「目標を掲げ、達成する」
大きな目標を掲げ、それに向かって突き進むことは経営者にとって当たり前のことながら、実際には完璧にやり遂げられる人は少ないのではないのでしょうか?
経営者である私もなかなか自分の掲げた目標を達成できず、不安を抱く毎日でした。
そんな中、NLPに出会い、
チェインプロセス
という目標実現型のワークを行うことで利益をたった半年で4倍に伸ばすことができました。
今回はチェインプロセスについて、実際にNLP講座の受講を通しワークを行った私の実体験を交えながら、ご紹介していきます。
山本 尚宏さん |
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1982年、神奈川県生まれ。東京大学中退後、約3年間のフリーター生活を経て、法律事務所に勤務。その後、IT企業・広告代理店での勤務を経験し、2012年より参議院議員・弁護士である丸山和也氏の秘書を務める。2013年、株式会社WonderSpace(旧社名株式会社猿)を設立し、代表取締役社長に就任。 |
目次
1.利益が伸び悩む!成長したいという気持ちの中で抱えていた課題
私は現在、東京都北青山でWebマーケティング・コンサルティング事業を行っている会社を経営しています。
メンバーは30名ほどで、4年後の上場に向けて日々業務に取り組んでいます。
私自身も、現状に満足せず
常に成長したい!
あわよくば寝てる時間以外は業務に取り組みたい!
と思っているガツガツした人間です。
しかし、常に「もっと成長したい!」という気持ちを抱いていても、そう簡単に結果はついてきません。
実際に、私の会社でも利益の成長が伸び悩んでおり「1年間で利益を2000万円にする」という目標の中、4〜500万円程度をさまよっていました。
2.うまくいかないために起こる経営の負のスパイラル
目の前の売上を追うことでメンバーにも無理をさせてしまい会社全体が疲弊。
辞めていってしまうメンバーも出てくることで業務が回らなくなり、クライアントさんからは契約を切られてしまうこともありました。
さらに目の前の業務に追われてしまうことで、目標を立てて見つめ直す時間をとることができなくなってしまいました。
その結果、売上もさらに伸び悩み、完全に負のスパイラルに陥っていました。
3.NLPプラクティショナー認定コースとの出会い
そんな中、偶然「NLPプラクティショナー認定コース」というものを見つけました。
3-1.NLPプラクティショナー認定コースというものを知る
その時はNLPを通じて何かを学べるという期待はあったものの、具体的に何かを身に付けたい、というものはありませんでした。
私はもともとコミュニケーションには自信があったし、効果が本当にあるのか半信半疑なところがあったんです。
しかし、円滑にコミュニケーションを取る方法を、より言語化して整理してみたいと思い、受講を決めました。
実際に受講してみて、コミュニケーションはもちろん、会社経営を行う上での目標設定のノウハウなど学ぶことができたので、期待以上でした。
3-2.目標を「半年で利益4倍」に
当初は自身でも「できる」というイメージがあった「1年で経常利益を4倍にする」という計画を立てましたが、この講座の中で、トレーナーの方に「半年で利益を4倍にする」という目標を掲げるよう言われました。
トレーナーの方は「できると思う目標ではなく、期限を短くする、ハードルを上げるなど、チャレンジングだと感じる目標にしてください」とおっしゃっていました。
その時は、「1年ですら厳しい状態だったのに、半年で4倍なんて絶対に無理なんじゃないか」と感じていました。
ところが、私自身も思いもよらない奇跡が起きたのです。
4.半年で経常利益2000万を超え利益は4倍、コロナ禍でも過去最高の実績に
NLPプラクティショナー認定コースを受講した結果、コロナ禍という状況の中、過去最高の実績を叩き出すことができました。
結果として、当初掲げていた「1年で利益を4倍」という目標を大きく超えて「たった半年で利益を4倍にする」という目標を達成しました。
なんと半年で利益を500万円から2000万円まで上げられたのです。
コロナの影響を受けている企業が多い中、私の会社は過去最高の実績を達成することができたのです。
5.成功に導いたのはチェインプロセス
この成功の決め手となったものは「チェインプロセス」でした。
5-1.チェインプロセスとは?
チェインプロセスは、大変強力な目標実現ワークです。
目標を立てて、目標に向けて何をすればよいかを確認しながら、目標を達成したときの感情や体感をしっかり記憶し、成功する習慣をつけていきます。
何度も目標までのステップを体験することで、最終的には、「目標はかならず実現できる!」という確信を得ることができます。
5-2.あの孫正義さんもやっていた?
成功する体験を強く自分の中に取り込むことはあの孫正義さんも実際に行っています。
孫正義さんは、物事を始めるとき、まずは成功したあとのイメージを先に頭に浮かべて喜ぶ、ということをしていました。
「30年後にはソフトバンクはこうなっている!」というイメージをし、30年後の町並み、オフィス、自宅のリビングで最新のデバイスを持っている自分の姿を想像し、「こんな素晴らしい未来が来た!」と喜ぶことを繰り返していました。
世界的な成功者も行っている「成功体験」は、簡単に誰でも取り組むことができます。
それでは、実際に成功体験が実感できるチェインプロセスの方法を紹介します!
