「イライラ」「モヤモヤ」
このような望まない感情を
持ってしまったり、
この感情に振り回されてしまったりする
なんてこともありますよね。
できれば抱えたくない感情ですが、
厚生労働省の調査では、約50%の人が
「日常生活での悩みやストレスがある」
と答えています。
皆さんストレスを抱えているけれど、
それをどうやって解消したらいいかは
把握できていない方が
ほとんどかと思います。
もし、ストレスを感じずに
過ごすことができれば、
あなたの日常はもっと
生きやすくなるのではないでしょうか。
ストレスを感じない日常にするには
生活環境などを変えないと、
どうしても難しいことがほとんどで
なかなか行動に移すには、
腰が重いかもしれません。
そのような方のために、
心理学を使って、ストレスを溜めない
考え方をご紹介します。
あなたの考え方を変えるだけで
劇的にストレスを感じにくくなり、
きっとストレスフリーに
なることでしょう。
ストレスを溜めない考え方を
ぜひ実践してみてください。
目次
1.ストレスの原因
ストレスとは、直訳すると「緊張」や「圧力」という言葉になりますが、外部からの刺激により、緊張や圧力がかかり、反応してしまうことです。
いつもと違う事が起こったりすると、ストレスを感じてしまうと言われています。
人によってストレスを感じるものは様々ですが、その要因として主に下記のようなものが挙げられます。
- 仕事
- 人間関係
- プライベートの充実
- 生活習慣
- お金問題
一つずつ簡単にご紹介します。
1-1.仕事
仕事は最もストレスの原因とされています。
- 仕事内容
- 職場での人間関係
- 評価
- 給料
- 職場環境
- 通勤
このようなことで、自分と合っていないと感じることがあると、ストレスがかかってしまいます。
勤労は日本の義務ではありますが、意地でも働かなければならないと縛り付けるのではなく、
約10年前と比べると転職率も2倍近く高くなってきているので、様々な選択肢を持って、できる限りストレスを感じない環境で働くことをおすすめします。
1-2.人間関係
1-1でも挙げましたが、人間関係は人生を生きる上で、欠かせないものです。
居心地の良いメンバーのみの付き合いで過ごせるならば、ストレス無く過ごすことが可能ですが、
職場など付き合いで上手く人間関係を築けていない人と過ごさないといけない時などは、どうしてもストレス反応が出る方もいるかもしれません。
また、信頼関係が築けている人と衝突してしまった際には、いつもと違うことが起きてしまっているので、かなりストレスを感じてしまうことがあります。
1-3.プライベートの充実
プライベートが充実していないことも、要因の1つです。
人によって価値観が異なるため、何を持って充実するかは異なりますが、友達と会うことで充実だと感じる人は、友達と会えない日々が続くと、ストレスが溜まります。
また、アニメを見たり、ゲームをすることで充実感が得られる人にとっては、その時間が確保できないことによって心に負担がかかります。
自分が何をしたいのかを知って、その時間を作ることができれば、ストレスなく過ごすことができるでしょう。
1-4.生活習慣
生活習慣が乱れていると、ストレスが溜まります。
例えば、睡眠不足が続くと、アドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されてしまい、イライラしやすい状態を作ってしまいます。
そうなることで、小さな出来事でもストレスの原因になってしまいます。
また、偏った食事で内臓に負荷をかけたり、過剰なダイエットで低血糖になってしまうことで、イライラしてしまうなどの不調に繋がってしまいます。
そうなることでストレスを溜めやすくなってしまうのです。
日頃から生活習慣に注意することで、ストレスフリーの生活が送りやすくなります。
1-5.お金問題
お金は、私たちの生活から切っても切り離せないものになります。
やりたいことがあるのに、お金が原因でできないとなると、それは大きなストレスに繋がります。
また、金の切れ目が縁の切れ目と言われるように、世間では、利益やメリットのあるなしで結ばれており、
金銭がなくなると付き合いも終わってしまう関係も少なくないです。
経済状況が一変してしまうことで感じるストレスはかなり大きく、耐え難いものになるでしょう。
2.ストレスを感じやすい人の特徴
1章で主な原因についてご紹介しましたが、人によってストレスを感じやすい人とそうでない人がいます。
