NLPを学んで利益が3倍に「会社が劇的に変化!」倒産危機から過去最高益へ - NLP-JAPAN ラーニング・センター 東京・名古屋・大阪・福岡

NLPセミナー受講生 体験レポート

NLPを学んで利益が3倍に「会社が劇的に変化!」倒産危機から過去最高益へ

荒尾純平さん

スタッフの意識が変わり、会社の業績を短期間で伸ばす

経営者やマネージャーにとって夢のような話かもしれませんが、実際にある手法を用いて、赤字経営による倒産危機を乗り越え、業績を大幅に伸ばした敏腕経営者がいます。

それが消音対策のパイオニア「株式会社 日本消音研究所」を率いる代表取締役社長 荒尾純平さん。

2019年は過去最高の年間業績益が確定し、スタッフへの賞与も最高額に達するとのこと。会社設立は1979年(昭和54年)ですが、ここ数年で特に成長されています。

しかし実は、2013年から14年にかけて業績が悪化。赤字続きの経営状態に苦しみ、倒産を覚悟するまでに。そんな頃、『心理学NLP』との出会いをきっかけに会社を立て直し、経営危機を乗り越え、さらに業績を伸ばしていきました。

いったい荒尾さんは、「どのように短期間で会社を立て直し、成長させることができたのでしょうか?」

インタビューを通じ、急成長の秘密にせまりました。インタビューでお伺いした内容は「仕事や人生で使える知恵」であり、経営者やマネージャー、ビジネスパーソンにとって、特に役立つインタビューとなりました。

荒尾 純平さん

荒尾 純平さん(あらお・じゅんぺい) 株式会社 日本消音研究所 代表取締役

創業者である父親が経営する「株式会社 日本消音研究所」に22歳で入社。2002年に代表取締役社長に就任。創業40周年を迎えた同社は、空調設備の消音対策におけるパイオニアであり、国内外(東京・神奈川・大阪・福岡・岡山・北京・河北)を拠点に事業を展開。

同社が手掛けた消音は、六本木ヒルズ、JPタワー、新丸ビル、ナゴヤドーム、グランフロント大阪、JR博多シティ、さっぽろ創世スクエアなど、全国で多岐にわたる。

株式会社 日本消音研究所のサイトはこちら
https://www.noizless.co.jp/

1、倒産危機の中、何をやっても上手く行かず自信を打ち砕かれる

荒尾純平さん

それではまず、荒尾さんの当時の状況をお伺いしましょう。

1-1.「自分がどれだけダメなのか痛感した」

ー 倒産の危機が訪れた2013〜2014年頃、当時を振り返ると、どんな経営者でしたか?

「自分がどれだけダメなのか」を痛感していました。
社長になって10年間は「優秀な自分」で思った通りに過ごしていましたし、やりたいこともできていました。

世の中には、凄く頭が切れて、優秀で、ピシッとしてるけれど、コミュニケーションが下手だから結果が出せない方っていらっしゃいますよね。「自分はできるし優秀だから自分の言うことを聞いていればいいじゃん」というタイプの方です。

当時の私はまさにそういう経営者だったと思います。自分の伝えたいことを周囲に理解してもらうには、「どうすればいいのか?」「どういう方法を取ればいいのか?」を知らなかったのです。

でも経営危機が突然訪れて、2013年から14年にかけて赤字になり、過去最低の状態で何をやっても失敗が続きました。「だから自分はダメ、だからもっと頑張る、でも上手く行かない」そのループでした。

それを繰り返すうち、自信を打ち砕かれていきました。「優秀な自分」は、実は「ダメな自分」だったということが、やっと分かったんです。「自分ってダメなんだ」って痛感しましたよ。

ー 赤字の原因はなんでしたか?

大赤字の直接的な原因は、工場の生産ラインの人員不足です。70人いた工場の内、18人の技能実習生を帰国させねばならなくなったんです。

もちろん業績回復に向けて採用活動はしましたが、新しいスタッフは3ヶ月で辞めたり、1週間で辞めたりと、採用しては辞めてしまうの繰り返しだったんです。現場がそんな状態だからもうアップアップで、工場が回らずに大赤字の2年間になってしまいました。

1-2.スタッフは萎縮し、コミュニケーションミスが起きる

ー そうした人員不足の中で、危機を回避するために、どんな課題をお持ちだったのでしょうか?

