視野を広げると
「仕事の評価が上がる」
「人生の選択肢が広がる」
このようなことが期待できます。
とはいえ、日常で視野の広げ方を
教わる機会はなかなかありません。
- 上司から視野を広げなさいと言われた
- 視野を広げて可能性の幅を広げたい
このような方も多いと思います。
そこでこの記事では、
教育、自己啓発の分野に身を置いて
5年以上になる私が
実際に試して良かった
「視野を広げる方法」を
私たちが専門とする
NLPという心理学の視点から
お伝えしていきます。
目次
1.視野を広げるとは
視野を広げるとは、簡単に言うと知識や思考の幅を広げることです。
視野が広いと、多角的に物事を捉えられるようになったり、より多くの選択肢を持つことができるため、目標達成や課題解決の可能性が高まります。
そしてさらに視野の広さが、周囲の人に仕事ができる人という印象を与えたり、
視野が広いことで得られた思考やアイデアによって、得られる収入やポジションにも影響したりするのです。
視野の広さは、知識や経験の量が重要となりますが、まだ経験が浅かったり、知識はこれからという場合は、
目の前の課題を今の自分の視野の広さで解決しようとするため、失敗してしまうことが多いです。
その時は最善の方法だと思っていても、視野が広がった後になって振り返ると、もっと良い方法があったと気づくことがあります。
面倒なことに、他人から視野が狭いと指摘されたり、自分を客観的に見れない限り、自分の視野の狭さに気づくことができません。
哲学者ソクラテスの「無知の知」のように、自分の視野が狭いことに気づくことが視野を広げる第一歩です。
2.視野を広げるメリット
2-1.質の高いアイデアを生み出せる
質の高いアイデアは、量から生まれます。
視野を広げると、情報量が増えるため、その分、多くのアイデアを思いつきやすくなります。
その中に質の高いアイデアがあったり、思いついたことの掛け合わせで質の高いアイデアが生まれるかもしれません。
質の高いアイデアはキャリアを積み上げる強力な武器となり、市場価値の高い人になる手助けになります。
2-2.目標達成、問題解決の能力が上がる
視野を広げることで、それまで平面にしか見えていなかったものが、立体になったり、
上下、左右、内側・外側など、あらゆる角度からの視点が手に入り、物事を多面的に見られるようになります。
その結果、目標達成や問題解決の能力が上がります。
2-3.自分の可能性に気づける
視野を広げると自分の適性や可能性に気づきやすくなります。
視野を広げたことで、これまで知らなかった分野の仕事が、「実は自分にピッタリだった」ということに気づくかもしれません。
自らの可能性に気づき、自分のやりたいことを若いうちに始められる人はごくわずかです。
自分の可能性や得意をなるべく早く知っておくことは、そのことにかけられる時間が長いわけですから、人生を有利に進めることができるでしょう。
3.視野が狭いデメリット
3-1.成長が遅くなる
視野が狭いと、自分と異なる価値観や考えを受け入れることに抵抗を感じます。
何かの分野でトップレベルの人であれば、狭い視野でも深く掘り下げて成長できるかもしれませんが、
一般的には自分の価値観、考えだけに固執して生きていると、成長が遅くなってしまいます。
3-2.非効率でミスしやすい
視野が狭いと、より良い方法があったとしても気づくことができません。
そうすると、非効率なやり方だったとしてもそれを続けるしかなく、時間を無駄にしてしまうことにも繋がります。
柔軟な対応が求められる仕事では、落としてはいけないポイントを見逃してしまったり、ミスにつながりやすくなります。
3-3.判断を誤りやすい
視野が狭いと、物事の一部しか見ることができないため、客観的で正しい判断ができなくなってしまいます。
判断ミスが多い人は、視野が狭くなっている可能性が高いです。自分を俯瞰して見ることができると、物事を冷静に判断することができるでしょう。
4.視野が広い人の特徴とは
視野が広い人には3つの特徴があります。
あなたの周りにも次のような特徴を持つ方がいらっしゃるでしょう。
4-1.好奇心が強い
好奇心が強い人は、基本的にあらゆることを知りたいと考えます。
自分が知らないことはすぐに調べて、その場で新しい情報をインプットします。
つまり好奇心が強いと、自然と多くのことを知ることになるため、その情報量の多さが視野の広さに繋がります。
4-2.コミュニケーション能力が高い
視野が広い人はコミュニケーション能力も高い傾向にあります。
なぜなら、コミュニケーション能力が高いと、誰とでも意思疎通をして、欲しい情報などを引き出しやすくなるからです。
こうすることで、インターネットでは手に入らないリアルな情報を得たり、その人ならではの視点、考え方を知ることができます。
4-3.柔軟な思考ができる
視野が広い人は柔軟に物事を考えることができます。
一つのやり方や考えに固執せずに、その場の状況に応じて最適な方法を判断することができます。
また、これまでの様々な経験や知識から得た情報をもとに、物事を多角的に捉えられ、それによって新たな考えやアイデアも思いつきやすくなります。
