「挫折経験が人を強くする。」
そのような言葉を
聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実際に挫折したときは
自分に自信がなくなったり、
つらい思いをしている方もいるかと思います。
そのような経験をした方にこの記事では
挫折の捉え方や乗り越え方について
ご紹介していきますので
ご自身に合った方法を試してみてください。
目次
1.挫折とは?
まずは、挫折という言葉の意味を紹介します。
「挫折」
意気込んで行っている仕事や計画などが 途中でだめになること。
また、特にそのために仕事をする気力を失うこと。
(コトバンクより)
目標を達成する過程において、何らかの障害で期待どおりの結果が得られず、だめになってしまうことを指します。
また「挫」と「折」にはくじくという意味があります。
そのようなことからも勢いを弱めるという意味も持っています。
2.挫折経験が人を強くする
挫折するとどん底に突き落とされた気持ちになる人が多いと思います。
そして、自分だけがこのような状態になっていると感じる人もいらっしゃることでしょう。
しかし、大きな視点で世の中を見てみると成功者は必ずと言っていいほど、あなたと同じように過去に一度は挫折経験があると言われています。
人によっては、何度も経験しています。
そして、そこから自分に必要なヒントを得て立ち上がり、前進するきっかけにしているケースがたくさんあります。
ですから、実はあなたも成功する人と同じ道を歩んでいると考えてみましょう。
挫折は失敗ではなく、これからを考え直す貴重なきっかけです。
挫折経験をする度に人は強くなり、何年もかけて器の大きい存在になっていきます。
挫折は成長に必要な経験だと捉えることができるようになれば、あなたの未来も大きく変わっていくことでしょう。
下記では、挫折の捉え方、乗り越え方をご紹介していきます。
3.挫折を乗り越えるには
それではさっそく「挫折」を乗り越えるための方法をご紹介します。
「挫折」をしたときに1番大事なのはどう乗り越えて、自分の糧にしていくかです。
ぜひこれから紹介する内容を実践して、「挫折」を一緒に乗り越えていきましょう。
3-1.挫折した原因を分析する
何か挫折してしまったとき、なぜ挫折してしまったのか振り返りをしてみましょう。
分析すればきっと原因があると思います。
例えば、
- 目標の設定が上手くできていなかった。
- 事前に準備するべきことができていなかった。
など冷静に振り返ってみると原因がわかっていきます。
原因がわかることで次に再挑戦するときには成功する可能性は高くなりますよね。
また、できなかったことだけではなく良かった点も振り返ることででてくるかもしれません。
挫折経験は人によっては思い出したくない過去かもしれませんが、
一度冷静に振り返ることによって原因分析ができるのでぜひ分析して乗り越える方法を見つけましょう。
3-2.その挫折経験にプラスの要素がないか探ってみる
「挫折した経験」=「失敗」と捉えてしまうと学ぶものが無くなってしまう可能性があります。
そこで、あなたに提案したいのが、その経験から何か学べたものがないか考えてみてほしいのです。
例えば、
- 次に同じミスをしないように意識できる
- もっと準備するようになる
- 付き合う人を選ぶようになれた
- 自分を変えようと思えた
- 経験値が増えた etc
1つでも学びが見つかると、そこをきっかけに前進していくことができるようになります。
繰り返しになりますが、
成功している人ほど挫折経験が多く
そしてそこから次への学びを得ているのです。
3-3.誰かに話を聞いてもらう
もし、話を聞いてくれる人がいるのであれば、とにかく話を聞いてもらいましょう。
友人でも先輩でも家族でも誰でも結構です。
具体的なアドバイスがもらえなかったとしても、話ながら頭の整理につながることが起こります。
もちろん、経験豊富な人に話を聞いてもらうことができると、いいヒントがもらえるかもしれません。
なかなか立ち直れない場合には、カウンセラーの方や、愚痴聞きサービスの方など
自分が話しても良いと思う人に話すことでも良いと思います。
1人で抱え込んで解決できない場合は誰かに話すことをおすすめします。
3-4.目標、目的に対して具体的な計画を考える。
原因の分析を行い、プラスの側面を発見することができたなら、次は具体的な目標や行動計画を立てましょう。
- どんな自分になりたいのか
- 何を達成したいのか
- 何の分野で活躍したいのか
- 何を得たいのか
これらを明確にしていきましょう。
目標や具体的な行動計画を立てることでモチベーションが一気に上がります。
ぜひ、今回の経験から目標や目的と同時に具体的な行動計画を立ててみてください。
3-5.番外編 意図的に立ち直ろうとしない
これは番外編です。
落ち込むだけ落ち込んでみる。何気にこれが必要な場合もあります。
落ちるところまで落ちた時に、やっと前進する力が出てくる場合もあります。
その時がやってくるまで、流れに身を任せてみるこの方法も1つの選択肢としてあげておきます。
4.挫折してしまう原因とは?
