誰とでもスグに打ち解けたり
話を上手く盛り上げていたりなど、
「会話力があるなあ」と思う人が
あなたの周りにもいませんか?
そんな方々を観察してみると
すぐにお分かりになるかと思いますが、
会話力が高い人は...
- 仕事ができる(結果を出す)
- 人から好かれる/信頼される
など、
魅力的で周囲から尊敬される
という共通点があります。
ちょっとしたコツを
押さえて実践するだけで、
誰もがその域に達する
としたらどうでしょうか。
この記事では、
会話力を鍛えるメリットと
すぐに実践できる
会話力の効果的な鍛え方7選
を解説していきます。
目次
1.会話力を鍛えるメリット
会話力を鍛えることで多くのメリットがあります。
その中でも、特に重要なメリット3選を紹介します。
1-1.周りから信頼される
会話力を鍛えるメリット1つ目は、周りから信頼されることです。
信頼を得るうえで、
- 相手の話を正確に理解する力【傾聴力】
- 自分の考えを伝える力【コミュニケーション力】
上記2つは非常に重要です。
なぜなら、会話は、相手の話を理解し【傾聴力】、自分の考えをわかりやすく伝える【コミュニケーション力】、
この2点ができてこそ、成り立つものだからです。
会話力の高い人は、
- 【傾聴力】
- 【コミュニケーション力】
この2つの能力に長けているため、自分の話を正確に伝えられ、相手の話も正確に理解できます。
つまり、会話力を鍛えると、自分の伝えたいことが伝えられ、相手の伝えたいことも理解できるようになるのです。
そうなることで、周りから信頼され、一目置かれる存在になるでしょう。
1-2.人間関係がうまくいく
会話力を鍛えるメリット2つ目は、人間関係がうまくいくことです。
なぜなら、私たちは普段、会話を通じて、やりとりを行うため、人間関係の基本は会話だと言われているからです。
会話を普段全くしない人と、普段から仕事以外でもよくコミュニケーションを取る人とでは、
どちらの方が信頼関係や人間関係がうまくいくと思いますか?
おそらく皆さん、普段から良くコミュニケーションを取る人のほうが、信頼関係、人間関係をうまく築くことができるとお考えだと思います。
この基本である、会話力を鍛えることで、誰とでも会話を円滑に進められ、人間関係がうまくいきます。
1-3.仕事で結果が出る
会話力を鍛えるメリット3つ目は、仕事で結果が出ることです。
仕事で結果を出している人の特長(能力)として、
- コミュニケーション力が高い
- 周りへの配慮ができる
- 報連相が的確
- 自分の考えを分かりやすく伝える
- 信頼されている
などの共通点があります。
これらの共通点は、会話力を鍛えることで身に付きます。
会話力を鍛えることで、仕事で結果を出している人の特徴(能力)を身に付けることができ、仕事で結果が出るようになります。
2.会話力を鍛える方法7選
ここまで会話力のメリットをご紹介しました。
ここからは実際に会話力を鍛える方法7選をご紹介いたします。
2-1.相手に合わせる
会話力を鍛える1つ目の方法は、相手に合わせることです。
人は自分に似ている人に対して安心感や親しみを抱きます。
そのため、相手に言動・行動を合わせて話をすることで、話しやすい環境を作れます。
このように相手に合わせる技法のことを、NLPという心理学では【ミラーリング】と呼んでいます。
会話をする際に、相手の話すスピード、声の高低、姿勢、身振り手振りなど、違和感がない程度に合わせることを意識しましょう。
相手が足を組んでいたら腕か足を組んでみるなど、部分的でも結構です。
相手に合わせることを意識することで、話しやすい環境を作り出すことができます。
ミラーリングについての詳しい解説はこちらの記事がおすすめです。
↓
【完全版】心理学のプロが教えるミラーリングの秘訣と手法、注意点
2-2.相手を観察する
会話力を鍛える2つ目の方法は、相手を観察することです。
普段会話をする際に、相手を意識して観察している人は少ないと思います。
人は心で考えていることが表情や態度に表れやすいため、
観察をしていると、楽しい表情、嬉しい表情、険しい表情、嫌な表情などが分かると思います。
例えば、楽しい時には目を合わせて、少し前のめりになり話を聞きます。
一方、退屈な時には、飲み物を飲む回数が増えたり、よそ見をする回数が増えたりなどの行動を取ってしまいます。
このようにして心の中の考えが表情や態度に表れます。
会話をする際には相手を観察することで、相手の興味のある話、そうでない話を見極められ、会話を円滑に進めることができます。
2-3.自分の表情・言動を意識する
会話力を鍛える3つ目の方法は、自分の表情・言動を意識することです。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって提唱された、【メラビアンの法則】によると、
人は表情や言葉など矛盾された情報を提供された場合、
- 【言語情報7%】
- 【聴覚情報38%】
- 【視覚情報55%】
という割合で影響を与えていることが実験によって証明されています。
矛盾した情報においては、言葉の内容といった言語情報よりも、聞こえてくる声のトーンや相手の表情といった、
非言語情報が重要視されており、割合はなんと93%を占めているのです。
例えば、あなたが友達から険しい表情と低いトーンで【今日は楽しかったね】と伝えられたらどう思いますか?
