経営者に向いている人とは、
どのような人なのでしょうか?
この記事にたどり着いた
皆さんのなかには、
「どうしてこんなにも
経営が上手く行かないんだろう・・」
と経営者としての自分の適性に
疑問を持っている方であったり、
「自分は、会社勤めより、
経営者に向いているのではないか」
と自分には経営者としての
素質が備わっているのか知りたい
と思っている方もいるかもしれません。
経営者は会社の規模にはよりますが、
会社と社員を守り成長させ、
利益を追求し、
より良い世の中にするための貢献が
できるようにするという
重大な責任を持っています。
そのため、生半可な気持ちで経営者になる方が
成功する確率は、限りなく低いでしょう。
だからこそ責任を全うして、
経営を行っている人は経営者に向いている
と言えるのではないでしょうか。
では、そんな
経営者としての役割を果たしている人は
「一体どのような特徴があるのか」
「どのような習慣を持っているのか」
これらを記事では紹介していきます。
そして、この記事を読んだ後のあなたは、
これまで不明確であった
経営者に向いている人の特徴を知ることができ、
より成功する経営者の道に近づいて行くはずです。
目次
1.経営者に向いている人とは?
経営者に向いている人とはどのような人なのでしょうか?
主に、性格編と行動編に分けてご紹介していきます。
1-1.性格編
経営者に向いている性格は以下の7つがあります。
- 変化を恐れない
- 判断が適切で早い
- コミュニケーション能力が高い
- 責任感が強い
- 強い意志を持っている
- 人としての器が広い
- 危機察知能力が高い
具体的に項目ごとに説明をしていきます。
1-1-1.変化を恐れない
時代が目まぐるしく変化する中、変化を恐れず対応できる人は経営者に向いています。
変化を恐れてしまうと、取るべき行動を躊躇してしまい、
結果的に変化に対応できず、衰退につながってしまう恐れがあります。
多くの場合、経営者には、会社を成長させるために、リスクを取ってでも、
会社の方針を大きく変えるといったような、「変化を決断する瞬間」が訪れます。
成長には変化がつきものです。ですから、変化するそのタイミングを見極めることが大事となり、チャンスを逃さないためにも変化を恐れず決断しなければなりません。
優秀な経営者は、現状維持は後退である、ということを意識しています。
だからこそ、ケースバイケースで、
臨機応変に柔軟に対応ができる人は経営者に向いていると言えるでしょう。
1-1-2.判断が適切で早い
何かトラブルが発生したり、改善が必要な時に、
すぐさま正しい判断ができる必要があります。
優柔不断では、タイミングを逃してしまったり、
「ここぞ!」という時に行動ができずにチャンスを逃してしまいます。
大切なのは、会社の未来や現状を考慮し「正しい判断」を「早く決断する」ことです。
このどちらかが欠けてしまってもいけません。
正しい判断ができても、迅速な判断ができていなかった場合、
チャンスを逃してしまうかもしれません。
また、迅速な決断ができたとしても、その判断が誤っていると、時に大きな損害を被ってしまうケースがあります。
失敗することは誰にでもあるものです。しかし、失敗は学びを掴み取ってこそ、
価値が生まれるものです。
そのため、失敗した判断を、どう適切に改善するか分析することが大切です。
1-1-3.コミュニケーション能力が高い
経営者になる上で、コミュニケーション能力が高いことは必須条件だといえます。
経営者に関わらず、
仕事をする上でコミュニケーション能力はどこでも重要視されています。
特に経営者になると、社員に限らず、競合の社長や、ビジネスパートナー、管理職など様々な方とコミュニケーションを取りながら仕事をしていくため、
柔軟かつ円滑に、
コミュニケーションを取れるようにしなければなりません。
時には、相手から協力を引き出したり、
相手を動機づけして動かしていく必要もあるでしょう。
コミュニケーションは日常で使っているため、