5.明日から使える視野を広げる4つの方法
筆者が試して良かった、明日から使える視野を広げる方法を4つご紹介します。
5-1.本を読む
1つ目は、できるだけたくさん本を読むことです。
ポイントは3つです。
- 他人が紹介している本はとりあえず読んでみる
- 読んだことのないジャンルを読んでみる
- 1冊すべて読まなくてもOK
まずは他人から紹介されたり、誰かのおすすめ本は、とりあえず読んでみることをおすすめします。
自分が選んだ本だと、どうしても無意識のうちに偏りが出てくるものです。
小説、ビジネス書、自己啓発、専門書、ジャンルはなんでも構いません。
知らない情報や知識を知ると、その時は何に役立つかわからなくても、後になって知識が繋がったりするので、ジャンルはあまり気にせずに読むことをおすすめします。
1冊の最初から最後までを読む必要はありません。気になったところだけでも十分ですので、読んだ後のアクションに集中してみてください。
■おすすめのアクション
- スマホに電子書籍アプリを入れてすぐに読めるようにする
- 1日10分必ず時間を確保する 寝る前、朝一、通勤中など
- 速読術を身につける
脳科学と心理学をベースにしたおすすめの速読術です。
↓
1日1冊、本が読める!速読術フォトリーディング
私はこちらの速読術で、ビジネス書を1冊40分程度で読めるようになりました。
5-2.未経験のことに挑戦する
未経験のことに挑戦することも、視野を広げる方法の一つです。
知らなかった新しい価値観、考え、生き方、やり方、習慣などに触れることができ、新たな経験を通して得たものが、視野を広げることに繋がっていきます。
未経験のことに挑戦するときは、不安や恐れがつきまといますが、最初の一歩を思い切って踏み出せば、意外となんてことなかったりします。
それらの感情も一緒に楽しめるくらいのメンタルを持つには、こちらの記事がお役に立てると思います。
↓
【厳選】メンタルトレーニング3選|効果的な方法をご紹介!
■おすすめのアクション
- 未経験のやりたいことリストを作る
- いつまでに実施するか決める
- 実際に行動する
ずっと気になっていたものの、先延ばしで、できていないことは特におすすめです。
5-3.視点を変えて考える
3つ目の方法は視点を変えて考えることです。
小さい頃に親から「相手の立場に立って考えなさい」と言われた経験があるかもしれませんが、簡単に言うとそのことです。
ただ、ここでご紹介するのは、さらに上位のレベル「ポジション・チェンジ」という心理学NLPの考え方です。
ポジション・チェンジは、単純に頭で相手の立場で考えるのではなく、相手の感情や思考、仕草、表情などあらゆる要素を、実際に相手の立場で感じてみます。
そうすることで、本当の意味で相手の立場で考えることができるようになり、気づいていなかった相手の真意を理解することに役立ちます。
5-4.思考を広げる質問を使う
視野を広げる4つ目は、思考を広げるための質問を使う方法です。
NLPの質問テクニックの一つ、「アズイフ・フレーム」は、視野を広げる質問としても有効です。
「アズイフ・フレーム」とは「もしも~だったらどうするか?」と質問すること。
「もしも」「仮に~」「例えば~」という言葉で自分に質問をすることで、ものの見方を瞬時に変えることができます。
人は誰でも自分の思考にクセがあり、意識しても気付きにくいものです。思考が偏っている状態は、視野も狭まっている状態と言えます。
例えば、
「こうするべき」
「〇〇しなければならない」
「正解はAかBのどちらかだ」
これらの考えが視野を狭めてしまう原因になっています。
行き詰まってしまったときに、「もしも~だったらどうするか?」と質問すると思いも寄らない打開策がひらめくかもしれません。
■おすすめのアクション
- 自分の思考のクセを記録する
- 「もしも~だったらどうするか?」と問う
6.自分を「高める、広げる、深める」学び
視野を広げるとは、知識や思考の幅を広げることでした。
視野を広げる方法でご紹介したアクションプランの中にピンと来たものがあれば、ぜひ使ってみてください。
視野を広げて、仕事だけでなく、人間関係や人生そのものも高めていきましょう。
最後に、視野を広げるためのもう一つのご提案です。
私が試してみて、視野が広がったと感じたのは、NLPという心理学を学んだことです。
NLPは人生、仕事、人間関係など、人生のすべてに使える実践的なスキルや考えが体系的にまとまっているため、
世界のトップビジネスパーソンをはじめ、経営者、医師、看護師、コーチ、アスリートなど幅広い方々が学んでいます。
5章でも、NLPの内容から、特に取り組みやすい内容を抜粋してご紹介しました。
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あなたにとっても心理学NLPを学ぶことが、視野を広げるきっかけになるかもしれません。
どれか1つでも構いませんので、今回ご紹介した視野を広げるアクションをぜひ取ってみてください。