6.チェイン・プロセスの実践方法とワーク例
チェインプロセスでは、目標達成している姿を繰り返しイメージします。
繰り返すことで、「達成できてあたり前」というセルフイメージをつくります。
セルフイメージとは、自分自身に抱く評価やイメージのことで、NLPでは「人生で手にする成果を決定づける」と教えてくれるほど、影響力のあるものです。
6-1.チェイン・プロセスの実践方法
以下のように行います。
6-1-1.目標と中間目標を設定する
まずは目標と中間目標3つを設定します。
- 目標を設定(例:1年後に◯◯する)
- 中間目標を3つ設定(例:3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月後に◯◯する)
中間目標を設定することで、目標達成までのプロセスを具体的にイメージできます。
具体的で臨場感が伴うイメージほど、セルフイメージを高めてくれます。
6-1-2.目標達成することで「得られること」を明確にする
次に目標達成することで「得られること」を明確にします。
例えば、「自信を持てる」「家族が幸せになる」「周囲から認められる」などです。
これをNLPではメタアウトカムといいます。
メタアウトカムを明確にすることで、「何のために目標達成したいのか?」が明確になり、目標達成へのモチベーションや行動力が高まります。
6-1-3.繰り返しイメージする
チェイン・プロセスを使いイメージする時は、下記①~⑥を順番にイメージします。
- 現状
- 中間目標1の達成
- 中間目標2の達成
- 中間目標3の達成
- 目標達成
- メタアウトカムを手にしている状態
「現状から始まり、中間目標をクリアし、目標達成する。そしてメタアウトカムを手に入れる」という一連の流れを繰り返しイメージすることで、「達成できてあたりまえ」というセルフイメージをつくることができます。
6-2.イメージする時は「五感」を使う
NLPでは五感を使うことで、より効果的なイメージができることを教えてくれます。
五感を視覚と聴覚、身体感覚(味覚・嗅覚・触覚を含む)の3つに分け、以下にご紹介する質問に答えながら、具体的にイメージします。
- 視覚(Visual)
達成した時に「何が見えるか?」
- 聴覚(Auditory)
達成した時に「何が聞こえるか?(外部の音、人の声、自分の心の声 など)」
- 身体感覚(kinesthetic)
達成した時に「何を、どのように感じるか?」「どのような感情になっているか?」
ポイントは、「今、この瞬間に起きている」かのようにイメージすることです。
6-3.実際に行ったワーク例
そんなVAKモデルや手順もふまえ、チェインプロセスのワークで、実際に私がイメージしたことはこちらになります。
目標 | 半年で経常利益を4倍(2000万円)に |
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現在(2020年1月) |
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中間目標1 2020/3/31 (2ヶ月後のイメージ) |
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中間目標2 2020/4/30 (3ヶ月後のイメージ) |
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中間目標3 2020/5/31 (4ヶ月後のイメージ) |
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目標達成 2020/6/30 (5ヶ月後のイメージ) |
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メタアウトカム (アウトカムの先のイメージ) |
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このワークを毎朝やりました!(でも1日たった3分)
7.数多くの受講者があり得ない目標を達成しているチェインプロセス!
チェインプロセスのワーク終了後、目標に対する印象がどのように変化したかを聞くと、大抵の方が
「目標が身近に感じられた」
「何度か繰り返していくうちに、それぞれのステップでの自分の状況が具体的になっていった」
「目標は必ず達成できるという気持ちになった」
という変化を感じられています。
8.なぜチェインプロセスであり得ない目標達成が可能になるのか
では、なぜチェインプロセスによって多くの人があり得ない目標を達成することができているのでしょうか?
理由は2つあります。
8-1.最大の理由は「すみずみまで理想の目標をイメージできているから」
『あえて合格ラインを高く設定し、思いと現実がぴったりと重なり合うまで、いま一歩切り詰めて取り組んでみる。そうすることによって、結果として満足のいくすばらしい成果を上げることができるのです』
- ※出典:『生き方』 稲盛和夫(著),サンマーク出版
つまり、そもそも掲げる目標をしっかりと考え抜いて言語化し、そこに向かっていくプロセスも言語化することでより強いイメージを体に染み込ませる。
これが成功の鍵となっているのです。
8-2.自信と行動力を養うことで目標達成しやすくなる
チェインプロセスは、何度も何度も目標達成を繰り返すことで、成功するイメージを強く自分の中に取り込むことができ、目標に向けての自信と行動力を養うことができます。
また、目標やプロセスを言語化することによってそれぞれの課題が明確になり、現実的に目標を達成しやすくなります。
そのため、設定した期間内に目標を達成できる確率がぐんと上がるのです!
9.NLPはまずは体験講座から受けられる!
NLPプラクティショナー認定コースでは、今回ご紹介したチェインプロセス以外にも、ビジネスやプライベートでも役立つコミュニケーションのテクニックを学ぶことができます!
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現在は会場での受講とオンライン受講を選べますので、遠方の方でも参加しやすくなっています。
会場は人数を限定して満席の回もあるので、気になる方はお早めに!
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