まずはご質問です。
「できる営業マン」と「できない営業マン」が、手にする結果は、とても大きなものがあります。
例えば、私が出会ってきたトップ営業マンが、年収3,000万以上を得ている時、入社2年・3年の営業マンの年収は平均200万円以下で、低い人だと月の手取りがマイナスという人もいました。
このような「結果の違いを作り出すものは、何でしょうか?」
そこには、明らかな違い(ポイント)が存在しています。
それが「思考が行動を作り出し、行動が結果を作り出す」ということです。
これは私が出会ったトップ営業たちに共通した考えでした。
つまりトップ営業と売れない営業では、「思考(考え方)」に決定的な違いがあると言えます。
そして思考(考え方)をベースに、結果の出る行動(言動、スキル、トーク)を行うことで、売上に違いが生まれます。
そこでこの記事では、以下のような方に向けて、「トップ営業マン・できる営業マンに共通した思考(考え方)」を中心に、効果的な営業スキルやトークも紹介していきます。
- 営業初心者
- 転職で営業を考えている方
- 思うように結果を出せていない営業マン
- 営業トレーニングを担当し、情報収集をしている方
- さらに営業成績を高めたい方
など
多くの営業会社や新人研修で学べる基本では、成約できるお客様は全体の一部と言えます。
10人中2人、あるいは3人くらいの割合にあたる「営業力をあまり必要としないお客様」に対して効果を発揮します。
それに対して、結果に違いを作り出す「思考(考え方)、スキル、トーク」を使うことで、10人中6人、7人、8人など、難易度の高いお客様から成約できるようになっていきます。
つまり「思考(考え方)、スキル、トーク」を変えることで、あなたの営業レベルを1ステージ2ステージ上に引き上げることが可能ということですね。
これらの情報があなたに役立てば嬉しく思います。
目次
1.できる営業マンが大切にする6つの思考(考え方)
売上は、お客様の心を掴み、動かすことで生まれます。
そして、お客様の心を動かすための行動を支えるのが思考になります。
そこで、この章ではトップ営業マンに共通した思考(考え方)について見ていきましょう。
1-1.与える
トップ営業マンほど、お客様へ惜しみなく与えます。
なぜならば「期待以上の価値・満足・感動を与えることが、成約する営業の基本」だと考えているためです。
その結果、「この営業(会社)は信頼できる」「あなたから契約したい」「この営業と付き合うとメリットがある」と、お客様の心を掴み、動かし、選ばれるようになります。
そして継続的なお付き合いに発展していきます。
なぜならば、人は自分にとってメリットがあることに興味を示し、話を聞きたいと思います。
さらに、欲しいメリットを提供してくれる相手を信用する傾向があります。
言い方を変えれば、徹底的に与えてくれる人が、お客様に信頼されなかったり、必要とされないわけがありませんよね。
こうして与えた価値が信頼・信用を生み、成約につながります。
その対価としてお金をいただくわけですが、お客様は「営業が与えた期待以上の価値」「信頼・信用」にお金を出していると言えます。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- お客様がして欲しいことを先回りして提供する
- お客様にとって重要な情報、役立つ情報を提供し続ける(商品に関係がなくてもです)
- 与えて、与えて、与える
など
トップ営業マン・できる営業マンほど、与えることは普通のことで「期待以上の価値・満足・感動を提供する」ことを常に大切にしています。
1-2.やりがいを感じている
トップ営業マンやできる営業マンほど、営業にやりがい、喜び、楽しさを感じています。
なぜならば、「営業の役割はお客様の目標達成と問題解決のサポート」であると認識し、営業に意味、意義、価値を見出しているからです。
そのため、お客様が「達成したいけど、達成できていないこと」「解決したいけど、解決できていない問題」「満たしたいけれど、満たせていない感情」など、お客様の欲求に対して、全力で価値提供を行います。
これは楽しく、やりがいがあり、売上にもつながります。
なぜならば、このような営業マンの言動からは、お客様に対する真摯な姿勢・肯定的な気持ちが伝わります。
そんな営業マンが、お客様から好意的・肯定的に受け入れられないわけがありません。
さらに顧客視点に立った営業の言葉には、自然と熱がこもり、お客様の心を動かしやすくなりますね。
これが動機づけにつながり、成約につながります。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- お客様の喜びや痛みへ、自分事のように共感できる
