「褒められていても、
どこか違和感を感じる」
「自分の行動にどこか自信が持てない」
「ネガティブな言葉を自分に投げかけ、
自己嫌悪に陥ってしまう」
あなたも、このように感じた経験は
ありませんか・・・。
これは、自己評価が
下がっているときに現れる
特徴の一例で、
あてはまっているならば、
注意が必要かもしれません。
なぜなら、自己評価の低さは
これからの人生の満足度を下げる
障害となる可能性があるからです。
今回の記事では、
自己評価を高めるポイントや
その具体的な方法をご紹介していきます。
後半では、自己評価について
理解を深めるうえで欠かせない
重要な考え方もお伝えします。
あなたの人生を好転させる
きっかけになれば幸いです。
目次
1.自己評価は人生の満足度に影響する
自己評価とは人事評価で用いられる、自分で自分のことを評価するシステムのことです。
自己評価を導入することによって、客観的に自分を見ることが出来るため、成長するための自分の改善点や強みに、気づいていくことが出来るメリットがあります。
このメリットを活かしていくために重要なことは、適切な自己評価ができているということです。
また、会社の自己評価だけでなく、自己肯定感のような日常生活における、自分自身に対する評価も自己評価に含まれます。
そのため、自己評価は、仕事だけでなく、人生の満足度にも影響が出るものなのです。
1-1.自己評価が低いとどうなってしまうのか?
自己評価が低いことで、自分の能力や考えに自信をもてないため、周りの人に流されやすくなります。
自己評価が低いことにも大小がありますが、自分のことを過小評価しすぎると、仕事・人間関係・プライベートなど、人生全般にマイナスな影響が起こります。
例えば、自己評価が低い人の特徴として、「うまくいったとしても自分の力を認められず、他の人の力や運のおかげだと思い込むこんでしまうこと」が挙げられます。
このように思い込むことで、自分の力が信じられないと、自己不信の状態に陥ることもあるのです。
他にも、自己評価が低い人は以下のようなマイナスの特徴がありますので注意が必要です。
【自己評価が低い人の特徴】
- うまくいっても、他の人や運のおかげだと思い込む
- 周りの目ばかり気にする
- 自分に自信がない
- ネガティブ
- 完璧主義で、出来ることより出来ないことに目が行く
- 自分のことを否定する
- 他者の考えや決定事項を優先する
- 自分の欲求や気持ちに蓋をする
また、「自己評価が低い」状態には、2パターンあります。
- 自己評価と、周囲の評価が一致しているパターン
「周囲からの評価が低く、自分の評価も低い」 - 自分を過小評価しているパターン
「周囲からの評価よりも、自分の評価が低い」
1つ目のパターンの人は、周囲からの評価が低いということにショックを受けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろチャンスですのでご安心ください。
周囲からのフィードバックに耳を傾け、素直に改善していくことで成長をすることが出来ます。
2つ目のパターンを持つ人は、注意が必要です。
周囲からの評価よりも、自分を過小評価してしまう原因には、過去の経験・トラウマ・家庭環境なども影響している可能性があると言われています。
そのため、過去のことを振り返りたくないなどの、困難が生じることもあることでしょう。
しかし、あなたが最悪なケースに陥ってしまう前に、自分のことを過小評価してしまう心理状態を改善していくことが必要です。
2章と3章で自己評価を高める方法をお伝えします。
自己評価を低いままにしていると、その場で損するだけではなく、人間関係、仕事、プライベート、あらゆることにマイナスな影響が出てきますので、ぜひ高める方法を参考にしてください。
(参考)
インポスター症候群:本当の自分を見失いかけている人に知ってほしい 小高 千枝(著) ,出版社:法研
1-2.自己評価が高ければ良いというのは間違い
自己評価が低いことで、人生全般に悪影響が及ぶ可能性があることをお伝えしましたが、自己評価が高ければいいというわけではありません。
重要なことは、自分の能力に見合った、適切な自己評価が出来ていることです。
