『アファメーションで願いが叶うなんて、
流れ星にお願いをするようなものだ、
あんなのは意味がない。』
これは、ある意味で事実です。
そして、いま、
「アファメーションなんて意味ない」
と思っている人は、
6つの重要なポイントを見直すことで、
一気に変化を遂げる直前にいるのかもしれません。
恐らくお気づきのようにアファメーションは、
ただブツブツ言っているだけで、
願いが叶うようなものではありません。
また、ほんの一握りの人は、
戦略的にアファメーションを使って、
人よりも快適に成果を上げているのが現状です。
ここではその秘訣となるポイントについて、
心理学NLPの考え方を取り入れながら、
極めてシンプルにご紹介していきます。
目次
1.アファメーションの意味がなくなるポイント【行動編】
冒頭でもお伝えの通り、アファメーションはただ唱えれば良いものではありません。
ここでは、行動に関わる3つのポイントをご紹介していきます。
1-1.目標が大きすぎる
アファメーションは目標が大きすぎると、意味がありません。
自分のコントロールが及ばないためです。
例えば、アファメーションで叶えたいことが「世界平和」だとしましょう。
非常に重要な願いですから、それ自体は正しいものです。
もちろん世界平和のために祈ることは意味がありますが、「叶った」という実感は得にくいものです。
結果的に、アファメーションは意味ないと思うことになるでしょう。
【対策】
世界平和のために、自分ができることを挙げてみましょう。
自分が変化を起こせる、コントロールできる範囲内のことを計画することが重要です。
例)
世界平和までは難しいけれど、まずは、家庭内平和は実現できそうだ。
ゴール:家庭内平和
行動:夫婦喧嘩が起こりそうなときに、落ち着いた対話に持ち込めるようにする。
アファメーション:
「私は家族との対話において、落ち着いて解決に進められる。平和的な選択肢をとれるようになりつつある。」
※このように、抽象的で大きなレベルを細かく具体化することを、心理学NLPではチャンクダウンと言います。
猛烈に忙しい時や、混乱しているような時なども事柄を細分化すると、心理的な印象は軽く変わることが多いため、生活全般に効果的な考え方です。
1-2.行動していない
アファメーションは行動できなければ、意味がありません。
言葉を言って願うだけで変わるのであれば、多くの人が満ち足りた生活をしていることと思います。
もしかすると、アファメーションは言うだけで願いが叶うイメージを持っている方も多いと思いますので、だまされたような気がするかもしれませんが、事実です。
極端なことを言えば、布団の中で、
『私は、頭が冴え渡り、高価なスーツに身を包み、お客様と楽しく会話している』
と唱えて、そのまま寝ていたとしたら、何も叶わないことは明白です。
そして、ここまで大げさなことではなくても、人はついつい、願いを妨げるようなことをやりがちです。
それは、無意識に今まで通りに行動してしまうからです。
起きてから寝るまでの間、意識せずに過ごせば、ルーティンをこなすことで一日は終わっていきます。非常に意識的に行動を変えていく必要があります。
【対策】
失敗できないほど細かく、具体的な行動計画を立てましょう。
最初の行動は簡単なものを設定して、行動を続けることで、目的を達成できるようにすることが重要です。
例)
プロのアスリートとして、活躍していきたい。
練習量は、先輩アスリートを真似する。
ゴール:プロのアスリートとして活躍する
行動:先輩の練習方法を教えていただく
目標設定や計画の設定、自分の強みの強化、弱みへの対応、
レベルアップのために行うことを決める
アファメーション:
「私は着実に練習を積み重ね、プロのアスリートとして活躍し、スタンドからの喝采を浴びている」
※心理学NLPでは、目標が叶った先のことにフォーカスする、「メタアウトカム」という考え方もあります。
目標が叶ったときの喜びだけでなく、さらにその先にワクワクするような未来が見えると、目標の達成はより現実的になっていきます。
1-3.周囲がネガティブな人ばかり
アファメーションは周囲の人がネガティブな人ばかりだと、意味がなくなってしまうことがあります。
どれだけ自分が変わろうと願い、行動を始めても、周囲が否定的だとミラーニューロンのせいで、自分も否定的な考えに影響を受けていくからです。
ミラーニューロンは霊長類にあるとされ、「見たものを、自分がやっているかのように捉える」ような脳の神経細胞の働きです。
実験では、実験者がリンゴを食べる様子を見て、見ているだけの猿のミラーニューロンが活発になったことが報告されています。
(ミラーニューロン - Wikipedia参照)
