『新しい考え方』を求めて
これを読まれているあなたは、
きっと今よりも
「仕事や人生を充実させたい」
そのような向上心・好奇心を
お持ちでしょう。
一方ではもしかすると、
仕事や人間関係で行き詰まりを
感じているところかもしれません。
記事の中では、
『脳と心の取扱説明書』
と呼ばれる心理学NLPから
- 新しい気づき
- 視野を広げる
これらに役立つ
新しい考え方をお伝えします。
新しい考え方を取り入れて、
仕事や人生をより良くしたい
と思われている方は
ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.新しい考え方を取り入れる準備
新しい考え方を知るための流れはシンプルです。
1、今の自分の考え方を知る
2、新しい考え方を取り入れる
新しい考え方をお伝えする前に、まずは今の自分の考え方を知っておく必要があります。
なぜなら、今の自分の考え方を整理し、理解しておくことで、新しい考え方を取り入れやすくなるからです。
■今の自分の考え方を知る
仕事や人生に役立つ様々な考え方があることを私たちは知っていますが、それらをバランスよく活かしている人は少ないでしょう。
そして、気づかないうちに考え方に「偏りや好み」が出てしまいます。
バイアス、先入観というものをご存じの方も多いと思いますが、他にもフィルター、ビリーフ、思い込み、などとも言われています。
例えば、
- 出る杭は打たれる
- AIは人の仕事を奪う
- 男性は論理的である
- 女性は感情的である
- 専門家の発言は間違いない
- 失敗は許されない
- 世間は冷たい など
人は誰でも、このような考え方の偏りや傾向があります。
自身の原体験、身近な人の考え方、周りの環境、時代による社会的な価値観など、
人は自分の過去の経験から作り出した独自のフィルター(考え方)で、この世界の物事を判断していると言えます。
自分が持つフィルター(考え方)がわかると、自分の考え方の偏りに気づくことができ、新しい考え方を受け入れやすくなります。
次の章で、今自分がどんなフィルターを持っているかに気づける簡単なチェックリストをご紹介します。
ぜひ、試してみてください。
2.考え方の偏りに気づく10のチェックリスト
今の自分の考え方を知るために、考え方の偏りに気づくチェックリストをお伝えします。
誰にとっても重要で、人生に大きく影響を与えるテーマだとわかりやすいので、「お金」をテーマに試してみましょう。
チェックリストの10項目のうち、ご自身の考えに当てはまるものがないか、確認してみてください。
考え方の偏りに気づく
【10のチェックリスト】
お金とは・・・
- 良い行いに対する報酬だ
- 安全を得るための方法だ
- 使うと罪悪感を感じる
- 管理が難しい
- あまり話題にすべきでない
- 幸せは買えない
- そんなに多くは持てない
- とてもプライベートなこと
- 手に入れるのが難しい
- 重要ではない
- ただの交換手段だ
参考
NLPマネークリニックセミナーテキスト
(プログラム開発:ティム・ハルボム)
いかがでしょうか。
中には、そうそう!と思えたものも、あまり響かなかったものもあったかもしれません。
お金という身近な言葉でも、様々な考え方があります。
あなたにとっては正しいこと、間違っていることは、
他の人にとっては逆だったり、全く別だったり、そもそも、正しいか、間違っているかの判断基準で見ていないこともあるでしょう。
これは正しい!間違っている!こうあるべきだ!という思いが強ければ強いほど、それが偏った思い込みと言えます。
今回はわかりやすいように、お金を例に挙げましたが、他にも人間関係や仕事に対しての考え方なども、人それぞれ違っています。
そして重要なのは、考え方の良し悪しではなく、自分の考え方の偏りに気づくことです。
考え方次第で手にする結果(運命)が変わることを、中国の哲学者である老子は、次のようなフレーズで教えてくれます。
- 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
- 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
- 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
- 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
- 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
行き詰まりを解消し、視野を広げたいのでしたら、まずは自分の考え方に気づき、アップデートしていくことが、充実した人生を送るための一歩だと思います。
あなたの考え方が、偏らずにフラットに物事を捉えて判断できているのなら、それでOKです。
一方で、強い思い込みがある場合、物ごとを一部分からしか見ることができていないかもしれませんし、時にはマイナスに働いているかもしれません。
この強い思い込みを変えない限り、この先もずっとマイナスに働き続けると予想できるため、人生のどこかのタイミングで変えたほうがいいかもしれません。
3.視野を広げる5つの新しい考え方
『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPには、考え方を広げたり、仕事や人生で役立つフレームワークなどたくさんの学びがあります。
ここでは、仕事や人生に使える心理学NLPの考え方からフィルター(思い込み)を外してくれたり、視野を広げるために役立つ5つの考え方をご紹介します。
3-1.相手の反応があなたのコミュニケーションの成果
NLPには、「相手の反応があなたのコミュニケーションの成果である」という前提があります。
ときおり会話をしていて、
- 「うまく伝わっていない」
- 「どうしてそう解釈するんだろう」
このように思うことはありませんか?
