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私たちは実は知らないうちに、
自己催眠を使っています。

例えば、
「夜のラーメンは
 太るから食べないようにしよう」
と思っていたのに、

なぜか夜になって、
「どうしても
 ラーメンを食べたくなってしまった」

これも、自己催眠の一つです。

そして人は、はっきり意識したことだけを、
行動に起こしているわけではありません。

特に日常のルーティンに関しては、
無意識に行動することの方が多いかもしれません。

催眠は、その無意識に対して、
影響を与えることができるツールなのです。

そこで、より自分のためになる催眠を
上手に使っていけるよう、

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1.自己催眠とは

自己催眠とは、自分で自分に催眠をかけることです。

催眠状態で、暗示(理想の状態を言語化した文章)を聞くことで、自分を理想の状態に近づけることができるのです。

そして、催眠と聞くと、「催眠術?怪しい。。。」などと思われがちですが、冒頭でご紹介の通り多くの人が自然におこなっています。

ここからは、自己催眠の仕組みと、通常の催眠と自己催眠の違いを簡単にご紹介していきます。

1-1.自己催眠の仕組み

自己催眠は、以下のような仕組みで催眠がかかるようになっています。

深くリラックスしたり、何かに没頭すると、軽いトランス状態になる

トランス状態では、顕在意識の影響が少ない状態になる このタイミングで理想の状態を言語化した文章(暗示)を聞く

普段であれば、顕在意識が「こうあるべきだ」「そんなはずはない」などと考えますが、 顕在意識の影響が少ない状態なので、理想的な自分に関する暗示を快く受け入れることができる

トランス状態から抜けても、潜在意識には理想的な自分に関する暗示が残っている

このような仕組みで、自己催眠がかかるようになっています。

そのため、帰りの通勤電車でリラックスした状態で、たまたま動画広告で視界に入ったハンバーガーのCMが無意識に届いていて、帰りにハンバーガー屋さんに足が向いてしまった・・・ということが起きたりするのです。

1-2.催眠と自己催眠の違い

催眠は、通常は他者からかけられるものですが、自己催眠は自分でかけるので、大きく以下の点に違いがあります。

催眠 自己催眠

他者が催眠をかける

自分で催眠をかける

こちらを観察しながら催眠をかけてくれるので、受け身でいられる

自分で、自発的に催眠にかかるようにする

他者に依頼が必要

いつでもできる

もしかすると、「え?自分で催眠にかかれるの?」という疑問を持たれたかもしれません。

もちろん練習をすると、自分で催眠に入っていくことができますが、私のおすすめは催眠誘導から暗示(理想の状態を言語化した文章)を音声で録音して、それを聞く方法です。

これを繰り返せば繰り返すほど簡単に、自分に催眠をかけられるようになりますので、詳しくは3章でご紹介していきます。

次では簡単に、期待できる3つの効果をお伝えします。

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2.自己催眠に期待できる3つの効果

自己催眠だからこそ、と考えると以下の3つの効果があると言えるでしょう。

  • 自然に自分を変えられる
  • リバウンドしにくい
  • 安心できる

自然に自分を変えられる

強い意志の力で「絶対に成功する!!!」と毎日言い続けて、その通りになれる人もいるでしょう。

一方で、どこかで(成功できないかも・・・)(失敗したら恥ずかしい)という気持ちが出てくる人も多いものです。

催眠状態であれば、(成功できないかも・・・)(失敗したら恥ずかしい)という顕在意識からの声を、小さくした状態で「絶対に成功する!!!」という言葉を受け止めることができます。

