恋愛がうまくいく人の多くは、
人間心理をうまく押さえています。
そんな、うまくいっている人、
いわゆる恋愛マスターが発信する、
「相手をカンタンに誘う方法」や
「断られにくい話し方」など、
SNSで流れる恋愛テクニックを、
あなたも見聞きしたことがあるかもしれません。
例えば、こういった誘い方もその一つです。
『映画にする?水族館にする?』
『今度ランチに行く?
カフェでスイーツがいい?』
相手がどちらを選んでも【一緒に出かける】
ことになる誘い方です。
これは、ダブルバインドと言います。
ダブルバインドは“二重の拘束”という意味で
相手には、自由に選べている感覚をもたせつつ
実際は話し手が拘束している話し方です。
でも、もしも相手に
『なんであなたと行くの?』と思われたら、
意味がないものになってしまいます。
さらに、
『あの人、心理学でコントロールしてる』
などと思われてしまったら、
うまくいかないことは、簡単に予測できるでしょう。
恋愛で心理学を使う際にハズせないことは、
スキルを意味のあるものにする、関係性の土台なのです。
そこで、
関係性の土台の作り方と恋愛に役立つ心理学を
実践心理学NLPを交えてご紹介していきます。
※ここでのダブルバインドは、天才セラピストと呼ばれている「ミルトン・エリクソン」が使う巧みな言葉の使い方の一つです。2つの選択肢を用意し、相手の意思で決めたように思わせ、実は自分が【相手に取ってほしい行動】を取ってもらうという使い方です。
【出典・参照元】心理学NLPマスタープラクティショナー認定コーステキスト
目次
1.心理学を恋愛に使う
一般的に心理学は、統計的に多くの人が同じような傾向を示すことがわかった際、その状況と心理や行動をまとめた学問です。
そして、心理学の動画や本を見ると、人をコントロールするのに役立つようなキャッチーな言葉が並んでいます。
「これを恋愛に持ち込んだら、簡単にモテるんじゃないか?」と期待が膨らむかもしれません。
そこで、心理学を恋愛に使うための基本である【関係性の土台】をつくるために、必須の3つのポイントをご紹介していきます。
- 1:安心感を持ってもらう
- 2:同意を増やす
- 3:余裕をみせる
この3つができて、恋愛をスタートする関係性の土台ができた状態になります。
警戒心を抱かれている中で使う心理学のスキルは、全く効果が出ませんので、安心感を持ってもらうことは基本です。
また、同意できない会話は盛り上がりませんので、「そうそう(YES)。そうなんです!」という、同意が増やせることも大事です。
そして、自信がなく余裕がない人は焦りが出やすく、相手は敏感にそういったことを感じ取りますので、恋愛を発展に持ち込んでいくことが難しくなります。
そこで、まずは実践心理学を用いて、安心して仲を深めていける状態を作っていきましょう。
実践心理学NLPは、PTSDに悩むベトナム帰還兵のカウンセリングに、効果を示したことで発展しました。その後、仕事やプライベートでも飛躍的な効果を生むことがわかり、問題の改善ばかりでなく、セルフイメージの向上や、目標達成、コミュニケーションスキルとしても広く学ばれています。
そのため、婚活での成功やパートナーシップ改善のために学ばれる方もいらっしゃいます。
1-1.安心感につながるラポールスキル
まず、【安心感をもってもらう(警戒心を解く)】ために、恋愛に使える心理学は、ラポールスキルの一つ「ミラーリング」です。
ラポールとは信頼を意味し、信頼関係を作るためのスキルが、ラポールスキルです。
ラポールスキルはいくつかあり、その中でミラーリングは特に、【私と似ている】という反応を引き出すのに効果的なスキルです。
このスキルを使って「私と似ている仲間である・安心できる」という状態を作っていきます。