当時の私はスタッフと上手くコニュニケーションが取れていませんでした。そもそもスタッフの話を全く聞こうともしていなかったんです。

結局1人で完結する仕事なら、自分が動けばいいだけだから簡単じゃないですか。でもそうじゃなくて、人と組んだりやり取りが発生する場合など、当社のように110人のスタッフがいて、人と物事が密接に関係する仕事をしていると、必ずコミュニケーションが必要になってきます。

本来であれば、効果的なコミュニケーションが必要とされる状況で、当時の私はいつも会社で、「なんでお前らできねえんだよ」みたいな感じで怒っていました。

結果、スタッフはすごく萎縮してしまったんですよね。今から思い返すと、それでは人は良い仕事ができないんですよね。

ー それでコミュニケーションを学ぼうと思ったのですか?

コミュニケーションや伝え方に問題があれば、想定と違う結果につながります。「コミュニケーションロス」や「コミュニケーションミス」が起きると、大体良いことが起こりません。

現実的には、110人全員と密なコミュニケーションをするのは難しいですが、「スタッフをマネジメントするメンバーと濃いコミュニケーションが取れれば、スタッフ全体に動いてもらえるようになる」と考えました。

2.心理学NLPに出会って一年後、苦しい状況の立て直しに成功。そして「過去最高の業績益」を実現

荒尾純平さん

ここからは、どのように倒産危機を乗り越え、「過去最高の業績益」を実現したかを伺いましょう。

2-1.何をやっても好転しない中、心理学NLPに出会う

ー なぜコミュニケーションの課題に対して、心理学NLPを学んだのでしょうか?

最初は、「コミュニケーションの勉強しないといけない」ってことで、NLPを学び始めた訳ではないんです。

たまたまネット検索をしていて「NLP-JAPANラーニング・センター」を見つけたのですが、直感的にここで学ぼうと思いました。サイトを見た時に「これは自分に必要だ」と思ったんですよ。

NLP-JAPANラーニングセンターのサイトを見てしっかりしてるのが分かったし、NLPには「コミュニケーションに関する情報」も沢山あったので、学ぶにあたり全然不安はありませんでした。

2-2.NLPに出会って一年後、苦しい状況の立て直しに成功

ー 実際にNLP講座を受けてみてどうでしたか?

最初に受けたのは10日間の『NLPプラクティショナーコース』で、そこにもう「全てがギュッと詰まっていた」というのが僕の感想です。10日間の講座で学んだ内容は、当時抱えていた問題に活かすことができました。

ー それはNLPが「倒産危機」や「会社経営」に役立ったということですか?

僕は2015年の1月から『NLPプラクティショナーコース』を学び始めたんですけど、コースの2日目に、「チェイン・プロセス」というワークを初めてやりました。

ちょうどその当時、抱えていた問題がありました。会社の工場のひとつがグダグダで、凄く汚くて、なおかつ人員不足で大赤字で、「どうしよう、この工場を閉鎖した方がいいかもしれない」って思っていました。

しかし、わずかなながら残っている可能性にかけたくて、このことをテーマとして「チェイン・プロセス」というワークをすることにしました。

この時に決めたのは「この工場を一年間で立て直す」というものでした。そうしたら、ワークで描いた通りに現状が変わっていきました。本当にその通りに1年が過ぎていき、「なんじゃこりゃっ、すごいなこれっ」て。

自分が決めた一年がそのまま実現したっていうのが僕の、チェイン・プロセスに対する信頼感につながりました

まさに頭の中で思い描いたイメージがそのまま実現している感じだった。こうしてイメージ化(映像化)する凄さをすぐに実感してしまったから、自分の中では「自分で描いた未来は、もう叶うものなんだな」となっています。

【荒尾様の描いたタイムラインのイメージ】

荒尾純平さん

荒尾純平さん

NLPを学んだ一番最初に「決めてから進めることの大切さ」が分かったので、それだけでも、NLPを学んだことは相当の価値がありました。こうなると、NLPをそれ以上に学ばないという選択肢はありませんでした。

さらに個人的には、今では何人いるんだかわからないくらい、講座で出会った仲間がいます。たくさんの仲間と出会えたのも大きな財産になっていますね。私はNLP-JAPANラーニング・センターで学んで本当に良かったなと思っています。

2-3.NLPを学んだ4年後「過去最高の業績益を実現」

ー 倒産の危機を乗り越えた後、業績はどうなっていったのでしょうか?

