大失敗をして、自信をなくした...
仕事で思うようにいかない...
不安や緊張で
いつも通りのパフォーマンスができない
このような経験をされた方も、
いらっしゃるかもしれません。
つらい、苦しい経験を乗り越えるのは、
簡単なことではありませんよね。
今の自分はうまくいっていないが、
「勇気を出して、励んでいきたい」
と思うあなたに向けて、
もう一度、
勇気を出す心の持ちようから
奮い立たせる方法をご紹介します。
目次
1.自分を奮い立たせるとは?
自分を奮い立たせるとは、
- 自分を勇気づける
- ポジティブになる
- 自分の限界を超える
ということです。
仕事で失敗をしたとき、プライベートでうまくいかないとき、失恋をしたときなど、人間ですから、ネガティブな感情が出てしまっていても、仕方がありません。
しかし、もう一度自分を奮い立たせなければ、気持ちは下がったままで何事もうまくいかなくなってしまいます。
人はネガティブな感情を持ってしまうことで、他の面でもネガティブな結果を引き寄せてしまいます。
「ネガティブなときに限って更にネガティブなことが起きてしまう」ということは誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
反対に、ポジティブな感情を持つことで、自分自身に良い影響を及ぼし、素敵な人々に囲まれた幸せな生活に恵まれるのです。
2.ポジティブマインドになれる考え方の紹介
やる気を上げ自分を奮い立たせるには、ポジティブに物事を捉える、そんなポジティブ思考が重要です。
この章では、精神的に苦しく、ネガティブになってしまっている時にでも、前を向き、頑張れるようなポジティブマインドのなり方を紹介していきます。
2-1.自分の言葉が結果を生み出す
ポジティブマインドになる1つ目のポイントは言霊を信じることです。
言葉の影響は強く、知らず知らずのうちに、私たちの潜在意識に働きかけるといわれています。
私達は自分の行動のほとんどは自分の意識で決めているように感じますが、実は行動の9割は、自分で意識できていない潜在意識が支配しているため、潜在意識に働きかける「言葉」というものは自身にとって絶大な効果を及ぼすのです。
また、芸能人の中にも、「私はこの役を絶対にやる!」「〇〇年までに歌手になる!」と口にして、信じ抜いたからこそ、現在活躍されている方もいらっしゃいます。
このように自分の夢やこんな未来を送りたいと声に出すことでなりたい自分自身に近づけるのです。
ただ、言霊はネガティブな言葉にも影響を及ぼすので運を掴んでいくためにも、日頃からポジティブな言葉への変換を意識していきましょう。
2-2.期待するのではなく、希望を持つ
ポジティブマインドになる2つ目のポイントは期待するのではなく、希望を持つことです。
期待と希望。
似ている言葉ですが、実は大きな違いがあります。
期待とは、相手が何かをしてくれる、こうしてくれるだろうと望みを持つこと、希望とは、前に進む力を与えてくれ、自分の望む未来を描くことです。
つまり、人は期待ではなく希望を持つことで、何かに向けて挑戦したり頑張ることができるのです。
ネガティブな人は、何かに期待をしていることが多くその期待に応えてもらえないことでより一層失望をしてしまい、私なんか...と考えてしまうことがあるのです。
キング牧師もこのような名言を残しています。
「私たちは限りある失望を受け入れなければならない。しかし無限なる希望を失ってはならない。」
期待とは、一見、ポジティブに思えますが自分の願望を相手に押しつけてしまうことです。
それに比べて希望とは、自ら光を見出し続けることだと考えられます。
もしポジティブなマインドを持てていないと感じたら、仕事やプライベートにおいて、何かに期待をするのではなく希望を持つことからはじめてみるのはいかがでしょうか。
2-3.理不尽に対して苦悩しない
ポジティブマインドになる3つ目のポイントは理不尽に対して苦悩しないことです。
世の中大抵のものに、理不尽なことがついてきます。
理不尽なことを気にしていても、自分の大切な時間が無駄になってしまいまうだけです。
とはいっても、理不尽なことが起きると、わたしたちはそれに気を取られてしまい、ネガティブになってしまいます。
そのため、ポジティブマインドに大事なのは、理不尽なことに囚われないことです。
また、心理学の三大巨匠とも呼ばれるアドラーもこのような名言を残しています。
「理不尽な上司や学校の先生に、むりやり認めてもらう必要はない。市場価値の高い人間になればいい。」
引用元:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 | 小倉広(著),出版社:ダイヤモンド社
ですので、理不尽なことに文句をいったり、思ってしまう前にその対処法を考えてみてはいかがでしょうか。
2-4.複数の視点から見てみる
ポジティブマインドになる4つ目のポイントは捉え方を変えてみることです。
実は起こる出来事は全て、自分の捉え方次第でプラスの意味に変えることができたり、マイナスの意味に変えることができるのです。
例えば、
「仕事で失敗をしてしまった。」
↓
「次、同じ失敗しないためのフィードバックになった。」
「自分は主体性がない。」
↓
「どんな人とでも協力して物事を進めることができる。協調性があるほうだ。」
この様に捉え方を変えるだけで、出来事の意味合いは変わってくるのです。
日本の経済の土台を作ったうちの一人でもある渋沢栄一もこのような名言を残しています。
「世の中のことすべて心の持ちようひとつでどうにでもなる」
引用元:渋沢栄一 一日一訓 渋沢 栄一 (著),出版社:PHP研究所
ものはいいようです。
嫌なことが続いていてしまっていても、その中から良いことや新しいことが発見できるかもしれませんしすべては自分の判断次第なのです。
2-5.自分に自信を持つ
ポジティブマインドになる5つ目のポイントは自分はすごい人間だと思うことです。
どんなに失敗して、人生のどん底にいたとしても、自分を奮い立たせて、「もう一度乗り越えよう、頑張ろう」と思っているあなたは既に、
- 努力をしようとしている
- 前を向いて前進しようとしている
- 今の自分を変えようという意思がある
というようなポジティブな行動を起こしています。
「大抵の者は、
自分でも思いがけないほどすばらしい勇気を持っている」
引用元:人を動かす | D・カーネギー (著),山口 博(翻訳)創元社
アメリカの実業家であるデール・カーネギーもこのような名言を残しているようにわたしたちは自分で気づかないうちに勇気を持って踏み出そうとしているのです。
悲観的になるのではなく、自分に自信を持つことから始めてください。
ポジティブマインドになるためのポイントを紹介しましたが、これらは自分の考え方次第でポジティブなメンタルを作っていくことができるのです。
渋沢栄一の言葉「すべて心の持ちよう」ともあるように、物事を客観的に捉え、解釈を変えて違う視点から見てみることでやる気を起こすことができるかもしれません。
3.【自分の体験】から自分を奮い立たせよう!