そのため、自然と暗示を受け入れることができ、力まずとも自分を変えていけるのです。

リバウンドしにくい

例えば、自己催眠でダイエットに取り組む人もいます。

意志の力で運動や食事制限に取り組み、ダイエットするよりも、自己催眠を取り入れることで、深層心理の部分からダイエットに成功するので、元の状態に戻りにくくなります。

これは、積極的になる、自信を持つなどのメンタルの改善に取り組んだ場合も同様です。

安心できる

催眠というと、怪しさがつきまとうものですが、自分で行うので安心です。

過去にはテレビで「眠らされる人」「ネコのように鳴いてしまう人」など、催眠をかけられておかしな行動を取る人が放映されたことがあります。

これらはショーとしての「ステージ催眠」で、自己催眠のような催眠とは別のものです。

また、ステージ催眠の影響で催眠療法さえも、「催眠から覚めたら、壺を買わされるかもしれない」といった不安を持つ人もいます。

本来、催眠は同意がなければかかりませんので、非常に安心できるものなのですが、催眠に関する怪しさは拭えない人も多いことでしょう。

そして自己催眠であれば、催眠術師も自分なので、安心できます。

では、自己催眠がイメージしやすくなるよう、自己催眠のやり方をシンプルにご紹介し、その後で実体験をご紹介していきます。

3.自己催眠のやりかた

自己催眠は、「トランス状態になる、暗示を入れる、催眠から覚める」という3つのステップがあります。

トランス状態になるには、いくつかの方法がありますが、ここでは、取り組みやすいものを一つだけご紹介します。

また暗示は、その時々で変えることができます。
今回は、「何か新しいことに取り組む前に、力付けとなるような暗示」をご紹介します。

事前に以下のステップ1~3にある枠内の文章を読み、スマートフォン等に録音しておき、自己催眠に取り組む際に聞きます。

ステップ1.トランス状態になる

呼吸をラクにして、軽く目を閉じて上の方を見るようにします。

まぶたを閉じた状態で、ぐっと上を見てから、力を抜き、深呼吸をしていきます。

(深呼吸できるよう、間をあけます)

深呼吸をすればするほど、体がリラックスしていきます。

(深呼吸できるよう、間をあけます)

そして、足の裏が床についているのを感じます。

(深呼吸できるよう、間をあけます)

そして、太ももの上に手を置き、その重さ、温かさを感じます。

(深呼吸できるよう、間をあけます)

そして、背中が背もたれにつくのを感じます。
すると、さらに体がリラックスしていきます。

(深呼吸できるよう、間をあけます)

 このように、呼吸と事実を進行形の言葉でつなぎながら、リラックスを深めていきます。
 この後、さらにトランス状態を深める方法もありますが、もし短い休憩で使うのであればこの程度でトランス誘導を終えます。

ステップ2.暗示を入れる

いま、あなたが取り掛かろうとしていることは、以前と比べて大きなことかもしれません。

そして、あなたはそれを成し遂げた人を知っているかもしれませんし、以前、同じように新しいことに取り組んだことがあり、それを成し遂げたことを思い出せるかもしれません。

そうやって、あなたの過去には、何かを成し遂げた体験が眠っています。

それらは、眠っているようでありながら、必ずあなたを助け、あなたの力となってくれます。

ですから、この催眠から覚めたとき、あなたは「私ならできる」という思いを強く持てているようになります。

 もしかすると、催眠言語を用いた文章のため違和感があるかもしれません。
 ですが、抵抗を起こしづらい言葉で書かれているので、トランス状態では自然に聞くことができます。