2013年に前年比25%ダウンで赤字に転落し、2014年もさらに赤字が増えてしまいました。そして2015年にNLPを学び始めてから、売上高は8%のアップだったんですが、業績は4千万の黒字化に。

その後2016年2017年は、ほぼ横ばいでしたが、2018年に収支トントンに下落しました。これはオリンピック事業前の織り込み済みの下落ではありました。そして2019年は大幅に回復して、過去最高の業績益で、営業利益が1億を超えています。

実は2019年の1月に、ニューイヤートレーニング※で掲げた「今年は過去最高の業績を達成し、過去最多の賞与を支給する」という目標を確実なものにしました。

過去最高の業績をイメージワークすることで、実際の結果が確定してしまうのは、NLPならではないかと思っています。

※ニューイヤートレーニングとは、「NLP-JAPANラーニング・センター」が主催し、毎年1月に行われる目標設定と目標実現のためのトレーニング

2-4.もしNLPを学んでいなかったら会社は潰れている

荒尾純平さん

ー すごい体験談をお持ちの荒尾さんですが、もしもNLPを学んでいなかったら?

恐ろしいですよね。どうなっちゃうんだろう。潰れちゃうんじゃないですかね。うん、潰れちゃたと思います。2015年から始めてなかったら本当にダメだったんじゃないかな。

以前は机を叩きながら、「なんでお前らわかんねーんだ」「だからダメなんだっ」て、常にダメ出し、イヤミ、強圧的な態度で社内を抑えつけていました。

今思い返すと自分自身に対して、「自己承認、自己受容ができていなくて、自分はダメ。だからもっと頑張らなければならない」という。自分にOKが出せないマイナスのスパイラルに入っていました。

結果的に、「俺はこんなにも頑張っているんだからお前らも頑張れ」となってしまっていて、さらには「お前らの頑張っているなんて、頑張っているうちに入らねーんだよ」となってしまっていました。

ー 今の荒尾さんを見ていると、そんなふうには全く思えませんね。どのように変わっていったんですか?

NLPをベースにいろんなことを学んできて、様々な先生方(NLPトレーナー)と交わって、自己承認ができた瞬間から変わったと思っています。

そこから「自分にOKが出せて、周りにもOKが出せていった」というのがあります。もちろん私も完璧な人間ではありませんから、今でも気心知れたメンバーには、当たりがきつくなってしまうこともありますけどね(苦笑)。

3.「どのように業績が上がったのか?」NLPを学んで荒尾さんが得たものとは?

荒尾純平さん

ここからは荒尾さんが、NLPを通じて「何を得て」「どのような変化を手にしたか」を伺いましょう。

【荒尾さんの変化(ビフォーアフター)】

荒尾純平さん

荒尾純平さん

3-1.問題や不安に対して心が揺れなくなった

荒尾純平さん

ー 経営者として辛い時期、NLPはどのように役立ちましたか?

昔の自分だったら慌てていたかもしれない状況に対して、全く慌てなくなりました。

拠点が5つあるので、「あそこではこういう揉め事がある」「こっちで製品的な問題が起こる」っていうことは、どんな会社でも同じだと思いますが、自社でもよくある話なんです。でもあたふたしない。これはNLPを学んでからです。あとは色々な先生(NLPトレーナー)と触れ合えたことも大きいです。

僕は先生全員がすごいと思っています。だから先生達の在り方を自分も再現してみたいと思っています。そう心がけることで心が揺れなくなりました。昔だったらカチンときていることに、今はそうならないのは「NLPを学んだ4年間」のおかげだと思っています。

ー 心が揺れる、揺れないというのは経営に影響はありますか?

ありますね。やっぱり、いつも順調というわけではないから、すごく不安になる時もあります。けれど経営者が不安になっても仕方がないという思いもあるので、そうならないためにはどうするのか、自分はどういう状況を作り出したいのか、このように考えて、慌てずに対処できるようになったのは間違いありません。

3-2.経営者としての「考え方」「在り方」「生き方」が変わった

ー 経営者としてどのような変化がありましたか?

社長としての考え方と在り方が全く変わってます。
NLPを知らずに過ごしてたら、多分、今の自分はいないし全然違う状態にあると思います。

昔は「自分の伝えたいことを周囲に理解してもらうには、どうすればいいのか?/どういう方法を取ればいいのか?」を知らなかった。

けれどNLPを学んでいくと、スタッフ一人ひとりの考えが違うということもわかるようになりましたし、今では自分の考えを押し付けることがほぼ無くなりました。まず相手がどうしたいのか、どうなりたいのかを聞きますし、その目標に向かって社長としてどのように協力すればいいのかを考えられるようになりました。

ー 変化できた大きな要因は何でしょうか?