ミラーリングを行うには、鏡のように同じ仕草をして、相手に合わせていきます。
わざとらしくなってしまうと意味がないので、自然にできるよう、最初は時間差で合わせるなど練習して、徐々に心地よい【合う】感覚を作っていきましょう。
無意識に【私と似ている】と伝えられれば効果が出てきます。
これは、はるか昔、周囲が自分の「敵か仲間か?」を瞬時に判断しないと、命の危険がある時代から続いている機能によります。
例えば、恐竜が水飲み場にいて、敵の恐竜が来たときに察知できなければ殺されてしまうかもしれません。そんな危機に、脳は対応してきました。
この危険を察知する能力は、脳の原始的な機能であり、魚類から哺乳類まで、進化的に保存されて脳に備わっています。
このように、安心して生存するための機能なので、似たものである、同類であるという認知により生まれる安心感は、抗うことができないのです。
よって、「この人は敵じゃない。仲間だから安心できる」という判断をしてもらうためには、【私と似ている】と感じてもらうことが恋愛でも役立ちます。
そこで、ミラーリングを行って【似ている】という感覚を相手に持ってもらうと、警戒心が解かれて敵から仲間に昇格し、安心感を持ってもらえるようになっていくでしょう。
あなたも会話の中で偶然にも同じ部活だったり、出身地が近かったりして、親近感を感じた経験はありませんか?【似ている】という気持ちが生まれると、一気に仲間になっていけます。
他にも、外見がいかつい人が、自分の故郷の訛りで話すのを聞いたら、急に親近感を持ったり安心したりするかもしれません。
相手との【似ている】感覚をつくって、関係性の土台を作っていきましょう。
【コラム】
実践心理学NLPのマスタートレーナーで、婚活セミナーも担当する居山さんから聞いたお話です。
今回の記事は恋愛を想定しているとはいえ、実際のところ2人だけで話す場面ばかりではないでしょう。そのような際に役立ちますのでご紹介します。
例えば4人で食事をしていて、あなたは「斜め向かいの人と話したい」とします。
でも目の前の人と話していて、なかなか斜め向かいの人と話せないときに、斜め向かいの人に動作をミラーリングすると、斜め向かいの人が会話に乗り出して来られるようなことがあるそうです。
ラポールスキルの効果は、目の前の人だけではないと言えるでしょう。
1-2.同意を増やして距離を縮めるYESセット
次に【同意を得る】ために、恋愛に使える心理学は「YESセット」です。
YESセットとは、相手の返答がYESとなるような問いかけをして、相手が何度も同意できる会話を続けていると、相手の心理的な抵抗がとれ、親近感や安心感を促進し、提案を優位にすすめるスキルです。
これができると、同意が増えることでコミュニケーションは盛り上がりやすいため、相手との距離を縮めることが出来るようになるでしょう。
そして、少し仲良くなっていて、お互いのことがわかっていると、何を話すと盛り上がるのかわかってきますが、
まだお互いのことを知らないのであれば、天気や時事ネタから始めることで、会話を進めやすくなります。
YESを得やすい言葉がけ |
昨日は雨でしたが、今日は晴れたね |
半袖の人も増えたね |
もう1年も半分終わるね |
アジサイが咲いているね(明らかに目に見えている時に言う) |
野球が盛り上がってますね(明らかに世間が盛り上がっている時に言う) |
そして、相手のことを知ることができ、例えば相手が「カフェ巡りが好き」だとわかっていれば、その話題で話を進めると盛り上がりやすいでしょう。
お休みはカレンダー通りだったよね?
はい、そうです
カフェ巡りが好きって言っていたね?
はい、そうなんです
カフェたくさんあるよね
はい、ありますよね
どんなカフェが好き?
やっぱりスタバが好きですね
スタバいいよね
はい!
何をよく飲むの?
