「生きる目的」を持つこと、気づくことは、
生きていく上で、とても大切なテーマです。
人生の岐路にたった時などに、
「生きる目的」や「生きる意味」について
考える方は非常に多いです。
経験を積みながら、悩みながら
答えを出していくという考え方もありますが
ここではある一定の方向性を示していきます。
この記事では、
生きる目的についての考え方や見つけ方を
沢山紹介していきますので、
「生きる目的」のヒントにしていただければ幸いです。
目次
1.生きる目的の定義
生きる目的は人によって違う
人それぞれ生きる目的や意味は違いますが、
大きく分けると下記の3つに分類されます。
「生きる目的の種類」
- 人生を楽しむ
- 人や世の中に貢献する
- 精神・魂の成長(仏教的思想)
などなど
下記で詳細についてご紹介をしていきます。
1-1.人生を楽しむ
一度きりの人生ですから、
「人生をとにかく楽しいものでいっぱいにする」
このような発想のもと、
生きる意味を捉えている方もいらっしゃいます。
- 自分で何かを極めて達成する
- 仲間とチームを組んで人生を彩る
- 世界一周をする
- やりたいと思ったことどんどん行う
このように、1回しかない人生を最大限に楽しむ方法は沢山あります。
この記事を書いている私も、世の中の成人しているほとんど全ての人も、100年後にはおそらくこの世にいません。
晩年に後悔しないためにも、「人生を楽しむ」と決めていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。
何を経験すれば、あなたの人生の満足度は上がるでしょうか?
1-2.世の中に貢献する・人の役に立つ・喜ばれることをする
「人や世の中に貢献する」ということを生きる目的にしている方もたくさんいらっしゃいます。
「ありがとう」と言われると心が満たされます。
世の中や誰かの為になり、自分の力で貢献することが出来て、感謝の気持ちを述べられると、大切なことに気づけたり、自信を得ることが出来ます。
人の為になることで、真っ先に思いつくことが「社会貢献」の方も多いと思いますが、目の前の家族や友人に喜ばれることをする。
これも「生きる目的」や「生きがい」に繋がります。
1-1で紹介した「人生を楽しむ」という目的と重なってくると、人生の満足度が上がります。
どちらも「生きる目的」として素敵な考え方です。
1-3.精神・魂の成長(仏教的思想)
仏教的な思想になりますが、
「今世は、良い行いをたくさんして
来世に繋げていくための人生」
と生きる目的を考えるケースもあります。
今起こっている出来事は、良いことも悪いことも含めて、魂の成長に必要なことだと捉える傾向があり、物事を肯定的に見ていくようにすることで、学びが得られると考えます。
心理学NLPでも、物事を肯定的に捉えていくことはとても重要な要素として捉えていまして、優れた思想は、共通しているのかもしれません。
2.生きる目的の見つけ方
2-1.自分の価値観を知る
心理学のNLPには自分の価値観を知ることが出来るワークがあります。
大切にしている価値観を知ることから、人生の意味や生きる目的などを知る手がかりになることがありますので、ぜひ一度、取り組んでみてください。
価値観とは、深層心理で大切に思っていることや、物事を決めるときの自分の中での判断基準を言います。
例えば、下記のようなものです。
友人、家族、仕事、お金、趣味、名声、思いやり、愛情、自由、時間 etc
一般的には、上記のようなことが挙げられます。
では、下記の手順で価値観のワークを行ってみてください。
- 下記の問いに対して、大切に思うことを5~7個、書き出します。
- そして、出てきた5~7個の価値観を優先度の高いものから順に並べます。
- 家族
- 仕事
- お金
- 自由な時間
- 優しさ
- お酒
- 貢献
「人生で大切なことはなんですか?」
実際にこの質問に対して、大切だと思うものを5~7個、書き出してみてください。
人によって様々ですが、一例としてこのようなものになります。
こうして出てきた価値観の中に、生きる目的に繋がるヒントが隠れている可能性があります。
大事な価値観として出てきたということは、過去にインパクトを受けたことや、何か大切な経験があったということでしょう。
今一度、なぜその価値観が自分にとって大切なのかを探ってみると、自分が何をすると満足するのか、「生きる目的」に繋がっていきます。
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2-2.人生の先輩に質問をする
10歳、20歳、30歳も年上の方で、
- 人生を楽しんでいる
- 尊敬できる
- 素敵な生き方をしている
人生の先輩方に、
「生きる目的とは何だと思いますか?」
と質問をしてみましょう。
年代や経験によって答えも大きく変わって来るので、様々な視点からのヒントが得られるでしょう。
2-3.ロールモデルを持つ
私の場合、ロールモデルがいることによって生きる活力に繋がります。
幼い頃から自然とロールモデルを常に持っていました。
- シャネル
- 津田梅子
- ナイチンゲール
- エリザベス・ブラックウェル
時には、ドラマや映画の中の主人公など様々な分野において見つけることが出来ます。
自分にまだ足りない部分を知って、ロールモデルに近づくためにはどうしたらよいか?を考え、ロールモデルの真似をして、実行して一歩進めた先に得られるものがあると幸せな気持ちに包まれます。
そして、また頑張ろう!!と思えるのです。
理想の自分に近づく度に「生きる目的」を達成し、新たな目的が出来、素敵な循環を回せます。
ロールモデルがいる方は、さらに強く意識をして「生きる目的」へのヒントを得てみましょう。
もしロールモデルがいない方は、理想の自分に近い人物を身近で探してみたり、歴史上の人物や芸能人で探してみても良いかもしれません。
2-4.読書をする
本の世界では偉人の教えを享受することができます。
興味のある分野や偉人の生き方などを通して、参考例が見つかり「生きる目的」発見の材料となります。
本は読む時期や、その時に置かれている環境や状況によっても、心にささる言葉やページが違いますよね。
それと同じく、あなたの「生きる目的」も、あなたの人生の人生のステージによって変わっていきます。
まずは書店に行ってみて、目に留まった本を読んでみてはどうでしょうか?
