「メンタルが弱い」と聞くと
誰しもネガティブなイメージが
思い浮かぶかと思います。
就職活動や人間関係、仕事の場など、
人生のあらゆる場面で
メンタルが弱まってしまう状態に
人知れず悩んでいる方も
いらっしゃるかもしれません。
勇気を振り絞って「変わろう!」
と気持ちを切り替えても、
気持ち一つだけでは、そうなかなか
簡単には変えられないものです。
メンタルが弱い自分を変えたい。
このようにお感じの方に向けて、
この記事では、
メンタルが弱い人の特徴から、
メンタルが低下する根本的な原因や、
効果的な改善のアプローチ法2選を
ご紹介していきます。
メンタルが弱いことは決して
悪いことではありません。
そして、メンタルの強さは
誰もが後天的に高めることができます。
この記事で、人生をより良くする
きっかけをぜひ手に入れてください。
目次
1.メンタルが弱い人の特徴4選
メンタルが弱い人の主な特徴はこの4つです。
- 何事にもネガティブに捉えがち
- 周りと比較しがち
- 自己肯定感が低い
- プレッシャーに弱い
まずは自分が本当にメンタルが弱いのか、セルフチェックしながら読んでみてください。
1-1.何事にもネガティブに捉えがち
「仕事でミスや失敗をして、相手に迷惑をかけてしまった」
「人間関係がうまくいかなくて悩んでいる」
このような困難にぶつかる経験は、誰しも一度はあると思います。
その中で、メンタルが強い人たちは、困難と上手に向き合い、その辛さをバネにしてうまく乗り越えていきます。
しかし、メンタルが弱い人の場合、なかなか乗り越えられないケースがほとんどです。
何事もネガティブな側面を見つめてしまうくせがある方は、メンタルが弱い傾向にあると言えます。
メンタルを強化したいと思った場合には、「物事をどう捉えるか」に意識を向けることが大切です。
1-2.周りと比較しがち
つい人と自分を比較してしまうことはありませんか。
「自分は周囲より〇〇ができない/ニガテだ...」
「自分だけなぜか認めてもらえていない」
実は、人と比べてしまうのは人間の本能と言われています。
ビル・ゲイツは、過去に
「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ」
引用:【名言集】もう人と比べない。周りが羨ましくなった時に読む言葉とは? | Smartlog
という言葉を提唱しています。
しかしながら、本能とは言え、必要以上に自分と誰かを比べてしまうと、自分の至らないところが目立ってしまうことにつながります。
メンタルを強く保つためには、過去の自分と比べてどれくらい成長したか、という視点も忘れてはいけません。
1-3.自己肯定感が低い
自己肯定感という言葉は、近年ブームにもなり、ご存じの方も多いと思いますが、「自分の存在そのもの」、「ありのままの自分」を肯定できる感覚のことです。
また、自己肯定感が低いと、自分を認めることができず、人生の様々な場面で、無意識に自分にとってマイナスな選択をしてしまうと言われています。
そのため自己肯定感が低いと、自分にとってマイナスな選択をしてしまい、「さらに自分のことが認められなくなる」、という負のスパイラルに陥ってしまうのです。
どれだけメンタルを強く保とうと意識しても、自己肯定感が低いままだと、私たち自身の行動は変わらないので、自己肯定感を高めるという視点もメンタルの改善には大切です。
1-4.プレッシャーに弱い
最近では、仕事や学校、人間関係でのストレスなど、様々な場面の中で、心にプレッシャーを感じるケースが増えていると言われています。
このプレッシャーや高い緊張感は、捉え方次第でパフォーマンスが向上するメリットもありますが、
プレッシャーとの上手な向き合い方を知らなかった場合、大きなストレスとして働きます。
メンタルが弱い傾向にある場合、プレッシャーによって下記のような悪影響を及ぼす可能性が高いです。
- 事態を悪化させてしまう
- 本来の実力が発揮できない
また、プレッシャーに弱い人の特徴として
- 責任感が強い
- 失敗を気にして引きずってしまう
など一つのことに捉われてしまう傾向もあります。
このことから、プレッシャーが単なるストレスに変化し、メンタルまでも蝕んでいく原因になっていると考えられます。
2.「メンタルが弱い=ダメなこと」ではない!