ラテか、限定のフラペチーノ®をよく飲みます
このように明らかな事実や、相手が関心のある話題で始めて、途中に質問をすることで、YESの反応を得やすくなり、会話が進むと期待できます。
なお、自分が話したいことがあったとして、その話題を話したくてたまらなくても、相手のことがわからないうちは、控えておきましょう。
他にも控えたいネタとして、「芸能人の不倫がニュースになるなんて、なんか日本も終わってるよね」など、マイナスな思考が働く話題は、あなたのイメージダウンに繋がる可能性があるので、やめておくと良いでしょう。
そして、もしも相手から「NO」という反応を引き出してしまったとして、それに気づかず話し続けると、相手の頭の中に「NO」という反応が増えてしまいます。
そうなると相手は、「自分とは話が合わない」と思い始めてしまいますので、相手の反応も見ながら、「YES」が出てくるような会話を心がけましょう。
そのようにして、相手の「YES」を引き出し、丁寧に相手と距離を縮めていくのが大事です。
ここまでご覧いただいたようなコミュニケーションや、人間心理を学ぶことは、恋愛を成就させる重要な一手です。
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1-3.余裕をみせる自信の演出
人は、自信がある人、余裕がある人に惹かれやすいので、恋愛がうまくいっている人たちには共通して、余裕が感じられます。
また、恋愛がうまくいっていない人たちは、不安や焦りがにじみ出てしまうことが多く、それが相手に伝わり、チャンスを逃してしまうことがよくあります。
このように、余裕が感じられるかどうかは、恋愛がうまくいくかどうかの分岐点だったりします。
そこで、大事な戦略として、【余裕を見せる】ために、恋愛に使える心理学は「自信を演出すること」です。
これは、先の2つ【安心感を持たせること】と【同意を増やすこと】と合わせて意識しておきたい、人に影響をおよぼす重要な人間心理です。
では、「自信がある人に惹かれる現象」をイメージしやすいよう、「モテと営業」を事例にご紹介していきます。
まず、モテている人と、売れている営業さんには共通点があります。
それは、自信があり、余裕が感じられるかどうかです。
モテている人、売れている営業さんは余裕があるので、一人の相手に集中することがなく、「この人がダメでも次がある」と相手にゆったり接することができます。
仮に断られても、
「じゃ、またね!」や、
「では、また気軽にお声がけください」などと、
余裕を見せることができるでしょう。
相手も、あっさり引かれると、
「また誘ってください」と言ったり、
心のなかで「次はこの人から買おう」などと思ったりするでしょう。
一方、恋人を作りたくて焦っている人や、売れていないときの営業さんは余裕がないので、一人に集中して「この人を逃すまい!」と、必死な感じや焦りが出てしまうかもしれません。
もしも断られたりすると、
「そこをなんとか!」などと、
しがみついてしまう可能性もあります。
相手は、自分がロックオンされていることに気づき、
居心地の悪さを感じることもあるでしょう。
そうなると、関係を進展させるのは難しくなっていきます。
そして、「付き合っているときのほうがモテる」という話を、聞いたことがあるかもしれません。
やはり、自然ににじみ出る余裕が、その人を魅力的に見せるからです。
もしも、実際は相手と付き合いたくて付き合いたくてたまらなくても、いったん「私はモテます」「余裕があります」「モテて忙しいくらい」という気持ちで相手に接するようにしてください。
このように営業販売と恋愛は同じで、、、
売れていないときほど一人に執着してしまったり、恋人を募集中のときほどがっついてしまう傾向があります。
でも、「自分の見せ方を知らないだけ」の人も多いものです。
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NLPスーパー販売心理学
2.恋愛に役立つ心理学5選
恋愛心理学といえば、「吊り橋効果」は有名です。
吊り橋をドキドキしながら渡ると、相手にドキドキしたと錯覚して恋愛に発展するという効果のことです。
そして、あの実験には補足や追加があり、「相手の容姿が自分好みである」ということが重要です。
逆に、自分好みではない容姿の人と吊り橋を渡っても、吊り橋効果は認められなかったという実験もあります。
このように、統計的な心理学は、誰でもなんでも恋愛に使えるわけではなく、この吊り橋効果のように、うまくいかないことも多々あるのです。
そこで、基本的な機能や概念で、男女共通の幅広く役立つと考えられる心理学を5つに厳選してご紹介します
2-1.VAKモデルを攻略せよ
恋愛に役立つ実践心理学の一つは、「VAK」です。
VAKは視覚(Visual)・聴覚(Auditory)・体感覚(Kinesthetic)を意味しています。
人によって、得意な情報処理のタイプが違うので、相手のタイプに合わせたコミュニケーションを取れると、うまく関係性を築いていくことができます。
例えば、相手が視覚優位であれば、見た目は非常に重要です。
デートに誘う場所も、見た目の良さも考慮することが意味を持ちます。
一目惚れしやすいのは、このタイプの方たちです。
相手が聴覚優位であれば、声や音にも配慮することが重要です。
音楽の趣味などを聞き出すなどすると、盛り上がりやすい可能性があります。
『あの声に惹かれる』と言った惚れ方をしやすいのは、このタイプの方たちです。
相手が体感覚優位であれば、体験に重きを置くことが大切です。
直接会うことや、食事など含め、一緒に何かを体験するようにすると良いでしょう。
なんとなくのフィーリングで惚れやすいのは、このタイプの方たちです。
このVAKの感覚が合うと感じてもらえると、効果的に相手と親密な関係を築いていくことができるでしょう。
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もし相手と仲良くなれていたら、一緒に楽しみながらテストを試しても良いですね!
