40代は20代、30代に比べて
仕事でさらに高い基準を求められることも
多いと思います。
その中で、さらなるステップアップや
将来を見据え、セカンドキャリアの
選択のために資格取得を考えている方も
少なくありません。
また、40代にもなると、
自分の仕事やコミュニケーションでの課題、
そして、得意分野、不得意分野が
明確になっている人も多いと思います。
40代だからこそ、改めて必要になってくる
スキル(資格)もご紹介していきます。
ご自身の人生、仕事、人間関係を
より良くしていきたいという方へ
ご参考になりますと嬉しく思います。
目次
1.40代での資格取得で押さえるポイント
資格を取得することで、専門知識やスキルと習得している証明があるため、他の人との差別化を図ることができます。
そして40代での資格取得では、今の仕事でのキャリアアップに向けて、
または、セカンドキャリアにおける転職や独立を有利にするために資格取得を目指す方もいらっしゃることでしょう。
せっかく資格取得をするのであれば、取得した手応えを感じることができ、
実践で活かしていける資格を取得する
=【自分の力で食べていける力が身につく】
資格であることも重要です。
たくさんの時間と労力を無駄にしないために、資格の取得には、下記2つのポイントが大切になります。
- (1)自分の目的やビジョンに見合った資格であること
- (2)自分のレベルや特性に合った資格であること
それぞれのポイントについて説明していきます。
1-1.自分の目的やビジョンに見合った資格であること
何をするにも【目的】は大切です。
自分はこれから何をしていきたいのか?という目的を、明確にした上で資格取得を目指していくことが重要です。
一例として、調理の資格を取ってレストラン開業したいという場合には
- 調理師
- 食品衛生管理者
といった資格取得を目指すということです。
ご自身の目的に沿った資格取得を目指していくことが、取得に向けてのモチベーションを保つためにも効果的です。
1-2.自分のレベルや特性に合った資格であること
資格取得の難易度や、自分にあった学習スタイルがとれるか、
また、資格を取得してできる仕事の範囲など、資格の取得には、自分のレベルや特性に合っているかを見極めることも大切です。
あまりにも自分のレベルや特性と真逆の内容であったり、学習スタイルが自分に合わないなどのことがあると勉強途中で断念してしまうということにもなりかねません。
自分に合った資格を選ぶことで、資格取得までの意欲も高まり試験勉強もはかどります。
また、今までの経験や持っているスキルを活かした資格取得もオススメです。
一例として、
長年経理の仕事に携わっていて、日商簿記2級までの資格と実務経験があるという場合。
将来を見据えて税理士資格取得を目指すために、日商簿記1級の取得からスタートする。
といった流れで勉強をはじめるということです。
より専門性を高めていくことで、実務経験をベースにしてさらなるスキルアップや優位性が増していきます。
2.40代人気の資格【男性編】【女性編】
1章では、40代で資格を取得するためのポイントについて説明しました。
40代は、社会経験も積んでさらなるキャリアアップや独立を目指したり、来る50代、60代へ向けて、人生の見直しをしていくような年代です。
仕事や人生をよりよくしてくために、こちらでは、資格取得スクールなどのランキングを参照の上、
40代に人気のある資格でよく出てくる資格を男性編・女性編として10個ご紹介していきます。
2-1.40代に人気のある資格【男性編】
■宅地建物取引士(宅建士) | 国家資格 | |
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資格内容 |
不動産売買や交換または貸借の取引時の契約に関わる「重要事項の説明」をすることができる、不動産取引の専門家。 業務独占資格の1つに該当し、不動産会社のみならず、住宅メーカーや金融業でも活躍の場は広い。 |
受験資格 |
日本国内に居住していれば、年齢、学歴などに関係なく誰でも受験可能。 |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学 |
資格取得期間 |
6か月程度(1日平均2時間の勉強での計算)+2年以上の実務経験 |
■ファイナンシャルプランナー(FP | 国家資格(※AFP・CFPは民間資格) | |
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資格内容 |
家計に関わる知識(金融、税、不動産、保険、年金制度など)を備え、相談者の情報を基に住居や教育、老後などの将来のライフプランに即した、資金計画やアドバイスを行う専門家。 |
学習スタイル | 通学、通信教育 |
資格取得期間 |
3級:約2~3か月 ※1日平均2時間の勉強時間で換算 ※FP2級、1級試験には実務経験が必要な場合もあり資格取得期間は、あくまでも試験勉強に必要な目安時間です。 |
■行政書士 | 国家資格 | |
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資格内容 |
国民と行政の橋渡しの役割を担う法律の専門家。 相談者より依頼を受け、官公署に提出する書類の作成や提出の手続き代理など代書的な業務から、コンサルティングなども含む、行政手続きの専門家。 |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学 |
資格取得期間 |
10か月~12か月(1日平均2時間の勉強での計算) |
■社会保険労務士 | 国家資格 | |
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資格内容 |
