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2024.07.29 NLP世界権威

私と私のシャドー ~闇は偉大な光の源~

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著:キンバリー・チェノウェス

コア・トランスフォーメーションは、
私たち一人ひとりの内に生きる精神を目覚めさせるためのパワフルなツールです。

このプロセスは、自分のスピリチュアルな本質と、もっとつながりたいと願うすべての人の旅を補完することができます。

ミケランジェロのビジョンと彼の愛に満ちた手によって解き放たれたダビデ像のように、精神的存在である私たちの真の本質は、内なる「ダビデ」のようなものです。

それを完全に体験することから私たちを遠ざけているのは影の部分であり、層になって積み重なる影の部分を彫り進めることによって光が当たるようになります。

しかし、ミケランジェロとは異なり、

私たちは単に自分のシャドー(受け入れがたいと判断することで、隠そうとしたり否定しようとしたりする自分自身の側面)を彫刻刀などで削り取ることができません。

変容させなければならないのです。

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コア・トランスフォーメーション・プロセスの開発者であるコニレイ・アンドレアスは、オーディオテープ「NLPにおけるスピリチュアリティ」の中で次のように述べています。

私たちの(一部の)パートは、自分のスピリチュアルな本質にすぐにつながることができるものもあります...、

さらに、日常生活で顔を出してくる私たちの一部のパートは、まったく異なっているように感じられる場合もあります...

人は、自らのスピリチュアルな本質を発達させようと、瞑想し、祈り、あらゆることを試します。

さらに私たちには、腹を立て、嫉妬し、物事に激怒し、時には怖じ気づく他のパートもあり、

それがスピリチュアルとは言い難い自分自身の側面となっています。」

コア・トランスフォーメーションでは、スピリチュアルではないこうした私たちのパートの、欠けてしまっている、忘れてしまっている少しの精神性に目を向けます

数年前、これを初めて聞いた時に、その言葉が私の心に響きました。

私は、精神面で自分を進化させたいというアウトカムを持っていたのですが、

その望みに対して分極化しているかのような、受け入れがたい自分の一部に取り組む方法を探していました。

この分極化は、私の人生の大半を通して、私を苦しめる要因となっていました。

他者に対して親切で愛情深い人間であることが私にとって大切だったのですが、愛情深く親切な心を常に感じられてはいませんでした。

まだ大学生だった頃の、ある夜のことをはっきり覚えています。

その日私は、明らかな理由もなく、怒りや自己嫌悪、羞恥心でいっぱいになっていました。時折現れるこのひどいシャドーは私の心を大いにかき乱していました。

この夜、私は涙を流し、虚しさ、孤独を感じながらも、自分を落ち着かせるリソースは持っていませんでした。

自分がこうなってしまったときの、当時の私の解決策は、友人に電話をして自分がどれだけひどい人間であるかを恐る恐る告白することしかありませんでした。

彼女がどのように反応してくれたのかはまったく覚えていませんが、

このシャドーの存在を彼女に打ち明けることで解放されるような感覚を覚え、

私のシャドーも含め、私という人間のすべてを愛情で包み込んでくれたように感じたことは確かです。

当時の私は、それだけで自由になれるように感じていたのです。さらなる完璧な解決のリソースを発見するまでは。

今日のスピリチュアリティの分野で活躍する多くの著者や指導者たちは、

スピリチュアルなワークに自らのシャドーを受け入れて統合する(シャドーを超越したり迂回したりしようとするのではなく)ための実践を取り入れるという、

古くから言われ続けてきたことの必要性を説いています。

逆説的ですが、闇は偉大な光の源なのです。

私自身、シャドーの変容を助けてくれるコア・トランスフォーメーションの実践が提供する、直接的で信頼できる道に深く感謝をしています

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ブレンダはコア・トランスフォーメーション ワークショップの参加者でした。