2-5.目の前のことに夢中で取り組む
「夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る」
これは坂本龍馬の言葉です。
夢中で目の前のことを頑張っていると、本当にやりたい目的に到達することがあります。
もし、今、社会人の方で、仕事がいまいちやりがいを感じないとしても、何か意味があると思って夢中で取り組んでいると、あなたの本当のゴールに気づいていきます。
身近なところから「生きる目的」が出てくるかもしれません。
今、やっていることに大きく興味を持てなくても、坂本龍馬が言っているように目の前のことを夢中にやっていれば、見つかるということを信じることも大切ですね。
参照:坂本龍馬の名言・格言
2-6.コミュニケーションを通して新たな目的と出会う
様々な人とコミュニケーションをとることで刺激を得ることが出来ます。
- 旧友
- 恩師
- 家族
- 先輩/後輩
- すごく年が離れたお知り合い
- 幼馴染
- 自分と世界観が違う人
人それぞれだとは思いますが、今、想像しただけでもたくさんの周りの人物が想像できます。
コミュニケーションをとっていると、時に、思いもよらない質問を得ることがあります。
また、聞かれたくないことや痛いことをつつかれるときもあります。
その時に出会う自分の感情や相手の反応、アドバイスなどから、目的が生まれるきっかけに繋がるかもしれません。
例えば、自分が思っていた反応と違う反応があったとします。
そうすると、今度は上手く相手に伝えるようにするにはどうしたらいいかな?次は、もっと上手く伝えられるように努力しよう!!と小さな事かもしれませんが、目的ができます。
様々な人とコミュニケーションをとって、新しい目的に出会いにいきましょう。
2-7.人生の選択肢の幅を広げる
様々なことに挑戦して、自分の自信に繋がることや出来ることを増やすことで選択肢が広がります。
目的が見つかった際に、選択肢を多く持っていることで目的達成におけるプロセスの充実度が変わってくると思いませんか?
選択肢を広げることに加えて「自分磨き」も不可欠です。
「自分磨き」をすることは、自信にも繋がるため気持ちも前向きになります。
選択肢を広げどのような目的を描いても、対応できるように準備をしておきましょう!
2-8.旅行に行く
旅行に行ったり、自身が尊敬する方のゆかりの地を訪れることで、本当の自分の思いと出会えるきっかけに繋がるかもれません。
温泉に入って、リラックスした状況で今までのことを思い返してみたり、自然と触れ合うことで気づけなかった思いが溢れ、目的を見つけられるチャンスを掴めます。
私のおすすめは宮古島の夕方の海です。
夕日が沈む時間帯のなんとも言えない自然なオレンジ色を眺めていると、悩みがちっぽけに感じられたり、少し迷っていたことを軌道修正出来たり、自分の心を整理することができ、目的発見に繋がります。
また、旅行にすぐに行けない人は、本を読んで、想像の世界で旅に出ることもできますね。
2-9.生活力を身につける
あなたは経済的、精神的に自立していますか?
生活力を身につけていく中で、自分が出来ないことや苦手なこと世の中にある不便なことを知り、改善することが目的に繋がることもあります。
また反対に、得意なことや好きなことを知ることが出来れば、ビジネスを考えるきっかけに繋がる可能性も出てきます。
小さなことでも生活力を身につけていく、自立していく過程の中で様々な目的を見つけられます。
生活力という言葉を聞いて、最初に思い浮かぶことは衣・食・住ではないでしょうか?
生きていくには、食は必須ですよね。
もちろん毎日外食もありですが、多くの人が自炊の生活を送っていると思います。
そこで
- 料理が上手くなりたい
- この間食べたレストランの味を再現してみたい
- 好きな人の好物を作れるようになりたい
などなど、
料理だけでも様々な目的に発展していきます。
「生きる目的」を見つける方法として、生活力の見直しをすることをおすすめします。
3.まとめ
生きる目的は、すでに自分の中にあるかもしれません。
気づく力を養うことで、さらに充実した人生を送れる可能性が広がります。
- 偉人の名言から学ぶ
- 夢中になれることに没頭する
- 自分の価値観を知る
- 貢献する
- 旅に出る etc...
生きる目的は、何度変わっても問題ありません。
ぜひ、この記事で紹介した人生の目的の気づき方の中から、ご自身にあった行動を起こしてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
少しでも、目的を見つけるきっかけにつながっていると嬉しいです。
目的を見つけるスピードは人それぞれです。
自分にあった「生きる目的」を見つけ、人生をアップデートしていきましょう。
GOOD LUCK!!