そのような場合、NLPでは、全てがあなたのコミュニケーションによって生まれた成果だと考えます。
「相手に伝わらなかった、誤解されてしまった」
「一発で伝わった、スムーズに会話できた」
良くも悪くも、このような相手の反応があなたのコミュニケーションの成果なのです。
特に、上手く伝わらないとき、つい相手に問題があると思いたくなる気持ちはよくわかりますが、
「理解してもらうには、何ができるだろう」と考えてみることで、自分の改善点が見つかるかもしれません。
仮に、人間関係でうまくいかないことがあっても、自分のコミュニケーションの成果だと割り切って、コミュニケーション能力を磨いていきましょう。
3-2.失敗はない、フィードバックがあるだけ
こちらもNLPの前提です。
仕事で失敗した経験は誰にでもあると思いますが、NLPには失敗という考え方はありません。
次につながるフィードバックと考えます。
失敗したからと、落ち込む必要はなく、「フィードバックをもらえて、むしろ自分はついている」と考えられると
失敗への不安も和らぎ、次へのエネルギーが湧いてくると思います。
「失敗してしまった」と思ったら、「次回のためのフィードバックだ」と捉えてみてください。
3-3.「難しい」ではなく、「慣れてない」だけ
「難しい」が口癖になったり、つい口にしてしまっていませんか?
例えば、初めてのことに対して、難しいと思うことは当然だと思います。
しかし難しいと言ってしまうと、しだいに思考が難しい方向へと流れてしまい、どんどんと難しく感じて、うまくいく未来を遠ざけてしまいます。
難しいと感じたり、「難しい・・・」と言いそうになったら、グッとこらえて、「慣れてないだけ」と言い換えてみると、次のアクションを取りやすくなります。
もし難しく感じたら、それはまだ慣れていないだけです。
3-4.「もしも〇〇だったら」と考える
思考の幅を広げたい時や創造的な新しい考え方が欲しい時におすすめなのが、心理学NLPのアズイフ(as if)フレームです。
アズイフフレームとは、「もしも〇〇だったら」と問いかけることで、クリエイティブな思考を働かせ、新しい考え方をもたらしてくれるNLPの質問テクニックです。
私たちは集中していると、しだいに視野が狭くなり、別の視点で物事を考えられなくなくなることがありますが、
アズイフフレームを使えば、意図的にアイデアの枠組みを変え、視野を広げることができます。
例えば、仕事でなかなか成果がでない時、
- 「もしも、仕事ができる一流の人だったら、どう考えるだろうか?」
- 「もしも、何でもできるとしたら、何をするだろうか?」
- 「もしも、成果が出ているとしたら、さらに何をするだろうか?」
このように考えることで、思考の制限が外れ、考えが広がり、行き詰まった状況を打開するためのアイデアを見つけることができるかもしれません。
アズイフフレームは、自分だけでなく、他人にも活用することができますので、新しいアイデアを求めている人に質問してみるのも良いでしょう。
自由な発想が欲しい時や行き詰まってしまった時に、活用してみてください。
3-5.「自分、相手、第三者」の視点で見る
新しい考え方を取り入れるには、立場を変えて「自分、相手、第三者」の視点で見ることも有効です。
立場の違う視点から物事を見ることで、それまで持っていなかった新しい考え方を知ることができるからです。
立場によって、背景や経験、価値観などが異なり、同じことであったとしても、見え方や考え方は様々です。
例えば、売上が上がっていない会社があるとします。
一般社員の視点、上司の視点、社長の視点では、それぞれ別の立場から課題を見ているため、見え方、考え方、受け取り方などが違ってくるはずです。
一般社員だと、「給料が増えない」
上司だと、「一般社員のモチベーションを保てない」
社長だと、「従業員を守らないといけない」
このように立場と視点によって、見えている課題も違っています。
この様々な視点から物事を捉え、さらに相手の考えや感情までも深く理解することを可能にしたスキルが心理学NLPの「ポジション・チェンジ」です。
ポジション・チェンジは、その名の通り、立場や位置を変えることですが、ただ、相手の立場で物事を見たり、考えたりするだけではありません。
ポジション・チェンジができるようになると、相手や第三者など、自分とは違う別の角度から物事を見ることができるようになります。
それによって、自分の視点だけでは気付けなかった課題に気づけたり、相手の意見を知ることで思い込みが外れたり、相手の思考や抱いている感情にも気づけたりします。
さらに練習を積んで、高いレベルでポジション・チェンジをすることができれば、
相手の価値観や仕事への姿勢など、より深く相手を理解することもできるかもしれません。
ぜひポジション・チェンジを使って、相手や第三者の視点から、新しい考え方を取り入れてみてください。
具体的な手順や方法を知りたい方はこちらをご覧ください。
↓
ポジション・チェンジとは?「仕事や人間関係」の悩みを解決する手法
4.新しい考え方で視野を広げるために
新しい考え方を取り入れるには、まずは今の自分の考えを知ることからでした。
自分の思い込みに気づくことで、新しい考え方が理解しやすくなります。
そして、新しい考え方を心理学NLPから5つご紹介しました。
- 相手の反応があなたのコミュニケーションの成果
- 失敗はない、フィードバックがあるだけ
- 「難しい」ではなく、「慣れてない」だけ
- 「もしも〇〇だったら」と考える
- 「自分、相手、第三者」の視点で見る
ぜひ自分の考え方に気づき、新しい考え方として取り入れてみてください。
心理学NLPには、信頼関係の構築、説得や交渉、目標達成・問題解決、トラウマの解消、人生のミッションの探求、病気に対する心理アプローチなど...
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