初対面の方との顔合わせや、
あまり親しくない人と
エレベーターに乗り合わせた時、
何か話さなくては、、、と
思いながらも
気まずい空気を感じながら
誰かが話し始めるのを待ったという経験、
一度はあるのではないでしょうか?
そんな時に力を発揮するのは
「雑談力」です。
雑談力とは、字の通りですが
雑談する能力の事です。
雑談力を磨いておくと、
あらゆるビジネスシーンやプライベートでも
活用することができるため、
物事の「成功率」をあげる
重要な能力とも言われています。
本記事では、雑談力を磨くメリットや
雑談力のある人の特徴、
そして、雑談力を磨くコツまでを
お伝えしていきます。
雑談力を磨き、ビジネスやプライベートを
より充実させたいと思われる方は、
是非、最後までお読みください。
目次
1.雑談力を磨くメリット3選
雑談力を磨くと、どんなメリットがあるのか、さっそくご紹介していきます。
- 場の空気を和らげられる
- 初めての人とも関係性を築きやすくなる
- 情報収集しやすくなる
1-1.場の空気を和らげられる
雑談力を磨くことで、場の空気を和らげ、話しやすい環境をつくることができます。
ビジネスシーンやプライベートでも、あまり親しくない人同士が集まったとき、緊張感のある空気が流れ、「気まずいな、誰か話してよ、、、」って、心の中で思っている時ってないですか?
そんな時に、自然と話し始めてくれる人がいると、ホッと胸を撫で下ろす人も多いのではないでしょうか。
緊張感が流れる場で、その空気感を破ることは勇気のいることです。
ですが、その場に集まっている人は、何かしらの目的を持っているはずですので、その目的をより早く、より充実した状態で達成できるようにするためには、いち早く場の空気を和らげることが重要です。
特にビジネスシーンでは、取引先とのやり取りや飛び込み営業、上司との面談など、緊張感が走る場面が多くあります。
そんな時、雑談力を身につけておくと、会話が弾み、よりスムーズに相手との距離感を縮めることができるので、お互いにとってより良い環境をつくることができるのです。
1-2.初めての人とも関係性を築きやすくなる
雑談力を磨くと、初めて会う人とも関係性を築きやすくなります。
SNSで知り合った方と初めて会う時や、初めてのデート、新入社員が初めて出社してくる日や、取引先との顔合わせなど、これから関係性を築いていきたいと思う人とは、出来るだけ早く打ち解けたいものです。
ですが、初めての人と会う時、「どんな人だろう?」と期待や不安が入り混じったような感覚になり、お互いに変な緊張感が生まれ、気持ちとは裏腹にギクシャクしちゃう時ってありますよね。
その変な緊張感を和らげるためには、相手と出来るだけ多くの会話をして、相手の事を知る事が重要です。
雑談力は、相手の緊張を和らげるだけではなく、相手が自分の事を話したくなる気持ちを引き出すことができるテクニックです。
また、雑談力を身につけることで、自分自身の事を相手に知ってもらうことにも繋がりますので、お互いに関係性を築いていけることは間違いないのです。
1-3.情報が入ってきやすくなる
雑談力を磨くと、頑張って情報をとりにいかなくても、自然と情報が集まってくるようになります。
雑談力は、相手とのコミュニケーションを円滑にさせる為のテクニックです。
自分が一方的に話すのではなく、たわいもない会話で相手の警戒心をとり、緊張感を和らげることで、相手が話しやすくなり、より情報が入ってきやすくなるのです。
マツコ・デラックスさんや明石家さんまさんのように、テレビでMCを務めることが多い方を例にすると分かりやすいですが、基本、あの方たちはご自身が話しているというよりも、相手が話していることに反応していることが大半です。
たわいもない話を振るだけではなく、相手が思わず話したくなってしまうような空気感を作り、上手く反応して、相手を会話の波にのせてしまう雑談力があるからこそ、10年近く続く番組のMCができるのでしょう。
相手から多くの情報を引き出すためには、警戒心を和らげることが最も重要です。
相手の緊張感や警戒心を和らげられるような雑談力を身につければ、どんなタイミングでも効率的に情報収集ができるようになるので、
ビジネスシーンではもちろん、プライベートでも活かされることは間違いないのです。
2.雑談力がある人の4つの特徴
雑談力がある人には、特徴がありますのでご紹介していきます。
- 観察力が鋭い
- 知識量が多い
- 距離感の詰め方が上手い
- 記憶力が良い
ここから詳しく見ていきましょう。
2-1.観察力が鋭い
雑談力のある人は、周りの状況や人の変化に気づくのが早いです。
皆さんの周りにも、髪を数センチしか切っていないのに、「髪切って雰囲気変わったね」と、会った瞬間に気づく人っていませんか?
