【必読】ロングセラーのビジネス書30選！本の選び方、読み方も解説

あなたは毎月、
何冊くらいビジネス書を読んでいますか？

年収が高い方ほど、
ビジネス書を読んでいるという
データがありますので、

年収をあげたい、昇進したい、
仕事の実力をつけたいと考えたときには、
読書量を増やすのは、一つの近道です。

とはいえ、数あるビジネス書の中から
何を読んだら良いか分からない、
という気持ちもよくわかります。

そこでこの記事では、
絶対に読んでおきたい

定番・ロングセラーのビジネス書を
30冊に厳選してご紹介します。

そして記事の後半では、
効果的な本の選び方や、

本を読むスピードが
２倍、３倍以上になる
スキルもご紹介します。

毎月コンスタントに読めている場合も
実はあまり読めていないという場合も、

きっと参考になる情報が
あると思いますので、
ぜひ最後までご覧ください。

１．おすすめのビジネス書

さっそく、おすすめのビジネス書をご紹介していきます。

定番・ロングセラーの書籍30冊と、プラスアルファとして、

特に経営者や仕事ができるビジネスパーソンに支持されている中国古典も簡単にご紹介していきます。

1-1．定番・ロングセラー30選

以下の条件で調査をし、両方を合計したランキングから、上位30冊を選定しました

今回は特に、必読書を選定したいと考え、定番・ロングセラーを重視した調査となっています。

と言いますのも、ベストセラーの書籍は数多くありますが、残念ながら一時的な流行で終わってしまう書籍も多いからです。

今売れている本が、必ずしも２～３年後、５年後、１０年後と、読み続けられているかは分かりません。

一方で、これまで長く読み続けられてきた書籍は、

それだけ本の内容が認められていたり、普遍的な内容である場合が多いです。

本質を押さえるという意味で、定番のロングセラーに触れておくことが欠かせないと考えています。

イノベーションのジレンマ　

７つの習慣

嫌われる勇気

ビジョナリーカンパニー

マネジメント

プロフェッショナルマネジャー

ザ・ゴール

FACTFULNESS（ファクトフルネス）

アイデアのつくり方

ザ・プロフィット

ブルー・オーシャン戦略

影響力の武器

競争の戦略

自助論

人を動かす

知識創造企業

「原因」と「結果」の法則

ZERO to ONE（ゼロ・トゥ・ワン）

イノベーションへの解

キャズム

コア・コンピタンス経営

チーズはどこへ消えた？　

はじめの一歩を踏み出そう

ブラック・スワン

君主論

思考は現実化する

予想どおりに不合理

やり抜く力

道をひらく

学びを結果に変えるアウトプット大全

1-2．押さえておきたい中国古典

中国古典は、2000年以上に前に記されていますが、現代のビジネスシーンでも使える考え方が、たくさんあります。

経営者や仕事ができるビジネスパーソンは、古典を繰り返し読む傾向があるそうで、特に『孫子』は教養とも言われています。

さらに、アメリカのビジネススクールでも問題解決に使える書として、中国古典が紹介されていますので、押さえておきたいところです。

書物	主に学べるテーマ
孫子	戦略・戦術、リーダーシップ
論語	人間学、倫理、対人関係、人材教育
貞観政要	帝王学、リーダーシップ
菜根譚	処世訓、対人関係
韓非子	リーダーシップ、マネジメント、人間掌握
易経	処世訓、哲学、倫理
老子	生き方、リーダーシップ