それほどまでに、人は他者の影響を受けるため、周囲のネガティブな人々の影響を受けないわけにはいかないのです。
そのため、行動が起こしづらい環境になっていると、アファメーションは意味がない状態になりやすいです。
【対策】
可能であれば、環境を変えましょう。
それが難しい場合は、自分が周囲も変えていく決意で、変わっていきましょう。
例)
職場の人間関係を良くしたい。
行動:
毎日、笑顔で挨拶を一人ひとりにする。
自分が育成を担当するメンバーにも同じように行動してもらう。
苦手な人ほど、自分が先に心を開いて接する。
「私はこの人に、何をしてあげられるのだろうか?」
「どんな背景があって、何を望んで、こう言っているのか?」という気持ちで話を聴く。
アファメーション:
「私は徐々に職場のメンバーと打ち解け、お互いを尊重しあえる環境を作っている」
※心理学NLPの前提には、「人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。」という考え方があります。
どんな行動にも、本人にとっては重要な意味があり、本人にとってはその時の最善策と考えられますので、相互理解を心がけながら周囲と関わって行くのも一案です。
2.アファメーションの意味がなくなるポイント【心理編】
アファメーションが本当にあなたの良い思い込みとなり、定着し、行動を変えていくためには、心理面の影響は重要です。
ここでは、心理に関わる3つのポイントをご紹介していきます。
もし、心理面が理由でうまくいかないことにお気づきであれば、実は、「気づく」ことが非常に重要ですので、大きな変容は近いと言えます。
ぜひ、心理的なマイナスに気づかれているようなら、良い機会ですので以下に取り組んでみてくださいね。
2-1.自己効力感が低い
アファメーションが意味がなくなるのは、自分ができると心の底から信じていないからかもしれません。
そして、大きな目標に対してアファメーションを活用するとき、心理的な抵抗が起こることがあります。具体的には以下のような抵抗です。
こういったときの対策は、2つあります。
1つは以下のような、アファメーションの更新です。
【対策1】アファメーションの更新
アファメーション |
|
許可型にする |
|
「つつある」を使う |
|
このような言葉は、無意識からの抵抗を減らす効果があります。
恐らく多くの方が、許可型や「つつある」を使ったアファメーションのほうが、受け入れやすく感じることでしょう。
そして、根本的には、「自己効力感」を高めることが役立ちます。
【対策2】「自己効力感」を高める
自己効力感を上げるには、とにかく「できる」感覚を持つことです。
そのためには、以下に取り組んでいきましょう。
- スキルを磨き、できることを増やす
- できていることを意識する
特に2つ目の「できていること」は、無意識に行っていることが多いため、意識的に「できる」と意識することで、自分の中の感覚に違いを生んでくれます。
2-2.セルフイメージが低い
アファメーションが意味がなくなるのは、セルフイメージが低いからかもしれません。
アファメーションを活用するとき、深層心理で、「自分はそんな大した人じゃない」と思っていると、自分で自分を否定しているので、願いは叶いません。
具体的には以下のような心理的な否定です。
このように、「私は、まだまだそんな高いレベルではない」という類の内なる声が聞こえたら、対策を取っていきましょう。
こういったときの対策も2つご紹介します。
1つは先の内容と同様、アファメーションの更新です。
【対策1】アファメーションの更新
アファメーション |
|
許可型にする |
|
「つつある」を使う |
|
そしてアファメーションを更新した後に、セルフイメージを高めるような働きかけも取り組んでいきましょう。
【対策2】セルフイメージを高める
セルフイメージを高めるために、有効な方法は心理学NLPの手法である「モデリング」です。
セルフイメージが高そうな、素敵な人を真似してみましょう。
その人の外見、口癖、仕草、歩き方など、真似できることはなんでも真似することで、これまでの自分とは全く違う感覚を得ることができます。
2-3.ネガティブな思考のストッパーがある
アファメーションが意味がなくなるのは、ネガティブな思考のストッパーがあるからかもしれません。
アファメーションを活用するとき、深層心理で、ネガティブなストッパーが働いていると叶いません。
特に、マイナスな体験があると、ネガティブな思考は潜在意識に深く根づき、足かせとなっています。