NLP講座を受講して、「相手への敬意とか尊重することの大切さ」に気が付けたからです。さらに、自分の意思を伝えるには「聞くこと」が大切だと分かるんですよね。

他にも、NLPの勉強を続けていくと、テクニックを学ぶだけではなく、自分の「在り方」を問うようなことや、自分に向き合うことを行います。「自分がどうなりたいのか?」「スタッフの皆は、どうなりたいと思っているのか?」と。

NLPを勉強して、自分と向き合って、相手と向き合って、凄い人たちの話を聞いて、それぞれの影響が出て、そういうことを繰り返していくことで、自分の想いが変わり、「考え方」「在り方」「生き方」の変化に繋がっています。

最初は、NLPってテクニックだと思って勉強を始めました。『NLPプラクティショナーコース』の受講中ですら、NLPはテクニックだと思ってたんです。けれど、セミナー受講者の中にも凄い人が沢山いて、彼らと話をした時に「いやいや、NLPは生き方だから」と教えてもらったのです。

「生き方」という意味をずっと考えて、考え続けてNLPを学び、今では「やっぱりそうだな、NLPって生き方そのものだな」と思っています。

3-3.NLPの前提を使えば、いろんなことが上手くいく

ー 経営においてNLPはどのように使えますか?

「NLPの前提を会社の中で考えながら使っていったら、いろんなことが上手くいくんじゃないかな」と思います。

荒尾純平さん

荒尾純平さん

前提の中でも一番はやっぱり、「失敗はない、あるのはフィードバックだけ」というもの。あとは「相手の世界観を尊重する」と言う考え方も特に気に入っています。

一人でも人を採用しているならば、コミュニケーションが絶対に必要になると思うんです。うちの場合5拠点ありますし、スタッフが110人いますので、全員とはやっぱり交われない。

そうすると、上の人たちとコミュニケーションすることによって、上のスタッフと部下の皆にも動いてもらわなきゃいけないんです。

NLPを習う前は「なんでお前らできねえんだよ」みたいな感じで怒ってたから、上の人達がすごく萎縮してしまったんですよね。でもNLPを学び始め、コミュニケーションのとり方が変わりました。

話が聞けるようになってからスタッフの意見が多くなり、自律的なチーム運営があちこちで見受けられるようになってきました。半年経ってない新人でも、貴重な意見を言ってくれるし、それを受け止めている上司や自分もいる。とにかく皆が話をしてくれるようになりましたよね。

他にも、「こういう時はこういう風に言葉を返した方がプラスだなあ」「この人にはこういう言葉使いをした方がいいなあ」「こういう話し方をした方が良いはず」ということが、少しずつわかってきています。

3-4.スタッフの発言が変わり生産効率が高まる

ー 荒尾さんが変わることで社内はどのように変化しましたか?

今では僕自身が笑顔でいる時間が長くなっているし、社内に笑顔が増えています。それまでは部署間の対立のようなものが顕著に見受けられて、理不尽なダメ出しも多かったんです。業務に関しても部分的な最適化を語るスタッフが多かった。

それが、社内の雰囲気が明るくなるにつれて、一体感が見られるようになり、業務の「全体最適化」を語るスタッフが増えていきました。お互いの理不尽なダメ出しも減り、自発的に能力開発への正しい取り組みがなされるようになっています。

ー NLPを実践する上で特に意識されていることは何ですか?

先程お話した「失敗はない、ただフィードバックがあるだけ」です。

ある取り組みは上手くいかなかったけれど、「やり方を変えれば違う成果が得られる」と、NLPを学んだ人たちは皆それが分かるようになっていきます。

ですので私は、全社員に対して「失敗はないフィードバックはあるだけ」って常に言っています。「諦めずに取り組めば、途中の結果は全てフィードバックであり、望む結果が出ないのならば、やり方を変えてやってみれば良いだけ。チャレンジをやめてしまった時に初めて、失敗になるんだよ」と。

何かが上手くいかなかったとしても、やり方を変えれば違う成果が得られるようになる。「大丈夫、やり方を変えれば違う結果になるから。いいじゃん、勉強になったね」と声をかけれるようになったのはNLPのおかげです。

あげ諛う(へつらう)ことがないんですよね。大丈夫だよって、だってまた違うことをやればいいんだし。それがすごく楽だと思うんですよね、心が。こういうことを社内で僕がいつも言っているので、浸透しているところがあるかなと思っています。

これに若い社員が反応してくれて、新しいやり方にチャレンジする風土が根付きつつあります。うちはメーカーなので、工場で新しい作り方などが生まれてきているおかげで、生産効率が高まっています。

3-5.スタッフ同士の関係性が良くなった

ー もし他にもあれば教えていただけますか?

