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2024.08.07 人間関係

ストレスが溜まりやすい人の特徴とは?コミュニケーションに潜む意外な罠

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いつの間にか疲れを感じる、
些細なことでもイライラしてしまう、

自分ではなんともないと思っているのに
いつの間にかストレスを感じる

また、日々嫌なことが多く、
疲れが取れない

このような経験はありませんか。

また、自分はストレスを感じていないと
お感じの方でも、

コミュニケーションにおける
すれ違いから
ストレスが溜まっている
ということもよくあります。

実際に、ストレス社会と呼ばれる現在、
仕事に交友関係、家族など

様々な場面でストレスを感じる時が
あるかと思います。

厚生労働省でも令和4年に、
「労働安全衛生調査」を実施し、

職業生活や仕事で
強い不安やストレスを抱えていると
約82%の方が回答しています。

この中にも、実際に、ストレスが
溜まりやすい傾向の人もいれば、
コミュニケーションによって蓄積した
ストレスの方など様々だと思います。

今回はその中でも、

  • ストレスが溜まりやすい方の特徴
  • コミュニケーションによるストレス
  • コミュニケーションにおけるストレスへの対処法

について記載しておりますので、
ぜひご一読ください。

参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r04-46-50_zuhyo.xlsx

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目次

    1.ストレスが溜まりやすい人の特徴

    ストレスが溜まって打ちのめされている人

    ストレスが溜まりやすい人の特徴には、責任感が強い、人に気を配りすぎてしまうなど、深く考えすぎてしまう傾向があります。

    その中でも一般的に下記のような方々が、ストレスが溜まりやすい人の特徴といわれています。

    1-1.真面目で責任感が強い

    「真面目で責任感が強い人」は、ストレスが溜まりやすいと言われています。

    実際に真面目な人は、頼まれたタスクを1人でやり切ろうとしたり、責任感が強いあまり、人に任せたり、誰かのせいにするのではなく、

    「自分」の問題として全て捉えてしまいます。

    もちろん、責任感が強いことは、仕事を行う上で、信頼を築きやすい能力の一つです。

    しかし、必要以上にストレスを溜めてしまう可能性を秘めているものの一つですので注意が必要です。

    1-2.周りに信頼がおけない

    ストレスが溜まりやすい人の特徴として、「周りに信頼がおけない」ということもよく挙げられます。

    周りに信頼がおけない人は、過去に人を信用して裏切られた経験があったり、幼少期の育つ過程でトラブルが合った場合が多いです。

    このように、一人で常に考えないといけない状況を作ってしまうと、

    自分にプレッシャーをかける必要や頼れるところがなくなってしまうといった問題が生まれてきます。

    1-3.優しい

    「優しい」ということも、ストレスが溜まりやすい人の特徴と言われています。

    周りに優しくできる方は、自分のことを二の次にする傾向があります。

    そのため、自分がこうしたいといった考えを周りに共有できず、他の人を尊重してしまいます。

    ただ、優しさで人に合わせることが仕事などでも積み重なると、周りに合わせることが得意な故に、

    自分の意見が言えずストレスが溜まってしまうといったことが考えられます。

    1-4.几帳面

    「几帳面」な人もストレスを溜めやすいと言われています。

    几帳面な人は、自分の中にルールがあり、その自分のルールで決めたことの通りにいかなかった際に、不安になったり、ストレスを感じてしまいます。

    人によっては、細かいことと思うかもしれませんが、

    書類の保管の仕方がいつもと違うことや、時間通りに行動できないことは、几帳面な方にとってはストレスに繋がります。

    1-5.プライドが高い

    「プライドが高い」ことも、ストレスが溜まりやすい人の特徴です。

    プライドが高いと、自分が思っていた通りにいかなかった際、周りが自分の思っていたように動いてくれなかった際にストレスが溜まることがあります。

    もちろん、プライドが高いと自尊心が高いことや、自分に自信が持てるなどといった良い側面もあります。

    そのため、プライドが高いことで自分を良く見せなければならない場所では、しっかり自分をブランディングでき、良い方向に向かうこともあります。

    しかし、時にはそのプライドが高すぎるあまり、自分や他人にストレスを与えてしまうこともあるので注意が必要です。

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    2.ストレスの温床!コミュニケーションにおけるストレスの要因とは?