そして彼女はマリファナの依存症と闘っていました。

彼女の仕事は心理セラピストであり、子供や思春期の若者とワークする立場でもあったので、薬物中毒だということを隠そうと必死でした。

薬物の影響を受けている状態で出勤することはありませんでしたが、仕事中は、早く家に帰ってマリファナを吸うことしか考えられない状態でした。

彼女は勇気を奮い起こし、週末のワークショップではこの依存症の変容を自分のテーマとして取り組むことにしました。

そして彼女は、この依存症の根底にある肯定的な目的は、内なる深い平穏の感覚を手に入れることだったと知ります。

彼女は幼い頃から、この平穏の感覚を切望していたにも関わらず、十分にそれを体験したことがなかったのです。

コア・トランスフォーメーション・プロセスの1つ1つの手順をガイドされていくうちに、

彼女はこの平穏の感覚を自分の人生と、その過去と現在と未来に統合することができました。

彼女を魅了した、その抗いがたいほどの感覚によって、彼女はマリファナを吸いたいという衝動を感じなくなっていました。

それから2ヵ月、彼女は自分が手に入れた自由について私たちに報告をしてくれました。

私はもう、あの場所に戻らなくてもいいのです...

『内なる平穏』は、私の頭や心だけでなく、私の身体中に、手足の先にまでも統合されています。あのことを考えることすらなくなりました。」

D.H.ロレンスは、その素晴らしい詩『The Song of a Man Who Has Come Through(通り抜けた男の歌)』の中で、声高に、次のように言います。

ドアをノックするのは何?

夜中にドアをノックするのは何?

私たちに危害を加えようとする者なのか。

いいえ、いいえ、それは三人の見知らぬ天使です。

受け入れなさい、受け入れなさい。」

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コア・トランスフォーメーションの実践は、私たちの真の本質の方向へ、ピタゴラスが「神聖なる人間性」と表現した方向へと、私たちを根気よく導いてくれます。

どのようなシャドー的思考や感情、行動に直面しようとも、意識の扉をノックする肯定的な目的は(制限という形で)、

自らのスピリチュアルな本質に再び目覚めることに深く関係しているのです。

愛情をもってドアを開け、見知らぬ天使たちを招き入れて深い対話へと誘えば、暗闇に隠されていた自分の側面を再発見することができます。

「平穏」、「愛」、「神との一体感」、「存在」、「全体性」などの言葉で表現されることが多いポジティブでコアな目的は、

自らのスピリチュアルな本質につながり続けることを助けるジェネラティブな変容と癒しの源泉なのです。

コア・トランスフォーメーションを長く実践してきた私自身の経験では、

私が意識的に参加させようと思わなかった自分のシャドーな部分でさえも変容してしまうという嬉しい驚きに遭遇してきました。

他の人たちも同じような発見をしたと報告しています。

どのような実践でもそうですが、ある時点でコア・トランスフォーメーションはそれ自身が命を持つようになると感じています。

私たちの無意識がプロセスに慣れていくあまりに、

気づくと、深い平穏と喜びの状態に自発的に入ってしまうことで、自らの制限が、簡単かつ自然に解決していることに気づくのです。

コア・トランスフォーメーションの実践を通して、私たちは、まだ暗い影に潜む自分自身のパートを批判したり拒絶したりするのではなく、心から感謝するようになります。

シャドーが秘める深い渇望に従えば、それは確実に私たちを本当の自分らしさ、内なる精神へと導いてくれるでしょう。

キンバリー・チェノウェス(Kimberlie Chenoweth, M.A.)は、認定コア・トランスフォーメーション・トレーナーであり、NLPマスター・プラクティショナーであり、コロラド州グレンウッド・スプリングスに在住しています。

コア・トランスフォーメーションの詳細は以下よりご確認ください。
NLP コア・トランスフォーメーションとは?

著者より許可をいただき掲載しています。
https://www.coretransformation.org/me-and-my-shadow/
© 2020 Andreas NLP

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