著:アンドリュー・T・オースティン
IEMTプラクティショナー認定者、グレンダ・パプワースによる投稿
ヴァレリーはこれまでIEMT(眼球運動統合セラピー)を受けたことがありませんでした。
以前、カウンセリングを受けたことはありましたが、何も変化はなかったと言います。
彼女は、更年期障害の兆候を強く感じており、ひどい不安と激しい感情の高まりのために眠れない状態でした。
彼女は、過去の物事を手放したいと望んでいました。
彼女は、最近起こったすべての出来事に圧倒され、不安を感じているようでした。
家族3人の死、そして人間関係の破綻などを体験していました。
彼女が抱える大きな喪失感が、すべての人間関係に影響を及ぼしていたのです。
私はヴァレリーに、そのような感情を感じる理由について、彼女が説明したいように説明してくれてよいが、
基本、私は問題の内容を知ることなくセラピーを行うことができると説明しました。
そう言われたことで、彼女は自分が体験してきたことをすべて話したいと感じたようです。
ヴァレリーは話すことで気持ちが和らぎ、このセッションが自分の助けになったと感じ、次のセッションを楽しみにするようになりました。
次のセッションで、私はうつ病の三本柱について説明をし、罪悪感、恥、そして後悔の感情に対して、一緒にワークをしていきました。
後悔は怒りに変わり、そして受容へと変化しました。
彼女は自分の人生を振り返り、
「他人を喜ばせようとするあまり、自分のことを考えていなかった」ことに悲しみを覚え、
それに気づくまで50年もかかったことに対しても悲しんでいました。
「無限ループ」を使って、彼女のアイデンティティ、人生における重要な人々のアイデンティティ、そして睡眠に関して更新をかけていきました。
セッションが終わるころになると、ヴァレリーは、
その日のセッションで得た内容が、自分が最初に取り組むと思っていたものとは異なっていたと感じたそうです。
2週間後の経過観察では、彼女は記憶を思い起こしてもずいぶん落ち着いていると話しました。
彼女は長い間失っていた、自分をコントロールできる感覚を取り戻し、自分の行動や反応に対して明確に考えられるようになっていました。
アイデンティティの要素も、未来に目を向けることの楽しみ、制御できていることへの認識に変わっていました。
クライアントの証言
「長年にわたり、悲嘆、死、精神的虐待、トラウマ、喪失など、私の人生における様々なトラウマを解消するために、数々のセラピーやカウンセリングを受けてきました。
火災、離婚、不倫など、私に起こった問題を挙げればきりがありません!
これらの過去の感情が、今ここにいる私を支配していました。
それが私の日常を、自分ではコントロールできない感情の引き金の地雷原と化していたのです!
ラジオから流れてくるくだらない歌から、人間まで、あらゆるものが引き金になるのです!!
そうした感情の爆発によって夫の誕生日を台無しにした後、私は助けを求めなければならないことに気づいたのです!!
私にコントロールを取り戻させてくれる何かを!
ここで、グレンダとIEMTが登場してくれたのです!
たった3回の短いセッションで、私は自分のマインドセットと、引き金に対する対処の仕方に変化が起きていることに気づいたのです!!
これが継続することを祈ります。
なぜなら、このシンプルでありながらも非常に効果的なセラピーに、私は大いに助けられたからです!
グレンダに感謝します。
そして、助けが必要だと感じている方はぜひ...、本当に試してみてください。
オープンマインドでこのセラピーの世界に入っていけば、
反対側から出てくる時には、過去に縛られることなく、前向きになれているはずです!素晴らしいです。」
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NLPトレーナー アンドリュー・T・オースティン (Andrew T.Austin) プロフィール
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著者より許可をいただき掲載しています。
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