    電話でのコミュニケーションで怒った人

    仕事やプライベートにおけるコミュニケーションは、ストレスの温床となり得ます。

    人間関係は、人生の中で一生続いていくものですから、これからご紹介する内容は知っておいて損はない内容かと思います。

    私たちは誰でも、日々の些細なコミュニケーションでストレスを感じるときがあります。

    例えば、

    • 相手の話を受け入れにくいとき
    • コミュニケーションをとっていて齟齬を感じるとき
    • 自分と相手のペースややりたいこと、順序が異なったとき

    始めはなんとも思っていなかったとしても、この些細なズレが積み重なると、ストレスになってくることが多く、

    その状況が続くとコミュニケーションは上手く行かなくなってしまいます。

    ここからは、ストレスで溜まることが多いコミュニケーションの3つのパターンについてお伝えしていきます。

    2-1.信頼関係を築けていないコミュニケーション

    ストレスが溜まる1つ目のパターンとして、「信頼関係を築けていないコミュニケーション」ということがあります。

    プライベートやビジネス関係でも、まだ話したことのない相手や、あまり親しみのない相手とコミュニケーションをとると、

    伝えたいことが伝わりにくかったり、反対に相手の話を受け取りにくいということがあります。

    このように、自分では聞いているつもり、会話をしているつもりになっていても、

    相手にはそのように感じられないと言ったケースもあります。

    また、自分のことをよく知っている上司からフィードバックをいただくときと、

    全く知らない部署の上司からフィードバックをいただくときを想像してください。

    このような場面の場合、前者の関係性の方が、フィードバックを受け入れやすく、後者の関係性の方が、抵抗を感じるのではないでしょうか。

    このように、信頼関係があるかないかでコミュニケーションにおけるストレスというのは変わってきます。

    2-2.優位な感覚(視覚.聴覚.身体感覚)機能が異なる

    コミュニケーションにおいて、ストレスが溜まる2つ目のパターンとして、「優位な感覚機能が異なっている」という可能性があります。

    私たちは一人ひとり優位に働く感覚があり、この優位な感覚によって行動、使う言葉も変わってきます。

    例えば、テストや試験などで勉強する際に、

    • 見て覚えるタイプ
    • 口に出して覚えるタイプ
    • 書いて覚えるタイプ

    がいるように、人はそれぞれ優位に働く感覚が異なり、この違いはコミュニケーションにおける言葉にも現れます。

    実際に、みなさんも話していて、「この人タイプが違うな・・・」と感じたことはありませんか。

    このように自分とは違うタイプの人と話す時、些細な違和感を感じ、それが積み重なるとストレスに繋がることもあります。

    心理学NLPでは、この一種の感覚の違いを体系化した「VAKモデル」というものがあります。

    VAKとは、

    • Visual(視覚)
    • Auditory (聴覚)
    • Kinesthetic(身体感覚)

    の頭文字を取ったもの。

    五感を3つのグループに分けていることを表しています。

    そして、人には、自分が理解しやすい、得意とする五感が存在する、とVAKモデルでは考えられています。

    この感覚の得意/不得意は、言葉やしぐさにわかりやすく表れているのですが、今回は「言葉」を例にお伝えします。

    下記の表をご覧ください。

    あなたがどの感覚を得意としているか、なんとなく想像がつくかと思います。

    V(視覚) 見える、ピントが合う、解像度が高い、明確に、イメージする、展望、平行
    A(聴覚) 聞こえる、リズム、波長が合う、色がうるさい、噂、耳にする、オノマトペ
    K(身体感覚) 感じる、あたたかい、感触、~な感じ、掴めてきた、腑に落ちる

    では、このVAKモデルの「得意/不得意な感覚」が異なった人同士がコミュニケーションを取ると、一体どんな事が起こるのでしょうか。

    下記のような場面を想定してみてください。

    【仕事をお願いする場面】

    Aさん(V優位)「ここに置いてあるのを見て(V)、平行に資料を並べていってください。」

    Bさん(A優位)「ここにピチッと(A)並べていけばいいんですね」

    Cさん(K優位)「とりあえずこんな感じ(K)にやってみます」

    この3人は、会話ができているように見えて齟齬が起きていることにお気づきでしょうか?