この章では、自分の体験・経験をしてきたことを活用して、自分自身を奮い立たせる手法を2選紹介します。
3-1.最高な状態を呼び起こす
自分を奮い立たせる1つ目の方法は、自分の最高な状態を呼び起こすことのできる【アンカリング】という手法です。
この「アンカリング」という手法は、「脳と心の取扱説明書」と呼ばれている実践心理学NLPのスキルの一つで、仕事や対人関係など全般に応用できるコミュニケーションスキルにも活用できます。
アンカリングとは特定の精神状態と、特定の刺激(動作など)を神経学的に結びつける行為です。
この様な結びつけを行うことで、その特定の刺激(動作など)が起きたとき、脳に信号が行き、いつでもその状態を引き起こせる様になるのです。
分かりやすい例をお伝えすると、ラグビー(元)日本代表の五郎丸選手のゴールキック前の動作です。
あの動作を行うことで、練習と同じ心理状態を作りだし緊張せずに、一番良い状態をつくることができるのです。
このアンカリングは、刺激に反応してあなたの過去の状態を引きだします。
そのため、動作だけでなく、音楽を聞くことや、写真を見ることなどでも一番良いアンカーを作ることができます。
アンカリングについて詳細に知りたい方はこちらをご確認ください。
3-2.最高なパフォーマンスのステージを作る
自分を奮い立たせる2つ目の方法は、上記で説明したアンカリングを応用したスキル、【サークル・オブ・エクセレンス】です。
サークルオブエクセレンスは、あなたが最高なパフォーマンスができていた状態を、呼び起こすことができる手法。
まずは自分が「最高のパフォーマンスができた」、または「こうなれたらいいな」と思う最高な状態をイメージします。
その次に、目の前にサークルをイメージし、そのなかに中に入ってあなたにとって最高な状態を追体験します。
これを繰り返すことによってそのサークルに入ると、自然と最高な状態をに感じとることができるようになっていくのです。
立ち直れないほどのショックを受けたときにこのサークルオブエクセレンスをおこなうことで、最高な状態を呼び起こし、自分を奮い立たせられるようになります。
サークル・オブ・エクセレンスの詳細なやり方についてはこちらをご確認ください。
サークル・オブ・エクセレンス - NLP学び方ガイド(NLPとは)|資格セミナー総合情報サイト|協会 公式
自分自身で奮い立たせることは難しいように思うかもしれませんが、自分の過去の経験・体験から、頑張れたり、自分自身を奮い立たせることができますので、是非、活用してみてください。
4.【他人の体験】から自分を奮い立たせよう
3章では自分の経験を活用して自らを奮い立たせる方法をお伝えしました。
この章では、他人の体験を用いて、自分を奮い立たせ、勇気を出すことができる方法を2選お伝えします。
4-1.自分があの人になる!?そんな方法とは
他人の体験を用いて自分を奮い立たせる方法として【モデリング】という手法があります。
モデリングとは、自分が決めた相手、モデルを真似をすることで、そのモデルと同じような感覚を引き出し、同じような結果を得られるようにする手法です。
つまり今回であれば、どんなにつらい経験をしても、自分を奮い立たせて、立ち直ることができる人を
モデルとして選び、その人の真似をすることです。
このモデリングを行うときのポイントは、対象のモデルをただ真似するのではなく、考え方や癖、言動までを徹底的に真似することです
モデリングについて詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
仕事や人生を一気に次のステージに高めるNLPのモデリングとは
4-2.自分と似ている境遇の人を探す
自分を奮いたたせ、勇気を出すためには、自分と似ている境遇の人を探すこと、ということも挙げられます。
なぜならば、自分と同じような境遇の人が成功していたり、結果を出していたならば、自分にもできるのではないかと思えるようになるからです。
また、自分と似ている境遇の人を探すことで「私にもできる!次ももっと頑張ろう!」と自己効力感を上げることにも繋がります。
世の中には、何かに長けている人が沢山いますが、才能やセンスを最初から持っていない人がほとんどなのです。
「あの人は特別」と思わず、自分なりに努力をして、「私もできる!」を積み重ねていくことが大切なのです。
5.最後に
この記事では、メンタルを自分で立て直すことができるポジティブマインドのポイントと、自分自身そして他人の経験を使い、自分を奮い立たせる手法を紹介しました。
先程お伝えした通り、物事を別の視点から捉えることは大きな効果があります。
そしてあなたは既にその効果をご存知のはずです。
ぜひ自分を奮い立たせて、明るい未来を思い描いて日々、過ごしてみてください。
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他にも、
- 自分自身の行動パターンを変更させていく
- セルフイメージの向上
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