自分の能力以上に、自分は出来ると過大評価をしてしまうことも、
人間関係の悪化や、本当の改善点を見逃し成長の機会を失ってしまう等の人生の満足度低下に繋がるデメリットがあります。
例えば、自分を過大評価してしまう傾向が強い人の特徴の一つに、「能力が低い状態でも、かなりの自信を持つ」という特徴があります。
本当はまだまだ学びを続けていく必要があるのに、ちょっとした成功体験から天狗のような状態になり、自分は出来る人だと錯覚をしてしまいます。
そのため、失敗をしても他人に責任を押し付けたり、学びを続けるうちに、まだまだ学ぶべきことに気づき、
能力への自信を失うなど、自己評価が急に低下することにも繋がります。
また、自己評価が高ければ良いというのは間違いで、自分を過大評価することは自己評価が低いということの裏返しとも言えるかもしれません。
他にも自分を過大評価する人には、下記のような特徴があります。
【自分を過大評価する人の特徴】
- 能力が低くても、かなりの自信をもつ
- プライドが高い
- 人のフィードバックを素直に聞けない
- 他責思考
- 他者を見下す
- 人間関係を壊しやすい
- 中途半端な学びで終わる
自信があることで、様々なことにチャレンジをしていくことができたり、積極性があるなどのメリットもあります。
しかし、自分を過大評価することによって得られる根拠のない自信は、崩れやすいです。
根拠のない自信から、確かな自信へと変えていきましょう。
2.自己評価を高める6つの方法
この章では、自己評価を高めていく方法をご紹介します。
2-1.完璧主義を手放す
完璧主義を手放すことは、自己評価を高める手段の1つです。
なぜなら、自分の能力を過小に評価してしまう原因の1つだと考えられるからです。
完璧主義な人ほど、結果や成果を出すことにこだわり、出来なかった場合に自分を責め自己評価を低くしてしまいます。
結果や成果にこだわることはとても重要なことですが、「完璧でなければならない」という思い込みは手放すことがオススメです。
出来なかったのは、自分の能力が原因ではなく、行動量が足りなかっただけかもしれません。
自分の能力を否定し、自己評価を下げるのではなく、次に成功するために必要な行動や失敗の原因を理解することに焦点を当てるようにしていきましょう。
2-2.人と比べる思考を手放す
他者と自分を比較する思考を手放すことも、自己評価を高める手段の1つです。
なぜなら、人と比べることで、自分を過小評価してしまうことに繋がるためです。
記事を書いている私も、過去に他者と自分を比較して、他の人と同じようにできないことがあると、自分を責めていました。
自分には能力がない。行動のスピードが遅い。自分には価値がない。
このようにネガティブな言葉を投げかけることで、どんどんとモチベーションや行動の意欲が低下していき、
これまで出来ていたことさえも出来なくなる悪循環を経験しました。
その状況から自分を変えることが出来ましたが、その時に大事にしていた言葉が2つあります。
1つ目が、「人と比べるのではなく、過去の自分と比べること」です。
2つ目が、「失敗はない。フィードバックがあるだけ。」です。
他の人と比べて、同じ年代でもこれくらい成功出来るのかと、嫉妬する気持ちをまずは手放していきましょう。
過去の自分よりどれだけ成長できているのか。出来なかったとしても、次の機会で出来るようにするために、必要な行動を考えられるようにして行くことが大切です。
2-3.過去の経験の捉え方を変える
次にご紹介する自己評価の高め方は、過去の経験の捉え方を変えることです。
なぜなら、自己評価を下げている原因の1つに、過去の経験が影響しているためです。
例えば、自分の能力を否定されるような経験や言動を受けた経験などです。
自分は出来ないと感じてしまったことや言われて嫌だった言葉などがあれば、そのネガティブな捉え方を意識的に変えてみようとすることがオススメです。
「もし、これが自分の人生において、プラスな意味を持っているとしたら、何と言い換えられる?」と自分に尋ねてみてください。
ネガティブな言葉の言い換え例を知りたい場合は、次の記事もご覧ください。
↓
ネガティブの言い換え一覧!人生を前向きにする思考法とは?
