芝です、こんにちは!
このメールマガジンは、以前に弊社にてトレーニングを受けていただいた方や、メルマガ登録を頂いた方に配信しています。
ときどき図形や写真入りでご紹介したいものがあるため、HTML形式での配信(月2〜4回、不定期)となります。
それでは、今日の記事を早速いきましょう。第2号です。
※過去のバックナンバー(第一号)はこちら ↓
⇒http://www.businessnlp.jp/mail_magazine/20061215.html
■■言葉だけで人を動かす■■
あなたは、「メラビアンの法則」をご存知ですか?
これは人が相手のどこに影響を受けるかを調べたデータなのですが、
メラビアン博士によると、
・視覚情報(見た目) 55%
・聴覚情報(声のトーンなど) 38%
・言語情報(話しの内容) 7%
ということなのですが、日本では間違って解釈されていることが多くあります。
残念ながら、NLPのトレーナーでさえ間違ったことを教えている人がいますね。(苦笑)
どのように間違えた解釈をされているかというと、
「話しの内容」は7%しか相手に対し影響しないのであまり重要ではなく、残りの「見た目」や「声のトーン」などの比率が93%もあるので、そちらが重要だというのです。
ま、確かにガックリと肩を落とした姿勢で、『元気です』と力無く言ったとしてもそれは、「見た目」と「声のトーン」で実際には元気ではないことが分かります。
しかし、それがすべてかというと、決してそうではありません。
言語情報(話しの内容)がさほど影響しないというのは、本当でしょうか?
そんなことはありません。
例えば、今あなたはこのメールマガジンを読んでいると思いますが、ちょと周りで聞こえている音に意識を向けてみてもらえますか?(実際にやってみて下さい。)
あなたの周りではどんな音が聞こえているでしょうか?
空調の音?
それとも、仕事中の人なら、電話やPCのキーボードを打つ音?
または、テレビや周りのガヤガヤした音というところでしょうか?
どうでしょう。
この通りに文章を読んでいただいた方は、私の誘導のままに周りの音に意識を向けたのではありませんか?
もし、その通りであれば、私はこの文章だけであなたに影響を及ぼしたことになります。
ご理解いただけていますか?
文章のみですから、「見た目」も「声のトーン」も全く関係ないわけです。
しかし、あなたは私の言葉(文字)に影響を受け、行動を変えました。(音を意識した)
このように言葉は偉大な影響力を持ちます。
つまり、言葉一つで人を動かすことが可能となるわけです。
これらのことから、メラビアンの法則が間違って解釈され伝わっているということが、ご理解頂けたのではないでしょうか。
卓越した交渉人、ビジネスパースンにセールスパースン。
番外編でナンパ師など。。。
彼らは言葉で人を魅了し、時には「説得し」、時には「口説き」、交渉時には、見事に商談を成立させます。
そこで次回は、「説得する」、「口説く」、「交渉時」、などで、
言葉だけで相手に影響を及ぼすにはどうすればいいかについて書きたいと思います。
時間があれば、年内に。
無ければ、年明けに。
では、また。 芝 健太
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