急なトラブルにも、
冷静に対応できる機転が利く人は
頼りになりますよね。
機転が利く人になることができれば
ビジネスシーンで必要とされるだけでなく、
プライベートで友人から
頼りにされることが増えたり、
恋愛で恋人を喜ばせることにつながったりなど
多くのメリットがあります。
ではどうすれば機転が利く人に
なれるのでしょうか?
この記事では、
脳と心の取扱説明書とも呼ばれる
心理学NLPの観点から
機転が利く人の特徴、なるための方法まで
ご紹介していきます。
目次
1.機転が利く人とは?
機転が利くとは、「適切な状況判断で、柔軟な対応を迅速に行うこと」を意味しています。
機転が利く人は、ビジネスシーンで問題が起きたときに、スピード感のある臨機応変な対応をすることができるため、周囲から必要とされることが非常に多いです。
2.機転が利く人の5つの特徴
それではまず、機転が利く人の特徴を5つお伝えしていきます。
2-1.柔軟な考え方ができる
機転が利く人は、広い視点を持っているため、物事を決められた通りに行うだけでなく、その場の状況に合わせた柔軟な考えをすることができます。
- さらに良くするための方法はないか
- 違った視点で見たらどうなのか
- よりスピーディーに対応するためには
などを日常生活や仕事の中で考えているため、いざと言うときに機転が利く対応をすることができるのです。
2-2.落ち着いた対応でトラブルが起きても焦らない
機転が利く人はトラブルや急な問題にも、落ち着いて対応することができるといった特徴もあります。
理由として、焦ると逆に状況がネガティブな方向に、進んでしまう可能性があることを、機転が利く人はよく理解しているからです。
また、自分自身が不安や追い込まれたような態度を見せてしまうと、周囲も同じように焦ってしまうことを知っているため、常に落ち着いて対応に当たることを意識しています。
2-3.物事の本質を捉えることができる
機転が利く人は「物事の本質を捉えること」ができます。
物事の本質を捉えることができると、予期せぬトラブルが起きた際にも、外してはいけないポイントを抑え、優先順位を見極めることができます。
結果として、その場に適した対処につながります。
また、日頃から様々なことを観察する傾向があるため、洞察力が優れているとも言われています。
このように物事の本質を捉えることができたり、洞察力が高いことも機転が利く人の特徴の1つです。
2-4.周囲との関係構築がうまい
機転が利く人は、周囲との関係構築がうまいとも言われています。
理由として、相手の立場に立って、どんな言葉が相手を喜ばせることができるのかや、周囲の人の性格を把握するといった観察力も優れているからです。
結果として周囲とその場、その人など状況に適した関係構築をすることができます。
2-5.リスク管理能力が高い
機転が利く人は、普段から物事を把握したり、リスクを事前に想定し対応策の準備を行なっています。
このような習慣により、何事においても想定の範囲が広いため、
何かトラブルが起きる前に未然に防ぐことや、起きた際もスピーディに対応することができるのです。
初動が早いことによって、周囲の気づかぬうちにトラブルの芽を摘むことができるので、事態が必要以上に発展しないこともリスク管理能力の高さの現れです。
3.機転が利く人になることのメリット
ここまで読んでいただき、機転が利く人は元々の能力が高い、自頭が良いからできると感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
誰でも努力次第で機転が利く人になることは可能です。
ここからは機転が利く人になることによるメリットをお伝えさせていただきます。これを読めばきっとあなたも、機転が利く人になりたいと感じるのではないでしょうか。
3-1.変化やトラブルへの適応力がつく
先にもお伝えの通り、機転が利く人になることができれば、トラブルを冷静に対処することができます。
また職場や環境が変化した際に、柔軟に対応することができる人は、多くの場で求められてきます。
AIやテクノロジーの進化とともに環境も著しく変化をしていきます。
そして、2022年の年末ごろからAIの発展が話題となっており、
すでに変化の波に乗って、臨機応変に対応できた人と、そうでない人には、大きな差が生まれているかもしれません。
このように変化に適応できる機転が利く人は、今後さらに多くの人から必要とされるでしょう。
3-2.目標達成ができるようになる
