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2024.07.03 心理学

相手の心が読める!?心理学と行動の関連性と悪習慣の改善法

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あなたもこんな風に、
考えたことがあるかもしれません。

  • 「相手の心が読めたら...」

  • 「どうしたら思った通りに人を動かせるだろうか...」

  • 「こんな心理効果を狙いたい」

そして、人とのコミュニケーションや
相手の言動により、次のような場面で、
悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。

  • 予期せぬ行動や、理解出来ない行動をとられた時
  • 部下が指示通りに動いてくれない時
  • 行動の意図を汲み取りたい時
  • 後輩のモチベーションが上げられない時
  • 会議などで思うように進行できない時 など

もし、ほとんどの行動が
1つの心理的要因”から決まるとすると、
それさえ理解出来れば 、、、

  • 相手の気持ちを理解すること・共感すること
  • 人の行動を読み取ること・予測すること
  • 人に影響を与えたり、動かすことで
    業務やコミュニケーションが円滑になること
  • セールスや交渉、マーケティングに活かすこと
  • 自分の行動習慣を変えることで
    生産性や余裕が生まれること

これらが可能になって、人に影響を与えたり、
自分が成長できると思いませんか?

この記事では、行動心理学、
そして実践に特化した心理学NLPの視点から、

私たちの行動の根本である「心理」を読み解き、
さらに日常で起こる行動の悪習慣を変える方法も紹介していきます。

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目次

    1.行動心理学とは?

    行動と、その背景にある、人の「心理状態」を分析したのが行動心理学です。

    例えば、よく知られたものとして以下のようなことが挙げられます。

    • 「吊り橋効果」
      強い恐怖や不安を一緒に体験した人に、恋愛感情を抱きやすくなる心理傾向。
    • 「バンドワゴン効果」
      ある選択肢(商品)が多数の人から選ばれていることを知ると、その選択肢(商品)が更に選ばれやすくなる心理傾向。
    • 「ザイオンス効果」
      人やモノなどに何回も接触することで、徐々にその人やモノの評価が上がったり好きになったりする心理傾向。

    そして

    • 人のAという心理状態=Bという行動
    • 人のBという行動=Aという心理状態

    このように統計的に調べて結びつけたものが『行動心理学』です。

    行動心理学は、今、目の前にいる相手の心の状態を予測したり、心理に働きかけて行動を促す際に役立つ学問です。

    多くの企業でもマーケティング、広告やブランディングに活用されていますから、あなたがビジネスマンであれば、心理学を学んでおくことは、とても有利に働いてくれるでしょう。

    また、人間心理に更に踏み込んでいくことも大切です。

    と言うのは、吊り橋効果は、第一印象で好感を抱いていないと効果がなかったり、バンドワゴン効果は、人の評価を全く気にしない人には効果がなかったり、ザイオンス効果は一定回数以上に接しても意味がなかったりします。

    そして、人の「考え」「気持ち」などを、行動(言動)から読み解いていくことや、さらにその奥にある、行動の動機になっている人間心理は何か?という、より深い部分を知るためには、「心理学NLP」がとても役立ちます。

    「心理学NLP」は行動から読み取れる心理状態はもちろん、

    • どういった言葉を使えば相手に伝わるか、動機付けできるか
    • どうすれば、行動や心理状態を望ましい状態に変えていけるのか
    • 相手がとった行動の、本当の意味や意図を知るには など

    コミュニケーションやビジネスへと活用することが出来る、具体的な方法が豊富にあります。

    次からは、心理学NLPの具体的なテクニックをご紹介していくので、ぜひこの先の内容を役立てていただければ幸いです。

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    2.心理を読み解く/心理に働きかけるテクニック

    ここからは心理と行動の関係性をより深く知っていただくために、心理学NLPで学ぶことができる知識やテクニックを紹介していきます。

    2-1.キャリブレーション

    キャリブレーションとは、
    非言語を観察し相手の心理状態を読み取るスキルです。

    ドラマなどで、犯罪心理や交渉のプロが、仕草などから相手の心理状態を読み取って、どんどん追い詰めていく...そんなシーンを見たことがあるかもしれません。

    訓練すれば、そんな風に心理状態を読み取れてしまう凄いスキルです。

    具体的には、以下の様なことを観察します。

    • 姿勢・動きの変化
      顔の動き、動きの停止、手足の動き等
    • 呼吸の変化
      胸の呼吸(浅い呼吸、深い呼吸、一時停止)等
    • 表情の変化
      皮膚の色、強張り、しわ、目の動き、まばたき、動向の開き、焦点、下唇の大きさ
    • 声のトーンの変化
      緊張したトーン、低く深いトーン、激しい変化のトーン等
    • 声のテンポ・間の変化
      早い、遅い、間等 など