- 常にお客様のことを考え、顧客視点に立っている
- 情熱や想いが強く、人間力が高い
- 営業職に自信、誇り、楽しさ、喜びを感じている
など
さらにお客様からの「ありがとう」の声や感謝、あるいはお客様が手にする喜び・変化・成果が、営業マンのやりがいを、より大きなものにしてくれます。
人の幸せや喜びに貢献でき、感謝されることは、営業マンにとって「最高のねぎらい」になるからなんですね。
※営業マンの「やりがい」につながる「営業の考え方・本質」に関しては、以下の記事で紹介しています。
1-3.人生のビジョンが明確
トップ営業マンやできる営業マンほど、大きなビジョンや高い基準のゴール設定をしています。
例えば、
「どのような人生を過ごしたいか?」「人生で実現したいことは何か?」というビジョン。
「営業として、何を実現したいのか?」「お客様に何を提供したいのか?」というゴール設定。
そして「ビジョンとゴール設定の関連性」など
また、ビジョンやゴール設定が、人としての成長、営業としての進化を促進し、その結果として売上UPにつながることを知っています。
なぜならば、大きなビジョンや高い基準のゴール設定は、自発的なモチベーションを生み、成長につながるため、思考と行動のレベルが高まります。
さらに、高い基準でお客様のニーズや要望を満たしていく営業マンが、お客様に選ばれないわけがありません。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- 価値基準が明確(人生で大切なことは何か? 営業で大切なことはなにか?)
- メタアウトカムが明確(ビジョンやゴールを達成することで、何を得られるか?)
- NEXTステップが明確(ビジョン・ゴール・よりベストな営業の実現に向けた最初のステップ)
など
さらに、ビジョンやゴールが明確なことで、今の自分にとって何が課題で、何が不足しているかが明確になるため、必要なアクションを起こせるようになります。
1-4.セルフイメージが高い
トップ営業マンやできる営業マンは共通して、「売れるのが普通、当たり前」「私はお客様に選ばれる(必要とされる)トップ営業マンだ」という感覚や思考を持ち、「自分が売れないことの方が異常なこと」だと思っています。
それは過去の成功体験・身を置く環境・親の影響・もともとの気質など、様々な要因を通して、「私はできる、できて当たり前」という、高い自己評価・自己イメージができているためです。このような自分評価や自己イメージのことを、心理学NLPでは「セルフイメージ」と呼びます。
セルフイメージは、人の心の深い部分に紐づき、無意識レベルで思考や言動に影響を与えています。
そのため「どんなセルフイメージを持っているかで、手にする結果が決定づけられます」
そして以下のように、営業結果に影響を与えています。
- セルフイメージの高い営業は、「自分はトップ営業や高い基準の成果に相応しい」と思っているため、一時的に、売上に苦戦することがあったとしても、最終的にはいつもどおりの高い結果を出している。
- セルフイメージの低い営業は、一時的に営業売上が高まっても、「自分がその結果に相応しいと思えていない」ため、数カ月後には、いつもどおりの結果に戻ってしまう。
以上のように、「トップ営業マン」というセルフイメージを持っている人ほど、トップセールスに相応しい、思考や行動を行えるようになります。
さらに周囲へ肯定的な印象と影響を与えるため、お客様からの信頼を獲得しやすい傾向があります。
このような営業マンが、売れないわけがありませんね。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- 自分が相応しいと自己評価している成果を手にしている
- セルフイメージを高める行動を行っている
- セルフイメージ以上の成果は出しにくい
など
つまり「セルフイメージを高めれば、より高いパフォーマンスと成果につながり」「低いセルフイメージは、パフォーマンスや成果を妨げるブレーキとなる」と言えます。
トップ営業マンやできる営業マンほど、何かのきっかけを通して、セルフイメージの重要性を知り、大切にしています。
このようなセルフイメージを高める基本は、小さな成功を積み重ねることを始め、様々な方法があります。詳しくは下記の記事にまとめていますので紹介します。
1-5.絆を大切にしている
トップ営業マンやできる営業マンほど、お客様と「生涯を通したお付き合い、あるいは長いお付き合いをする前提」で、絆を築きます。
