メタプログラムの用途
メタプログラムは、自分自身のモチベーションアップや、部下のマネジメントや、
セールスなど相手に効果的にメッセージを伝えたい場合などにも利用することができます。
例えば、自分自身のモチベーションを高めたい時には、
まず最初に、自分のメタプログラムの傾向を把握する必要があります。
そして、自分がメタプログラムの「方向性」が「目的追求型」だったとしたら、
ある課題を克服することによって、得られる成果を思い描きます。
それは、具体的なご褒美でもいいですし、
「達成感を感じられる!」
という心理的な成果でも結構です。
逆に、自分がメタプログラムの「方向性」が「問題回避型」だとしたら、
その課題を克服できなかったとしたら、
どのようなマイナスな結果が待っているかを思い描きます。
それは、上司から怒られる事かもしれませんし、自分自身に対する罪悪感かもしれません。
このように、自分の傾向を把握することで、
自分のモチベーションをコントロールすることが容易になるのです。
他人に使用する時も同様に、相手のメタプログラムの傾向を理解することで、
相手を動かすことができます。
その他のメタプログラムの用途
- セールスの現場
相手の価値基準(クライテリア)に沿ったアピールを行うことで、
より納得して成約にいたることができる。
⇒ セールスの現場でメタプログラムを使用する - 部下のマネジメント
部下の仕事に対する選択理由を把握することで、
部下がやる気を持って仕事を進めることができる方法を考え出すことができる。
⇒ マネジメントでメタプログラムを使用する - プロジェクトチームメンバーの選定
メンバーの候補となっている人たちの連携に関するメタプログラムを理解することで、
成果のあがるチームメンバー構成が可能となる。