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VAKタイプ分けテスト
2-2.ランチョン・テクニックで親しくなる
恋愛において重要な関係性の土台ができて来てから、さらに心理学を使って親密な関係になりたいなら、食事に誘うのは効果的です。
ここでは、ランチョン・テクニックをご紹介します。
- グレゴリー・ラズラン提唱。連合の原理。おいしい食事をしているときは、セロトニンというホルモンが分泌されて幸せを感じる。
- そのため交渉や恋愛でポジティブな結論を導きやすくなる。
特に最初のうちは、せっかく築いた関係性の土台を、さらに固めていきたいところです。
ですが、コミュニケーションが苦手だと、話さなくて済む映画などが選ばれることがあります。
でも、映画より食事です!
念のため、映画での失敗談をご紹介しておきましょう。
- 選んだ映画が相手の趣味と合わなくて、
見終わったあと自分だけ盛り上がっていることに気づいた。 - 疲れていて、うっかり眠ってしまい、
なんで一緒に来たのかわからなくなった。 - 想定以上の刺激的なラブシーンがあって、
自分が選んだばかりに、気まずくなってしまった。
など。
食事中のコミュニケーションが心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、ランチョン・テクニックを信じて食事に誘うところから始めましょう。
そして、ランチの時間帯に誘われるのは、夜の時間帯に比べて誘いに乗りやすいと言われています。
自分も誘いやすく、相手も誘いに乗りやすく、幸せが感じられるという心理が得られるなら、試さない手はありませんね。
2-3.恋愛関係のフィルターモデルを乗り越える
恋愛に役立つ心理学に、フィルターモデルがあります。
あなたの恋愛がうまくいくかどうかに、下記3つのフィルターが影響するので確認しておきましょう。
フィルターモデルとは
- 1つ目のフィルター:
生い立ち、教育、住む場所の近さ - 2つ目のフィルター:
自分と似た考え方や物事への態度を持っているかどうか - 3つ目のフィルター:
互いの足りない部分を補い合えるかどうか
これらのフィルターがあり、自分とあまりに違う相手は、ふるい落とされていくという心理です。
恋愛において、この心理学を知っておくことで、違いに気づいたときに対処できます。
ご経験があるかもしれませんが、あまりにも自分と違うところが多いと、『あれ?なんか違うな』と思い始めるきっかけになることがあります。
これは「YES」を引き出すことが重要なことと同じで、違いが多いことで「NO」の反応が出てしまうため会話が盛り上がらなくなっていき、「この相手はなんか違う」という考えが強化されてしまうのです。
では、相手との違いがわかってきて、それでも、どうしても付き合いたいと思う時、どうすればこのフィルターに残れるのでしょうか?
1つ目のフィルター(生い立ち、教育、住む場所の近さ)は、相手と合えばラッキーな内容です。
そして、完璧な条件で生まれ育った人は、ほぼいないと思いますので、2つ目と3つ目のフィルターが重要になってきます。
2つ目のフィルター(自分と似た考え方や、物事への態度を持っているかどうか)は、
あなたの人生の生き方や、大切にしている価値観、仕事への取り組み方や人間性など様々なことが関連してきます。
これには、コミュニケーション能力が高いことや、セルフイメージが高いことが関わってきます。また、長く一緒にいる相手に求めることとして、メンタルの安定を挙げる人は多いので、これも重要です。
もし、メンタルが安定していて、コミュニケーションが弾み、セルフイメージが高い人であれば、この2つ目のフィルターに残ることができるでしょう。
3つ目のフィルター(互いの足りない部分を補い合えるかどうか)は、
自身の持っている個性や人としての魅力(市場価値)が関わってきます。
そのため、仕事で結果が出せるようになったり、自分の価値や魅力が高まるようなことに取り組んでおくことが大切です。
ここまで見てきたように、そもそも恋愛のように、人と長く一緒にいる関係性を保つには、人間心理はもちろん、
先に挙げたコミュニケーション能力や、メンタルの安定、セルフイメージの高さ、自身の市場価値が関連しています。
ですので、3つのフィルターに残り、恋愛関係をうまく発展させるためには、自分を高めていくことが大切であり、それらを総合的に学ぶことができる実践心理学NLPは、あなたの助けとなるでしょう。
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2-4.ザイアンス効果を狙ってマメな人になる
1章でご紹介した、恋愛において重要な関係性の土台ができて来てから、さらに親密な関係になりたいなら、こまめな対応が効果的です。
ここでは、ザイアンス効果とも言われる「単純接触効果」をご紹介します。
