「人生を変える」のは、
途方もなく難しいと感じますよね。
- そもそも何から始めればいいか分からない
- 具体的に何をどれだけやれば良いのだろう
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
また、人生を変えようと思っても
『すでに何度か挫折してしまった...』
という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事では
『脳と心の取扱説明書』
と呼ばれる心理学NLPをつかって、
下記の内容について徹底解説します。
- 9割が知らない人生を変えるために最も必要なこと
- 心理学に基づいた人生を変える3つのアプローチ
- 一握りの人しか人生を変えることができない根本原因
大切なポイントを
押さえることができれば、
誰もが人生を変えることは可能です。
ぜひ、この記事でご紹介する
効果的なアプローチで
人生を変える一歩を踏み出してください。
それでは本題に入っていきます。
目次
1.人生を変えるために最も必要な2つの要素
あなたは下記のように思ったことはありませんか?
「なぜ、人生を変えるために行動を起こしても、その努力に見合う効果が一向に得られないのか。」
資格を取得してみたり、読書で知識を増やしたり、YouTubeやセミナーで自分の意識を高めたり...。
努力や行動を重ねても、気づけば元の自分に戻ってしまい、人生を変えるまでには至らないというケースは多くあります。
その場合、ある重要なポイントを見落としていた可能性が高いです。
実は、人生を変えるときに最も必要なことは、行動や環境を変えることでも、自分の能力を高めることでもありません。
『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPでは、「自己認識」「信念」の2つを変えることが最も重要だと考えられています。
自己認識 |
自分に対して抱いているイメージのこと。 (例:私は何でも上手くいくタイプだ) |
---|---|
信念 |
自分が持っている思い込みや本人が正しいと信じている考え方のこと。 (例:人生を変えることは難しい/簡単だ) |
これら2つの要素が人生を変える決定打となる理由について、次の章で解説していきます。
1-1.なぜ「自己認識」と「信念」が人生を変えるのか?
「自己認識」と「信念」が、人生に最も影響する理由について、下記のモデルをつかって解説します。
これは心理学NLPの世界的権威であるロバート・ディルツ氏が考案した「ニューロ・ロジカル・レベル」という図で、人の意識は5段階のレベルに分けられることを表したもの。
このモデルの特徴は、上位のものほど影響力が高く、下の階層にそれぞれ影響していくということ。
つまり、重要なポイントを一言でまとめると...
あなたの自己認識や信念、価値観は、あなたの能力・行動・環境のすべてを左右する。
というわけです。
多くの人がこのことに気づいていません。
特に「自己認識」と「信念」は人生を変える重要な鍵を握っています。
これら2つの要素を変えない限り、人生を変えることはできないと言っても過言ではありません。
なお、信念と同じラインにある「価値観」については、意図的に変化を起こすことが難しく、多くの場合、何かしらのきっかけが必要です。
しかし、「価値観=自分が何を大切にしているか」を知っておくことで、自分の価値観を満たすことに時間を使うなど、判断基準として活用できます。
結果として、人生の選択が変わり、より良い人生に変えていくことができます。
価値観を知る方法についてはこちらの記事がおすすめです。
↓
NLP-JAPANラーニング・センター用語集:価値観を明確にするクライテリアとは?