ストレスを感じやすい人の特徴としては、下記のような人が挙げられます。
2-1.自分の意見が言えない
自分の考えがあるのに消極的で意見を言えない人は、ストレスを感じやすい傾向にあります。
あの時、言えばよかったと後悔してしまうことで、ストレスを感じてしまいます。
このような方は、根が優しく、相手の意見に流されてしまう傾向がある方が多いです。
そのため、自分の意見を言わないと、相手が損をしてしまうことになる!など、
自分の意見が価値のあるものだと考えたり、相手のためを思って伝えてあげた方がものごとが好転するというように捉えると、
自ずと意見が言えて、ストレスが溜まりにくくなるのではないでしょうか。
2-2.完璧主義
1つのミスも許さない完璧主義な人は、他の人からすれば些細なことでも、許すことができずにストレスを感じてしまいます。
他者に対してもですが、これは自分に対しても矛先が向いており、完璧ではないと価値がないと考えてしまうこともあるかもしれません。
これは、過去に完璧な自分しか褒められなかった経験や、ミスを全く許されなかった経験などで、完璧主義になってしまった可能性があります。
1度の失敗で全てがダメになるなんてことは、ごく稀ですので、100点ではなくても、ある程度は許容範囲を広げてみてください。
そうすることで、肩の荷が下りて、ストレスを感じにくくなると思います。
2-3.自分を卑下してしまう
「どうせ私なんて」と卑下してしまう人は、物事をネガティブに捉えてしまい、本当にやりたいことにも挑戦できず、ストレスを溜めてしまう傾向があります。
このように考えてしまう人は、幼少期の生育過程で心に傷をおっていたり、トラウマを抱えている可能性が高いです。
自分を卑下する前に、今できていることに、まず焦点を当ててみることから始めましょう。
人には得手不得手があります。
完璧な人など、存在していないに等しいので、あなたも自信を持って、何でもチャレンジしていいと、ご自身に許可を出してみてください。
失敗は成功のもとですので、何も億劫になる必要はありませんし、自分を卑下する必要もありません。
自分を認めてあげることで、ストレスは薄れていくことでしょう。
2-4.心配性
どのような事柄にも、マイナスなことが起こるのではないかと、心配してしまう人は、人よりもストレスを溜めてしまいやすいです。
心配性の方は、念入りに準備をする一面もありますので、その性格が良くないと否定しているわけではありません。
ただ、ストレスを感じてしまうことは体に良くないのです。
そのため、失敗してしまうかもしれないからと考えるのではなく、成功するために用意を徹底するように、ポジティブに考えるようにしてみてください。
一気にストレスが軽くなり、生きやすさを感じるはずです。
3.ストレスを溜めない考え方
ストレスを感じにくくするために、ストレスを溜めない考え方をご紹介いたします。
考え方を変えるだけで、劇的に生きやすくなることを感じるでしょう。
3-1.未来に視点を向ける
未来に視点を向けると、物事をいい方向に受け取りやすくなります。
未来に視点を向ける方法としては、自己肯定感を高めることをおすすめします。
例えば、仕事で1度失敗したとします。
自己肯定感が低い人は、
- 「また、どうせ失敗する」
- 「自分はダメな人間だ」
と、自分を卑下する方向に物事を考えてしまい、ストレスを感じてしまいます。
一方、自己肯定感が高い人は、
- 「失敗は成功のもと」
- 「失敗から学べたものはなんだろう」
と捉えて、未来に視点を向けることができます。
後者のように考えられると、失敗もストレスに感じること無く、すぐに次の行動に移すことができます。
このように、自己肯定感を高めて、未来に視点を向けた考え方ができれば、ストレスを溜めずに過ごすことが可能となります。
自己肯定感を高める方法はいくつかありますが、一つに絞るなら、それは「自分だけは自分を認める」ということです。
あなたは自分について、把握できていますか?
自分の価値観を明確にして、他者の評価や言葉に影響されない、自分を持つことができるようになれば、自己肯定感を高めるきっかけにすることができます。
3-2.リフレーミングを活用する
リフレーミングとは、ものの見方や視点の枠組みを変えることです。
一見、マイナスに見える出来事だったそしても、見方を変えれば、プラスの側面があるという考え方です。
例えば、仕事で上司に叱られた時。
「私のことが嫌いだから怒っているんだ」
↓ ↓ ↓
「私のことを気にかけてくれているんだ」
と捉えることができれば、気持ちが楽になりませんか?