単純接触効果とは
これは「熟知生」という点で、繰り返し経験する人や事象に対して「好き」という感情が生じることによります。
ザイアンスが単純接触効果と呼んだこの現象は、その後、少なくとも会って不快ではない人との場合に起こるという実験結果もあるので、
絶望的に脈ナシであれば、いったん引くほうが良いでしょう。
この効果は、セールスやマーケティングでも多用されており、興味がある対象に何度も触れていると、好感を抱いたり、関心が高まった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
そして、これは友人から聞いた話ですが、
「こまめな連絡はイケメンを超える」そうです。
特に女性は、「相手が自分に関心が高いことを、はっきり伝えてくれることで安心し、興味を持つ」と言われておりますので、接触回数を増やすことは効果があるといえるでしょう。
2-5.相手の大切にしている価値観を大切にする
恋愛に役立つ実践心理学の最後は、「価値基準」です。
価値基準とは、ものごとの大切さ、良し悪しなどについて、その人が判断の根拠にしている、価値の判断基準のことです。
そして、婚活や恋人を作るために学ばれることもある実践心理学NLPでは、価値基準は重要なものとして扱われており、人間関係の全てに活かせるものです。
皆さんも、恋人や夫婦関係が壊れる一因として、「価値観の不一致」が挙げられるのをご存知かと思います。
価値観が合うか合わないかは、重要なことなのです。
例えば、
「恋人との関係で大切なことトップ3は何ですか?」
という質問への答えを例にして見てみましょう。
【自分の大切なこと】
1位:相手を尊敬できること
2位:お互いを高め合えること
3位:一緒に居て楽しいこと
【相手の大切なこと】
1位:素の自分でいられること
2位:お互いを尊重し合えること
3位:自分一人の時間を優先させてくれること
この2人は、「相手を尊敬できること」と、「お互いを尊重し合えること」が上位にあり、価値観が似ているように見えます。
ですが、「一緒にいて楽しいこと」を大切にしている人と、「自分一人の時間を優先させてくれること」を大切にしている人では、価値観の違いがあるかもしれませんね。
ここには、トップ3として記載しているので、トップ10を聞き出すと、2人に共通する内容も出てくるかもしれませんが、基本的には、「似ているようでも、違いがある」と知っておくことが役立ちます。
違いがあるという前提でコミュニケーションを取ることで、「相手が大切にしていること」を聞き出すことができます。
それらを話すこと自体も、お互いをよく知るために役立ちますし、さらに、相手の価値基準を尊重することができると、
『この人は、私と同じように、
私が大切にしているものを、大切にしてくれる』
と思ってもらうことができ、深い信頼関係を築くことができるでしょう。
ですので、相手が恋愛において何を大切にしているのかを、会話の中から感じ取ったり、質問したりすることで、聞き出した価値観を大切にしていきましょう。
そして、気をつけたいこととして、年齢や置かれている環境で、ものごとへの反応や感じ方が変わっていくため、価値基準は変化していきます。
例えば、付き合い始めの頃は、
「休みだから、
昼からのんびりビール飲めて最高!」
と言っていたのに、
なにかのきっかけで、健康に関心が高まって、
「休みの日こそ、
身体のリセットのために禁酒しないとね!」
と別人のようなことを言われることもあるでしょう。
このように、時が経てば価値観は変わっていくことがあります。
他にも、もっと大きなテーマとしては、人生で1番大切なことが「仕事」だった人が、中高年になって、「健康」が1番大切と変わることもあります。
お互いの価値観を話し合うことは、関係性を築き、続けていく際に重要な鍵となるでしょう。
最後に
恋愛では、コミュニケーションや、自分をいかによく演出できるか、自分を高めているかなど、総合的な人間心理を学ぶことが役に立つことがわかりました。
そのために、実践心理学NLPをはじめとする、何らかの心理学を学ぶことが役立つでしょう。
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【出典・参照元】
- 心理学 新版 (New Liberal Arts Selection) 無藤 隆(著),森 敏昭(著),遠藤 由美 (著),玉瀬 耕治(著),出版社:有斐閣
- ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた ジョン グレイ(著),John Gray(原著),大島 渚(翻訳),出版社:三笠書房
- 心理学ビジュアル百科:基本から研究の最前線まで 越智 啓太(編集),出版社:創元社
- ひと目でわかる 心のしくみとはたらき図鑑(イラスト授業シリーズ) 黒木 俊秀(監修),小野 良平(翻訳),出版社:創元社