    Aさんは「置いてあるものを見て並べて欲しい」と、視覚的に伝えていますが、Bさんは「ピチッと並べる」と、オノマトペを使って返事をしています。

    また、Cさんも「こんな感じ」と、感覚をベースにしたような返事をしています。

    2人とも大きく間違ってはいませんが、お互い自分たちの感覚で理解をしてしまっている状況です。

    そのため、Aさんだけでなく、BさんやCさんまたは、この会話をしている全員が、お互いの言葉に違和感を感じてしまう可能性があります。

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    VAKについて詳しく知りたい方はこちら

    仕事や恋愛、そして人生に活用できるNLPのVAKとは

    2-3.思考パターンが異なる

    3つ目のパターンとして、「思考パターンが異なる」ことが考えられます。

    私たちはそれぞれの思考パターンがあり、これを理解せずにコミュニケーションをとると、コミュニケーションエラーになることが多いと言われています。

    例えば、下記のような思考パターンには下記のような違いがあります。

    • 言われたと同時に動き出したい方/言われたらまず考えたい方
    • まずは大枠を知りたい方/詳細に始めから情報を把握したい方
    • 判断をする時自分で決めたい方/他人に判断を委ねたい方

    先ほどのVAKと同様に、言葉や話し方などにパターンの違いが現れるため、

    違うパターンの人とコミュニケーションをとると、話が噛み合わないことやストレスを感じやすくなります。

    心理学NLPには、相手の話す言語から思考パターンを分析する、LABプロファイルというツールが存在します。

    このLABプロファイルを活用することで、お相手とのコミュニケーションを円滑にすることはもちろん、

    お相手とコミュニケーション齟齬が起こる理由についても理解することができるようになります。

    一部を抜粋して紹介させていただきます。

    モチベーション:方向性 自分の目的を得ることでやる気が出るタイプか、自分が避けたい何かのためにやる気が出るタイプか。
    目的志向型 目的や目標に向かって行動する。「~したい」「~するため」「~をめざして」という言葉を使う傾向がある。
    問題回避型 問題を探し、回避することに向かって行動する。「〜を避ける」「〜を取り除く」「〜しないように」という言葉を使う傾向がある。
    主体性:ものごとの取り組み方 情報を与えられてすぐ行動に起こせる体的感覚が強いか、情報をまず頭で考えてから行動を起こすタイプか。
    主体行動型 考えるよりも先にまず行動を起こす。「~を行動する」「~をやる」という言葉を使う傾向がある。
    反映分析型 情報をキャッチしてすぐに頭で考えて分析してから行動を起こす。「~を試す」「~を考えてみる」「~かもしれない」という言葉を使う傾向がある。
    スコープ:ものごとの捉え方 情報を大まかに捉えるタイプか、詳細に捉えるタイプか。
    全体型 全体を捉えるのが得意で、端的に話す。「全体像としては~」「大枠として~」「本質的に~」という言葉を使う傾向がある。
    詳細型 細かい情報への対処が得意で、詳細に物事を話す。「具体的に~」「厳密には~」「順序正しく~」という言葉を使う傾向がある。