当たり前に上手に使えていると思っている方がほとんどだと思いますが、
コミュニケーション次第で、自身の影響力を高めたり、
人を動かすという視点でコミュニケーション能力を意識的に高めている方は少ないのではないでしょうか。
また、人心掌握という言葉があるように、
相手の心理を利用して営業などにも活用することができます。
コミュニケーションの取り方次第で、仕事の結果は変わります。
近年では、本格的なコミュニケーションを学ぶために、経営者だけでなく、ビジネスパーソンや学生もコミュニケーションを学ぶ講座などに参加するケースが増えています。
1-1-4.器が大きい人
経営者は、人としての器が大きい人が向いているとされています。
人としての器とは、多角的な視点から物事を見ることができ、能力が高く、
人に対しても寛大な心を持っていることをいいます。
一見、「そのような完璧な人なんていない」と思ってしまうかもしれませんが、
そうした理想を追求し、自分にできることや足りていない部分を常に模索して、
努力を重ねているような人たちが経営者になり成功をしています。
そして、経営者という存在は、常に大きな目標やビジョンに向かって行動をしているため、非常に高いエネルギーを持っている傾向があります。
その膨大なエネルギー量は、目標に向かっていく力に限らず、
感情や振る舞いにも現れます。
心理面の知識に長けていない場合、
胸に湧き上がるエネルギーを上手く扱うことができず、
感情のコントロールが効かなくなったり、
立ち居振る舞いに悪影響が出てしまう可能性があります。
感情を爆発させず上手にコントロールしたり、存在感のある振る舞いができる人は、
人としての器も大きく、経営者に向いていると言えるでしょう。
1-1-5.責任感が強い
責任感が強い人は経営者に向いています。
経営者は、従業員の生活を守る責任があり、
そして従業員の養っている家族を守っていることにもなります。
そのため、経営者は強い責任感を持ち会社と従業員を守っていく必要があります。
また、時間や言葉にしたことに責任を持つことも大切です。
経営者の立場になると時間を守らなかったり、
言葉にしたことを実行しなければ信頼を得ることができません。
そのため、自分の行動に責任を持っている人は経営者に向いているといえます。
1-1-6.強い意志を持っている
経営者には、ぶれない芯と、強い意志を持っていることが大切です。
経営をしていると、楽なことばかりではありません。
困難なことがあっても強い意志をもち、諦めず立て直すことができる人は、
経営者に向いている人です。
ほとんどの場合、経営者の方は膨大な時間と資産をかけながら、
地道に成長をしていきます。
そして、成長した後は、それを持続させなければいけません。
諦めが早く持続力が少ない人は、困難に直面しても、
踏ん張りが効かず挫折しやすくなってしまうため、経営者に向いていないと言えます。
経営をする上で、結果がすぐに出て成功する人は、ほんの一握りです。
ですから、諦めが早いと成功をする前に諦めてしまったり、持続力がないと、
成功しても会社を維持していくのは難しいでしょう。
そのため、経営者は、強い意志や自分の信念を持つことが大切です。
1-1-7.危機察知能力が高い
経営者に向いている人は、危機察知能力が高く常に先読みをして行動しています。
危機察知能力が高い人は、常に先に起こるリスクを予想して行動しているので、
なにか問題が起きたときの対応が早い傾向があります。
例えば、会社の立て直しが非常に困難な状況になった時のことを見越して先手を打っておいたり、
生きるか死ぬかの状況で逃げ場のない時に、従業員の命を背負って、
感覚を研ぎ澄まして死ぬ気でやれるかどうかが、必要になっています。
経営者は、会社を経営していくとき、リスクを最小限にしなければなりません。
そのためには、先を見て決断をしたり、トラブルが発生した際に対応できるように事前に準備をしておく必要があるのです。
1-2.行動編
経営者に向いている人の行動の特徴はどのようなものがあるのでしょうか?
