断りたいのに、また断れなかった。。。
他人からすると、「断ればいいのに」と
思うことでも、なぜか断れなかったりしますよね。
本当は断りたい。でも断れないことが続くと
自分の大切な時間がどんどん犠牲になり、
精神的にも肉体的にも疲労してしまい、
ストレスの原因に。
この記事を読んでくださっているあなたも、
そんな経験があるのかもしれません。
あなたが断れない背景には、
心理的な要因が関係している可能性があります。
ですので、
- 断れない心理面の理由を知ること
- 断るためのコミュニケーションの取り方
この2つを押さえておくことが大切です。
この記事では、
断れない・断るのが苦手なあなたに向けて
「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学NLPに
触れながら、深層心理に隠された断れない理由、
上手に断るための解決策をご紹介します。
目次
1.断れない人の7つの特徴と心理的な理由
急な仕事、会社の飲み会、気が乗らない友人からの誘いなど嫌だなと思いつつも、断りにくいと感じる状況は様々です。
依頼されたり、誘ってもらえるとありがたい反面、すべてがそうではありません。
世の中には、断りたいのに断れずに困っている人は意外と多くいます。
まずはあなたと同じように断れないで悩んでいる人、断ることが苦手な人の7つの特徴と理由をみていきましょう。
1-1.自分の意見を主張することに抵抗を感じる
断れない人の多くは、他人よりも自分の意見を主張することに抵抗を感じます。
なぜなら、「自分の意見を相手がどう思うか」がものすごく気になり、自分よりも相手を優先して考えてしまうからです。
一方で相手の立場に立って、考えることができるので賢い人でもあります。
1-2.良い人でいたい、嫌われたくない
人は誰でも、良い人でいたい、他人から嫌われたくないと思うのは当然です。
断れない人は、特にその傾向が特に強いのでしょう。
「誰にでも良い人」でいることが、自分の生きがいやステータスになっているかもしれません。
なぜなら「誰にでも良い人」でいることが、自分らしさを保てている一つの理由なのかもしれないからです。
1-3.自分に自信がなく、断ることに引け目を感じる
断れない人は、自分に自信がなく、相手から依頼されたことに対して「自分が断ってもいいのだろうか」と引け目を感じてしまいます。
断ることに罪悪感を感じてしまうため、断って自分の時間を確保するよりも、自分の時間を犠牲にして、断らずに受け入れたほうが断然、気持ちが楽なのです。
1-4.真っ当な理由がないと断れない
断れない人は、断るための真っ当な理由がなければ、断れない傾向があります。
とても真面目で、誠実な方だからこそでしょう。
「ただ気が乗らないから」などの曖昧な理由では断れません。
どうしても断らなければならない理由がない限り、たとえ嫌だったとしても、相手からの依頼や誘いを受け入れてしまいます。
この状態では、断るには必ず真っ当な理由が必要になり、断ることにストレスを感じてしまいます。
1-5.とにかく揉めたくない
断れない人は、他人との揉めごとを嫌う傾向があります。
とにかく荒波をたてずに、穏便に過ごしたい気持ちが強いため、断ることで相手を怒らせたり、不快な思いをさせたくないと考えます。
仮に自分に多少の痛みが伴ったとしても、揉めごとを避けようとし、人のためになることを選択します。
1-6.自分を認めてほしいと思っている
断れない人の中には、「他人から認めてほしい」という思いが一般的な人より強いのかもしれません。
相手のためを思ってやったことを認めてほしい、褒めてほしい、頑張りをねぎらってほしい。
このような思いがあるため、相手からの依頼や誘いを受け入れ、人一倍頑張る傾向があります。
1-7.困っている人を放っておけない
断れない人は、困っている人を放ってはおけません。困っている人に頼まれると、自分のことを後回しにしても、相手を助けようとします。
責任感が強く、自分が助けなきゃ!と率先して動ける行動力と優しい心を持っています。
自分を犠牲にしてでも頼みごとを優先するため、ときには気持ちが疲れてしまったり、後悔することもあるでしょう。