あとは「相手の世界観を尊重する」です。スタッフもそれを分かってくれて、当然周りに対するアプローチも変わるし、スタッフ同士の関係性は良くなりました。

「相手を尊重する」大切さとか、「失敗じゃなくてもう1回やり直して、違う方法でやってみればいいじゃん」ということだけでも浸透したら、組織は凄く良くなると思います。

こうした「NLPの前提」が身についてきているところが色々あって、「NLPの前提」の学びだけでも十分なくらい、NLPって素晴らしいものだと感じています。

4、経営者がNLPを学ぶべき理由とは

荒尾純平さん

ー 「なぜ経営者はNLPを学んだほうが良い」と思いますか?

1番の理由は、「コミュニケーション力の向上」です。

うちは先ほどお話したとおり5拠点あります。そうすると人に動いてもらわなければいけません。人に動いてもらうには、伝え方が大事ですし、伝え方に問題があると望んでいない結果が出てしまいます。コミュニケーションロスとかミスが起きると、大体良いことにならない。

相手が「どのようにすればよいか」「どうしていくのがベストか」が、きちんと受け取れるように伝えることって、経営者がやらなきゃいけない一番大切な仕事だと思うんですよね。もちろん財務処理ができるとか、人事評価ができるとか、経営知識があるっていうのは、当然必要ですけど。

多分一番必要なのは、周囲や部下とのコミュニケーションだと思います。すごく頭が切れて、優秀で、ピシッとしてるような人でも、コミュニケーションが上手くいかないと、何も活きないじゃないですか。ですから1番の理由は「コミュニケーション力の向上」です。

4-1.NLPを駆使できる人は「相手に対する影響力」が相当上がる

ー もし他にもあれば?

あとは先程も話したんですけど、「NLPの前提」を会社の中で、考えながら行動したら、いろんなことが上手くいく」と思います。

さらにNLPではキャリブレーションと言うのですが、「相手をしっかり観察できる能力」「相手に対してどう影響を与えるか」「相手に合わせてどのような言葉を使うのか」を学びます。

他にも「自分を整えること」なども。これは自分のことだけでなく、相手のことも整えられるようになります。こういった内容を学ぶので、「NLPを駆使できる人は、相手に対する影響力が相当上がる」と思います。

僕はまだまだ、存分には駆使できていないと思っていますので、影響力が増大しているかわからないですが、周りの師匠や仲間を見ていると「この人すごいな」と感じる人たちがいっぱいいます。

5.悩んでいる経営者へメッセージ

ー 以前の荒尾さんと同じように悩んでいる経営者へ、メッセージを伝えるとしたら?

「学ぶこと。そして行動すること」です。

私の場合、最初の入り口は『NLPプラクティショナー認定コース』という10日間ででしたが、やっぱりこの10日間はすごく大切ですし、そこにもう全てがギュッとつまっていると感じています。

その後に上級編の『NLPマスタープラクティショナー認定コース』とか、NLPに関する他の講座とかも色々あるわけですけど。

私の知り合いの中には、NLPを学んでいないにも関わらず、ものすごくコミュニケーションが上手い人達がいます。以前はそういう人と会話をすると「どうしてこの人はこんなにも上手くコミュニケーションが取れてしまうんだろう」と思っていました。

しかし今では、NLPを学んだことで「その人がなぜ凄いのか」具体的な理由が分かるようになりました。NLPで学んだ知識がなければ、分からないレベルのことが分かるようになったと。

ー 最後に、荒尾さんにとってのNLPとは?

荒尾純平さん

「NLPがなかったら多分、今こうなってないかな」

生き方や在り方を教えてもらったと思っているし、良かったなと思っています。自分で学んできたというのもありますけど、そういう機会をいただいて、本当に良かったなと思います。

「相手が大切である」「感謝する」みたいなマインドもここに来てからですし、NLPは52歳くらいから始めたんですけど、50年無駄に生きてたなと思いますよね。

今ね、NLP-JAPANラーニング・センターへ学びに来てる方の中には、20代の半ばの方もいらっしゃいますよね。正直すっごく羨ましく思っています。残りの人生が50年以上残ってる人たちが、NLPを学んで「それらを体現するような人生」だったら凄く良いじゃないですか。

NLPを学ぶスタートがもっと早かったら、いい時間がもっと長くなりますよね。羨ましいなって思うことはよくあります。

だから僕はNLP-JAPANラーニング・センターで学べて、本当に良かったと思ってます。ここで出会った仲間や友達が、とにかく何人いるんだか分からないくらいいる。どの先生の講義を受けても素晴らしい。

NLP-JAPANラーニング・センターに来ると、本当に落ち着くし、皆さんの顔を見るとね。なんだろう、すごく居心地のいい場所だと感じています。

ー 本日はたくさんお話しいただきましてありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございます。



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