また、信頼していた友達に裏切られた時。
「自分は見る目がない、もう誰も信じない」
↓ ↓ ↓
「勉強になった。早い段階で縁を切れてラッキー」
と捉えられると、比較的ポジティブに考えられるのではないでしょうか。
このように考えを変換できるようになれば、最小のストレスで押さえることができるようになります。
物事の捉え方一つで、ストレスの大小が変わることを知っておきましょう。
3-3.メタモデルで考える
メタモデルとは、心理学NLPの最初の質問スキルのことです。
メタモデルの質問を使うことで、ストレスが溜まる考え方をしてしまっている状態から脱却させることができます。
人は、出来事や自分の考えを言語化する際に、下記のことを行います。
- 削除
- 一般化
- 歪曲
①削除
「削除」とは、自分の中で必要と思われる情報だけを話して、情報が省略されてしまい、不明確になっている会話のことです。
例えば、「私は何をやってもダメだ」と思ってしまったとします。
これは、評価者や基準が削除されている表現となっており、どんな基準で「ダメ」と言っているのか、誰が「ダメ」と言っているのかが、わからない状態になっています。
このように自分にマイナスなことを思ってしまった際に、それは誰が決めたの?何を基準にそう思ってるの?と、自問自答してみてください。
あなたの思い込みを外すことが可能になります。
②一般化
「一般化」とは、例外や可能性が考慮されずに発言された会話のことです。
主に、「いつも」「絶対」「すべて」といった言葉が使われているときは、一般化が起こっていると言えます。
例えば、なにかの状況で、「私が我慢するべきだ」と思ったとき。
これは、他の選択肢を制限されて、この考えに固執してしまっている状態になっています。
- もし、我慢しないとどうなる?
- もし、我慢したらどうなる?
と、考えの選択肢を増やす質問を投げかけてみてください。
そうすることで、様々な選択肢が生まれ、考えに柔軟性が生まれます。
そして、その中から自分の行動を取捨選択できるので、ストレスを溜めない行動がとりやすくなるかもしれません。
③歪曲
「歪曲」とは、自分の考えが正しいのか知る前に、意味づけや解釈を行い、意味や真意が歪められてしまう会話のことです。
例えば、お金がないから、幸せになれない。
これは、X=Yと表現され、本来の原因ではないものが原因として扱われてしまっている状態です。
どうしてお金がないことが幸せになれない原因なの?
お金がないことが原因じゃないとすれば、幸せになるにはどうならないといけないの?
のように、停滞している状態を打破できる質問を考えて見るようにしましょう。
心の中でメタモデルを意識することで、欠けた情報を埋め合わせられ、完全な内容を取り戻すことができるようになり、思い込みを外すことができます。
メタモデルの各パターンや事例など、詳しく知りたい方は下記の記事もご参照ください。
↓
プロが活用する究極の質問スキル!NLPのメタモデルとは?
4.ストレスフリーな生活を送りましょう
ストレスを溜めない考え方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
あなたの考え方を変えるだけで、一気にストレスフリーになることを実感することでしょう。
3章でお伝えしてきた「リフレーミング」や「メタモデル」は、心理学NLPのスキルとして講座で学ぶことができます。
心理学NLPの様々なスキルを活用することで、自己肯定感を高めることも可能になってきます。
NLPは他者と深く信頼関係が築けるコミュニケーションスキルなど、人生全般に使える学びが豊富にあるため、
仕事をされている方や、主婦の方、学生の方など、幅広い層の方が学ばれています。
もし、心理学NLPにご興味をお持ちであれば、すでに10万人以上がお読みになっているNLPの無料レポートをお読みいただくか、
あなたの大事な価値観を知ることができる「NLP体験講座」にご参加ください。
この記事が、あなたにとって、生きやすい人生を手に入れるための手助けになることを祈ってます。
■すでに10万名以上の方がダウンロードされている、無料レポートはこちらから
↓
人生とビジネスでステージを高める心理学NLPの秘密
■人気のNLP体験講座は、こちらをご覧ください
↓
NLP体験講座(東京・名古屋・大阪・福岡・オンラインで開催中)
■あなたを進化させる、最先端の10日間NLP実践コースはこちら。
↓
NLPプラクティショナー認定プレミアムコース
【参考文献】