以下の5つの特徴を紹介していきます。
- 行動力が桁違い
- リスクを負える
- 自己管理が得意
- 学びつづける姿勢がある
- 統率力がある
1-2-1.行動力が桁違い
積極的に行動できる人は経営者に向いているとされています。
優秀な経営者は、自分にメリットがあると判断すると、たとえハードルの高い内容だったとしても、すぐに行動に移し始めます。
「まずはやってみる」という姿勢を徹底しているわけです。
また、どんなに良いアイデアや意見があっても、
行動に移してみなければ結果がどうなるか誰にもわかりません。
行動することの大切さを理解している人は、経営者に向いているのです。
「思い立ったが吉日」という言葉があるように、
失敗を恐れず行動できる人はそれだけ他の人達よりも経験を多く積むため、
経営者になっても柔軟に対応できるようになるでしょう。
1-2-2.リスクを負える
目まぐるしく変化する時代に適応するために、新しいことや変化に抵抗せず受け入れ、
リスクを負える人は経営者に向いているといえます。
会社を経営するうえで、環境の変化、
時代の変化に対応しなければいけないときが必ずしもあることでしょう。
その際に、保守的になってしまうと成長のチャンスを見逃してしまう可能性があります。
市場や経済の動向を先読みし、自社にとって必要な新しいツールやシステムを積極的に取り入れながら、
適切に駆使できる人が、経営者の理想の行動なのではないでしょうか。
1-2-3.精神・肉体共にタフ
仕事をする上で、基本的ではありますが、最も大切な要素のひとつが「健康管理」です。
いくら仕事ができたとしても、体調不良が続いてしまうと、重要なポストを務めることが難しくなってしまいます。
経営者は特に多忙を極める職業ですから、いかに自己管理ができるかが鍵になります。
あえて大げさに表現すると、経営者は休むまもなく24時間、365日にわたって会社の発展について思考をめぐらしています。
その中でも、資本となる自身の心と身体を整えることができる人が、経営者に向いていると言えます。
自己管理とは「自身の一番高いパフォーマンスができる状態」を作ること。
自分が一番、精神的にも、肉体的にも万全の状態で仕事ができるようにセルフマネジメントをすることが大切です。
1-2-4.一生勉強する
経営者になる方は、いつまでも学び続けている人がほとんどです。
なぜなら、時代に適応できなくなった瞬間に、経営は立ち行かなくなるからです。
業界の最新情報といった単なる知識のインプットだけでなく、スキルや自己啓発といった自分を高める学びにも関心を持っている人が多いです。
また、人の上に立つ立場の人間として、人間的に成長することは必要不可欠なポイントの一つです。
ここで少し想像してみてください。
「社長が、会社に役立つ情報を全く知らない・・・」
このような社長を信頼できる人はほとんどいないかと思います。
経営者は常に学び続ける必要がありますが、
身近な方法としては「読書」をすることがおすすめです。
かの有名なビル・ゲイツや、イーロン・マスクも読書を習慣としていました。
答えのない課題に取り組む事が多い経営者には、読書の時間が、思考を整理したり、
新しい知見を広めるきっかけになることでしょう。
1-2-5.統率力がある
統率力があり、リーダーシップを発揮できる人は経営者に向いている人でしょう。
経営者は、自身の経営理念に共感し、目標を達成するために社員を導く必要があります。
リーダーシップがないと、掲げた目標に正しく人を導くことができず、最悪の場合、会社が崩壊してしまう可能性もあります。
リーダーシップは、一朝一夕で身につくものではありません。
日頃から、自立心を持ち積極的に動いたり、
自分の強みを活かしたりする必要があります。
様々なスキルを駆使して、人々に影響を与えたり、
人の心を動かすことのできる人が統率力を高めていきます。
そのため、統率力がある人は、日頃から意識の高く持って行動をしており、
その積み重ねが「カリスマ」として現れているのではないでしょうか。
2.成功する経営者の特徴とは?
