用語集:キャリブレーション - NLP-JAPAN ラーニング・センター 東京・名古屋・大阪・福岡

NLP用語集

キャリブレーション

「観察して気づく力」

コミュニケーションの中で、NLPのキャリブレーションを使うと、
相手の反応が見えるようになります。すると、相手の気持ちや
感情の変化に合わせて、コミュニケーションを取ることができます。

すると、

  • 相手からの信頼を得やすくなる
  • 人間関係を育みやすくなる
  • ビジネスや営業の場面なら、結果を出しやすくなる

など、コミュニケーションや人間関係で
よりよい状態を作ることができます。

では、NLPのキャリブレーションとはどういうものでしょうか?
キャリブレーションとは、観察して「気づく」ためのスキルです。
そして、「気づく」ところから始まります。

例えば、キャリブレーションを使うことで、

  • 相手の表情や表情の変化に気づくことができる

人の思考や感情は表情に出ます。そして、表情に感じるものがあれば、
そこから会話を広げたり、掘り下げることができます。
その中で、相手の心境の変化や出来事を知ることもできます。

  • 相手の話し方や声の状態に気づく

いつもと比べて、声が元気で大きいなと気づいたとします。
あるいは、いつもより話し方や声に元気がないなと気づいたとしたら?

「何かあった?」「最近どう?」など、何か言葉をかけながら、
コミュニケーションを取り、喜びを一緒に共有したり、
相手の話を聞くことができます。

または、何も触れずにそっとしておくという選択をすることもできます。

  • 相手の様子や雰囲気に気づく

仕事でも日常でもそうですが、あなたの一言が、
相手を怒らせた経験や喜ばせた経験はありませんか?

楽しく話していたのに、あなたの一言で相手を傷つけたとします。
その時に、相手の反応から「ああ、今の一言は良くなかったな」
と気づくことが出来れば、謝ることも、話を聞くこともできます。

このように、NLPのキャリブレーションを使うことで、
コミュニケーションを円滑にすることができます。

では、NLPのキャリブレーションはどのように行うのでしょうか?
基本の一部をご紹介します。

相手の表情、目線、態度、足、姿勢、頷き方をなどを見る

相手の話し方・声の状態・使っている言葉などに耳を傾ける

相手の雰囲気を感じる

というように、見て・聴いて・感じながら観察します。

そして、コミュニケーションでキャリブレーションを使うことで、
深くコミュニケーションを取ることや、信頼関係を築くことに役立ちます。