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「本当に私の人生、このままでいいのか」
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「私にとっていい人生とは何なのか、
結局、私は何が一番したいことなのか」 -
「40~50歳にもし、リストラにあったときに
私は何ができるのか」
2020年のコロナ禍で、
当時28歳の私はふとこうしたことを思い、
不安から眠れない日もありました。
そして、その不安から今まで以上に
自分を見つめ直すために様々なことをしてきました。
- 書籍20冊以上を読む
自己啓発、人生に関わるもの、
興味があるものはかたっぱしから目を通しました。 - 先輩・知人への相談
30歳手前になり、漠然とした不安から
誰かに相談せずにはいられませんでした。 - セミナーの参加
自分が興味がありそうな分野について、
積極的にセミナーにも出ていました。
その甲斐あり、
今の自分にとって何が一番やりたいことか、
今やっていることは本当にやりたいことなのかを
見つめ直し、28歳の夏、退職を決意しました。
現在はジョブチェンジして新しい仕事にチャレンジしています。
正直、当時の延長上の未来を
進んでいたらと想像すると、
おそらく自信を持って「いい人生」だとは
言えなかったと思っていますから、
チャレンジしたことは本当によかったと心から感じています。
何より転職する・しないに関係なく、
「いい人生」にするために自分と向き合った時間は、
間違いなく大事なことだったと実感しています。
そして、私は運よく自分自身の進むべきこと、
やりたいことも見つけることができましたが、
あの頃の私と同じように悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事で1人でも多くの方の背中を押せ、
人生がよりよい方向になるきっかけになればと思っています。
目次
1.良い人生とは
私が当時、書籍を読んだり、先輩・知人への相談、セミナー参加を行う中で、良い人生とは以下の2つではないかと考えました。
①なりたい自分を実現する人生
なりたい自分に、どのくらい近づいていますか?
こんな自分になりたい、やりたいことを実現したい。
こうした気持ちは、私たちにとって人生の大切なモチベーションではないでしょうか。
だからこそ、自分のやりたいことが明確にあり、自分を信じて走り続けることが、充実した、やりきった人生へつながるのではないかと思います。
② 後悔を残さない人生
過去、後悔したことはありますか?また、諦めた経験はありませんか?
おそらく、日本人は真面目過ぎる。
もう少し肩の力を抜かないと息が詰まる。
そして、もう少し自由に生きるといいと思う。
見えない鎖に縛られている。
※参考文献-『死ぬときに後悔すること25』
この書籍にもあるように多くの方が
『自分の人生に対して、我慢する生き方』に
なっているのかもしれません。
後悔が残るほど、我慢も多く、良い人生とはほど遠くなっていく。
だからこそ、我慢や後悔をせずに自由にやりたいことをやって過ごしている人生が、「自分らしく、いい人生」に繋がるのではないでしょうか。
これらの2つを満たしていくことが、私なりのいい人生だと考えています。
ではどうすれば、これらを満たすことができるのか?を心理学の視点を踏まえてお伝えしていきます。
2.なりたい自分を実現する「セルフイメージ」
「なりたい自分を実現する人生」が
「いい人生」に繋がると考えると、
なりたい自分を実現するためには
まずどうなりたいのかが明確になっていること。
そして、それにはセルフイメージが関わってきます。
2-1.セルフイメージとは
セルフイメージとは、
「自分自身に対する自分なりのイメージ」や
「自分に対するイメージ(印象)」のこと。
例えば、以下のようなことです。
- 自分は足が早い。遅い。
- 自分は頭がいい。悪い。
- 自分はコミュニケーションが上手い。下手。
- 自分は仕事ができる。できない。
そして重要なのはここからです。
自分のセルフイメージが、自分に関係する様々な分野・・・例えば、どんな人と付き合っているか、ついている職業や職種、役職、経験など、人生全般に大きな影響を及ぼしているとしたら、どう思われますか?