    わかりやすい例えをあげると、
    ご自身の恋人やパートナー、もしくは母親などの近しい方に

    「プレゼントを買ってきたよ!」
    「週末にディズニーに行こう!」

    などの相手を喜ばせる言葉をかけると、相手はどんな反応をされるでしょうか?

    おそらく口角が上がって笑顔になったり、声のトーンが上がるのが想像出来ると思います。

    反対に、
    コンビニやスーパーのレジ待ちでなかなか順番が来なくて、イライラした人が腕を組んでいたり、貧乏揺すりをしたりと、言葉以外のサインで心理状態を読み取ることができます。

    他にも

    • 【嬉しい時】
      顔色が明るい。頷きが多くなる
    • 【楽しい時】
      手を叩いたりジェスチャーが大きい
    • 【緊張している時】
      目の瞬きが多くなる
    • 【納得が出来ていない時】
      腕を組んで動かない。
      口元に力が入りこわばっている
    • 【耳が痛い話をされた時】
      鼻の穴がピクピク動く。 など

    相手の行動、「非言語」の部分を観察し、普段との違いなどから、相手の心理状態を読み取ったり観察してくのがキャリブレーションです。

    2-2.VAK

    VAKとは、一言でいうと、五感のことです。

    五感を
    「視覚」、「聴覚」、そして触覚、味覚、嗅覚を含む「身体感覚」の3つに区分します。

    視覚  (Visual)
    聴覚  (Auditory)
    身体感覚(Kinesthetic)

    これら3つの感覚の頭文字をとって、VAK(ヴイ・エイ・ケイ)と呼んでいます。

    ※VAKは心理状態ではなく、情報処理やコミュニケーションの特徴です。

    私たちは日常的に、無意識に五感から情報を取り入れていますが、 人にはそれぞれ情報処理を行う際に優位に機能する感覚があり、各感覚で特徴があります。

    その特徴を見分けることができれば、相手の得意とする感覚に合わせたアプローチを取ることで、相手に提案を受け取りやすくしたり、より鮮明にものごとを伝えることができるのです。

    誰もが知る名曲などの歌詞をみると、このVAKの特徴をすべて押さえた言葉が使われていたりして、とても興味深いです。VAKは多くの人の心に響かせるための大事な要素だったりします。

    人に行動を促していく方法の1つとして、ぜひ活用してみてください。

    その他にも、
    自分にあった学習方法を取り入れることができたりと、使い方は様々です。


    ここでは、勉強する際の効率がアップする、活用方法をご紹介します。

    【視覚優位の人(V)】

    視覚優位なので、図解やイラストなどを多用したり、アンダーラインを引く、丸で囲む、重要な箇所に色を付ける、といった具合に目に見てわかるようにマーカーすることです。

    また視覚優位ですので、文章の行間が詰まっていたりなど、読みやすさよりも、見えにくい...という点から内容が入らない場合もあります。

    【聴覚優位の人(A)】

    聴覚優位の方は、やはり耳から学ぶのが効果的です。

    音声情報で学ぶリスニングや、人の話で学ぶことで、学習効率を高めることができます。

    聞くだけではなく、話すことも好むので、内容について会話しながら学ぶことも学習を促進できます。

    【身体感覚優位の人(K)】

    身体感覚優位なので、とにかく書いて覚えたり、書いて整理したり、と実際に体を使って覚えることが重要です。
    またセミナーなどに参加して、臨場感を体験したりなど、「体験する」ことが大切です。