さて、次の章では、人生に最も影響を与える下記の2つの要素、
- 自己認識(セルフイメージ)
- 信念(ビリーフ)
これらを使って、人生を変えるための具体的な方法をそれぞれお伝えしていきます。
2.自己認識(セルフイメージ)を変える方法
自己認識(セルフイメージ)は、先ほどもお伝えしたように、あなたの能力・行動・環境のすべてに影響していきます。
こちらの記事で、自己認識(セルフイメージ)が持っている威力についてご覧いただくと、ご紹介している内容の理解がより深まると思います。
↓
NLP-JAPANラーニング・センター用語集:『セルフイメージ』
さて、自己認識(セルフイメージ)を望ましいものに変える方法はいくつかありますが、ここでは最も効果的な、「成功体験を増やす」という視点で、2つの方法をご紹介します。
2-1.成功体験を積んで自信を高める『100プロジェクト』
セルフイメージを高め、自信を身につけて人生をより良くしていくために効果的な方法として、成功体験を積み達成グセを身につける『100プロジェクト』という手法をご紹介します。
この『100プロジェクト』とは、100個の目標を付箋などに書き出し、達成したら「達成!」という文字とともに赤マルをつけていくという、非常にシンプルなもの。
ここでいう目標とは、どんなに些細なものでも構いません。
- 行きたいと思っていたレストランにご飯を食べに行く
- 散らかった部屋をきれいに片付ける
- 借りていた本や物を返す
- 感謝を伝えたかった人に感謝を伝える
- 買ってから読めていなかった本を読む など
そうして、達成した目標のメモが100枚に到達するまで続けます。おそらく、数十枚を越えた段階から、自分のセルフイメージが高まっていることを実感できるはずです。
そして、そのメモを大切にとっておき、定期的に見直すことも非常に効果的。人生を変えたいと思ったら、最もシンプルかつ効果のある方法です。
2-2.目標とやるべき行動を期日付きで決める『必達計画』
もしあなたに、「達成したい」と心から思える中・長期的な目標があれば、ぜひおすすめしたい内容です。
『必達計画』と称したこの方法は、1~3年後に達成したい目標を決め、そこから必要な作業や取り組みを逆算し、すべて期日をスケジューリングして、一つ一つクリアしていくものです。
このアクションプランは、1~3年という中・長期的な期間をかけて行うものですので、細かく分けると、その過程で達成すべき小目標が生まれます。
その小目標を一つずつ達成することで、結果的に、中・長期的な目標を達成することができます。
【具体例】
■1年後に達成したい目標
『50冊の本をすべて読了する』
■達成までに必要な行動
- 読みたい本を4冊決める×12回
- 1週間に1冊ずつ読む
- 最後の月は+2冊の本を読む
■期日を決める
- 今週の●曜日に読みたい本を4冊決める
- 今週の●曜日に本を調達する
- 今週の●曜日までに1冊を●ページまで読む
...
ここでの大切なポイントは、継続しやすいように、スケジューリングする時点で、なるべく小さなゴールに分けていくことです。
上記の例の場合、「この日までに1冊読む」よりも、さらに目標を細かく分けて「この日までに◯ページ分だけ読む」という風に行います。
継続することが大切となる取り組みにはなりますが、もし途中で継続できなくなった場合は、その原因をフィードバックとして受け止めましょう。
そして、スケジュールを見直す材料として活用しましょう。
3.信念(ビリーフ)を変える方法
信念(ビリーフ)も同様に、あなたの能力・行動・環境のすべてに影響する要素です。
この信念(ビリーフ)を変える方法についてご紹介する前に、簡単な説明からお伝えします。
3-1.人生に大きな影響を与える信念(ビリーフ)
ビリーフとは、「信念」を意味する言葉で、思い込みや正しいと信じている考え方のことを指します。
【ビリーフの例】
- 誰もが成功を収めることができる
- 成功できるのは特別な人だけ
- お金は幸せになるための手段だ
- お金はトラブルの元だ
- 人生を変えるのは大変だ/簡単だ
あなたが持っているビリーフの内容によっては、これからの人生の選択肢や可能性が大きく変わります。上記の例をご覧になって、お気づきの方もいるかも知れませんね。
例から2つ取り上げてご説明すると、このようになります。
パターンA:プラスのビリーフを持っている場合
『誰もが成功を収めることができる』
↓
自分も成功できると信じて、
努力を積み重ね、一歩ずつ
成功に近づいていくことが出来る。
パターンB:マイナスのビリーフを持っている場合
『成功できるのは特別な人だけ』
↓
成功するために努力をしても
心の奥の方では、
「自分は成功に値しない」
と思いこんでしまい、
途中で諦めたり、
挫折しやすくなってしまう。
いかがでしょうか。
ビリーフについての知識を持っているのと、そうでないのでは、人生に大きな差が生まれます。
さて、次の章で、このビリーフを変えるための方法についてご紹介します。
3-2.信念を望むものに書き換えるビリーフ・チェンジ
ビリーフチェンジとは、あなたのビリーフを望ましいものに書き換え、人生で満足のいく結果を得るための方法です。
