用語集:アップタイム⇔ダウンタイム - NLP-JAPAN ラーニング・センター 東京・名古屋・大阪・福岡

NLP用語集

アップタイム⇔ダウンタイム

アップタイムとダウンタイムの違いがわかるとどうなるか?

それが分かることで時間や思考の使い方が変わります。

NLP(神経言語プログラミング)には、
アップタイムとダウンタイムという考え方があります。

●アップタイム●
アップタイムとは、意識や感覚が外に向かっていて、
外部情報に対して、敏感になっている状態です。

●ダウンタイム●
ダウンタイムとは、意識や感覚が
自分自身の内面に向かっている状態です。

実は、この状態を認識することができるようになると、
自己コントロールをしやすくなります。

NLPで学ぶアップタイムと
ダウンタイムを意識して、

今、自分はどちらの状態なのか
今、クライアントは、どちらの状態なのか
今、お客様はどちらの状態なのか

ということに気づけるようになってくると、
適切な時間や思考の使い方をすることができますし、
クライアントや部下を適切な状態に導くことができます。

とは言ってもNLPセミナーで学ぶアップタイムと
ダウンタイムに関しては、わかりづらい面がありますので、
どんな時がアップタイムでダウンタイムなのか、
場面をご紹介していきます。

セラピーなどの心理療法の場面

クライアントには、クライアント自身の内面へ意識を向けて頂くわけですが、
その状態をダウンタイムといいます。
この時に、セラピストはクライアントのサポートをしっかりと行なうために、
意識を集中して、状態や反応、変化を観察しておく必要があります。

外側に意識を向けている状態ですので、
アップタイムということになります。

目標やアイデアに意識を向けている時

目標を設定する時、思考を深めたい時、
イメージをしている時など、
自分自身と向きあう時は、自分の内面へ意識を向けたいところです。
この時は、NLPで学ぶダウンタイムが必要です。

しかし、思考が煮詰まってアイデアがでてこない場合、
外側からの情報で、頭を刺激することで、いろいろなアイデアが生まれることは多々あります。
そんな時は、NLPのアップタイムを意識して、
外側にある情報に意識を向けてみる。ということも出来ます。

部下や大切な人との
コミュニケーションにおいて

NLPのアップタイム、ダウンタイムの違いが分かってくると、
こんなことも出来ます。 部下が問題解決のために考え事をしているとします。
同時に、集中できていないことが分かっていたら、
どうしたら内面へ意識を集中できるかをサポートできます。
つまり、NLPのダウンタイムへ導いていくことが可能です。

大切なパートナーを喜ばすために、プレゼントを何にするか考えている時、
考えるのも大切ですが、
いろいろなものに目をむけることも重要です。
この時は、アップタイムで外側に意識を向けながらショッピングすることも出来ます。

つまり、NLPで学ぶアップタイムとダウンタイムの特徴と違い、メリット
デメリットを知ることで、使いこなせるようになります。

今は、自分や目の前の大切な人や関わる人達がどちらの状態にあることが
ベストなのかを知ることができると、関わり方も変わってきます。

是非、お使い下さい。