目標を達成するための計画を立てても、他にやらなければいけないことが入るなど、計画通りに進まないといった方は、決して少なくはないと思います。
このような時に、臨機応変な対応ができるように、未然に防げることはないかを想定することや、対処法を考えることで、計画どおりに目標達成に向け活動することが可能です。
また、機転が利く人は、自分の計画に固執し過ぎず、その場に合わせた最適な方法を考えることもできます。
3-3.周囲から必要とされる人になれる
トラブルに臨機応変に対応することができれば、周囲から必要とされる存在になること間違いなしです。
- この人なら何とかしてくれる
- この人に聞けば安心
- この人に頼ろう
このような人は多くの人にとって必要不可欠な存在なのではないでしょうか。
またこれは、ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも同じことが言えます。
機転が利く人は、家族や恋人、友人からも頼りにされて、多くの信頼を獲得することができます。
3-4.人からモテる
機転が利く人は人からモテる傾向があります。
なぜなら、普段から周囲のことをよく観察しているため、相手が求めていることを見極め、実行に移すことができるからです。
また、異性はもちろん、仲間からも愛されるような存在の人が多いです。
このように相手が喜ぶことや求めていることが何かを観察しながら、考えることはモテる人になるための重要な要素の1つです。
3-5.チャンスがもらえるようになる
機転が利く人は、物事の全体像を見ており、気づく力も高いです。
そのため上司が求めていることを先回りして行ったり、会議において、柔軟な意見を出すことができます。
それゆえに、上司や周囲の人から信頼されるため、昇格やビジネスでチャンスをもらえる機会が非常に多いです。
そしてどのような環境でも求められてくるため、市場価値の向上にも繋がります。
4.機転が利く人になるための方法7選
ここからは、メリットしかない機転が利く人になるための方法を厳選して、5つご紹介させていただきます。
4-1.機転が利く人を観察し真似る
まず最初のステップとして、あなたの周りにいる機転が利く人を観察してみましょう。
きっと今まで気づかなかったレベルで、さりげない立ち居振る舞いに気づくことができるでしょう。
気づくことができたらそれを真似てみましょう。
実践心理学のNLPではこのことを「モデリング」と呼んでいます。
モデリングを行うことで、機転が利く人の
思考や行動パターンを自分の中にインプットすることができます。
トラブルが発生した際に、機転が利く人はどのような対応をするのかを、まずはイメージしてみてください。
そして、上手く対応している姿がイメージできたら、
それをあなた自身が同じように対応する場面を想像してみましょう。実際に、対応している動きも真似てやってみることでさらに効果を期待できます。
心理学NLPには、モデリングの手法の他にも、人生の方向性を明確にするスキルや、目標達成・問題解決のスキル、自信やセルフイメージの向上、マイナス面の解消など、人生とビジネスで使える学びが豊富にあります。
その効果の高さから、経営者をはじめ、会社員、コーチ、コンサル、カウンセラー、教授、弁護士、主婦、学生の方など、幅広い方に学ばれています。
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4-2.物事や言葉の背景に目を向ける
物事や言葉の背景を知ることは非常に重要です。
理由として、物事がスムーズに進んでいる時は、必ず誰かが適切に動いているからです。
そのため、日頃から周囲の動きを観察することや、自分の業務以外のことに目を向けることで、今まで気づくことができなかった、新たな発見があるかもしれません。
また対人関係において、目の前の人が発した言葉には必ず意味があります。
その言葉の背景、意図を考える習慣を身につけることができれば、相手が求めていることを行動に移すことができ、周囲の人から必要不可欠な存在になれるでしょう。
そのため、日頃から「なぜ」や「どうして」といった問いかけを大切にしてみてください。
4-3.悲観的な準備で臨機応変な対応が可能になる
「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ。」
という危機管理評論家の佐々淳行(さっさあつゆき)さんの言葉があります。
これは機転が利く人になるためには非常に重要な考え方です。
なぜなら、起こりうる最悪の可能性を想定して準備を行えば、多くのことが想定内に変化するからです。
