自分しかわからないと、
心の中に閉じ込めたままの心の傷。
もう無くならないと思っていませんか?
病院に行っても、
薬を飲んでもその時限りの効果で、
負い目を感じていませんか?
そんな絶望なんてもううんざりですよね。
あなたの心の傷の大きさなんて、
誰も分かってくれません。
だって、人それぞれの感じ方って
違うんですから。
少なからずいるに違いありません。
自分だけだと思い込まず、
一歩新しい道に踏み込んでみませんか?
きっといい仲間と出会えて、
今までの経験が良かったと思える日が
来るのではないでしょうか?
目次
1.あなたが抱えた心の傷
1-1.あなたの中にある心の傷
今、あなたの中にある心の傷ってどのようなものですか?
過去にたくさんの経験をしてきた中で、トラウマになってしまうほどの苦しい、つらい経験をされている方もいると思います。
その辛い経験から、大人になった今、恐怖や不安を抱えて生活されていませんか?
「自分は大丈夫」と思っていても、誰しもつらい経験は心の奥底に溜まっていると思います。
何かつらいことがあるたびに昔の記憶が蘇り、昔の小さい自分に戻ってしまう。
周りのきつい言葉から自分は何もできないと思ってしまう。
これまでの経験が、今の生活に支障をもたらしていることもあるかと思います。
それでも、今こうして頑張って生きている自分を褒めてあげてください。
1-2.心の傷からの限界
もうこれ以上、心の傷を抱えるのは限界だと感じていませんか?
親からの愛情不足、裏切られ傷ついた経験、失敗やミスからの挫折。
こんな経験をしているのは自分だけ、誰に頼れば良いのか、誰にも相談することもできず、しんどい思いをし続けて限界ですよね。
そんな自分と比較して、他の人はキラキラと輝いて見えたりしませんか?
なんで自分だけこんなに悩まなければいけないのか。
どうしたら良いか分からなくなりますよね。
そもそも、自分が本当に心に傷を負っているのかは、自分でも確信が持てない人もいるのではないでしょうか?
周りからはただ自分の気が弱いだけ、自分が悪いんだと言われ、そう思い続けていることがあったりしませんか?
知らない間に自分の中で、自分が悪いということで解決しようとしていませんか?
自分が悪いということで解決しないでください。
2.心の傷とどう向き合うか
2-1.心の傷と向き合うには
心の傷と無理に向き合う必要はありません。
そんなにあなたを苦しめてきた過去に対し、執着する必要もないし、考える必要もありません。
あなたが抱えているトラウマは、悪い印象で聞こえるかもしれませんが、トラウマは自己防衛の一つです。
自分のことを守るためにトラウマを通して、苦しい思いをこれ以上増やさないようにしています。
今、こうして頑張っている自分を褒めてあげてください。
心の傷って1人で向き合うのは難しいですよね。
心が傷ついている人は、人一倍心が優しいんです。
だって、誰よりもつらい経験をしてきたんです。
もし、向き合いたいと強い意志を持っているのであれば、あなたは確実に変わることができます。
変わりたいと強く決めた人ほど強い人間はいません。
2-2.傷が和らぐには
あなたの心の傷が少しでも和らぐには、病院・薬に頼ってもその場しのぎで治る保証はありません。
どれだけ投薬しても、その場は楽になるかもしれませんが、
薬の効果が切れれば結局は心のなかにある深い傷は消えることがないのです。
そしたらどうすれば和らぐのだろうと思いますよね。
苦しい経験をした人たちと気持ちを共有できる場に行って、本当の自分を吐き出してみませんか?
声を上げることで、何か環境が変わるかもしれないし、自分の拠り所を自分の手で作れるかもしれません。
2-3.心の傷を癒す/和らげる4つの方法
傷って心のどこかにあって、自分でも癒し方が分からず、困っている人もいると思います。
そんな方に「傷を癒す方法 4選」をお伝えしていこうと思います。
- 好きな本を読む
- セラピストに相談する
- 自分よりもつらい経験をした人の話を聞く
- つらい経験の枠組みを変えて捉え直してみる
【1,好きな本を読む】
あなたは、好きな本はありますか?好きな本がある方は、その本を読んでみてはいかがですか?
あなたが好きということは、きっとその本の中にあなたを助けてくれる言葉が出てくると思います。
また、読書には脳にもたらすたくさんの効果があります。
- ストレスが解消される
- 想像力が磨かれる
- 仕事や日常のヒントをもらえる
- 視野が広がる
- 知識が増える 等
読書のリラックス効果は化学的に認められており、音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだりなど、他のストレス解消法を上回る程の数値だとされています。
本が苦手だという方も1日5分だけ、1章だけでも効果はあります。
ご自身のペースで読んでみてはいかがでしょうか?
知らなかったことを知れて、得した気分も味わえるかもしれませんね。
本当に本を読むことが苦手だということであれば、
気になった本の目次を見て、自分が気になるページだけを読むだけでもいいかもしれません。
【2,セラピストに相談する】
1人で抱え込んでしまうと抱えきれず、苦しみ続けてしまうかもしれません。
近くにいる人にも気軽に相談できない。
どうすればいいか分からないという方は、一度、セラピストやカウンセラーに相談に行ってみてはいかがでしょうか?
自分の感じていること思っていることを相談することは勇気がいりますが、
自分の中を整理することにも繋がるため、話してみてはいかがでしょうか?