2-4.自分のことを褒める・認める
自分のことを褒めたり、認めたり出来ることも、自己評価を高める有効な手段の1つです。
なぜなら自己評価が低い人は、自己肯定感も低い傾向があり、自分のことを認められず、卑下してしまうためです。
他の人から褒められていたとしても、「自分は褒められる人間ではない。」と素直に受け取れないどころか、更に自分を否定してしまいます。
自己評価が低い人に限らず、日頃から小さな目標を立て、それを達成したら自分を「褒める・認める」ということを意識的にやってみてください。
どんなに小さなことでも自分を褒める・認めることで、自己肯定感が高まり、結果として自己評価が高まることに繋がっていくので、最初は違和感を感じるかもしれませんが、続けてみてください。
自己肯定感についてもっと理解を深めたい場合は、次の記事もご覧ください。
↓
人生に影響する自己肯定感とは|心理学を活かした効果的な高め方5選
2-5.自分の気持ちも大事にする
自分の気持ちを大事にすることも、自己評価を高めていく方法の1つです。
なぜなら、自己評価が低い人の特徴の1つに、「自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先する」ということがあるためです。
これは、自分の能力や考えに自信がないことから相手のことばかりを優先してしまう傾向があります。
相手のことを大事に優先できることも重要ですが、自分の気持ちを大事に出来るからこそ、大事な人ともよりよい関係を作っていけるのです。
自分の気持ちを我慢することは、「自分を無視する」ということでもあります。
自分の気持ちを大事にできることで、自己肯定感が高まり、自己評価を高めていくことに繋がっていくのです。
2-6.周囲の人に相談をしてみる
自己評価を高めていく方法の1つとして、周囲の人に相談をしてみるというのもあります。
なぜなら、自分の能力を過小評価してしまう人は、内面の部分で、抱えている問題や、別の気がかりなことがある可能性があるためです。
そのため、自分の能力を過小評価している今の状況や、また現在抱えている悩みなどを、信頼できる方や、上司などに相談をしてみることで解決策が見つかるかもしれません。
また相談をしてみることで、客観的に自分のことを振り返ることも出来るため、新たなアイディアに気づくことも出来ます。
現在抱えていることを素直に相談してみることは、勇気がいることもあるかもしれませんが、ぜひやってみてください。
3.セルフイメージの向上も、自己評価を高めることに繋がる
自己評価を心理学的に説明すると、セルフイメージと言います。
セルフイメージとは、自分に対して抱くイメージのことで、自己認識のことです。
下記がセルフイメージの例です。
- 自分は、〇〇が得意/苦手な人だ。
- 自分は、仕事が出来る人だ。
- 自分の性格は〇〇だ。
- 自分の周りの友人は〇〇な人達ばかりだ。
- 自分はお金を稼げる人だ。
セルフイメージは、人生全般のあらゆる分野で存在しているため、自分の能力・性格・環境・年収など、無意識の内に影響を及ぼしていきます。
そのため、あなたが持っているセルフイメージ次第で、これからの未来まで予測できてしまうと言われているほどで、
どんなセルフイメージを抱いているかを知ることは重要になります。
下記の簡単なテストで、あなたのセルフイメージの状態がわかります。 ご興味があれば、こちらの「セルフイメージ診断テスト/あなたの未来・成功を予測 」をお試しください。
また、自己評価とは、自分自身の能力・存在・考え方等、自分に対しての評価のことです。
セルフイメージの1つに「自己評価」があるので、セルフイメージを変化させることが出来れば、自己評価を高めていくことができるのです。
セルフイメージを変化させていく方法については、詳しく下記の記事でご紹介します。
↓
セルフイメージを潜在意識を使って理想のものに書き換える方法11選!
最後に
ここまで、自己評価の高低が人生に与える影響や、自己評価を高める方法、また自己評価を高めることに繋がるセルフイメージについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
自己評価は、適切な自己評価をすることが重要です。
なぜなら、1章でお伝えした通り、過大評価、過小評価してしまうことは、自分の成長のチャンスを妨げるなど、
あなたの人生にマイナスな影響を与えてしまうからです。
自己評価を高めたいと思って、この記事を見てくださったあなたはきっと心のどこかで「今の自分を変えたい」と思っていらっしゃったのでしょうか?
すこしずつでも自分と向き合ったり、自分を変えようと行動したことは、きっと未来の自分に繋がっていくことでしょう。
そのために、今回お伝えした方法を自分のために、1つでも取り入れ、実践し続けてみてください。
また、今回ご紹介した自己評価や、自己肯定感、セルフイメージのように、「自分の心や内面に対しての学び」は成長をしていくためには欠かせません。
なぜなら、成功を収める方や、ご自身にとって豊かな人生を歩んでいく人には、実はある程度同じパターンがあると言われているからです。
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