    自分や相手がどの感覚が優位なのかは、優位タイプによって、よく使う言葉や特徴によって見分けることができます。

    V 視覚優位
    よく使う言葉
    • 見る
    • ビジョン
    • 観察する
    • 焦点を合わせる
    • イメージする
    • 見えない
    • ぼんやり
    • 描く
    • 見通し など
    特徴
    • 比較的早口で話す
    • 頭に描いているイメージを
      手で示そうとする
    • デザインや外見に心を動かされやすい
    • 結果が見えないとやる気が起こらない
    • 絵で記憶する
    A 聴覚優位
    よく使う言葉
    • 聞く
    • 言う
    • 話す
    • 共鳴
    • 響く
    • 調和する など
    • 誰かが言った具体的なセリフ
    • 擬音語
    • 感嘆を表す言葉(え〜!、あぁ〜)
    特徴
    • 論理的。理論的に話そうとする
    • 声の調子(大小、高低、スピードなど)や言葉に反応しやすい
    • 音楽や人とのおしゃべりが好き
    • 雑音があると集中できない
    • 独り言が多い
    K 体感覚優位
    よく使う言葉
    • 感じる
    • 熱い、冷たい
    • 温かい、寒い
    • ぬくもり
    • 掴む
    • 触れる、など
    • 身体感覚にまつわる言葉(心が熱くなる、胸に刺さる、腑に落ちる)
    特徴
    • 話し方は比較的ゆっくり
    • 動作も比較的ゆっくり
    • 感情や気持ちを手や体で
      表現しようとする
    • 早口で多くの情報を言われると
      たまについていけない
    • 居心地の良さを大事にする

    それぞれ優位になるものによって、学び方や感じ方も変わってきますので、「なかなか伝わらない...」という相手に対して、受け取りやすいアプローチが必要です。

    例えば、
    筆者が新しくWebページを作成する際に、上司に相談したとします。

    筆者: 新しいページですが、
    どんな感じ(K)が良いでしょうか?
    上司: そうだな~。色味(V)は少ないけど、
    明るい(V)印象のページにしていきたいね。
    筆者: 明るい印象だと、
    温かみ(K)のある〇〇の様な感じ(K)でしょうか?
    上司: そうだね...とりあえずオレンジ系(V)で作成してみようか。

    噛み合っているようで、実はお互いが受け取りやすいように解釈していることが分かるでしょうか。 このように、小さなボタンの掛け違いに気づかぬまま、物ごとが進行していくことが多々あるのです。

    何気ない言葉選び1つ1つでも、相手が受け取りやすくなり、コミュニケーションが向上できますので、ぜひ日々の会話にも意識を向けてみてください。

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    2-3.ラポール(ミラーリング・ペーシング)

    「ラポール」とは、相手との信頼関係を築く、コミュニケーションの基本です。
    NLPをはじめ、心理学の世界では良好な関係性・信頼関係のことを「ラポール」といいます。

    相手との心理的な距離を縮める方法をラポールスキルと言い、相手に心を開いてもらいやすくなり、コミュニケーションがスムーズになっていきます。

    そこでラポール構築のために使えるNLPの手法をいくつかご紹介します。

    先ずすぐに実践できるのが「ミラーリング」です。

    まさに名前の通り、鏡のように動作や姿勢を真似することです。

    相手が話す際にする、身振り、手振りを同じ様に行ってみたり、相手が発した言葉を共感するように繰り返してみたり、
    食事で同じ鍋を一緒に囲んだり、何かを一緒にやり遂げたりなど、同じような体験を一緒にすることで、親近感を持ってもらいやすくなります。

    ※もちろん全てを真似すると、相手に不快感を与えますので、失礼がないように、程よく真似することをオススメします。

    また、相手の空気感や、言語などに合わせていくことを「ペーシング」といいます。

    例えば初めて会った人でも、同じ出身地や共通点があるとわかると親近感が湧きますよね。
    他にも同じ様な境遇や趣味などが見つかると、さらに安心感や好感、親和性が高まります。