ステップ3.催眠から覚める

いまから3・2・1と数え、1を数え終わった瞬間、すがすがしい気持ちで、息を吸いながら目を開けます。

手足を伸ばして、いつもどおりの呼吸をしながら、頭が冴え渡っていきます。

1と2と3の最初の一文は、催眠特有の落ち着いたゆっくりした低めの声で話し、ステップ3の最後の一文は、普段話す時の会話口調に戻すことがポイントです。

催眠特有の声については、ご自身が録音したものを聞いて、落ち着いた気持ちで、ゆったり深呼吸ができる声なら問題ありません。

4.自己催眠の実体験

ここでは、私が取り組んでいた3つの自己催眠についてご紹介していきます。

  • 寝入りを良くし、よく眠れるようにする
  • 不安を消して安心を増大させる
  • 心身の健康を保つ

これらは使い方次第では、応用が効きます。

例えば、「5分だけ自己催眠に取り組んで、頭をスッキリさせたい」というときにも使えます。

催眠が終わるタイミングで、頭がスッキリすることを暗示に入れ込むことで、短い時間で自分をリセットすることができます。日常で催眠を使わない手はありません。

寝入りを良くし、よく眠れるようにする

課題を抱えていて、気になっていると、延々とそれを考えてしまって、なかなか眠れなくなるような時に使える催眠です。

正直言いますと、私はこれを一番よく使っています。

夜ではなく、朝に考えるほうが良いとわかっていても、思考を止めることは難しいものです。

そんなとき、催眠の音声を聞きながら、考えることをやめるのではなく、違うことを考えるように誘導していきます。

そして、徐々に眠りにつけるように誘導することで、よく眠れるようになります。

よく眠れば、次の日にクリアな思考で、より良いコンディションで課題に取り組むことができるので、本当におすすめです。

※自己催眠のまま眠りにつく場合は、暗示の後に覚醒の文章を読まないで、ぐっすり眠れるように暗示を入れます。

催眠中に寝てしまっても問題はありませんが、リラックスできる暗示として、眠りに誘導しておかないと、脳が活性化した状態になるので気をつける必要があります。

不安を消して安心を増大させる

新しい出会いの場や、新しいことに取り組む際など、緊張はつきものです。

緊張や不安といった気持ちを、催眠でほぐして、代わりにリラックスや安心を得るための催眠です。

なにか心配事があると、そのことで頭がいっぱいになるのは、当然のことです。

脳の仕組みとして、「考えることをやめる」ことができないため、代わりに安心できることを考えさせるように、催眠で誘導していきます。

なお表題には「不安」と書きましたが、「怒り」「悲しみ」など、ネガティブな気持ち全般に使うことができます。

また催眠の文章を工夫することで、リラックスや安心を感じた後、さらに、エネルギーを感じられるようにすることもできます。

例えば、イライラしてしまうときなど、その気持ちを落ち着かせて、怒りを次への原動力に変えることすらできるのです。

心身の健康を保つ

深いリラックスを体験して、心身のすみずみに感謝を伝える催眠です。

凝り固まった部分がほぐれ、血行が良くなるなどの良い効果があります。

結果的に、健康を保つことにつながっています。

この催眠では、自分ができることに注目して、それに感謝をしたりすることで自己重要感を上げたりすることも可能となります。

自分の状況に合わせて、これらを組み合わせたり、時間を長くしたり短くしたり、調整して使っています。

そして、ササッと自己催眠をかけたいのに、どうしても自己催眠がかからないときがあります。
そのようなとき、何が起きているかについて、次でご紹介していきます。

5.自己催眠がかからないときに起きていること

自己催眠がかからない時に起きているのは、リラックスしていないことが最大の要因と考えられます。

催眠自体は、緊張、不安、心配、恐怖などが大きいときに、効果を出してくれるものですが、こういったネガティブな気持ちを抱えたままでは、顕在意識からのストップがかかってしまうので、なかなか催眠状態に入れません。

このような場合は、急がば回れ。

先にリラックスする催眠を行って、ネガティブな気持ちを落ち着かせた後で、理想の状態になれるよう催眠を続けることをおすすめします。

6.催眠に関する注意点

催眠自体は、問題のないものですが、自身のコンディションや暗示文章によって、以下の注意点がありますので簡単にご紹介していきます。

  • 催眠を抜けてから運転する
  • 催眠に慣れるまで取り組む
  • 暗示文章次第では、悪い結果となる

催眠を抜けてから運転する

深い自己催眠に取り組んだ後は、自分の感覚を取り戻してから動くようにします。

催眠の後は、軽いうたた寝の後のような体の怠さを感じることもあります。
いきなり椅子から立ち上がったりすると、ふらつく人もいます。

もし、車の運転などを控えているのであれば、催眠の後は、水を飲んで呼吸を整え、手足を動かして、必ず体の感覚を確認してください。

催眠に慣れるまで取り組む

催眠状態といわれる、トランス状態には、慣れるまで時間がかかる人もいます。

慣れてしまえば、自分でトランス状態に入ることができますが、最初のうちは難しく感じてしまうかもしれません。

せっかく取り組まれるのであれば、自己催眠の結果が出るよう、催眠に慣れるまで取り組んでみてください。

暗示文章は肯定的な文章にする

催眠が悪影響を及ぼすとは考えにくいのですが、万が一、暗示を作り間違ってしまうと、効果が出ません。

例えば、「緊張しない」という暗示を入れてしまうと、脳の仕組みの都合で、一度は「緊張する」ことを考えてしまいます。

脳では、『緊張することを、しない』という情報処理になるため、緊張することが、暗示に残ってしまいます。そのため、暗示文章が否定形になっていないかは注意が必要です。

もし、緊張しないように暗示を入れる場合は、「リラックスして」「堂々と自信を持って」などの肯定的な表現の暗示文章にします。

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最後に

今回は、私が催眠療法(ヒプノセラピー)を習得するコースで学んだ内容や、自身が書いて取り組んだ催眠文章などを元に、自己催眠についてご紹介しました。

自己催眠は、練習すればするほど簡単になっていきます。

徐々に自己催眠についてバリエーションを増やしていき、何か困ったときや力づけが欲しい時など、すぐに催眠に取り組むことで、状況を好転させることができるはずです。ぜひ、簡単なものから取り組んでみてください。

なお、文章を読んでいただいても、簡単にはトランス状態や催眠の効果を体験できない方も多いかもしれません。

そして、もしも専門的なコースで催眠を本格的に学ぶことができれば、催眠を習得できるだけでなく、日常生活で話す言葉、書く文章など、全てのアウトプットの質をあげることができます。

また世の中にある影響力を持つ言葉、例えばキャッチコピーや広告、心を揺さぶる歌詞など、催眠は身近に溢れています。催眠にご興味をお持ちの方は、専門的なこちらのコースをご覧ください。

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