雑談力がある人は、会話の糸口を見つけるために、常に変化に対して敏感です。
髪型、服装、身につけているもの、天気、気候など、時と場合によって、どの話題を会話のきっかけにするかは、見極めていく必要がありますが、常に意識を向けておくことは大切です。
話すのが苦手だと感じている人は、恐らく話しのきっかけを見つけられず、躊躇してしまっている状態ですので、意識的に周りの変化に興味関心を持つようにしていきましょう。
2-2.知識量が多い
雑談力がある人は、とにかく物知りです。
相手がどんな人物で、どんな事に興味があるのか、事前に調べられるのであれば、それに越したことはありませんが、相手が初めて会う方だった場合、そんなことはしていられません。
相手の興味に合わせて会話を広げていくためには、ニュース、学問、政治、歴史、流行りや豆知識まで、様々な分野に意識を向けておく必要があります。
ただ、雑談力のある人は、会話を広げるために知識を増やしているというよりも、沢山の人と楽しく話すために、周りで起こっている事や面白いと思うことに、興味関心を向けていることがほとんどです。
つまり、好奇心旺盛な人だと言えるのです。
2-3.距離感の詰め方が上手い
雑談力のある人は、相手との距離感を掴むのが上手いです。
皆さんの周りにも、「〇〇さん」と苗字で呼んでいたのに、いつのまにか自然と「〇〇ちゃん」と下の名前や、ニックネームに呼び方を変える人っていませんか。
雑談力のある人は、相手の反応にも意識を向けています。
いきなり距離を詰めると、自分のパーソナルスペースに侵入されたと、相手の表情や態度が曇りますし、
逆に、ずっと〇〇さんと呼び続けられると、なかなか相手との距離は縮まらず、いつまでたっても、上辺だけの当たり障りのない会話をすることになります。
雑談力を磨く目的は、相手との信頼関係を築いていくことです。
相手との距離感を敏感に察知し、タイミングや距離の詰め方を工夫していく事が大切なのです。
2-4.記憶力が良い
雑談力のある人は、記憶力に長けています。
過去に話した内容や、どんな事に興味がある人なのか覚えていると、相手の変化に気づけるだけでなく、「あれからどうですか?」という、鉄板のワードで会話をスタートさせることができます。
また、以前に話したことを話題にだすと、相手から「覚えてくれていたんだ」と好感を持たれることは、間違いありません。
皆さんも、「髪型変えたんだ、今の髪型もいいね!」と言われて嬉しくなった経験ってありませんか?
髪型を褒められた事も嬉しいですが、過去の自分の髪型を覚えていてくれたことや、自分に興味を示してくれた事に対しても嬉しく感じますよね。
いつ、どこで、誰と、どんな会話をしたのか、雑談力のある人は覚えています。
つまり、雑談力のある人は、その場の会話に興味を向けるのではなく、その人自体に興味を持ち、大切な存在として扱うからこそ、相手からの会話を上手く引き出すことができるのです。
3.雑談力を磨くための3つの「コツ」
雑談力を磨くためには、ちょっとした「コツ」がありますので、ご紹介していきます。
- 相手との共通点を見つける
- オープンクエスチョンを使う
- 聴き上手になる
3-1.相手との共通点を見つける
雑談力を磨く上で大切なのは、相手との共通点を見つける事です。
まだ関係性が築けていない人と話をする中で、出身地や卒業した学校が同じだったり、同じアイドルを推していたりする事が分かると、距離がぐっと縮まることってないですか?