経営者に向いている人の特徴を紹介しましたが、
成功する経営者の特徴として何があるのか疑問に思っている人もいると思います。
成功する経営者の共通点として、下記の3つが当てはまります。
- 運の良さ
- 勉強や自己研鑽を惜しまずやる
- カリスマ性がある
これらをそれぞれ具体的に説明していきます。
2-1.運の良さ
あなたの周りに、引きが良くて運のいい人が一人はいるのではないでしょうか。
何をしてもタイミングが良く、成功して、運も良い・・・
そんな人が経営者には多くいます。
しかし、運のいい経営者は、運がいいことを「当たり前」に思っています。
行動している次元が違うため、運がいい状況や、
成功することを当たり前として思っているのです。
具体的には下記の2つの要素が挙げられます。
- ポジティブ思考で、困難な出来事も自身の成長の糧として捉えている
- 人知れず「徳積み」を行っている
ポジティブ思考な人は、引き寄せの法則として、ポジティブなものを自身の周りに引き寄せます。
そのため、運のいい人は、自身の出来事を悲観的に捉えるのではなく、
プラスに捉えることで自身の成長の糧としており、
それが結果的に運がいいということになるのではないでしょうか。
また、運がいい人は日頃から「徳を積んでいる」とも言われています。
「徳を積む」とは、玄関前の通りを清掃したり、電車で席を譲ったり、陰ながら人を支えるなど、
見えるところでも見えないところでも、誰かのために思いやりを持った行いをすることです。
運がいいと言われる人の中には、「徳を積む」ことを意識している方もいれば、元々、利他の精神で取り組まれている方もいらっしゃいます。
そのため、誰かのためになるようなことを、当たり前に行っているのです。
つまり運がいい人は、運が良くなるようなポジティブ思考であったり、徳を積むといったことで、さらに運が良くなっているのです。
2-2.勉強や自己研鑽を惜しまずやる
勉強や、自己研鑽に時間とお金を惜しまない経営者は、成功するでしょう。
1-2-4でもご紹介させていただいたのですが、経営者は絶えず学び続けています。
経営者は、私達が想像する以上に忙しいため、自由な時間が少ないはずです。
しかし、その限られた時間を勉強や自分の自己成長に充てているのです。
そして、経営者になるような人は、起業するより以前から、下記のような結果を残していることが多いです。
- 営業で売上を大幅に伸ばす
- 会社の仕事の効率を大幅に
上げるような開発をする
「経営は命懸け」と言われることもあるほどですから、一般的な成果を出すだけでは、
経営者になるには難しいと言えるでしょう。
2-3.カリスマ性がある
成功する経営者は、カリスマ性があり高い影響力を持っています。
しかし、ここで言う「カリスマ性」は生まれつき持っているものではありません。
会社の経営は、その過程で人に騙されたり、ライバル会社と激しい市場の奪い合いをしたり、
目まぐるしい市場の変化へ対応したりなど、多岐にわたる試練があります。
そして、自分の身だけでなく、会社や社員を守る必要もあります。
まるで戦争の中にいるかのような状況の中で、会社と社員の命を守るために困難に打ち勝ち、
百戦錬磨の経験をうけた結果、醸し出す雰囲気やオーラのようなものがカリスマとして現れます。
そのカリスマ性を生み出す大きな要素の一つとして上げられるのは、
自信(セルフイメージ)の高さです。
成功する経営者は、時に「自信過剰なのでは?」と疑うほど、
自分に自信を持っています。
- 自分は運が良くて成功するに違いない
- 自分は仕事がデキる人間だ
このように思い込むことで、高い能力を発揮し、実際に結果につながっていくのです。
成功している経営者は、このように高い自信(セルフイメージ)をもち、それが仕事の結果として現れていると言えるでしょう。
セルフイメージについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
最後に
これまで、経営者に向いている人の特徴と、
成功する経営者について紹介してきましたが、いかがでしょうか?
経営者に向いている人は、ただならぬ努力量と卓越した視点を持っています。
経営者を目指している方は、ぜひご紹介したポイントを活かしてみてください。
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