このように、「私はそのような望みを持って良い人間ではない」という類の内なる声は、人生の中で「自制心」として、うまく機能していたかもしれません。
ですが、もしも目標達成を妨げるような「自制心」であれば、対策を取っていきましょう。
こういったときの対策も2つご紹介します。
もちろん、1つは以下のような、アファメーションの更新です。
【対策1】アファメーションの更新
アファメーション |
|
許可型にする |
|
「つつある」を使う |
|
アファメーションを更新した後に、ネガティブなストッパーに気づくことにも取り組んでいきましょう。
【対策2】ネガティブなストッパーに気づく
自分が目標達成しようとしたときに、「ストッパーがあるのか?」を以下の質問に答えながら考えてみましょう。
- 小さな心配事はないか
- モヤモヤを感じる理由は何か
- できないと思っていることは何か
- 恐れている事態は何か
- 目標達成する自分を認めているか
- ネガティブな心の声は何を伝えたがっているのか
- 目標達成しない方が、良いことがあるか
- 誰かに悪影響があるか
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
自分に対して質問を投げかけておくことで、ふとした時に「これか...」という気づきを得られると期待できますので、取り組んてみてください。
その後、判明したストッパーを客観的な視点で解消していきましょう。
もしも「ネガティブな思考」に心当たりがないのに、「何故かうまくいかない」とお感じの方は、お金をきっかけに人生が変わっていくこちらのセミナーをご確認ください。
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NLPマネークリニック
ここまで、アファメーションは意味ないと思っている人が、飛躍的な成果を手に入れられるよう6つのポイントをご紹介してきました。
思い当たることがあった方は、ぜひ取り組んでみてください。
そして、これらはできているのに、なんとなくうまくいっていないようでしたら、最後にアファメーションを唱えるうえでの必要なアドバイスをお伝えしますので、続けてご覧ください。
3.アファメーションの基本姿勢
アファメーションは、唱えるだけで引き寄せになるという考え方がある一方で、その引き寄せを早く確実に実現させるためには以下の6つがポイントでした。
- 目標がコントロール可能な範囲である
- 行動している
- 周囲がポジティブ
- 自己効力感が高い
- セルフイメージが高い
- 思考のストッパーがない
そして、もし、これらは問題ないのに、アファメーションがなかなか自分に浸透しない場合は、基本姿勢が準備できていないのかもしれません。
例えば、、、
- 疲労している
- 緊張している
- 肩に力が入っている
- 批判に怯えている
- 失敗しそうで不安が止まらない
こういったときは、自分を戒める批判的な思考も強く働くことが多いため、アファメーションを受け入れにくいことがあります。
そんなときは【リラックス】を心がけてください。
そもそもアファメーションは、自分の理想を言葉にして、自分に思い込ませるので、リラックスしていないと、なかなか思い込むことができない状態になります。
ですので、こういった場合は「リラックス」して、アファメーションを受け取りやすい状態にしていきます。
そして、心身ともに深く「リラックス」すると、無意識が抵抗なく効率的に新しい思い込みを学習できる状態になります。
これは、心理学NLPで「トランス」と呼ばれ、人の無意識にアプローチするときに有効な状態です。
こういった状態は、意識的な抵抗が生まれにくい状態となるので、アファメーションをより効果的に取り入れることが可能となります。
もしも、「アファメーションがうまくいかない」と感じたら、一呼吸置き、深くリラックスしてからアファメーションを行ってください。
さて、今回ご紹介した心理学NLPは、「脳と心の取り扱い説明書」とも言われる、実践的な心理学です。
人によっては学問というより、「もはや、人生のハウツー本のような学び」とも称される実践的な心理学です。
そして、心理学NLPを実践すると、以下のようなことが実現可能となっていきます。
- セルフイメージを、高めることができる
- 卓越したコミュニケーションスキルが身につく
- 自己効力感を下げてしまう心の傷・トラウマを解消できる
- 自分のマイナスなパターンを変える方法がわかる
- 悩みやコンプレックスを、解消することができる
- 目標達成の能力が上がる
- 理想的な人間関係を構築できる
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