絆を築き・深めていくことで、お客様の中に「この営業から買いたい」「この営業と長く付き合いたい」という気持ちが生まれます。それにより営業マンの声は、よりお客様の心に響き、受け入れられやすくなります。
なぜならば、絆がある状態というのは、お客様からの信頼の最上級の状態と言えます。
それを大切にしている営業マンが、お客様に選ばれないわけがありません。
そして成約やリピート購入、紹介、口コミなどにつながります。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- 信頼関係を築くのが営業の大前提で、その最上級が絆づくりだと知っている
- 信頼・信用が、成約につながると知っている
- 周囲に人が寄ってくる「人間的な魅力」がある
- お客様に愛され、応援されている
- お客様の価値基準をつかみ、満たしている
- 適切な接触頻度を心得ている
など
お客様は商品・サービスを成約(購入)する前に、営業マンがどのような人間で、信頼・信用できるか、付き合いたいと思えるかをシビアに見て、評価しています。
その意味でも、信頼・信用を積み重ねながら、絆づくりをすることは、とても重要になりますね。
1-6.成長意欲が高い
トップ営業マンやできる営業マンほど、成長意欲が高く「自分の価値を高め、幅を広げ、レベルを高め続ける」ことを大切にしています。
具体的には、「人、体験、情報、学び」に自己投資しています。
「常にレベルを高め、やり方を変えなければ、今まで以上の成果は出せない」と心得ているからですね。
その結果、人としての成長、営業としての進化を可能にし、今までの自分では成約できなかった「難易度の高い顧客層」から信頼・信用を勝ち取り、成約できるようになります。
なぜならば人間的に魅力があり、お客様のニーズや要望に的確にアプローチができる、レベルの高い営業マンが売れないわけがありません。
「インプットの質でアウトプットが変わる」という言葉がありますが、自己投資をしてレベルを高めた分、思考や行動、見えるもの、気づけることが変わります。
それにより手にする結果が変わることを考えると「人、体験、情報、学び」に自己投資することの価値が分かりますね。
こうしたトップ営業マンやできる営業マンは、以下のような特徴を持っています。
- トップ営業マンへ会いに行き、学びを得る
- 自分よりレベルの高い人、結果を出している人、運の強い人と過ごす
- 自分を成長させてくれるサロンやコミュニティに身を置く
- 毎月、一定量以上の読書をする(10冊以上など)
- 講座やセミナー、通信教育、オンラインセミナーで学び続けている
- 自分と向き合う/自分を整える時間を設けている
- 毎日、ビジュアライゼーション、アファメーションする
- 1日を振り返り、反省し、改善する
など
トップ営業マンやできる営業マンほど、自分のために時間とお金を使い、確実に自分のキャリアを高め、人生のステージを高め上げていきます。
営業としてのレベルを高め、幅を広げる学びは多々あります。
今の自分に必要で、投資価値のあるものから取り組んでいきましょう。
2.できる営業が使う7つの営業テクニック
トップ営業マンほど、意識的に営業のテクニックを使い、お客様の心を動かしています。
例えばお客様が、「営業の話を聞くのも、信頼するのも、購入したい・購入する必要があると思う」のも、心が動いた結果です。そして心が動くことで、成約や売上につながります。
こうした現象の裏には、人の心理や心の動きが存在しています。
それを押さえることで手にする結果が変わります。
ポイントは以下になります。
「相手の気持ちを汲み取って、欲しいものを先回りして提供する」
「相手の心を掴み、動かせる "言葉と表現" を使う」
トップ営業がお客様の信頼を得て、高い成約率と売上を出せるのは、このような営業のポイントを押さえているからと言えます。
そして、それを実現するための営業テクニックが以下になります。
【できる営業が使う7つの営業テクニック】
1、誰に営業するか決める/見極める |
「成約率を高め、時間をより有効に使うためのテクニックです。」 トップ営業ほど、成約する可能性の高いお客様に営業しています。そのために、どのようなお客様が成約して、成約しないかについて、見極める基準を持っています。 |
2、お客様を自分事にするメッセージの発信 |
「あなたの話に対して、お客様が自分事になり、前のめりになってもらうためのテクニックです。」 「この人、自分のことを分かってくれている」「この話は自分にとって必要だ」と、お客様の興味・関心を惹きつける基本と言えます。 |
3、ヒヤリングでお客様の本当の欲求を知る |