私たちの人生を左右するセルフイメージについて、もっと理解を深めていきましょう。
2-2.なぜ、「セルフイメージ」が大切なのか
幼少の頃から現在に至るまで、日々の経験と、そこから紐付けされた自分への思い込みによって、さまざまなセルフイメージが作られていきます。
そして「良くも悪くも、持っているセルフイメージ通りの自分自身になる」のです。
私の経験ですが、例えば、過去に「運動神経いいね!」と友人から言われ続けたことがありました。
私としては当たり前・普通としての認識だった為、そこで「私は運動ができるんだ」と自覚しました。
その結果、当時、運動では誰にも負けない気持ちをもつことができたのを覚えています。
その甲斐あってかスポーツ部門において、何かと上位の順位を取ることもできました。
一方、中学生の頃から勉強に関しては自信が持てずにいました。
その原因として考えられるのが1つ上の兄の存在です。
いつも勉強で兄と比較され、その時に母親から言われたことが今思えば、足枷になっていたようです。
「本当に効率悪い子やな・・・」
私は効率が悪いセルフイメージをもち、当時の私は自分に自信を持てずにいました。
その影響から勉強に対する意欲がどんどん下がっていったのを覚えています。
このようにセルフイメージは良いものも悪いものも、人生を大きく左右するモノでもあります。
私は運が良くNLPを学ぶ機会に辿り着き、自分にとって足枷になっているようなセルフイメージにも気づくことができました。
気づくことでこのセルフイメージを変えていくことができましたし、そして、自分をより俯瞰してみれるようになったと感じています。
もしも、「自分は効率が悪い」というセルフイメージを持ち続けていたとしたら・・・
と考えるだけで今では恐怖すら感じます。
おそらく、人一倍努力してもなかなか結果に繋がらない、報われないことの多い日々をずっと続けていたでしょう。
知ることができたのは、自分の中で本当に大きな救いですし、衝撃です。
さて、セルフイメージがその人を作り出していく、ということの良い事例として、私が尊敬する人に元メジャーリーガー・プロ野球選手「鈴木一朗」ことイチロー選手がいます。
イチロー選手こそ、なりたい自分を実現につなげる「セルフイメージ」をしっかり持っていたのではないかと思います。
そのイチロー選手は今でこそ、メジャーリーガー、プロ野球選手として有名ですが、小学6年生の頃に書いた作文が大人になった今多く取り上げられています。
▼イチローの小学6年生時の作文
「夢」
ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。
~~中略~~
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが3年生の時から今までは、365日中360日ははげしい練習をやってます。
だから1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
~~中略~~
そしてその球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。
ドラフト入団で、けいやくきんは1億円以上が目標です。
【出典・参照元】イチロー流「最善主義」で夢を叶える 児玉光雄(著)
この内容を見て、幼少期から具体的かつ明確な目標、夢をもち、「自分はプロ野球選手になる人間だ」というセルフイメージが明確にあったからこそ、メジャーリーガーという世界まで登り詰めていったのではないでしょうか。
では次にセルフイメージがもつ影響力(心理)についてご紹介していきます。
2-3.セルフイメージの凄さ・影響心理
セルフイメージは一体私たちにどんな影響があるのでしょうか。
結論、人生・仕事・役割・年収・身体、全てに影響するとも言われています。
セルフイメージが身体へ及ぼす影響として、例えば、宝塚の男役を演じる方は、生理がとまることもあるそうです。 ※1
男性役を行うを演じるにあたり、役に入り込む、自分のセルフイメージを女性から男性に切り替わることで身体にまで影響を及ぼしている、という推察ができます。
ほかにも、人間は「思い込み」だけでも命を左右してしまうということがわかる記事があります。※2
「私は心臓病にかかりやすい」というセルフイメージをもった女性の死亡率は、そう思っていない女性の4倍にのぼったということです。
これらからもわかるように、セルフイメージでの身体への影響は凄まじいということになります。
セルフイメージの凄さ、影響についてお分かりいただけたでしょうか?
自分に対してどんなイメージ持っているのかが、人生の充実度へも大きく影響していくことがわかります。
だからこそ、なりたい自分、理想の自分になるためには、それに相応しいセルフイメージを持っているかどうかが鍵になってくるのです。
私自身、NLPを受講し、無意識に兄と比較し低いセルフイメージを作っていたのだと理解ができました。
無意識のものを意識できるようになると本当にモノの見え方がガラッと変わります。
当初NLPって何?と正直、不信感を抱いていましたが、今では学んで本当によかったと思っています。
自分を変えたい・自分のことをもっと知ってみたいと思われる方は、まずは体験講座でNLPとは何なのか?そのエッセンスを学んでみることをオススメします!