この方法は、下記の5つのステップから成り立ちます。
- マイナスとなるビリーフを特定する
- マイナスとなるビリーフの影響を和らげる
- そのビリーフが今の自分にとって「必要のないものだ」と気づく
- 代わりに得たい望ましいビリーフを決める
- 新しいビリーフを定着・強化させる
ただしこの手法は、前提として、心理の知識に詳しくなければ、上手くいかない可能性が高い側面があります。
というのも、ビリーフは子どもの頃からの生育過程において、さまざまな経験や体験などから、深層心理に刷り込まれていく中で作られています。
つまり、ビリーフチェンジとは、無意識の領域を扱う手法です。
この領域は非常にデリケートな部分となるため、意識的に変えようとするのは困難となる可能性があります。
最も確実な方法としては、信頼できる場で正しい方法をしっかりと学ぶことですので、ご自身の状況に合わせて判断することが大切です。
4.なぜ人生を変えるのが難しいと感じるのか
さて、この章では、人生を変えることが難しいと感じてしまう理由について、心理学などをベースに解説していきます。
4-1.人は本能的に変化を嫌う生き物
結論から先にお伝えしますと、多くの人にとって人生を変えるということは、本能にあらがうチャレンジングな作業であるという話です。
時は遡りますが、私たち人類は、何百万年と生き抜いてきた歴史の中で、生存戦略の一つとして「ホメオスタシス」という機能を身につけました。
このシステムは、「同じ状態に体を保つ(恒常性)」ために働くもので、病気から体を治そうとしたり、体温を一定に保ったりしています。
つまり、私たち人類には、変化が起こると、それを戻そうとする働きが本能として備わっているんです。
そのため、皮肉なことに、意識上では「人生を変えたい」と思い行動に移そうとしても、無意識下では「変化が起きたらもとに戻そう」として、色々なサインを発して変化を止めようとするのです。
- 時間がない、忙しい、疲れている
- 人生を変えるだなんてガラじゃない
- 別に今すぐやる必要はない
- 今日〇〇しなくても問題はない など
困ったことに一種の防衛反応として、こうした感情が出てきてしまうわけです。
そうです。勘の良い方はお気づきかと思いますが、人生を変えるためには、本能にあらがうための覚悟と決意が必要です。
そのためには、本能に勝るような目的(何のために人生を変えるのか)を見つけられるかどうかが大きなカギとなるでしょう。
4-2.思考や行動は無意識にパターン化されている
私たちの人生を作り出している「思考」や「行動」。実は、その思考や行動は、無意識のうちにパターン化されているということを、あなたはご存知でしたか?
『脳と心の取扱説明書』と呼ばれている心理学NLPでは、下記のように言われています。
私たちは生まれてから20歳になる頃までに、無意識の内に、自分のパターン(傾向)の基礎的な部分を作り上げてきました。
それは、ポジティブやネガティブといった心理的な傾向をはじめとして、考え方や価値観なども同じです。
一度、自分のパターンが作られると、意図的に変えようとしない限り、その傾向がこの先もずっと継続していくのです。
(許可を得て一部省略)
引用:NLP-JAPANラーニング・センター用語集:『セルフイメージ』
一度、自分の生き方のパターン(プログラミング)ができあがると、その後は条件反射のように、パターン化された反応をするようになっていきます。
あなたにとって、もし下記のようなパターンに心当たりがある場合、知らずの内にネガティブな思い込みやパターンを形成している可能性があります。
- 心機一転、何かに取り組もうとしても、だいたい三日坊主で終わってしまう
- 頑張っているのに、努力量に見合うような結果が出ない
いかがでしょうか。
こうしたパターンは、幼少期の体験や、親や友人から言われた何気ない一言、過去の成功/失敗体験などをベースに作られていきます。
もし、今の自分が理想の姿になれていなかったり、何かピンとくるものがあった場合、自分を進化させるタイミングがやってきているのかもしれません。
心理学NLPでは、心理的傾向(プログラミングの構造)を、言語学と心理学から紐解いてきたと同時に、再プログラミングする方法を確立・実証しています。
心理学NLPについて、ご興味をお持ちの方はこちらの内容がおすすめです。
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最後に
- 人生を変える「自己認識」と「信念」について
- 人生を変える最も効果的な方法
- なぜ人生を変えることが難しいのか
これらについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
今のまま何もしなければ、人生が勝手に良くなることは、残念ながらありません。
しかし、あなたの気持ち一つで、人生はいかようにも変えられます。
この記事を通して、ご自身の中で何か感じるものがありましたら、その直感に従ってなにか一つ、行動に移してみてください。
きっとその先で、新しい自分に出会えるはずです。