労働および社会保険に関する専門家として、雇用や社会保険や年金の相談に応じることや、行政機関へ提出する書類や申請書などを、依頼者に代わって作成する、また、労務管理や社会保険、各種年金についての相談や指導を行う。 |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学 |
資格取得期間 |
約3年程度(1日平均2時間の試験勉強と実務経験含む) |
■電気工事士 | 国家資格 | |
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資格内容 |
ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために電気工事を行うために必要な専門資格。 第一種と第二種に工事できる範囲が分かれている。 第一種は 第二種は ※参照元:一般財団法人 電気技術者試験センターホームページより |
学習スタイル | 通信教育など |
資格取得期間 |
第一種:技能試験合格後、3年以上の実務経験が必要 第二種:8ヶ月~10ヶ月程度 |
2-2.40代に人気のある資格【女性編】
■調剤薬局事務 | 民間資格 | |
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資格内容 |
調剤薬局窓口での業務(お会計や薬剤師との連携対応)や、レセプト(調剤報酬明細書)の作成などの事務業務を行う。 全国に数多くあるので、どこでも働くことが可能。 また、雇用形態の選択のしやすさから働きやすさがあることも魅力。 |
学習スタイル | 通信教育、独学など(1日2時間の勉強時間で計算) |
資格取得期間 |
3ヶ月~6ヶ月程度 |
■医療事務 |民間資格 | |
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資格内容 |
病院やクリニックなで医療機関での、受付・会計・診療報酬請求業務などを行う 医療機関での勤務となるので、景気に左右されることがなく安定したニーズがあり、雇用形態の選択肢も広いことが魅力。 |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学など |
資格取得期間 |
3ヶ月~6ヶ月程度(1日2時間の勉強時間で計算) |
■登録販売者 |公的資格 | |
---|---|
資格内容 |
ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売を行うための専門資格です。 薬剤師・薬種商以外に医薬品販売を行える専門家として、2009年の薬事法(現・薬機法)改正により誕生しました。 ※参照元:登録販売者.comホームページより |
学習スタイル | 通信教育など |
資格取得期間 |
試験合格までの期間は3ヶ月~4ヶ月程度。 登録販売者として働くことができるようになるには直近5年以内に、2年以上の実務経験が必要。 |
■日商簿記 | 公的資格 | |
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資格内容 |
企業の経営活動を一定のルールに従い記録・計算・整理をして、企業の経営成績と財政状態を明らかにする技能。 初級・3級・2級・1級と習得度により級が分かれている。 企業の経理・財務担当者だけではなく、あらゆる職種に役立つビジネススキルとされている。 ※参照元:東京商工会議所ホームページ |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学など |
資格取得期間 |
初級・3級:2ヶ月程度 ※1日平均2時間の勉強時間で計算 |
■介護福祉士 | 国家資格 | |
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資格内容 |
介護に関わる日常での介助を行いながら、介護サービス利用者の生活に向き合い支援していく仕事です。また、介助や支援だけでなく、介護方法などの相談にも対応します。 専門的知識及び技術をもち、身体上又は精神上の障害があることにより、1人で生活をするには困難な方の心身に応じた介護や、介護サービスを利用する家族や介助者に対して介護に関する指導を行う。 介護に関数る一定の知識や技能を習得していることを証明する唯一の国家資格。 ※参照元:社会福祉法人全国社会福祉協議会ホームページ |
学習スタイル | 通学、通信教育、独学など |
資格取得期間 |
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ここまで、男性編、女性編とご紹介してまいりました。
特徴として、下記のような点があげられます。
- 女性はライフスタイルに合わせた働き方ができるための資格が人気
- 業務独占資格や介護、医療系の資格が人気
- 男性は資格取得後に開業することもできるような資格が人気
では、実際に取得した資格を活かしてキャリアを高めていくことや、セカンドキャリアに活かしていくために、今後、どのようなスキル(資格)を手にすることがよいのか、次章から触れていきたいと思います。
3.40代だからこそ必須のスキル・オススメ資格のご紹介
40代はもう仕事上ではベテランと言われる年齢になり、人間力も仕事における実力も高めておきたいところです。
下記の内容に自信があれば、これからの10年、20年を快適に過ごすことができるようになります。
これらの能力が高い人は、どのような分野においても活躍の場が広がります。
また、これらの能力は、取得した資格をより効果的に活かしていくこともできることでしょう。
では、上記のような能力を身につけるのに役立つ資格をご紹介します。
3-1.実践心理学NLP