メンタルが弱い=ダメと考えている方が多いですが、そんな事はありません。
最初の冒頭にも記入しましたが、メンタルが弱いという面も、見方を変えれば、たくさんのメリットもあります。
ぜひ自分にも当てはめて確認してみてください。
2-1.準備が入念
メンタルが弱い人の傾向として、最悪なケースを想定できているため、【準備がとても入念】ます。
「仕事は準備が8割」という言葉があるように、良い仕事をするためには、「準備」が非常に大切です。
また、仕事というのは多くの場合、組織で進めていくもののため、当たり前ですが、単独でこなしていくものではありません。
そのため、周囲の状況を先読みして備える力や、イレギュラーな事態に対して臨機応変に対応する力が求められていきます。
前もって準備が整っていれば、なにか起きた際にもすぐに対応することができるので、メンタルが弱く準備が入念な人は、仕事で成功することも多いと言えます。
2-2.失敗の痛みを知っている
メンタルが弱い人の傾向として、【失敗することの痛みを知っている】という特徴があります。
何事も一回で出来るに越したことはないですが、そう上手くは行かないものです。
なにかに挑戦したものの、上手くいかずに失敗し、メンタルが弱まっているケースは多くあります。
この状態は、失敗することへの痛みを知っている状態とも言えます。
だからこそ、同じ失敗は二度と繰り返さないよう、思考を向けることが大切です。
実際に失敗したことがない人はいません。むしろ、失敗するからこそ、達成や成功を掴んでいくことができます。
地道に努力して成長した方の努力は自信にも信頼にも繋がり、どの関係性でも必要としてもらえる存在になることでしょう。
2-3.人の気持ちに寄り添える
メンタルが弱い人の傾向として、【人の気持ちに寄り添える】という特徴があります。
メンタルが弱い人は、同じようにメンタルが弱い人の気持ちになれるので、自分が落ち込んだ時に1番かけて欲しい言葉を誰かにかけてあげることができます。
つまり、悩んでいる人の悩みに寄り添い、適切なアドバイスや慰めの言葉をかけてあげられることが多いのです。
そのため、寄り添いのプロになれることでしょう。
人には喜怒哀楽がありますから、ずっと同じ感情の方はほとんどいません。
そんな感情に寄り添える、人の気持ちに寄り添える方は相談者にとって、とても心強い存在になることでしょう。
3.メンタルが弱まったときの対処法
メンタルが弱くなってしまうことは誰もが一度は経験のあることだ思います。
そんなメンタルが弱くなった時に、なかなかマイナスから抜けられず、悩まれている方におすすめの対処法をお伝えしていきます。
3-1.自分が集中できるものに没頭する
皆さんにとって集中できるものは何ですか。
例えば、
- 漫画を読む
- 自分の好きなYoutubeを見る
などを行っていると、あっという間に時間が過ぎていることはありませんか?
このように、何かに集中している間に1日が過ぎると、メンタルを弱くしているマイナス面から思考をそらすことができ、
自分の中で気にせずにいられる対処法だと思います。
メンタルが弱くなってしまった際には何か集中できるものを見つけ、
一度、メンタルを弱らせている根本原因となることから気を逸らす環境を作れると、対処できるかもしれません。
3-2.話を聞いてもらう
恐らく、心の中で色々悩んでいる際は、どうしたらいいか分からずモヤモヤしてしまっていることも多いのではないでしょうか。
そんなときは、ぜひ周りの人に話を聞いてもらいましょう。
話を聞いてもらうだけで、何かアドバイスがなくても自分の中で整理されて、とてもスッキリするようなこともあります。
実際、悩んでいることを人に話している際にまとまっていき、解決するというようなケースもあります。
うまく言葉にできなくても、まずは「誰かに相談する」というところを意識して行ってみてください。
3-3.リフレーミングをする
皆さん、リフレーミングという言葉をご存知でしょうか?
リフレーミングとは、『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPの手法で、
活用することによってつらい体験に対する捉え方を変えることができ、メンタルの弱さを改善することができます。
リフレーミングとは、心理的枠組み(フレーム)によって、
人や物事への印象や意味を変化させ、理想に向かえる有効な状態にしていくことを言います。
このリフレーミングを学ぶことによって、失敗したとき、悔しさで前に進めないとき、プレッシャーがかかっているときなど、
行き詰まっている状態の認識の枠組みを変え、新たな選択肢を見出すことができます。
引用:一瞬で世界を変える【リフレーミング】の効果と活用事例を詳しく解説
例えば、「仕事で上司に落ち着きがない」と言われたことで悩んでいたとします。
これをリフレーミングすると、
- スピーディに動いてくれる
- フットワークが軽く活動的だ
このようにも捉えられます。
上司の言葉をまっすぐ受け止めて、自分自身を見つめ直すことも大切ですが、
指摘された改善点は見方を変えると、気づいていないだけで、プラスの側面もある可能性があります。
必要以上に深く捉えすぎず、色々な考え方ができるようになると、マイナスな出来事もプラスの方向にリフレーミングすることが出来るでしょう。
そこで、実際にリフレーミングを活用した、私の実体験をお伝えします。
この記事を書いている私は、高校のバドミントン部に所属していた頃、どちらかというと、メンタルが弱く、引きずるタイプの人間でした。
私はバドミントン部の強豪校に進学したため、
- 部活動のルールもメンバーに比べてついていけない
- 周りと同じ練習をさせて貰えない
ということが起こっていました。
その中で、過去に失敗したことに囚われてしまったり、失敗に対して大きな恐怖心を持ってしまうことがありました。
しかし、リフレーミングを活用して捉え方を変えたことで...