「成約するための、必要不可欠な情報を引き出すテクニックです。」 お客様の中に「購入したい、購入する必要がある」という気持ちを生み出すために、「それを得るためなら、行動せずにはいられない」という本当の欲求を知ることが重要になります。 |
4、ホットボタンを押し続ける |
「お客様の中に "購入したい・購入する必要がある" という気持ちを生み出すためのテクニックです。」 「お客様の本当の欲求」がホットボタンになります。ことあるごとにお客様のホットボタン(本当の欲求)を押し続けることで、お客様を強く動機づけることができるようになります。 |
5、お客様の不安を解消する |
「購入を妨げる物理的、心理的な要素を取り除くテクニックです。」 商品やサービスを購入したい気持ちが高まった状態で、「買わない理由、買えない理由」を一緒に解消します。それにより、お客様が購入や成約に向け、一歩踏み出せるようになります。 |
6、ストレスのないクロージングを行う |
「クロージングを不要にするために、お客様の気持ちを成約に方向づけるテクニックです。」 さらに、テストクロージングのレベルを高めると、クロージング前に、お客様の「購入する」という意思決定を生み出すこともできるようになります。これが営業やお客様にとって、ストレスのないクロージングを可能にします。 |
7、営業を振り返り、改善を繰り返す |
「営業のレベルを1つ2つ上のステージに引き上げるためのテクニックです。」 営業のテクニックを実践し、高い営業成果を手にするには、実践レベルを高める必要があります。それを可能にするテクニックであり、方法と言えます。 |
これらは非常に価値のある営業テクニックになり、トップ営業が共通して大切にしています。
さらに上記テクニックをより有効に使うことに役立つ「営業で使える心理学のテクニック」については、以下にまとめた記事を紹介します。
3.できる営業が使う「効果的な営業トーク」14パターン
トップ営業マンほど、お客様が、「心を開いてしまう」「話を聞きたくなる」「商品を欲しくなる」「購入を決断する」など、心を動かす「効果的な営業トーク」を行います。
効果的な営業トークを身につけることで、購入や成約に向け、営業をスムーズに行うことができ、トップ営業ほど下記ポイントを押えた営業トークを行っています。
- 営業プロセスのどのタイミングで、「お客様にどのような気持ちになってもらい、行動を起こしてもらうか」を考え、組み立てた営業トークを使っている。
- すべての営業トークが、お客様の「信頼を深め、心を掴み、安心、期待、購買意欲を高める」ものになっている。
- お客様の心に響く/刺さる「言葉と表現」を使っている。
など
そこでこの章では、私が出会ってきたトップ営業たちが使っている営業トークを中心に、「今すぐ使えて、効果の高い、売れる営業トーク」を紹介します。
もちろん、あなたの業種や営業スタイルに合わせて、使い方に工夫は必要になります。
しかし、それだけ価値のある営業トークと言えます。それが以下になります。
【できる営業が使う「効果的な営業トーク」14パターン】
1、目的を伝え、お客様の意識を方向づける |
【トーク例】 「本日は◯◯さんとご家族にとって、内容、金額の条件を満たす、ベストな保険プランを見つけるためのお時間。ということで、よろしいですね?」 など |
2、定型の営業トークを準備し、スムーズに営業に入れるようにする |
【トーク例】 「早速ですが、本日のお時間を御社にとって役立つ、価値ある時間にするために、何点かお伺いしてもよろしいでしょうか?」 など |
3、具体的な質問で、効果的なヒヤリングを行う |
【トーク例】 「それはどうしてですか?」「具体的には?」「もう少し詳しくお聞きすると?」「例えば?」「それって、どういうことですか?」 など |
4、「信頼と共感」につながる自己紹介をする |
【トーク例】 「セールスコンサルタントの◯◯と申します。本日はこれから、なぜ弊社のコンサルティングにより、御社の売上を上げることができるのか?についてお話したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 具体的な話に入る前に、先に少しだけ、私の自己紹介をさせていただいても、よろしいでしょうか?」 など |
5、お客様の「これを得られたら満足」というゴールを確認する |
【トーク例】 「経費削減と売上げ(利益も)アップを実現することができたら、満足しますか?」 など |
6、お客様の「購買判断を左右する」価値基準を知る |
【トーク例】 「家族の絆を深めるために、新車を購入したいとのことですが、新車の購入で大切なことはなんですか?」 など |