    私たち人間には元々「防衛本能」という機能がありますが、自分と似ている状況、類似性があるとわかると、その防衛本能のスイッチが解除されて近づきやすくなります。

    ミラーリングによる相手と同じ姿勢や、ペーシングによる同じ動作を行うことが、ラポールを築く上で最も最速で簡単な方法になります。

    3.「価値観」が人の行動を決定づける

    価値観とは、
    物事に対して正しいと思っている考え、判断基準です。

    人の心理と行動を知っていく上でとても重要な要素です。

    なぜなら人の言動の根源にある動機は、
    その人の持っている価値観に大きく影響されているからです。


    自分の価値観が満たされるほど、
    人生の満足度や充実感が高まり、

    • 良い決断をするのが早くなる
    • モチベーションを上げやすくなる
    • 大切なことに意識や時間を集中できる

    など、心理や行動に影響を与えます。

    反対に満たされない期間が続くとストレス、体調不良や病気へと繋がっていきます。

    ですので価値観とは、
    人間の行動心理を決定づけるものであり
    モチベーションを左右する究極の判断基準なのです

    NLPやコーチングにおける世界的権威ティム・ハルボム氏は、価値観について以下のように話します。

    『価値観を明確にすることは、
    本当に欲しい結果を得て、満たされる
    ためにとても大切な役割を果たす』

    私達は大事な価値観を実感したくて生きていると言ってもいいくらい、大事なこと。

    • 相手の気持ちを理解すること
    • 人の行動を読み取ること・予測すること
    • 人に影響を与えたり、動かすこと
    • セールスや交渉、マーケティングに活かすこと
    • 自分の行動習慣を変えること

    これらができるようになるには、自分や相手の「価値観」を押さえることです。

    価値観とは人によって本当に様々ですし、探求する時期でも、出てきた価値観の順位が変化します。

    自分の価値観を知ることで、自分の仕事や人生、人間関係などの人生全般を充実させていくことができるでしょう。

    NLP体験講座の中で、自分の「価値観を知る」ためのワークをご紹介していますので、ぜひ一度、体験されることをオススメします。

    先程のVAKでお伝えした、自分の優位な感覚は何か、などを探ることも行っていきます。

    「2時間半でこんなに
    充実しているとは思わなかった。
    もっと早く知っていればよかったです。」

    といったお言葉もいただく、体験講座とは思えないほどNLPの基礎知識はもちろん、五感を通じてNLPを体験できるセミナーとなっています。

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    『NLP体験講座』(東京・名古屋・大阪・福岡・オンラインで開催中)

    4.心理学で悪習慣や行動は変えられる

    ここまでNLP心理学を使って様々な行動例や、パターンを紹介してきましたが、NLPは相手の行動や意図を汲み取るだけではなく、自分とのコミュニケーションや行動パターン、思考パターンを変えていく点でもとても有効です。

    周りの行動や、意図を知るためにも、まずは自分の行動がどんな意味を持っているかを知ること、また周りを変えたいのであれば、自分を変えていかないと始まりません。

    ここからは 、おそらく皆さんも1つくらいはお持ちであろう、変えたいと思っている悪習慣を元にNLP心理学を使って解説と改善をしていきます!

    4-1.肯定的意図とは

    「肯定的意図」とは、
    どんな悪習慣や行動にも必ずポジティブな意味や目的があるということです。

    皆さんは

    • 夜ふかししてしまう
    • ついつい食べすぎてしまう
    • SNSをずっと見続けてしまう
    • お酒を飲みすぎてしまう

    など、止めたほうが良いのに、ついやってしまう悪習慣や行動はありませんか?

    なかなかやめられなくて、
    自分はダメだなあとか、
    意志が弱い、などと凹んでしまうかもしれません。

    しかしNLPの考え方では、
    その行動、あっても良いんです!

    例えば、
    「お酒を飲みすぎてしまう」

    明日仕事だとわかっていても、
    ついつい飲みすぎてしまう...。

    その行動にはこんな肯定的意図があるかもしれません。

    • お酒を飲んで気分転換がしたい
    • ストレス発散がしたい
    • お酒を飲んでぐっすり眠りたい
    • 気持ちを紛らわしたい

    など

    この様に、望ましい(ポジティブ)な意図がどの行動にも必ずあって、その肯定的意図を、代わりの何かで満たすことで悪習慣や行動を変えていくことが出来ます。

    ですので、もしも変えたい悪習慣や行動があるとすれば、先ずはその「肯定的意図」を探していきましょう。

    4-2.【実体験】悪習慣を改善してみた!