2.上手に断るための2つの解決策
ここでは、「心理面の要因の解決」「断るための方法」、この2つの観点からそれぞれ解決策をご紹介します。
2-1.自分の「思い込み」に気づく
1つ目の心理面の要因の解決策は、「思い込みを変える」ことです。
断ろうと思ったとしても、なぜか断れない原因は、これまでの経験によって作られた思い込みの可能性があります。
今のあなたには過去に依頼や誘いを断ったことで損をし、断ればマイナスな影響が出るという思い込みがあるかもしれません。
例えば、
断る=人を傷つける
断る=自分の価値を下げる
断る=他人に嫌な思いをさせてしまう
などの思い込みです。
人を傷つけたくない、という優しさは素晴らしい面ですが、その思い込みが、自分に無理をさせてしまったりと、あなたをマイナスに動かしている可能性もあります。
このマイナスに働く思い込みを変えない限り、この先もずっと断れないで悩み続けるパターンを繰り返すかもしれません。
そうは言っても、これまでの経験の積み重ねで作られてきた思い込みは、簡単には変えられないものもたくさんあります。
まずは、「自分がどのような思い込みを持っているのだろう?」こうしたことを知るだけでも、変化の一歩になるはずです。
心理学NLPには、こうした心の奥にある思い込みを見つけたり、変化させていくために役立つ学びが豊富にあります。
NLPにご興味をお持ちの方や、自分の心理をもっと知ってみたいと思われる方は、NLPについてまとめた無料レポートもご覧になってみてください。
2-2.感謝+断る理由+代わりのアイデアの順に伝える
2つ目の解決策として、上手に断るにはこの公式が役に立ちます。
【感謝+断る理由+代わりのアイデア】
まずは感謝を伝えます。
ありがとうと言われて嫌な気分になる人はいません。
謝るほうがいいのでは?と思われるかもしれませんが、相手に迷惑をかけるような悪いことではないため、必要以上に謝らなくても問題ありません。
「すみません」と謝りたくなる気持ちはよくわかりますが、ここは感謝が効果的です。
次に断る理由を伝えます。
この時に大切になるのが、自信を持って断る理由を伝えることです。
堂々とした態度で伝えることで相手は真摯に受け止めてくれるでしょう。
ただし、場合によっては必ずしも断る理由を伝える必要はないかもしれません。
ですが、その後も関係性が続くようであれば、何かしらの理由は伝えたほうが相手に不信感を与えずに済むでしょう。
最後は代わりのアイデアです。
代わりのアイデアを伝えることで、相手は次のアクションを考える必要がなくなります。
仕事であれば「仕事がデキるな」と良い印象もあたえられるでしょう。
ビジネスシーンで、感謝+断る理由+代わりのアイデアを使った例
「ありがとうございます。」
「実は今、最優先の仕事を抱えておりまして、本日中の対応は難しいです。」
「明日の12時まででしたら、対応可能ですがいかがでしょうか?」
「もし急ぎでしたら、その件に詳しい〇〇さんに一度、ご確認いただくとスムーズかもしれません。」
気が乗らない依頼、誘いがきたら【感謝+断る理由+代わりのアイデア】の順で断ってみてください。
3.「断れない」と決別するために。まとめとご提案
人の誘いや依頼を断るというのは、勇気のいることですし、関係を良好に保つために、断り方もとても重要です。
特に「断れない」という行動や心理の奥には、
- 自分を認めてもらいたい
- 自分の判断や決定に自信が持てない
- 貢献している自分への自己承認 など
このようにさまざまな気持ちや欲求がある場合も多く、「断れない」自分を変えていこうと思ったら、まずは心の奥にある要因を見つけていくことが大切です。
記事の中で触れた心理学NLPには、『”変えたい”と思っているのになかなか変えられない』そんな心理のメカニズムを深く知るための学びが豊富にあります。
もちろん、そうしたメカニズムを変えていくための手法もです。
もしも、あなたもご自身の何かを変えたいと思われていたり、NLPに興味をお持ちでしたら、無料レポートをぜひご覧になってみてください。
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