7、お客様の購買欲求と商品購入を結びつける |
【トーク例】 「腰痛の原因は、腰に問題があると思われがちですが、実は姿勢や骨盤が歪んでいたり、筋肉の衰えによって体幹バランスが崩れていたり、運動不足による代謝や血流の低下など、体全体の問題が原因であることがほとんどです。 その解決策として、姿勢や骨盤の歪みを調整でき、体幹を中心に無理なく身体を鍛え、全身の代謝や血流の循環を促すことのできる、ヨガが非常に効果的です。 実際にヨガを通して、腰痛を改善し、それまで以上に仕事や日常生活で痛みなく、今まで以上にアクティブに活動できる事例は、お客様の声を通して、たくさん頂いています。」 など |
8、成果を止めている「課題や問題」を確認する |
【トーク例】 「あなたの成果を止めているものは何ですか?」 など |
9、「要点を繰り返す/時折、話を要約する」で、営業をスムーズにする |
【トーク例】 営業 :「今回の引っ越しで、大切なことは何ですか?」 お客様:「実は妻が妊娠3ヶ月で、来年、子供が生まれます。」 営業 :「そうでしたか。来年、お子さんが生まれるのですね。おめでとうございます。」 お客様:「ありがとうございます。ですので、自然が多く、ゆったりと子育てのできる環境で、今よりも広めの部屋に引っ越したいと思っています。」 営業 :「自然が多く、ゆったりと子育てのできる環境で、今よりも広めの部屋を求めているんですね。」 など |
10、共通点を見つける/共感する |
【トーク例】 「私も博多の出身なんですよ」「その気持ち分かります。私も、かつて同じような経験をしました」 など |
11、不安を先出しする |
【トーク例】 「購入(契約)するとなれば、当然、不安があると思いますが、いかがでしょうか?」 など |
12、反論を受け止め、肯定する |
【トーク例】 「おっしゃる通りです。金額面での不安はありますよね。弊社のお客様の多くも、最初は金額に躊躇し、本当にそれだけの価値があるのか?失敗しないか?と不安をお持ちでした。 さらに、かつての私も◯◯さんと同じように、不安を感じましたのでよく分かります。やはり◯◯さんの立場でしたら、不安を感じるほうが普通だと思っています。」 など |
13、「購買欲求の度合い」「価値が伝わっているか」をテストする |
【トーク例】 「ここまで話を聞いてみて、・・・(商品やサービスを)使ってみたいお気持ちはありますか?」 など |
14、営業を締めくくる最強の一言 |
【トーク例】 「いかがされますか?」 など |
それぞれのトークには意味があり、意識的に営業に組み込むことで、お客様からの「信頼を得る」「情報を知る」「動機づけをする」「購買を止めている要因を取り除く」など、肯定的な気持ちを生み出し、成約につなげることができます。
まとめ
営業において「手にする結果に違いを作り出すものは何か?」
このようなテーマで、トップ営業マンに共通した思考(考え方)をベースに、結果の出る行動(言動、スキル、トーク)を紹介しました。
トップ営業マンがトップ営業たり得るのは、「思考(考え方)」に決定的な違いがあるからと言えます。なぜならば、「思考が行動を作り出し、行動が結果を作り出す」と言えるからです。
これは歴史上の哲学者や偉人、脳科学や心理学でも言われていることです。
そして思考(考え方)をベースに、結果の出る行動(言動、テクニック、トーク)をすることで、売上に違いが生まれます。これらの内容があなたにお役に立てば嬉しく思います。
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※心理学NLPとは
NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です。
元々は欧米を中心にセラピー(心理療法)の分野で急速に広まりましたが、現在では世界のトップビジネスシーンやスポーツの世界などでも幅広く活用され、
仕事やビジネス・人間関係など、人生全般をアップデートしたい方にとって価値ある学びを得られるものとなっています。
欧米ではカウンセラーやセラピスト、その他に経営者、弁護士、医師、セールスパーソン、コンサルタント、教育関係者にいたるまで、幅広く多くの方が学んでいます。
日本でも幅広い層に受け入れられ、学生、主婦、会社員、医師、弁護士、看護婦、コーチ、セラピスト、経営者の方まで、幅広くご参加いただくようになりました。
ご興味をお持ちでしたら、以下のリンクより詳細をご覧ください。
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