嬉しかったことを思い出していきます。

    私で言えば、中学の時に勉強を友人に教えたら「わかりやすい」と感謝されたことや、

    塾に就職してエリア長になり、伸び悩んでいる店舗にサポートで入ったことで、店舗の業績が延びたことです。

    子供の時、大人になってから、ちょっとしたこと、大きいことなんでも構いません。

    人から「ありがとう」と言われたことや、喜ばれたことをヒントに探してみて下さい。

    質問④自分が人生で大切にしたいことは何ですか?

    この質問は、自分の価値観を探る質問です。

    この質問にはできれば、5個~8個程度の答えを書き出し、特に損得なしで、直観的にしっくりくる大切な3つを選び出します。

    そうすることで、自分にとって重要な軸のようなものを確認することができます。

    私で言えば、「成長」「笑顔」「健康」が今現在、特に大切な価値観です。

    また、この価値観は年齢とともに変化していくことが分かっています。

    結婚すると「家庭」や、年齢を重ねると「健康」が大切な3つに入りやすくなる等です。

    自分がやりたいことがこの3つの価値観に沿っていればいるほど、やりがいが生まれ、豊かな人生に繋がることができるのです。

    質問⑤お金を気にしないとしたら何をやりたいですか?

    この質問は、「お金がないからできない」といった、多くの人にとって、ブレーキとなりやすいものを外した前提で、

    本当に自分がやりたいことに思考を巡らせるという質問です。

    私は過去に、この質問を自分にすることで、得ていた収入が無くなることの不安から離れて思考することができ、本当にやりたい道に進むことができました。

    以上が5つの質問でした。

    これらの質問に答えることで、自分が本当にやりたいことまたは、そのヒントを得ることが可能となるのです。

    そして、大切なことは、やりたいことをやるために具体的な行動を起こすことです。行動を起こさなければいつまでたっても、変化を起こすことはできません。

    そのために、もう一つ、以下の質問の回答を書いてみましょう。

    『やりたいことを始めるために、まずは最初の1歩は何をしますか?』

    できれば、2日~3日以内。どんなに遅くとも1週間以内に何をするかを、考え記入してみましょう。

    • やりたいことについて、WEBで調べる
    • やりたいことを実現するために、未来の計画を立てる
    • やりたいことをすでにやっている人に、会いに行く

    など

    なんでもOKです。お勧めは、最初の一歩はハードルが低い、自分が必ず行動できるものから始めることです。

    私の場合は、すでにやりたいことをやっている人に会うために、どうしたらいいかWEBで調べることから始めました。

    その後、その人に会うことができ、アドバイスを頂くことでさらに行動を加速することができました。

    このように、まずは最初の1歩を踏み出すことで、やりたいことに一気に近づくことが飛躍的に高まるのです。

    ここで行った5つの質問以外にも、自分のやりたいことを見つけるのに役立つ7つのリストは下記の記事でご覧いただけます。

    自分が本当にやりたいこととは?自分を理解する7つのリストで人生を変える

    4.もし、質問に答えられない、動き出せない自分がいたら

    夕日と海

    3章の質問になかなか答えられない。

    また、ある程度やりたいことが見えてきたはずなのに、中々動き出せない自分がいるとしたら、

    そこには「やりたいけど、やってはいけない気がする。怖い。」といった、

    心のより深いところで、ブレーキのようなものが作用している可能性があります。

    例えば、

    • 損得勘定で捉えてはいけないと頭ではわかっているが、やっぱり現実的には収入や家族のことを考えると厳しい
    • やりたいけど、どう行動していいかわからない
    • 自分にはできない、無理

    といった考えや思い込みです。

    心理学NLPでは、そういった思い込みや心のブレーキを外す具体的な方法を学ぶことができます。

    他にも、目標達成能力や問題解決能力を高めたり、コミュニケーション能力を飛躍的に向上させるなど、人生全般に役立つ学びが得られます。

    記事の前半でもお伝えした通り、私は人生で躓いていた時に心理学NLPと出会い、学ぶことでやりたいことを見つけ、前に進めるようになりました。

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    最後に

    今回は、やりたいことの見つけ方についてお伝えしてきました。

    筆者である私も、「本当に自分がやりたいことは何なのだろう?」と苦しんだ経験があります。

    そんな時、出会ったのが心理学NLPであり、自分自身を知るということを行った結果、

    やりたいことが明確になり、生きることがとても楽にそして、楽しくなりました。

    この記事が、あなたのやりたいことを見つけるきっかけとなれば、とても嬉しいです。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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