- 人それぞれ成長のスピードは違う
- 自分にあった練習をさせていただけている
このように、何事もポジティブに捉えられるようになり、前向きになることができました。
これまでは何事も、
「何で自分だけ・・・」
などとネガティブな考え方しか出来ませんでした。
しかし、リフレーミングを使って捉え方を変えられるようになってからは、明るく楽しい毎日が送れるようになりました。
とはいえ、初めはマイナス思考に引っ張られてしまうこともよくあると思います。
ですが、自分が変わり始めると周りも影響し、自分を取り巻く環境も変わってくる可能性もあります。
少しずつ自分のできる範囲で、実践してみてください。
4.弱まったメンタルを改善する効果的な方法2選
さて、3章で対処法を3つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どれも効果的な方法ですが、実際に試しても、メンタルが劇的に良くなるケースは、あるポイントを押さえていない限り、実は少ないと言えます。
そこで、メンタルが弱まってしまう根本的な原因について理解を深めるために、重要な話をお伝えしていきます。
今の自分を変えたいとお考えの方は、ぜひ下記の2つを試してみてください。
4-1.セルフイメージを高める
このセルフイメージは強力です。
まずは、セルフイメージとは何かについて、説明していきたいと思います。
セルフイメージとは、自分自身に対して心の深い部分でどんなイメージ(印象)をもっているかということを指します。
例えば、
- 自分は仕事ができるタイプだ
- 自分は周りに恵まれているタイプだ
- 自分はメンタルが強いタイプだ
このように、高いセルフイメージを持っていると、高い能力を発揮し、満足いく結果を得ているケースが多いと言われています。
ですから、セルフイメージが高い人は、成功したりメンタルが強まる可能性も高いと言えます。
このセルフイメージは、自信の高さやメンタルの強さだけではなく、人生で起こる様々な結果に大きく影響しています。
心理学によると、仕事の結果や収入、出会う人やパートナー、さらには健康状態までもが、セルフイメージの状態に応じて決定づけられていく、と言われています。
下記の記事では、セルフイメージについて詳しく書いていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
↓
セルフイメージとは?あなたの成果、収入、人間関係にどう影響を及ぼすのか
4-2.心の傷を癒す
メンタルが弱った際には、時として、心の傷を内面から治す必要があります。
きっと、あなたは心の中で思うことがあっても、周囲と比較したり、自分を押し殺してしまったりすることで、言葉に出していないことが、どこかにあると思います。
そうして無意識の内に、我慢を続けたり、自分自身に「NO」と言ってしまった場合、心の傷が生まれてしまったり、ひいてはメンタルが弱くなることにつながってしまいます。
「時間」が心の傷を癒やしてくれる場合もあるかもしれませんが、中には、適切なアプローチをかける必要もあるかもしれません。
いずれにせよ、「自分をいたわってあげるメンタルを癒やすうえで非常に大切です。
そこで、「いたわる」といっても何したらいいのか分からない、と思われるかもしれませんが、難しく考える必要はなく、シンプルな方法で構いません。
まずは、自分を褒めて、大切にしてあげてください。
周りが何と言おうと、自分の頑張りを、自分で認めてあげてください。
そうすることによって、自然と、メンタルを弱らせている『心の傷』を癒すことにつながります。ここでの重要なポイントは、「ありのままの自分をそのまま肯定してあげること」です。
その中で、ネガティブなものをまず減らしてセルフイメージを高めていくことが大切です。
5.最後に
生きていると、小さい悩みから大きな悩みまで、たくさんの壁にぶつかります。
そこで、「神様は乗り越えられない試練は与えない」という言葉を聞いたことはありませんか?
そうしたとき、実際には、「本当に乗り越えられるの?」と思う時もあると思いますが、
昔から抱えていた悩みが、「今となっては小さな悩みだった」と思うこともよくあることです。
成長していく過程には、必ず悩みやストレスは生じます。
その中で、どのように悩みやストレスを捉えるかがあなたを悩みから解放するきっかけに繋がると思います。
この記事を読んで、悩みが一つでも解決した方がいらっしゃったら、嬉しく思います。
4章でご紹介した、セルフイメージの向上や心の傷の改善に取り組みたいとお感じでしたら、記事の中でお伝えした心理学NLPの学びが、非常に効果的です。
当メディアサイトを運営するNLP-JAPANラーニングセンターでは、心理学NLPを学ぶことができるスクールも運営しています。
『脳と心の取扱説明書』とも呼ばれる心理学NLPでは、具体的に下記のようなことを学ぶことができます。
- 自信やセルフイメージ、メンタル面の向上
- 目標達成を加速させる能力
- 足かせとなっている心理的マイナス面の解消
- 問題解決能力を高めること
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