【脳や心の取扱説明書】とも言われている実践心理学NLPは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で、
成功している人達の共通点を見出し、誰でも結果を出せるように体系化したもの。
コミュニケーション能力の向上や、目標達成に役立つスキルや考え方を習得することができます。
また、仕事や人間関係での問題解決、セルフイメージの向上などにも効果を実感できます。
人生、仕事、人間関係に幅広く活用することができる心理学として、
経営者の方や医師、弁護士、カウンセラー、コーチ、主婦、学生など幅広い層の方が学んでいます。
また、30代~50代の方が多く学びにこられていますので、様々な方との交流を通して、
自分の人生を見つめ直すきっかけを見出だせたり新しい気づきや学びを得ることができたというお声もいただいています。
当メディアサイトを運営しているNLP-JAPANラーニング・センターでは、心理学NLPの資格やNLPコーチングの資格を取得できる講座を開催しています。
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3-2.コーチング
コーチングとは、コーチがクライアント(課題や目標を達成したい人)の持っている能力を引き出すことや、目標達成のための意欲を高めていくことで理想の状態へ導いていく手法です。
コーチングは、ビジネスの上での活用範囲が広く、独立してクライアントへのコーチングをすることだけではなく、
人材育成の手法で活用したり、マネジメントにも活用できるスキルです。
コーチングの手法を学ぶことにより、これから独立を考えている方も仕事でのキャリアアップを考えている方も、
人との関わりの中で持っておいて損はないスキルの1つになることでしょう。
また、上記にご紹介した【実践心理学NLP】のスキルを組み合わせた『NLPコーチング』の手法は、一般的なコーチングのスキルに加え、
クライアントの中にある【心理的なブレーキ】や【ネガティブな感情】など深層心理へのアプローチも可能なコーチングスキルを手にすることができます。
また、この『NLPコーチング』は当メディアサイトを運営しているNLP-JAPANラーニング・センターで日本で唯一、世界権威から直接学ぶことができます。
そして、日本のNLPコーチングの分野で唯一、ICF(国際コーチ連盟)よりCCE(継続学習)プログラムとして認可されています。
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3-3.コミュニケーション能力認定講座
人間力を高めていくには、コミュニケーション能力が高いということは必須のスキルと言っても過言ではありません。
そして、人生の中で、人間関係の良し悪しは仕事、生活をしていく上でとても大切な要素の1つと言えます。
【コミュニケーション能力認定講座】では、上記にご紹介した実践心理学NLPを取り入れたカリキュラムで、【コミュニケーション】というテーマに特化して、
1対1のコミュニケーションから、チームビルディング、1対多数のコミュニケーションまで、
ビジネスや日常生活ですぐ活用可能なスキルを体験を通して学ぶことができます。
また、資格発行元の『日本コミュニケーション能力認定協会』では、指導実績19万人を超える講師陣の直接指導のもと、
短期間でスキルを習得することができ、14,000名を超える方が受講をしています。
※詳細はこちらから
日本コミュニケーション能力認定協会
4.40代で資格を取得することのメリット
ここまで、40代に人気の資格や40代だからこそ必須のスキル・オススメ資格をご紹介してきました。
先の将来を見据えて資格取得を目指しているみなさんへ40代で資格を取得することのメリットを5つご紹介します。
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(1)自分の知識や経験、スキルを専門知識として習得している証明があるので社会的信頼がある。
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(2)専門知識を身につけて今までの経験と組み合わせることで評価が高くなるきっかけになる。
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(3)業務独占資格を取得することで、その資格を有する者しかできない仕事を手にすることができるので、仕事の幅を広げることができる。
※業務独占資格とは※(引用:Wikipedia)
国家資格の分類の1つ。
その資格を有するものでなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格をいう。(例)医師、税理士、社会保険労務士 他
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(4)資格の内容や活かせる仕事内容によっては、
自分の生活スタイルに合わせた働き方を選択することもできる。 -
(5)資格試験や試験勉強を通じて、資格を取得できたときの達成感や、成功体験を得ることができ、自分に自信がつく。
10年・20年後より快適に生きていくために、自分を高めることへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ただ資格を取得するだけではなく、いかに自分の人生をより良くするための資格を選択するか、
そして、自分を高めていく方法を身に着けるためのポイントをお伝えしてきました。
人生100年時代の中で、40代というのは折り返しではありませんが、先の将来へ向けて、自分の人生を見つめ直すきっかけとなりましたら嬉しく思います。
以下の記事では、40代の転職を成功させるポイントが解説されています。ご興味をお持ちでしたら、あわせてご覧ください。