    ここまで3つのパターンを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

    ここでは、大袈裟な例を挙げていますが、実際、人によって考え方が異なります。

    考え方が違うのには、これまでの生活で培ってきたものが関係しているので、そう簡単に変えられないものです。

    このことから自分の意図しないところで、コミュニケーションではズレが起きてしまうことがあります。

    3.コミュニケーションにおけるストレス解消法

    うまくコミュニケーションがとれている2人

    ストレス解消方法には睡眠や、趣味の没頭など様々あります。

    この他にも、色々な記事でストレス解消法が紹介されるほど、需要が高まってきています。

    しかし他の記事では、解消法をご紹介していても、コミュニケーションのすれ違いによるストレスの解消法をお伝えしているところは多くはありません。

    そのため、ここでは、実際にコミュニケーションで相手にストレスを感じさせないように、また自分が感じないためのポイントをお伝えしていきます。

    3-1.信頼関係を築く

    最初にお伝えするポイントは「相手と信頼関係を築く」ということです。

    信頼関係は、コミュニケーションにおけるお互いの抵抗をなくすためにとても大切な要因です。

    実際に、卓越したコミュニケーターと言われる方々も信頼関係を築くことを大切にしており、

    これを築けているかどうかでコミュニケーションにおける抵抗を減らすことができます。

    この信頼関係を築きやすくする方法として、「相手をよく観察してペースに合わせる」といったことが大切です。

    類似性の法則というものをご存知でしょうか。

    これは「人間は無意識のうちに、自分に似た人を好きになる」という法則で、この法則を活用して、

    • 相手の仕草
    • 相手の使う言葉
    • 話すスピード

    などを合わせると信頼関係を築きやすくなります。

    実際に、下記のようなものが例としてあります。

    • 相手が頬杖をついて話していたら頬杖をつく
    • 会話で「〇〇なんだ」「〇〇なんだね」と相手の会話に出てくるものをそのまま復唱する
    • 相手の話し方が興奮して、早口に聞こえたら、そのスピードに合わせて話す

    たったこれだけですが、相手に合わせてコミュニケーションを取ることで、

    無意識に親しみを感じるようになり、徐々に信頼関係が築けて、話す内容を抵抗なく受け入れられるようになるのです。

    ぜひ、ご興味を持たれた方は、下記の記事をご覧ください。

    ラポールとは?押さえておきたい基本スキルを心理のプロが徹底解説

    3-2.学びからストレス軽減

    次に、ここで大切になってくるのが、お相手のパターンを知り、自分の「許容幅」を広げることです。

    先ほどご紹介した通り、人間は、生まれ持った性格・生活習慣・スタイルなど、

    今までの経験によって思考・行動パターンや使う言葉が異なるという性質を持っています。

    そのため、自分とは異なるパターンの方も沢山いらっしゃいますし、ストレスになる関係もあるでしょう。

    ただ、先ほどご紹介したVAKやLABプロファイルでお相手のパターンを知ることは、

    これまでただお互いに噛み合わなかったものを「こういうパターンの方がいるんだ」と許容の範囲を広げることにつながります。

    また、自分自身がお相手のパターンに合わせることでより円滑なコミュニケーションを取ることができたり、

    相手の立場になって物事を考えやすくすることができるようになります。

    はじめは、パターンを考えながらコミュニケーションを取ることは難しいかもしれません。

    しかし、慣れてくると誰でも使いこなせるようになります。

    さらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

    【人を動かす影響言語】LABプロファイル。内容・活用事例・学び方を徹底

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    4.まとめ

    ストレスから解放され、世界が広く感じている女性

    いかがでしたでしょうか。

    今回メインでご紹介したコミュニケーション(人間関係)をはじめ、ストレスの要因はあらゆる場所に潜んでいます。

    ただ、ストレスの種は尽きませんが、自分の「感じ方・捉え方・対処法」は変えることができます。

    ストレスがあるからこそ、これまでにはない気づきや成長のキッカケになるケースも多いので、うまく活用してやろう、という姿勢でいることが大切です。

    この記事でご紹介した内容は、『脳と心の取扱説明書』とも呼ばれる心理学NLPをベースにした、

    誰でも高い効果を出しやすい手法ですので、ピンとくるものがありましたら、ぜひ日常で実践してみてくださいね。

    さて、当メディアサイトを運営するNLP-JAPANラーニング・センターでは、心理学NLPを学ぶことができるスクールも運営しています。

    心理学NLPには、自分を変えるための方法や、卓越したコミュニケーションスキル、自己肯定感やセルフイメージを高める学びが豊富にあります。

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