人は、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、類似性の法則と言って、自分と共通点のある人に対して、親近感を抱きやすい傾向にあります。
初めて会う人と話すときには、常に共通点はないか、探しながら話していくと相手のことをより知れるだけではなく、会話が盛り上がってくることでしょう。
ですが、いきなり「出身はどちらですか?」といったストレートな質問は、相手からの不信感に繋がる可能性があります。
例えば、話している中で、方言や訛りがあったら、「もしかして〇〇県のご出身ですか?」と自然な会話で聞けるように工夫していく事が大切です。
また、質問する時には、自分のことを先に話すと、相手が話しやすくなるかもしれません。
3-2.オープンクエスチョンを使う
雑談力を磨くためには、質問力を上げることが重要です。
質問したけど、なかなか会話が弾まず、質問することが無くなって困った経験ってありませんか?
会話が弾まないのには理由があります。
それは、相手がYES・NO、または、一言で終わるような質問を、相手に一方的に投げかけてしまっているからです。
雑談力を高めるためには、一歩通行では成り立ちません。
いかに相手に話をしてもらえるかが重要なポイントですので、そんな時は、オープンクエスチョンを使ってみましょう。
オープンクエスチョンとは、相手が答える範囲に制限をかけず、自由に話してもらえるような質問を、投げかけていくことです。
例えば、「映画を見るなら、アクションですか?サスペンスですか?」と、どちらかを選ぶような質問(クローズドクスチョン)ではなく、
「どんな映画が好きですか?」というように、相手が自由に回答できるような質問を、投げかけていくと言うことです。
もしかしたら、相手が部下や立場が違う取引先だったりすると、「なんて答えると良いか」という心理的な負担がかかってしまう場合もありますので、
相手の立場や状況を考えて質問を投げかけていくことが大切です。
3-3.聴き上手になる
雑談力を磨くためには、聴き上手になることが大切です。
雑談力と聞くと、「話す能力」がパッと思いつく方も多いと思いますが、雑談力を高めるために最も重要なのは、「聴く力」です。
相手が話しやすくすることで、雑談力が高まることは間違いありません。
自分が一生懸命話さなくても、相手が沢山話してくれたら楽に情報を引き出せますし、信頼関係を築くことにも繋がりますので、聴く力を身につけることをお勧めします。
聴くときのポイントは、3つです。
1つ目は、「頷く」
あなたの話を聴いていますということを、ちゃんと態度で示すことで、相手に安心感を与えます。
2つ目は、「繰り返す」
話している内容を、ただ頷いて聴くだけではなく、上手く要約して繰り返すことで、理解していることを相手に伝えます。
3つ目は、「話を遮らない」
相手が話している途中で違う話をしてしまうと、相手にとってはフラストレーションが溜ります。相手の話は最後まで聴いてから、質問や違う話題を振るようにしていきましょう。
相手に気持ちよく話してもらうためには、相手が話しやすいと思える環境をつくることが大切です。
大げさに頷いたり、そっくりそのまま話を繰り返していては、相手に違和感を与え逆効果になってしまう可能性が高いです。
慣れるまでは、ぎこちなくなってしまうと思いますが、自然に出来るようになると、相手はもっと話を聴いて欲しい、もっと話したい、となることは間違いないのです。
4.見落としがちなポイント
雑談力を磨いていく上で、多くの方が見落としがちなのは、相手があなたの話しを聞く「準備」が出来ているか、というポイントです。
例えば、ビジネスなどで交渉をもちかけられたり、商品を勧められた時、まだよく知らない人から、いきなりグイグイこられると、どんなに良い話しや良い商品だったとしても、聞く耳を持てないことってないですか?
実は、雑談力を発揮していくためには、相手があなたのことを信頼していることが前提であり、その前提があるからこそ、あなたの雑談力が活かされるのです。
雑談力の効果を発揮させていくためには、話のテクニックを磨くだけでは上手くいきません。
前提にある信頼関係を築くために、相手の心理を理解し、効果的に雑談力を発揮していくことで、交渉や販売、営業、好意のある人を口説くときなど、あらゆる場面で成功率
をあげることができるのです。相手の心理を理解するためには、書籍やネットからの情報で知識量を増やすことも一つですが、雑談力を飛躍的に向上させたいなら、一度、心理学を学んでみるとよいでしょう。
なかでも、実践心理学NLPは相手の心理を学べるだけではなく、モチベーションのコントロールや思考や行動パターンの変容、コミュニケーション能力の向上など、相手との信頼関係を築いていく上で重要なスキルを幅広く身につけることができます。
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