中国4000年の歴史
なんて言葉がありますが
東洋思想の考え方の1つに
ある状況下では、
「諦める」と良い方向に向かう
と言う考え方があります。
通常「あきらめること」は
悪いものだと思われていますが
実は成功のためには
大事な「あきらめ」もあるのです。
では、今日はこの「あきらめ」について
話を続けたいと思います。
著者:芝 健太 全米NLP協会公認 |
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当サイトの運営元である「NLP-JAPAN ラーニング・センター」の代表であり、世界有数のNLPマスタートレーナー。仕事やビジネス・対人関係・コミュニケーションなど、人生で役立つ心理学を学べる「大人の学び舎」としてNLPのスクールを運営。 NLP-JAPANラーニング・センターとは、日本最大手の「NLP総合スクール」で、NLP業界の世界5大組織と連携。 |
さて、想像してみてください。
もし、親を30年恨み続けた人がいたとしたら、
その人に幸せな人生は待っているでしょうか?
私は高校生の頃から父親との関係が悪化していきました。
父親の理不尽さに気づいてからは、それが許せなくなり抵抗し、反発し、関係がかなり悪化しました。
高校生で母親に離婚を勧めたくらいでしたので、若かった自分には精一杯の状況だったと思います。
親と仲がいい友人を見るたび羨ましくて、「自分もあんな家庭に生まれたかった」と感じていました。
社会に出て30年。いろんな方を見て思います。
- 大金持ちの家に生まれる人
- 子育て上手な優しくて素敵な親の元に生まれる人
- マイナス発言しかしてこない親の元に生まれる人
- お金持ちの家に生まれたが、家庭崩壊している家だった人
- いい上司に恵まれる人
- 自分の昇進しか考えていない上司にばかりあたる人
- 風邪すら引かない健康な人
- 病弱な人
Etc
挙げるとキリがありません。
宗教家は神が与えたもの(試練)だと言う場合もあれば、スピリチュアルな思想家は、成長のためにそういう経験を生まれる前に自分で選んできていると言う人もいます。
正直、何が本当なのかはわかりません。
言えることは人生で配られたカードに対し、どれだけ不満を持ち続けても不満を言い続けても、状況は何1つ良くなることがないということです。
実際に私もそうでした。
父親に反抗、抵抗し続けた結果、亀裂がさらに大きくなるだけでした。
(当時の私にはそれしかできませんでしたが。。)
今でこそ和解していますが、恨み続けていたとすると私は精神が病んでいたままか、内臓のどこかを悪くしていたことでしょう。
さて、そこで今回ご紹介したい、東洋思想の「あきらめ」に対する考えです。
では、人生では、人それぞれに様々なカードが配られますよね。
- 会社の配属
- 親、兄弟、姉妹
- 生まれる国
- 担任
- 隣の住民
- 景気のタイミング
- 震災などのタイミング
etc
これらのように、どれだけ運命に逆らいたくても、逆らえないものが一定数あります。
そこで東洋思想の、いい意味で「あきらめる」です。
自分の身に起こった運命(出来事)に
- 抵抗して
- 反抗して
- 泣いて、わめいて
- 不満を言い続けても
状況がプラスに転じることはありません。
反対に悪化することの方が多いことでしょう。
人生では全ての人に様々なカードが配られますが、そのカードがもし悪いものだったとしてもいい意味で仕方がないものだとして、
一旦まずは「あきらめる」ことが大切だと東洋思想では説いています。
「仕方がない、さて、このカードをどう料理しようか」
と腹を括ることが苦境から成功に転じる秘訣だと書かれているのです。
自分に起きている経験や出来事をどう捉えていけば自分にプラスになるのか、どう活かせば自分は幸せになれるのかを考えることが大切です。
東洋思想では、自分の力が及ばないものに反発や抵抗するのは、無駄に終わるだけでなく自分にさらにマイナスになることが起こるとも書かれていました。
国が悪い、親が悪い、上司が悪い、部下が悪い、嫁が悪い、旦那が悪い、、、
マイナスなところに意識を向けても何も変わらないですからね。
自分の力で変えられないものが出てきた時には、まさにこの「あきらめ」をうまく使って、発想を変えていきましょう。
いい意味であきらめて、そのカードの有効な使い方を考える。
配られたカードをどう使うかで、人生は大きく変わるのだと思います。
もし私が高校生の頃にこのことを知っていたなら、、、
エネルギーを父親への抵抗や反発ではなく、知恵を使う方向に使えたのではないかと思っています。
(ま、高校生の私には難しかったとは思いますが。笑)
では、最後にこの言葉をご紹介します。
「全ての困難はあなたへの贈り物を両手に抱えている」
世界4000万部のベストセラー
『かもめのジョナサン』
著者 リチャード・バック
困難の中にポジティブなものを見出すのは難しいですが、リチャード・バックが言うように
実は、困難に思えるもの中にはプラスの種が隠されていることを私たちは覚えておきたいですね。
最高のカードだけが配られる人は一人もいません。
人生で自分に配られたカードをプラスに変えていきましょう。
もし、あなたが
- 仕事でもっと結果を出していきたい
- 人生をより良くしていきたい
とお考えであれば、クリントンやオバマ元大統領、世界No.1コーチと言われるアンソニー・ロビンズ、世界のエグゼクティブも学ぶ、心理学NLPの無料レポートをご覧ください。
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