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2024.07.10 心理学

自己効力感と自己肯定感の違いとは?3分でわかりやすく解説

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「自己効力感」「自己肯定感」のように、
心理学の用語には似たような言葉で、

実際にも内容や意味が似ていたり、
細かく見ると部分的に異なるものまで、
多数存在しています。

この記事では、
「自己効力感」と「自己肯定感」の意味の違いと、
詳しい意味、高め方まで詳しく解説します。

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目次

    1.自己効力感と自己肯定感の違いとは

    自己効力感と自己肯定感をそれぞれ辞書で調べてみると、このようになります。

    自己効力感:
    何らかの課題に取り組むときに、困難な状況であっても、「自分は対処できる」と、自分に対して確信、自信といったイメージが持てることをいう。

    自己肯定感:
    自分自身の価値や能力を認識し、肯定する心の状態を指す言葉である。

    (出典:Weblio国語辞典

    少しイメージしずらいとお感じの方もいらっしゃるかと思いますので、噛み砕いて説明すると、

    例えば、何か困難に直面した時に、

    自己効力感が高い人は、

    「私なら乗り越えることができる」

    という気持ちになります。

    一方で、自己肯定感が高い人は、

    「乗り越えられても、そうでなくても私なら大丈夫」

    という気持ちになります。

    上記の点でこの2つには明確な違いがございます。

    ただ、「自分自身を肯定している」という点で、両者は類似しています。

    イメージとしては、「自己肯定感」の中の一部として、「自己効力感」があると捉えるとわかりやすいかと思います。

    1-1.自己効力感

    自己効力感は、英語で「セルフ・エフィカシー(self-efficacy)」と呼ばれており、心理学者のアルバート・バンデューラが提唱しました。

    様々な種類の恐怖症を克服した人たちに対して実験を行い、恐怖症の克服を通して、

    「私なら大丈夫」という気持ちを持っているという共通点を発見しました。

    その後の研究で恐怖症を克服した人たちは、

    • 困難に立ち向かうことが出来る
    • 落ち込んでもそこから早く立ち直ることができる

    このような傾向があることがわかりました。

    近年ではビジネスでもこの「自己効力感」が大切だと唱えられています。

    自己効力感が低いと、仕事に対するやる気や自信が起きづらく、何か新しいことに挑戦したりすることが難しくなってしまう可能性があります。

    1-2.自己肯定感

    自己肯定感とは、その名の通り「自分自身を肯定する」ことです。

    自己肯定感という言葉は、1994年に立命館大学の名誉教授であり、臨床心理学者の高垣忠一郎氏によって提唱されました。

    高垣氏が自身の子どもに対して行ったカウンセリングの結果から、

    不登校や自殺をしてしまう子どもの生きる意味の喪失を説明するための言葉を「自己肯定感」と名付けました。

    自己肯定感が低いと、

    「私はダメな人間だ」
    「何をやっても上手く行かない」

    という気持ちが大きくなり、新たな一歩を踏み出すことが難しくなる方が多くいらっしゃいます。

    また、特に思春期の子どもは自分自身を客観的にみる力が養われる時期のため、周りと比べて自身のできないことに目を向けてしまうと自己肯定感が下がってしまう人も少なくありません。

    自己肯定感の状態を知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。
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    2.自己効力感・自己肯定感の高め方とは

    第1章で自己効力感と自己肯定感の違いとそれぞれの言葉の由来について解説をしました。

    そして、ビジネスだけでなく人生全般で、この両方を高めることが大切だとお気づきの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

    ここからは、自己効力感・自己肯定感の高め方について特に効果的なものを3つ解説していきます。

    2-1.成功体験を積み重ねる

    過去に成功体験がある人と無い人とでは自信の大きさに大きな差がでてきます。

    例えば、子供の時に自転車に乗れるようになったことや鉄棒で逆上がりができるようになったこと、勉強、スポーツ、習い事などで成功体感があるとそれらが自信に繋がっていくのです。

    そしてその結果、自己効力感・自己肯定感が上がっていきます。

    2-2.物事を多角的に見る

    もしあなたが失敗をしてしまった時のことを思い浮かべてみてください。

    ほとんどの人が、悔しい気持ち、悲しい気持ちになるかと思います。

    そしてその失敗というネガティブな経験をポジティブに変えることで自己効力感・自己肯定感が上がっていきます。

    この考えを心理学NLPでは「リフレーミング」と呼びます。

    失敗をしたというネガティブな経験から、

    「積極的に挑戦した証」

    というように、物事を多角的にみて、ポジティブなものにフレームを変えると必要以上に落ち込まずに、前に進めるかと思います。

    2-3.長所を伸ばすor 特技を作る

    自己肯定感・自己効力感が高い人は、自分の長所に対して自信を持っているか、他の人よりも上手く出来る特技を持っています。

    一つ大きな自信があることで自己肯定感や自己効力感に大きな影響を及ぼします。

    あらゆることを伸ばす必要はなく、自分の長所を伸ばすことや特技を一つ作る努力をしてみましょう。

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    まとめ

    自己効力感と自己肯定感の違い、そしてそれらを高める方法を紹介しましたがいかがでしたか。

    上記でお伝えした、リフレーミングやセルフイメージなどの自己効力感、自己肯定感を高める方法は心理学NLPの講座で詳しく学ぶことができます。

    心理学NLPに興味をお持ちになりましたら、ぜひ一度ご覧ください。

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