実は、挫折してしまう人というのは特徴があり、原因があります。
その特徴と原因についてご紹介します。
4-1.自己肯定感が低い
自分に自信がなかったり、自分自身を認めることができない人が何かうまくいかないことが起きてしまうと、
- 自分はだめな人間だ。
- また自分はできないんだ。
など負のサイクルに陥ってしまいます。
負のサイクルに陥ってしまうと挫折経験をプラスには捉えることなんて到底できないと思います。
まずは、挫折してしまった自分を責めたり、自己否定するのではなく、取り組もうとした自分を認め、褒めてあげましょう。
実は、挑戦することだけでもすごいことです。
4-2.自分と向き合わない
基礎能力が高い人にありがちです。
「自分はある程度力があるので
一定のレベルはこなせる」
このような人たちが更に先のレベルに進んだときに壁にぶつかって挫折してしまいます。
しかし、その時に
「なぜうまくいかなかったのか」
「自分がどういう気持ちで向かっていたのか」
など自己分析をせずに、
「できなかった」ということに蓋をしてしまいます。
そのため、自分が絶対にできるであろう目標にすり替えてしまうことや、挫折してしまうから何も行動しない。というサイクルになってしまいます。
4-3.不運が続いてしまっている。
生きていると自分ではどうにもできないことが起こったりもします。
長い人生、不運が重なってうまくいかないことは時おり訪れることがあります。
そんな時は、ジタバタせずに時の流れに身を任せてみることも必要です。
そして成功者は「不運な時期があったから、今の自分がある」と言います。
不運は幸運の前触れです。
必ず成功できるタイミングは訪れるのです。
5.挫折は自分次第でどうにでもなる
これまで挫折の捉え方や乗り越え方をご紹介してきましたが、最後に番外編としてひとつの考え方をご紹介します。
メジャーリーガーの大谷翔平選手の「挫折」を例に述べていきます。
大谷翔平選手は「挫折経験」について質問されたところ、高校時代にケガで野球ができなかった期間を挙げました。
このことについて第3者の私たちは様々な感想を持つと思います。
-
「そんなの挫折じゃないよ」
-
「すごい大変だったんだな」
しかし、私たち第3者がどう思ったとしても大谷翔平選手にとってはそれが大きな「挫折」だったのです。
このことからわかるように「挫折」は自分が決めたものであり、
第3者から
「あなたはこれが挫折」、
「それは挫折じゃない」とは決められません。
逆説的に考えると自分で「挫折」というものを決めているのです。
「挫折」と思っていることを「挫折」ではないと変えることも自分でできてしまうのです。
挫折は主観的だからこそ、捉え方や乗り越え方も実は自分が知っているのです。
6.自分を強くする、高める
これまで紹介してきた、挫折の捉え方や変える方法をぜひ実践して乗り越えてください。
そして、さらに自分自身を高めていきたいとお考えの方には、実践心理学のNLPをおすすめします。
NLPは「脳と心の取り扱い説明書」と呼ばれています。
誰もが結果を出せるように体系化し、コミュニケーションスキルやセルフイメージを高めることができます。
また、目標達成へのアプローチ方法なども学ぶことができます。
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