マネジメントでメタプログラムを使用する - NLP-JAPAN ラーニング・センター 東京・名古屋・大阪・福岡

NLP上級

マネジメントで
メタプログラムを使用する

マネジメントの場面で、メタプログラムを活用するケースを考えてみましょう。

例えば、プロジェクトを遂行するにあたって、
部下の「方向性」を理解することは大変役に立ちます。

仮に、部下が目標を達成することに焦点をあてている「目的追求型」だったとしたら、
どのような働きがけが効果的でしょうか。

例の一つとして、このような働きがけが効果的かもしれません。

「このプロジェクトを成功させると、多くの事を学べて、成長できるね」

「目的追求型」の部下に対しては、このような言葉がけをする事によって、
部下のモチベーションを維持する事ができるのです。

逆に、部下がトラブルを回避することに焦点があたっている「問題回避型」だとしたら、
どのような働きがけが効果的でしょうか。

「プロジェクトがうまくいかないと、また部長に怒られるよ」

「問題回避型」の部下に対しては、このような言葉がけをする事によって、
部下をうまくやる気にさせる事ができます。

個人に対してマネジメントをする際は、
個人のメタプログラムの傾向に合わせたアプローチをしていけばよいですが、
プロジェクトメンバーを選ぶ際は、さまざまなメタプログラムの傾向を持つメンバーを
バランスよく混ぜることがポイントになってきます。

プロジェクトには目標に向かって突き進むパワーと、
慎重に目標達成の道を探る慎重さの両方が必要になります。
そのため、「目的追求型」の人と「問題回避型」の人、両方が必要になります。

チームリーダーには、個人の能力を最大限に引き出すことだけでなく、
チームとしてのバランスを考える視点も求められます。

それゆえ、
個人のメタプログラムを理解することは、
チームマネジメントに大変活用できるものです。