２．効果的な本の選び方・読み方

ここからは、読書の効果を高めるための、本の選び方、読み方を解説していきます。

ご紹介するポイントを押さえることで、あなたの貴重な時間と費用を無駄なく、最大限活かせるようになります。

2-1．後悔しない本の選び方

気になった書籍を買ってみたものの、思っていた内容ではなくがっかりした、という経験をしたことがあるかもしれません。

こうしたミスマッチを防ぐためには、書店に行ってから選ぶのではなく、事前の準備が大切です。

次の手順を参考にしていただくと、読みたい本に出会える可能性が高まります。

１：本を読む目的を整理する

まずは、今回の読書の目的を明確にしていきます。

目的が漠然としていると、選ぶのに時間がかかったり、ミスマッチが起きやすくなります。

例えば次のような項目について、考えていきます。

• 知りたい内容・テーマは何か？
• 全体像を把握したいのか？それとも詳細を知りたいのか？
• どのくらいのレベル（一般、専門家）の情報が必要か？

２：実際に本を探す（書店に行く）

目的が明確になったら、そのテーマが置いてあるコーナーに行ってみます。

本の表紙・背表紙にある情報（タイトル、著者、出版社）をみて、気になった書籍を手に取ってみます。

３：本の概要を知る

著者の経歴を確認し、情報が信頼できそうか確認します。

知りたい分野の第一線の方の本は、特に押さえておきたいところです。

次に「はじめに」「目次」に書いてある内容で、今回の読書の目的が達成できそうか、確認します。

ここまでの情報が目的に合っていたら、実際にページをパラパラとめくり最終チェックをします。

「あとがき」にも目を通しておくことで、さらにミスマッチを防ぎやすくなります。

もしかすると、少し手間だなと感じられたかもしれませんが、

タイトルや表紙は、目立つように工夫されているケースもあるので、

目的が不明確なまま、なんとなく書店に入って、

本の第一印象だけで決めてしまうと、ミスマッチに繋がる可能性が高くなります。

ぜひ一度、この手順を試してみてください。

2-2．特定の分野について一気に知見を深める読み方

異動や昇進、転職、起業などで、新たな分野の知識が必要になる機会があるかもしれません。

こうした時に、短時間で一気に情報を取り入れることができるのが「シントピックリーディング」「シントピカル読書」と呼ばれる読書法です。

次の項（２－３）でご紹介するスキルを用いるのが効果的ですが、ここでは簡単に手順をご紹介します。

• １：目的（テーマ）を決める
• ２：テーマに合う本を３～５冊ほど準備する
• この時、賛成意見・反対意見など主張が異なる本を選ぶことがポイント
• ３：自分の知りたい内容を具体的にする
• ４：自分の知りたいことを意識しながら全体をざっと読む
• ５：それぞれの本のポイントをまとめる
• 読んだ本の概要をまとめる。（１つのマインドマップにまとめるのがおすすめ）
• ６：自分の意見を整理する

まるで専門家を招集したかのように、短時間で欲しい情報を得て、自分の考えを整理することができるため非常に効果的です。

2-3．１日１冊本が読めるようになるスキル

本をたくさん読みたいと思っても、忙しくて時間が取れなかったり、読むスピードが遅くて難しいと感じているかもしれません。

ここでは、１日１冊本が読めるようになる「フォトリーディング」という速読スキルをご紹介します。

「フォトリーディング」は、能力開発の世界的権威であるポール・R・シーリィが、

心理学NLPと加速学習をベースに開発したスキルで、

誰でも本を読むスピードが２倍、３倍以上にあがります。

実際に私もこのスキルを学んでから、本を読むスピードが格段に早くなりました。

以前は、年に数冊しか読めない、という状況でしたが、今では１ヶ月に４冊以上は軽く読めるように。

過去の自分と比べると、年間で40冊以上、読書量に差がついていることになります。

フォトリーディングに限りませんが、速読スキルを身につけておくと

インプットが増え、ビジネスや人生で有利に働くと実感しています。

フォトリーディングについては、こちらの書籍で具体的なやり方が紹介されています。
→ あなたもいままでの10倍速く本が読める

すぐにスキルを身に着けたい場合は、インストラクターから指導を受けるのが効果的です。
→ 『フォトリーディング集中講座』

３．さらに自分を高めたい方へ、最後のおすすめ

専門書ということもあり、ベストセラーではありませんが、

多くの経営者やビジネスパーソンに読まれている本もご紹介します。

本書で解説している心理学NLPは、別名「脳と心の取扱説明書」「天才たちの心理学」とも呼ばれている実践心理学で、

２章でご紹介したスキル「フォトリーディング」のベースにもなっています。

NLPは、仕事やビジネス・人間関係など、人生全般をアップデートしたい方にとって価値ある学びがあり、

• セルフイメージ、自己肯定感を高めること
• 目標達成、問題解決の能力を高めること
• 人生のビジョン、ミッションを明確にすること
• コミュニケーション能力を飛躍させること
• 心の傷やマイナス面を解消すること