    筆者も普段から改善したいな...と思うことがいくつもあります。

    NLPには行動や思考を改善する方法は沢山ありますが、筆者の改善したい悪習慣を、「悪習慣の改善」というワークを使って紐解いていきます。

    ぜひご覧になられている方もご一緒に進めていただければと思います。

    STEP1

    先ずは紙やメモを使って、「望ましくない状態」、悪習慣をいくつか書き出していきます。

    筆者であれば...

    【望ましくない状態】

    • 筋トレの為にジムに行きたいけど
      なかなか布団から出れない...ソファーから動けない...。
    • 自分のスキルアップの為の勉強をしたいが
      ついスマホを触ってしまう...。集中が続かない...。

    STEP2

    今度は「望ましい状態」を書き出していきます。
    「望ましくない状態」の反対側を、肯定的な表現で書き出していきましょう。

    例えば...

    夜更かししてしまう → 夜更かししない
    の様な否定的な表現ではなく

    • 時間を管理できる
    • 規則正しい生活ができる

    など肯定的な表現を使っていきましょう。

    【望ましい状態】

    • 時間通りに動けるようになる
    • 知識や技術が上がって給料が増える
    • 周りから変わったと言われるようになる

    STEP3

    続いて「肯定的意図」を探っていき、何を得たいのかを見つけます。

    明日仕事だとわかっていても、
    ついつい飲みすぎてしまう...。

    しかし隠された本心は

    • お酒を飲んで気分転換がしたい
    • ストレス発散がしたい
    • お酒を飲んでぐっすり眠りたい
    • 気持ちを紛らわしたい

    といった様な「肯定的意図」を探っていくために、「望ましくない状態」を深掘りしていきます。

    ①なかなか布団から出れない
    ソファーから動けないことで何が得られるのか?

    心地よさが得られる

    ②心地よさが得られることで、何が得られるのか?

    満足感が得られる

    ③満足感を得られることで、何が得られるのか?

    充実感が得られる





    と、何が得られるのかを深掘りしていきます。

    STEP4

    最後にSTEP3で出てきた「得られるもの」を、別の何かで満たすには?ということを考えていきます。

    筆者の場合は「心の健康」という「肯定的意図」に辿り着きました。

    なかなか布団から出れない、ソファーから動けない、といった一見ネガティブな行動が「心の健康」を求めた行動だ、ということです。

    このワークで出た肯定的意図を満たす為に、ちょうど友人からの誘いもあり、一時期は生活のメインになっていた音楽を5年ぶりに少しだけですが再開することにしました。

    自由な時間は減りましたが、その代わりに時間の使い方にメリハリや、充実感を感じるようになり、グダグダする時間もかなり減りました。

    今回、肯定的意図を探っていくことで、最終的に欲しかったのは「心の健康」でしたが、
    この途中で出てきた

    • 心地よさ
    • 満足感
    • 充実感

    こちらも自然と満たされるようになりました。

    一見ネガティブな思考や行動の中にも、無意識には何かしらのポジティブな目的があります。
    ぜひ少しでもお役立ていただければと思います。 

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    5.心理学を学ぶことで広がる可能性

    簡単ではありますが、NLP心理学を使って以下のことをご紹介してきました。

    • 行動が表す心理や、人の言動の動機
    • 人に影響を与えるコミュニケーションや働きかけ

    NLPを知ることによって、相手の心理状態や、相手に与える心理的な影響がわかるようになりますので、コミュニケーションの取り方が変わっていきますし、問題解消や目標達成がもっと身近なものになってきます。

    なかには、

    • NLPを学んで利益が3倍に「会社が劇的に変化!
    • 新卒の離職率70% → 10%へ大幅な改善!

    などビジネス面でも沢山のお声を頂いており、様々な面で活用されています。

    NLPはもともと、セラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才」と称されたセラピストを分析し、誰でも同じような高い結果がだせるよう共通のパターンを見出し、再現できるように体系化された心理学です。

    自分自身の思考や行動パターンをより良く変化させていくためのスキル
    より良好な対人関係を実現するためのコミュニケーションスキル など

    仕事や対人関係、人生全般へ対応可能なスキルが数多くあります。

    心理学で、自分の思考や行動を変えることができれば、最終的には人生が変わっていき、今よりももっと充実した毎日が過ごせるかと思います。

    この記事がそのきっかけとなれば幸いです。

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