おそらく、本当に思っているのかな、といった不信感を抱くと思います。
このように、会話をするうえで、非言語情報は大きな影響を及ぼします。
相槌の際に少し微笑む、声のトーンをいつもより上げるなど、大切なのは自分の発言と非言語情報を一致させることです。
会話の際、非言語情報に意識を向けることで、相手は安心感や信頼を感じ、会話を円滑に進められます。
2-4.話の引き出しを増やす
会話力を鍛える4つ目の方法は、話の引き出しを増やすことです。
会話力の高い人は共通して、話の引き出しが多いです。
話の引き出しが多いことで、話す内容、年代・性別関係なく、会話を円滑に進められます。
例えば、年代の違う方と会話する際に、相手の年代に流行した歌やドラマの話をすることで、
「それ知っているんだ!いいよね」など会話が盛り上がった経験があると思います。
盛り上がると同時に、心の距離も縮まるでしょう。
- 普段聞かない音楽やドラマ、映画、アニメを見る
- ニュースを見る機会を増やす
- 世の中のトレンドを抑える
など、話の引き出しを増やすことで、誰とでも会話を円滑に進められます。
2-5.本を読む・講座に参加する
会話力を鍛える5つ目の方法は、本を読むことや講座に参加することです。
コミュニケーションや会話力に特化した本や講座は多く存在します。
それらの手段を利用することも、会話力を鍛える方法の一つです。
その中でも特に講座に参加することをおすすめします。
講座には、多くの人が参加するため、様々な年代の方と会話をする貴重な経験を積むことができます。
学んだ内容を参加している人同士で、すぐに実践できることも大きな魅力です。
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2-6.傾聴を意識する
会話力を鍛える6つ目の方法は、傾聴を意識することです。
傾聴は会話を行うにあたり、非常に重要なスキルです。
会話の際に傾聴を意識することで、相手の伝えたい内容や思いを汲み取れ、信頼関係を築くことができます。
実際に私が、周りの方に簡単なアンケート【会話の際に相手が意識してくれると嬉しいことは?】を行ったところ、
ほとんどの方が【話を聞いてくれる】と回答されていました。
会話の際に傾聴を意識することで、信頼関係を築くことができ、相手から多くの会話を引き出せます。
会話は1人で行うものではなく、【相手の話】と【自分の話】があってこそ成立するものです。
一方的に伝えることを意識するのではなく、話の聞き方に注意を向けることでさらに会話が盛り上がります。
傾聴を意識することでレベルの高い会話になるのです。
ぜひ、日頃から傾聴を意識してみましょう。
2-7.とにかく会話の機会を増やす
会話力を鍛える7つ目の方法は、とにかく会話の機会を増やすことです。
本や講座、YouTubeで会話力の勉強を行うことも大切ですが、
「経験に勝るものなし」という言葉があるように、会話の機会を意図的に増やすことも大切です。
ただ一点、注意しなければならないのはやみくもに会話の機会を増やすだけでは効果は期待できないという点です。
会話の機会を増やすのと同時に、相手に関心を持って話を聞くことも意識しましょう。
相手に関心を関心を持つことで、気になることや質問、会話が生まれ会話力の向上につながります。
関心を持った上で、
- 学校や会社で挨拶がてら会話もすることを意識する
- お酒の場で普段話さない周りの方とも積極的に話す
- 自分を広げるためになにかのコミュニティに所属してみる
など、会話の機会を増やす方法は問いません。とにかく経験を積みましょう。
経験値を増やすことで、会話力を鍛えることができます。
3.最後に
会話の際に、相手に合わせる、観察する、傾聴を意識するなどといった、小さなことを意識するだけで、会話力は高まります。
会話力を高めることで、【仕事で結果が出る】【人間関係がうまくいく】【周りから信頼される】など、人生で多くのメリットをもたらします。
会話力を意識して高めることも大切ですが、コミュニケーション全般を養うことも大切ですので、
ご自身が伸ばしたいと思うところからぜひ鍛えてみてください。
コミュニケーションや人間関係については、以下で発信されている情報もご参考になるかもしれません。