悩みが軽めの方は、答えではなく気付きを促してくれる「カウンセラー」
悩みが重めの方は、心に働きかけ自己治癒力を促してくれる「セラピスト」
あなたが求めているところへ行ってみてもいいかもしれません。
【3,自分よりもつらい経験をした人の話を聞く】
つらい経験をしている人は、自分だけではないかもしれません。
もっとつらい経験をしている人がいるかもしれません。
自分よりつらい経験をした人とつながることは、難しいかもしれませんが、
もし出会うことができたならその人の話を聞いてみてください。
もしかしたら、自分の悩みがちっぽけに感じるかもしれません。
その人から、いいアドバイスをもらうことができるかもしれない。
自分よりつらい経験をしている人がその経験を活かしてどんな活動をしているのか聴いてみてはいかがですか?
その人と同じように心の傷を活かして無理して活動する必要はありませんが、
そこから心の傷を癒す方法のヒントが出てくるかもしれません。
【4,つらい経験の枠組みを変えて捉え直してみる】
つらい出来事に直面しても心に傷を負ってしまう人とそうではない人との間には、
「物事に対する捉え方」
が異なっていただけというケースも背景によってはあるかもしれません。
そこで、4つ目の方法ですがあなたが今抱えているつらい経験を少し違った捉え方で考えてみてはいかがでしょうか?
その考え方は、「リフレーミング」と言います。
「リフレーミング」は、ただポジティブに言い換えるだけのポジティブシンキングとは違い、
心理学を使いながらネガティブなものの事実は変えず、視点を変えることで、その経験の解釈を捉え直すというものです。
例えば、
「仕事でミスをしてしまい上司に怒られてしまった。」
この内容をリフレーミングすると、
「この仕事でのミスは、自分が成長するためのヒントであって、上司もそれに期待して気づかせてくれようと教えてくれているんだ。」
このように捉え直すことで、今の経験がただつらいだけでなく、今後の自分の成長のための試練だと考えることも可能になるのではないでしょうか?
とはいえ捉え方を変えると言っても、
『頭では分かっているけれど中々すぐには、心の底から割り切ることができない』
傷を負った背景によっては、上記のように感じることもあるかもしれません。
一つ言えることは捉え方を変えて新たにあなたが得た気づきは、いつか自分にとってプラスとなる要素をもたらしてくれる種となって
あなた自身を次の場所へと進めてくれる可能性を秘めている、ということです。
心の傷を癒やす/和らげることに繋がるリフレーミングの「3つの問い」がありますので、ご自身のタイミングやお気持ちに合わせて下記の「3つの問い」を活用してみると新たな発見が見つかるかもしれません。
【リフレーミング 3つの問い】
- 『この経験は自分に何を教えてくれているのだろう?』
- 『これは自分にとって、どんな意味があるのだろうか?』
- 『ここから自分は何を学ぶことができるのか?』
リフレーミングは、「NLP」という最新の心理学で使われています。
「NLP」は「Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)」の省略で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれています。
トラウマ・コンプレックスなどの心理的なマイナス面の解消やセルフイメージの向上・他者、自分とのコミュニケーション・健康維持、促進など実現や解決をしていくことが可能になります。
3.これからの人生
3-1.自分を愛して自信を持つ
これからの人生を苦しい思いで過ごしたいですか?
そんな苦しい思いをしたまま生活なんてしたくないですよね。
ここまで、読んだということは、あなたは今の状況を少しでも変えたいと思われているからですよね。
その考えがあるだけで、あなたは素敵です。
自分を変えたいと思った人は強いんです。
そんな自分をまずは褒めてあげてください。
他人なんて関係ありません。自分で自分を褒めて、自信を持ってください。
あなたのようにつらい経験を持っている人はそう多くはありません。
だからこそ、自信を持って今日からこの道を歩むことができます。
つらい経験を自分の中で捉え直すことで、心が少しずつ和らぐのではないでしょうか?
自分を愛することで、周りの人のことも愛せるようになり、自然とあなたの歩いている道に華が咲くでしょう。
3-2.心の傷 活かした人生を
心に傷を追った人は強くて優しいんです。
だって、人の気持ちが人一倍分かると思います。
それはあなたの魅力のひとつなのです。
過去につらい経験をしてない人は、相手が辛い状況でも何が辛いのか理解ができません。
寄り添い方もわかりません。
あなたは、その経験があるからこそ他人の気持ちまで読み取れることができ、支えてあげられるパワーも兼ね備えています。
自分と同じ状況の人と意見を交換してみませんか?
どんな環境で自分の身に何が起きたのか。
他につらい経験をした人に自分意見を交換して、相手の力になってみませんか?
【あなたへのメッセージと追伸】
断言や強制はできませんが
「起こった出来事には何かしら自分にとって意味があることだ」
という考え方があります。
心に傷を負っているからこそ、その経験を共有できる場所があったり、その経験からの優しさや強さが、他の人の救いになるかもしれません。
あなたの心の傷をただの傷で終わらせるのはもったいのないことです。
あなたには、たくさんの魅力があるんです。
そんな自分を愛して認めてあげてください。
【追伸】
記事の途中でご紹介した、NLPという心理学についてもっと知りたいとご興味をお持ちでしたら、下記のNLPの学びがお役に立つかもしれません。
- 自分の内面を変えたい
- 人生に変化を起こしたい
このようにお考えでしたら、大きな発見があると思います。
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