など、人生をより良くするために必要なことを、バランスよく学べる心理学です。

オバマ元大統領、クリントン元大統領をはじめ、欧米ではたくさんの政治家も NLPを学んでいます。

日本でも、ビジネスパーソン、経営者、教育者、カウンセラー、コーチ、セラピスト、

主婦、医師、弁護士、そして学生など、幅広い層に支持されNLPを学ぶ方が急増しています。

そして、当メディアサイトを運営している、NLP-JAPAN ラーニング・センターは、

心理学NLPを学ぶことができるスクール運営も行っています。

もし、心理学NLPにご興味をお持ちになりましたら、

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まとめ

ビジネス書は、あなたの実力を高める、強力な武器の一つになります。

１日１ページでも、ほんの数行だけでも、読み進めていくと、長い目で見たとき、周囲と大きな差がつくことになります。

ご紹介した30冊のうち、まだ読んだことが無い書籍がある場合は、ぜひ少しずつでも読み進めてみてください。

今回の記事に、少しでもご参考になる部分があれば幸いです。

参考　読書と年収の関係

参考情報として、読書数と年収の関係に関する調査結果を３つご紹介します。

読書の目標数の参考にもなると思いますので、ご興味のある方はご覧ください。

１ 一般財団法人出版文化産業振興財団「現代人の読書実態調」（2009年）

年収	０冊	３冊以上
100万未満	27.6％	25.2％
100～300万未満	24.8％	26.8％
300～500万未満	28.2％	22.6％
500～700万未満	25.0％	27.0％
700～1000万未満	18.4％	33.0％
1000～1500万未満	17.1％	36.4％
1500万以上	9.5％	40.5％

２ マイナビ調査（2021年）

年収	０冊	３冊以上
100万未満	44.4％	11.2％
100～300万未満	45.8％	19.0％
300～500万未満	44.3％	13.7％
500～700万未満	39.6％	16.6％
700～1000万未満	39.6％	21.4％
1000～1500万未満	30.9％	15.9％
1500万以上	32.7％	30.8％

３　オトバンクの調査（2023年）

【読書数と年収】

年収	０冊	３冊以上
500～600万未満	50.0％	20.0％
1000万以上	37.0％	31.0％

【読むジャンル】

ジャンル	500～600万未満	1000万以上
小説	48.0％	47.0％
漫画	17.0％	15.0％
ビジネス書	10.0％	16.0％
専門書	6.0％	9.0％
自己啓発書	6.0％	9.0％
雑誌	14.0％	8.0％

【読む場所】

場所	500～600万未満	1000万以上
自宅	86.0％	82.0％
公共交通機関	28.0％	41.0％
オフィス	13.0％	19.0％
飲食店（カフェ等）	10.0％	16.0％
車やタクシー	5.0％	9.0％

参考

• Amazon『オールタイムベストビジネス書100』
• 藤井孝一『成功するためのビジネス書100冊』明日香出版社
• 堀元見『ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律』徳間書店
• グローバルタスクフォース『世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊』総合法令出版
• 永井孝尚『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』KADOKAWA
• 永井孝尚『世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』KADOKAWA
• 永井孝尚『世界のエリートが学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた』KADOKAWA
• グロービス『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 水野俊哉『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』TOブックス
• 中尾隆一郎『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』PHP
• 日本経済新聞社『ビジネスの名著を読む　戦略・マーケティング編』日本経済新聞社
• 高野研一『ビジネスの名著を読む　リーダーシップ編』日本経済新聞社
• 日本経済新聞社『ビジネスの名著を読む　マネジメント編』日本経済新聞社
• T・バトラー=ボードン『世界のビジネス書50の名著』ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 芝蘭友『死ぬまでに一度は読みたいビジネス名著280の言葉』かんき出版
• 堀内 勉『読書大全　世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』日経BP
• 大賀 康史『ビジネスエリート必読の名著15』自由国民社
• 出口治明『ビジネスに効く最強の「読書」本当の教養が身につく108冊』日経BP
• 平野 敦士 カール『エリートの教養が2時間で身につく! ビジネス名著100見るだけノート』宝島社
• 出版取次トーハン（東販）調べ　年間ベストセラー（1990年～2022年）
• 一般財団法人出版文化産業振興財団「現代人の読書実態調」
• 「読書量が多いと年収は高い」は本当か～過去調査との2時点比較で見る傾向～
• 高世帯年収層と平均世帯年収層に聞いた！おとなの読書習慣調査2022