何事も準備次第で、すべての結果が変わると言っても過言ではありません。
「本番で練習以上の成果は出ない」
ということからも分かるように、いかに日頃からリスクを想定して、それに備えておくかが、いざという時に非常に役に立つのです。
ぜひ、想定の幅を広げて、準備をすることを大切にしてみてください。
参照元:余録:「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」... | 毎日新聞
4-4.振り返りをすることで同じことを起こさないようにする
成功と失敗の振り返りの習慣を身につけることで、狙って成功を手にすることや、同じ失敗を繰り返さないように対策することができます。
たまたま成功しただけでは、そこに再現性はありませんし、失敗は次のステップに行くためのチャンスです。
いずれにせよ今後、似たようなケースやトラブルが発生した際の、対策を考えてみてください。
そうすることで、似た事象が起きたときに、さらに高い成果につながることや、スムーズにトラブル対応することが可能です。
【振り返りのやり方】
- 成功/失敗の原因
- 次回以降の対策を考える
- 実際にうまくいくかをイメージする
振り返りをしている中で、対策が思いつかないこともあるかもしれません。そのような時は、周囲の人の意見や、考え方を聞くこともオススメです。
このようなことの積み重ねが、あなたの視野を広げて、機転が利く対応が可能になるでしょう。
4-5.相手の立場に立ち察する力を伸ばす
相手の立場に立つ力を養うことは、機転が利く人になるために極めて重要な要素です。
相手の立場に立つことの重要性を多くの人は理解しています。
しかし、実際にどのようにすればこの力が身につくのかわからない場合がほとんどかもしれません。
この力を身につけるためには3つの視点を持つことが必要です。
心理学NLPではこの3つの視点に立つトレーニングのことを「ポジション・チェンジ」と呼んでいます。
ポジション・チェンジとは
- 自分から見た視点
- 相手の立場に立った視点
- この2人に関係のない第三者の視点
以上の3つの視点から物事を見て、相手からの見え方や感じ方を知るトレーニングを行います。
また第三者の視点から物事を見ることで、問題を客観的に見ることができ、解決策を導くことができます。
ポジション・チェンジを続けることで、瞬時に機転が利く対応をすることができます。
またポジション・チェンジは対人関係の改善にも用いられるため、興味のある方は実践してみてください。
ポジション・チェンジとは?「仕事や人間関係」の悩みを解決する手法4-6.経験値を増やすことで選択肢が広がる
機転が利く人になるためには、選択肢を持つことが必要です。
トラブルが発生したときに、選択肢が少ないと、あなたができることの幅を狭めてしまう可能性もあるからです。
選択肢を増やすためには、何よりもたくさんのことを経験して、あなたの視座を高めることを大切にしてみてください。
例えば、読書をすることや、新しいことを初めてみるのも良いかもしれません。
恋愛においても、たくさんのことに挑戦をすることで、次に活かせるヒントを得ることができるでしょう。
ぜひ、たくさん行動をしてみてください。
4-7.緊急事態にも心を落ち着かせる
予想していなかったトラブルが発生した場合、多くの人は焦ってしまうことがほとんどです。
このようなことを未然に防ぐために、まずは余裕を持った行動をしてみてください。
それでもトラブルが起きてしまった時は、一度心を落ち着かせるために、ゆっくりと深呼吸をして、問題の本質は何かを冷静に考えてみてください。
焦って行動してしまうと、余計にマイナスな方向に物事が進んでしまう可能性が高いからです。
焦ったときこそ一歩立ち止まって、心を落ち着かせてみてください。
予期せぬ事態が起こると、私達は思っている以上に、動けない場合がほとんどです。
訓練などもそうですが、日頃からの備えがなによりも重要です。ぜひシュミレーションと冷静に対応することを大切にしてみてください。
5.さらに機転が利く人になるために
ここまで、機転が利く人の特徴や、機転を利かせるための方法を心理学NLPの視点も交えながらご紹介させていただきました。
機転が利く人になるためには、日頃から、「積極的に行動すること」や、「振り返りの習慣」が非常に重要になってきます。
また人の心を理解することは、機転が利く人になるためには欠かせない要素になってくるでしょう。
ぜひ多くのことに挑戦をしてみてください。