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【出典・参照元】
※1 オタハック 宝塚の男役は生理が止まる?舞台の時期はどうするのか
※2 東洋経済オンライン 人間は「思い込み」だけでも死んでしまう!
3.後悔しないための価値基準
いい人生にするためには後悔をできる限り少なくすることも重要です。
そのためには自分自身の価値基準を知ることです。
3-1.価値基準とは
価値基準とは、仕事、家族、健康や人間関係などの特定の分野や状況で、
- 「大切にしたいことは何か」
- 「優先したいことは何か」
といった価値の優先順位のことです。
例えば、下記の質問を用いて、考えてみます。
- 人生で大切だと思うことは何ですか?
「自由」「夢中」「健康」「家族」「お金」「時間」・・・・
例えば上記のように様々出てくる中で、今自分は一番これが大切だと思うものを順位づけしていくことで、
現状の自分が何を大切にしているかがわかります。
しかし、価値基準は経験や年齢、ライフステージによって変わってくる可能性が高いですので定期的に見直すことをお勧めします。
それでは、なぜ、価値基準を知ることが大切なのかをご紹介します。
3-2.価値基準・価値観を知ることはなぜ、大切なのか
結論、全ての意志決定をする際に自分の価値観で判断しているからです。
例えば、「家族」との時間を大切にしたいという価値観を持っている人が、残業過多のブラック企業に勤めていて家族との時間がまったく取れない日々が続いたら、転職しようと決意される可能性は高いと思いませんか?
このように今の自分がどんな価値基準を持っているかで、意思決定をする判断基準が決まるのです。
また、価値基準が満たされないと精神的にも肉体的にも崩れてしまいます。
例えば、上記の方が、残業過多のブラック企業に勤め、家族を養うためにはなかなか転職もできない状況。
それでも、あと30年以上勤めなければいけないと思った時に、精神的にも肉体的にも多大なストレスを感じるのではないでしょうか?
仕事以外も同様です。
あなたの身の周りの方で恋人と別れた、または離婚した原因を聞いた際、「価値観の違いで」という答えを聞いたことはありませんか?
このように価値観・価値基準は全てにおいての意思決定の判断材料になり、特に大きな決断には強く影響しているのです。
だからこそ価値基準を把握することで、今の自分は何を大切にしているのか、また、大切な価値基準が満たされているのかが重要なのです。
把握すること・知ることができれば、進むべきことも具体的にわかるのではないでしょうか。
価値基準からやりたいことも把握し、見つけていきましょう。
実際に私自身、仕事において大切なことは何か?を確認してみたところ、「夢中」「人情」いう価値基準があると知りました。
そして前職で求められていたのは「競争」と「数値」でした。
価値観のズレが大きかったからこそ、働いていて充実感や手応えがなかったのだとNLPを学んでから気が付きました。
自分自身の価値観を知ることで、損することは1つもありません。
今後の人生を大きく左右することですから、むしろ、こうした大事なことを早く知る方が良いのではないでしょうか。
セルフイメージや価値観。
今まであまり気にしてきたことがなかった、ちょっと興味が出てきたという方は、一度、今のご自身をチェックすることをおすすめしたいと思います。
NLPには人生をより充実した、いいものにしていくために役立つ学びがたくさんありますから、ご自身と向き合い、何かを変えていくことができると思います。
価値基準を把握するための、簡単なワークもできる体験講座もありますからこちらもご覧になってみてください。
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まとめ
「いい人生」とは何か?を、
様々な行動をしてきた中で私なりに以下2つに結論づけました。
- なりたい自分を実現する人生
- 後悔を残さない人生
なりたい自分を実現するためには「セルフイメージ」を高くもつこと。
まずはなりたい自分になるべく、どんなセルフイメージを自分は持っているのか知ることからはじめていきましょう!
また、後悔を残さないためには自分は何の「価値基準」があるのかを知ること。
これにより、意思決定(やりたいこと、やりたくないこと)の判断基準を明確にもつことができます。
明確な判断基準をもつことで意思決定が早くなり、行動も移せやすくなるのではないでしょうか。
自分にとってのいい人生への方向性を見出すことができるはずです。
いい人生にするために、まず1歩でもいいので動いてみましょう!
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